最近は、クレジットカード会社などになりすましたメールや、検索エンジンから、本物そっくりなニセサイトに誘い出し、個人情報やカード情報を入力させる、いわゆるフィッシング、無差別にEメールを送りつけてくる架空請求が多いですね。
また、「キーロガー」と呼ばれるソフトをパソコンに仕掛けられると、入力したキーをそっくり記録されて、特定のマシンやアドレスに送られてしまうことが。実際に、クレジットカード番号と名前が盗まれ、詐欺事件が起こったこともあります。インターネットカフェなどのマシンを使うときは、大事な情報をキーボードに打たないほうがいいでしょう。
さらに、無料の無線LANサービススポットでは、同じ無線基地(アクセスポイント)を使っている人の通信内容を、ちょっとしたプログラムを使ってモニターすることができます。メールのやり取りをする場合は、メールサーバーとの間を暗号化するとか、SSLで暗号化されているサイトしか使わないなど、注意が必要です。
キレイに作られたサイトは、つい信用してしまうことが多いインターネットですが、チラシやダイレクトメールを見る目でチェックして。アンケートや懸賞などで、うかつに自分の個人情報を書き込まないことも大切です。 |

 |
安田直義さん
経済産業省と共催で「インターネット安全教室」を開くなど、ネットワークセキュリティーの啓発に注力する、日本ネットワークセキュリティ協会の主席研究員。 |
|