あの「ハリー・ポッター」シリーズの第3作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のDVD&ビデオリリースを記念した一夜限りのワールド・プレミア・イベントが11月18日夜(現地時間)、ロンドンで華やかに行われました。会場にはハリー役のダニエル・ラドクリフをはじめ、クラスメートのハーマイオニー役のエマ・ワトソンやロン役のルパート・グリントらも登場。招待客は映画さながらの、魔法のような一夜を体験しました。 (シティ編集部 相澤裕之)
ホグワーツを再現した会場は
まるで“ハリー・ポッターのテーマパーク”
11月19日の英国発売の前夜祭ともいえるこのイベントには、600人以上が招待され、マスコミも世界18カ国から約100人が集結しました。会場となったのは、ロンドン中心部にある英国法曹界の殿堂「ミドル・テンプル」。今回、特別にそのグランド・ホールを「ホグワーツ魔法学校」の大食堂に仕立て、装飾から食事にいたるまで、“ハリー・ポッターの世界”が忠実に再現されました。
興奮の一夜のプロローグは、重厚な建物に囲まれた中庭から。幻想的なスモークの中、劇中でもハリーを乗せて街を疾走した3階建ての「KNIGHT BUS(ナイトバス)」でハリー、ハーマイオニー、ロンの3人が登場。出迎えたアルフォンソ・キュアロン監督やほかの出演者とともに記念撮影。オフィスに残っていたおカタい弁護士たちも、このときばかりはバルコニーから身を乗り出していました。
その後、出演者たちはレッド・カーペット上で各国テレビ局のインタビューを受けながら、パーティー会場へと移動。天井からたくさんのろうそくがつるされたグランド・ホールでは、趣向を凝らしたオードブルや飲み物が振る舞われたほか、映画でも印象的だった聖歌隊や、色とりどりのあやしい(!?)お菓子でホグワーツの生徒たちにも大人気の菓子店「ハニー・デュークス」も再現され、まさに会場はハリー・ポッターのテーマパーク状態。参加者たちは驚きと興奮に満ちた“マジカルナイト”を満喫していました。
Special Comments(スペシャルコメント)
ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター役)
DANIEL RADCLIFFE
最初の2作のクライマックスはアクション中心だったけど、3作目はそれだけで終わらない、ずっと感情的なクライマックスがあるんだ。映画全体を通しても、ハリーたちの感情面での成長が見られるので、演技の面では今までで一番難しかった。
一番気に入っているシーンはゲイリー・オールドマン、デイビッド・シューリス、アラン・リックマンというベテラン俳優全員と同時に共演できた「叫びの屋敷」のシーン。とても刺激的でいい経験だった。
よくインタビューで「バックビークはどうやって動くの?」とか「クィディッチのシーンはどうやるの?」って聞かれるんだけど、僕は視覚効果の仕事をしていないから本当に分からないんだ(笑)。DVDには撮影の舞台裏に関する特典映像が入っているので、僕はそれがとても気に入っているよ。
エマ・ワトソン(ハーマイオニー役)
EMMA WATSON
今日は朝からDVDの特典映像のディスクをいろいろ見ていたの。本当によくできていてワクワクしたわ。“スキャバーズ”を捕まえるゲームとか、私は上手にできなかったけれど、本当に楽しいわよ。
私自身は、シリーズの中でこの本が一番のお気に入りなんです。この作品で誰もが気づくのは、私たちがティーンエイジャーになって、少しだけ大人になったということ。そして監督が代わったことによって、スタイルの面で大きなインパクトを与えているの。
印象に残っているのはやっぱりいじわるなドラコにパンチをおみまいするシーンね。自分自身では男の子をなぐるなんて思い切ったことはできないから、演じていて気持ちよかったわ(笑)。
ルパート・グリント(ロン役)
RUPERT GRINT
僕たちは本当にクリス(コロンバス)に慣れていたから、新しい監督を迎えるのは確かに不思議な感じだった。でも、キュアロン監督は本当に面白い人ですぐに仲良くなれたよ。
一番好きなシーンは大きな犬に足をかまれて穴に引きずり込まれるシーンだね。ワイヤで実際に引っ張られたんだ。ロンはキャラクター的にあまりアクションシーンがないので楽しかったよ(笑)。
次回作でハーマイオニーと何か進展があるかって? もしかしたらラブラブな展開があるかもしれないよ(笑)。いずれにしてもロン役は楽しいので7作目まで全部僕が演じたいね。
デイビッド・シューリス(ルーピン先生役)
DAVID THEWLIS
悪役ではなくて親切な人間を演じるのはうれしいし、子供たちからも怖がられない(笑)。英国の偉大な俳優たちと仕事ができたことも名誉なことだった。日本からのファンレターが一番多いんだけど、きれいな紙に丁寧な英語で書かれているので、日本にもルーピンのようなすばらしい先生がたくさんいるんだと確信したよ。
トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)
TOM FELTON
実は今朝、運転免許の試験に合格したんだ! だからとても気分がいいんだよ。ドラコはいじわるな役だけど、“カット”の声がかかればいい人間になるんだよ(笑)。ハリー役のように、通常子供はいい人間を演じることが多いけど、自分と反対のキャラクターを演じるのは楽しいよ。
アルフォンソ・キュアロン監督
ALFONSO CUARoN
撮影中はダニエルたちと一緒に楽しみながらも、彼らを子供扱いしたことはなかったね。ちなみに僕の少年時代はオタクだった(笑)。友達の家で宿題すると言って、一日に何本も映画を見ていたよ。
このDVDの特典映像はすごく複雑で、撮影現場ではコンセプトやアイデアの提供など、DVDのクルーとも緊密に働くことができた。彼らは本当にすばらしい仕事をしたよ。
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