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| さっぽろシティライフは、おかげさまで9周年を迎えることができました。そこで、これまでシティライフを支えてくれた多くのメイン読者である“働く女性”にスポットを当て、10人の女性たちにインタビュー。モデル、樹木医、飲食店経営にバスの運転手…と、職種もキャリアも年齢も異なる10人ですが、全員に共通しているのは“自分らしさを大切にイキイキ働いている”こと。彼女たちのイキイキした仕事ぶりを紹介します! |
都市における“緑”のプロが
女性で道内初の樹木医に |
| [札幌市公園緑化協会 百合が原公園/管理事務所長 涌島 美也子さん] |
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| わくしまみやこ/1959年兵庫県出身。大学卒業後、造園コンサルタントや自治体の緑化に携わり、1985年北海道へ。「花と緑の博覧会」をきっかけに「札幌市公園緑化協会」の職員に。豊平公園の管理事務所長を経て1月より現職 |
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「百合が原公園」は、面積や植物の数で、国内でも有数の規模の市営公園。涌島美也子さんは1月、その管理事務所長に就任しました。
前職は豊平公園の管理事務所長。公園の管理は、展示などの計画や予算組み、植物の維持管理、外部との対応などさまざまです。そんな多忙な日々の中、2005年12月に女性では道内初の「樹木医」に認定されました。樹木の診断や治療、保護に関する知識の普及を目指す樹木医は、全国に約1300人。公園の責任者として運営面での業務が多く、現場で木に触れる機会の少ない涌島さんが、樹木医を志した動機はどのようなものだったのでしょう。
公営施設である公園では、利用者の声を聞き、応えることも重要な業務。樹木のあり方について、利用者と意見を交わすこともあるそう。そんなとき、「少なくとも樹木医として勉強したと認められれば、自分の意見を話しても説得力が増す。そんな思いもあったかもしれません」と振り返ります。 |
「環境としての景観」はライフワーク
多様な植物をもっと楽しんでほしい
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| 「この枝枯れてるわ」。何げなく枝に触れた途端ポツリとつぶやきました |
百合が原公園の温室にて。涌島さんが好きな「光源氏」という名の椿 |
例えば、“木を切ること”がすべて自然破壊と思う人がいるかもしれません。でも健康ではない木を放置することには問題も。「樹木には、自然にまかせておく方が良いというイメージが一般にあり、特に北海道では、自然に対する畏敬(いけい)の念が強いよう。でも市街で、十分な間隔を取らず植えられた木には、細く、片側の葉が無いなど状態の悪いものも多い。間引きしないと周り全部がだめになることもあるんです」。
大学卒業以来、一貫して都市の緑化に携わってきた涌島さん。この仕事の苦労を「生きている間に、してきたことの結論が見えないもどかしさ」とも話します。
でも、“北海道の人に、より多様な植物を楽しんでほしい”との思いは人一倍。「景観としての樹木をどうする
かは、私のライフワークですね」と、遠い将来を見つめるような目で話してくれました。
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[情報掲載日:2007.4/4] |
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