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Commentator 杏林大学外国語学部教授 金田一秀穂さん
Hideho Kindaichi 日本語学者の祖父、金田一京助、父、春彦に続き、日本語の研究に従事。東京外国語大学大学院修了。米コロンビア大学などで教える。著作に「金田一先生の日本語レッスン」(学習研究社)など多数。 |
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川端 私は1500mくらいに感じたけど…。
中村 えー、長い!
川端 そうかな? “ちょっと”だと500mで、“少し”なら1500m以上の感覚がする。
中井 なるほど、それなら分かる気が。“ちょっと”は目の前に建物が見えていて、“少し”だと建物が見えない感じがするよね。
中村 私はどちらでも同じだな…。
川端 例えば、25mのプールを基準にして、それを何往復などと言ってもらえれば分かりやすいと思う。やっぱり、具体的に表すことが大切なのかも。
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言葉の意味は人によって受け取り方が違うので、これが絶対、という答えはありません。それぞれの人が、自分が正しいと思う使い方をすればいいと思います。それがまずはじめの大原則です。
さて、「少し」と「ちょっと」は、言葉の使い方が違います。人を呼び止めるときに「ちょっと」と言いますね。「少し」と言っても、誰も止まってくれません。全然違う言葉だと思ったほうがいいでしょう。
時間の長さだけのことなら、「少し」より「ちょっと」のほうが短いと思う人が一般的です。「ちょっと待って」と言えば、気軽に待ってくれるでしょうし、気になりません。長い時間待ってもらうときは、「少し待って」と言うよりも、「〜時まで待って」と言うほうが親切です。また、「お酒をちょっと飲みます」のほうが、「お酒を少し飲みます」よりも、かわいらしい女性を演出できますよ。
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CASE1「少し」 | CASE2「かなり」 | CASE3「けっこう」 | CASE4「だいたい」
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