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| 冷えの原因や改善策、また気を付けるべきことなどを「響きの杜クリニック」院長の西谷雅史先生が教えてくれました。 |
エネルギーの低下が冷えの原因
体がむくみ、血流が悪くなります |
「この症状が冷え症」という定義はありません。本人が冷房に弱い、靴下がなければ眠れないなど、冷えを自覚すれば「冷え症」です。
冷えの原因は、血液の流れや水分の排出、脂肪の燃焼など、体の基本的な働きを支える体内エネルギーの低下。エネルギーが弱いと、体に水がたまりやすくなります。その結果、体がむくみ、血管が圧迫され、血流が悪くなります。血の流れが滞ると、人は冷えを感じるのです。
エネルギーが弱いのには、内的要因と外的要因が考えられます。内的要因は大きく分けて三つ。一つは虚弱体質や病気がちな場合。二つ目は加齢、三つ目は胃腸が弱く消化吸収の働きが悪い場合です。一方、外的要因は、薄着や、冷たい飲み物を飲むなどです。 |
冷えは免疫力の低下を招き、
それがあらゆる病気のもとに |
ここまで述べたことは、体質や、長い時間を経て冷えの症状が現れる場合ですが、最近ではそれ以外の要因も増えています。例えば暴飲暴食。前にも述べたように胃腸が弱ると冷え症の原因になります。また、精神的なストレスで体が緊張状態になり、血管が収縮して血流が悪くなる場合も。これらが原因の冷えは、暴飲暴食をやめたり、ストレス解消法を見つけることで解消されます。
また、冷え症でも下半身が冷えるタイプと、体の末端が冷えるタイプがあります。下半身の冷えは、むくみからくるものが大半で、末端の冷えは、外気の寒さなど外的要因で血管が収縮し、血が末端まで行かないことによるのが大半です。
冷え自体は一つの症状にすぎませんが軽視できません。というのは、冷えると体の免疫力が低下します。つまり、すべての病気のもとになるといえるのです。 |
腹式呼吸を取り入れたり、食事に気を付けて、
エネルギーを活性化させよう |
冷え解消に必要なのは、体のエネルギーを活性化させること。その方法の一つが呼吸法です。深く呼吸をする「腹式呼吸」で、体のエネルギーの流れを良くすることができます。
次に食事。冷え症の人は、体を冷やす食べ物をなるべく避けましょう。体を冷やす食べ物の例を挙げると、ビールなどの冷たい飲み物、生野菜、果物、砂糖、牛乳、卵など。また、夏が旬の野菜や果物は体を冷やすものが多く、冬が旬の野菜(特に根菜類)や、肉は体を温めます。それから、薄着をせず、体の外から冷やさないこと。
とはいえ、ビールを飲んではいけないということではなく、ビールを飲むなら腹式呼吸をするなど、前述した三つのうち何か一つでも実践しましょう。これらを行っても改善できない場合は、漢方やはりを試すのも良いでしょう。遠赤外線で温めたり、低温サウナに入るなど、直接温める方法もお勧めです |
 
響きの杜クリニック
院長 西谷雅史先生
北海道大学医学部卒。同大学医学部産婦人科講座助手、札幌厚生病院産婦人科主任を経て、2006年に産科・婦人科「響きの杜クリニック」を開院。西洋医学にこだわらず、代替医療や東洋医学も取り入れた統合医療を行っている。
http://www.hibikinomori.jp |
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[情報掲載日:2008.1/23] |
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