パソコンや携帯電話などにダウンロードして読む「電子書籍」。場所を選ばない手軽さと低価格なコンテンツの増加で、この数年ですっかりメジャーな存在に。綿矢りさなど人気作家の新作が、書店で発売後、早々と電子書籍化される動きも目立ち、20代〜30代の女性に人気の携帯サイト「新潮ケータイ文庫」では、作家の書き下ろしをはじめ、常時約40作品が定額制で読み放題。小学館も全作品書き下ろしの少女向け電子コミック雑誌「モバフラ」を創刊するなど、大手出版社も電子書籍に力を入れています。 一方、普段は本を読まない人にも支持され、「恋空」「赤い糸」など、書籍化されてミリオンセラーになるものも出てきた「ケータイ小説」。読者の感想に励まされながら、一般ユーザーが一生懸命書き上げた作品は、プロのものとはまた違う、リアリティーやライブ感が人気を呼んでいるよう。 紙にプリントされた文字より、画面に浮かび上がる文字に慣れてしまえば、本を「読む」スタイルが変わるかもしれません。さらにmixiやモバゲーなど、SNSの登場で、携帯電話からのネット利用者も急増。もう一つの社会といえるネットの世界で、新しい楽しみ方を発見してみて。 [ 取材協力 ] 株式会社hon.jp代表取締役社長・落合早苗さん AllAbout携帯コンテンツガイド・荒井宏之さん