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まるで嵐の前のように心の中はずっと静かでした
俳優 井浦新

「11、25自決の日 三島由紀夫と若者たち」主演

 「三島はお前に任せた。やりたいように自由にやれ」。奇才・若松孝二監督にそう言われ、驚きとプレッシャーとともに向き合ったという、今回の三島由紀夫役。若いうちから歴史に興味を持ち、三島を掘り下げた時期もあったというが、「その知識がすごく邪魔をして…。三島さんをヒーローとしてではなく、桁違いの純粋さゆえに人より何倍も刺激を受けて苦しみ、決起して自決へ向かっていった、その“心”をただ表現しようと腹をくくりました」。
 “三島の心”だけを見つめた撮影期間の記憶は、実はほとんど残っていないという。「経験したことのないほどの集中力と熱量を、全てのシーンにぶつけていたので。でも、心の中はずっと、嵐の前のように静かだった気がします」
 ファッションブランドを立ち上げるなど、多彩なクリエイターとしての顔でも知られるが、「役者は本当に面白い専門職」と、今は演じることへの興味がつきないよう。
 「ゴールがないからどこまででもできる。一つの職人だと思うんです。特に今回のように、自分が学びを受けた実在の人物を芝居をもって追体験できるなら、それは間違いなく、かけがえのない時間になりますから」

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テアトル梅田ほかで
6月2日(土)から公開

 次々と話題作を発表する文豪として人気絶頂にありながら、日本を想い、日本を憂いて、民族派の学生たちを組織化していく三島由紀夫。防衛庁内で壮絶な自決を遂げた心には何が潜んでいたのか…。※テアトル梅田ほかで6月2日(土)から公開。

© 若松プロダクション
Cinema
『ミッドナイト・イン・パリ』
5月26日(土)から大阪ステーションシティシネマ、シネ・リーブル神戸ほかで公開
ウディ・アレンによるパリが舞台の洒落たファンタジー

 ウイットに富んだ語り口で魅了するウディ・アレン。最新作では、1920年代のパリにタイムスリップした主人公(オーウェン・ウィルソン)が、へミングウェイやピカソら偉人と出くわし、絶世の美女と恋をして…。そんな幻想と魅惑の中で、人生を見つめ直すさまを描き出します。ダリの愛人演じるマリオン・コティヤール(美女っぷりは半端ナシ)に、現サルコジ大統領夫人のカーラ・ブルーニ、さらに「M:I4」の殺し屋役が印象的なレア・セドゥーなど、女性陣も豪華。「雨こそ美しい…」、そんなパリに、とことん酔いしれて!

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Photo by Roger Arpajou © 2011 Mediaproducción, S.L.U., Versátil Cinema, S.L.and Gravier Productions, Inc.

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心を照らす“ことばの光、ことばのチカラ”


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