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さっぽろシティライフは、おかげさまで9周年を迎えることができました。そこで、これまでシティライフを支えてくれた多くのメイン読者である“働く女性”にスポットを当て、10人の女性たちにインタビュー。モデル、樹木医、飲食店経営にバスの運転手…と、職種もキャリアも年齢も異なる10人ですが、全員に共通しているのは“自分らしさを大切にイキイキ働いている”こと。彼女たちのイキイキした仕事ぶりを紹介します!
モデル事務所代表 樹木医 行政書士 フラワーデザイナー
アートディレクター 国際取締官 薬局長 居酒屋経営 バスドライバー
ミュージアムグッズを手掛けるディレクター
「アートを介して出会った人たちは私の財産」
[アートナウ/デザイン企画室・ディレクター 原子 由紀江さん]
アートナウ/デザイン企画室・ディレクター 原子 由紀江さん
はらこゆきえ/1971年札幌市出身。信販会社の営業を経て、札幌市内のギャラリーに勤務した後、パブリックスペースに美術品を置く企画から管理までを行っている「アートナウ」へ。現在は、ミュージアムグッズを手掛けるデザイン企画室・ディレクター
 
 美術館や博物館のショップに置いてあるオリジナルグッズ。最近では、趣向を凝らしたものが増えています。
 そんなミュージアムグッズを企画から手掛けているのが、原子由紀江さん。パブリックアートの企画から設置、管理までを行っている会社の新規事業として、5年ほど前に原子さん自身が立ち上げました。
 「この仕事をしていて、優れたアートは人の心を動かすものなんだなと改めて感じますね。美術館、博物館で皆さんが得た感動を具現化したいと思っています」。全国の美術館や博物館の収蔵作品をモチーフにしたカップやクリアファイル、Tシャツなど、原子さんが手掛けたグッズはさまざま。どれにも、「おっ」という驚きや、「なるほど」と言いたくなる工夫が取り入れられています。「収蔵作品を見ていると、ワクワクしてきてあれこれとアイデアが出てくるんです」。
好きなアートに関わって仕事ができるのは幸せ
アートナウ/デザイン企画室・ディレクター 原子 由紀江さん
「ちょっとしたサプライズをグッズに入れるよう心掛けている」と話す原子さん
箱根にあるポーラ美術館のミュージアムグッズのカップ
箱根にあるポーラ美術館のミュージアムグッズのカップ。原子さんが初期の頃に手掛けたものだそう
 幼少期からアートと触れる機会が多かったという原子さん。信販会社の営業を経て、札幌市内のギャラリーに勤務。そして、現在勤めている「アートナウ」へ。東京本社で8年近く仕事をしていましたが、昨年夏に故郷である札幌に転勤。
 全国の美術館や博物館と仕事をしているため、出張も多いそうですが、「興味のあること、好きなことを仕事にできるのは幸せ。大変でも充実感でいっぱいです」と話します。落ち着いた口調ですが、言葉の一つひとつに仕事に対する情熱が感じられます。「仕事をしていてうれしいと思うのは、提案したものが採用された時、それが実際に出来上がった時、買って行ったお客さんを売り場で見た時」。特にグッズが出来上がった時は、「グッズがまるでわが子のように思える」とも。
 「アートを介して、いろいろな人と出会い、いろいろな生き方や考え方に触れることができるのは私の財産。今まで以上に良質なミュージアムグッズ作りをしていきたい。また、北海道へ移ったのを機に、道内の工場で商品を作って、全国へ送り出すことができたらいいなと思っています」と、これからの夢を話してくれました。
 
[FILE.1]モデル事務所代表[FILE.2]樹木医[FILE.3]行政書士
[FILE.4]フラワーデザイナー[FILE.5]アートディレクター[FILE.6]国際取締官
[FILE.7]薬局長[FILE.8]居酒屋経営[FILE.9]バスドライバー
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[情報掲載日:2007.4/4]