挫折して立ち止まらずに素早く次にシフトする

この紙面の原稿を書くときって、ときたま「今回は何を書こう…」と悩むときがあるんです。そこで、自分のブログで「シティリビングに書いてほしいネタ募集」をしたら、いろいろとご意見いただきました(ありがとうございます)。それを読んだこのコーナー担当の宮木さんから、メールが来ました。「私もこれが知りたいんです、これについて書いてください」
宮木さんからも選出されたお題は、「挫折して乗り越えたときのことと、その乗り越え方」。これで決定! といっても、このお題はなかなか難しい。だって、私、挫折っていうのがどのくらいのものなのか分からないし、きっとそれが「挫折」だったとしても、それを本当に今乗り越えてきたかどうかは分からないんです。
だからこそ、見つめ直すために挑戦して書いてみますね。
挫折ってどんなことかと思い、まじめに辞書で引くと、「挫折:事業や計画などが途中でだめになること」とありました。これを読んで、私って毎月最低3回は挫折してるじゃん!とびっくり(笑)。
「挫折」というイメージはどんと暗く、もう立ち上がれないほど打ちのめされている感じがするんですが、私はそうじゃないんです。次の瞬間に他の目標を探したりして、できるだけ早く切り替えていたりするからなんです。
前の会社で一生懸命働いて、その会社の日本撤退でリストラになったとき、お金もタイトルも全部なくなって、ゲェ〜と叫びたくなったけれど、泣いても状況が変わるわけでもないし、泣いて落ち込んでもご飯を食べていけないので、次にシフトして、意識をそっちに向けて頑張って起き上がりました。これって挫折から素早く動いたことになるんですね。
そう言うと、「和田さんは挫折に強い」ということになってしまうかもしれませんが、私、本当は不安なんです。そこにとどまっていることが怖いんですね。
お化け屋敷に入ったら、どんなに先が怖くっても、立ち止まって出られないほうがもっと怖くないですか? 絶対に出口はあるんだから、もう何が何でも進んだほうが怖くないんですよ。もちろん、私はお化け屋敷は嫌いなんですが、何かのノリで、間違ってそこに入ってしまったら、目をつぶってでも、早く脱出を試みます(笑)。
いやぁ、いつもながら、文字を書くってすごい発見がありますね。私、挫折に強いんじゃなくて、弱いから、早く挫折から抜け出したいんだとつくづく思ったのですもん。
世の中、嫌なこととか期待どおりにならないことって、人生で山のようにあると思うのです。うまくいくことよりも多いかもしれないですよね?
でも、生きていくなら、幸せに生きていくなら、そのたびに私たちは起き上がって歩いていくしかないし、前に向かって歩いていくしかないのですもん。抜け出したほうがいいんですよ。
だから、挫折を乗り越えたというよりも、進むために、仕方なくその山を登ったのだと思うのです。ただそれを通り過ぎたみたいなものだと私は思っています。
▼このエントリーへのコメント
挫折についてすばらしいお話ありがとうございます。転職して3ヶ月営業をやってますが挫折しそうになってる毎日に、いつしか挫折に慣れてしまった自分がいたりします。お客様の本音にぶつかって行くほど後戻りできなくなったり、心を閉ざされてしまった方にどんな思いをぶつけるべきか悩んで立ち往生したりと、出口が無い気分を味わってるところです。でもお客様と縁ができてしまった以上、挫折で終われないのが営業じゃないかと考えております。縁が円になって全てが循環していく環境を構築するため、今黙々と鉱脈を掘り進めているんだと自分を励ましています。何かが見えてくるのを楽しみにがんばりたいと思います。
和田さん本当にいつも本やラジオでありがとうございます!
挫折を「通り過ぎる」って、とてもいい言葉ですね。
落ち込んで、踏ん張って、助走をつけて、なんとか奮い立たせてやっと「乗り越える」のが「挫折」というものなのだと思っていました。
でも和田さんのおっしゃるように「通り過ぎる」ものにしてしまえたら、挫折はそんなに怖いものではないかもしれませんね。
もっときもちをラクにして、毎日を過ごしていけそうな気がします。
今日はとても大きな発見ができました。
和田さん、いつもありがとうございます。
