茶目っ気あふれる陽気なハワイアン、元横綱・武蔵丸親方に、 大阪・三月場所の見どころについてお話をうかがいました。マル親方も今場所をとっても楽しみにしているそう。相撲界では、「荒れる春場所」とも言われているけれど、いったいどんな力士が活躍してくれるのでしょう。
武蔵丸 光洋
(むさしまる・こうよう)
1971年 ハワイ出身(現在は帰化して日本国籍)第67代横綱、優勝12回。2003年11月に引退後、武蔵川部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたる。


もちろん、一番の見どころは、白鵬と朝青龍の一戦だよ。先の初場所、謹慎処分が解けて復帰した朝青龍と、そのあいだに二場所連続優勝していた白鵬との『千秋楽結びの一番』は、横綱同士の相星決戦(13勝1敗同士)となって、本当にひさびさにおもしろい相撲になったからね。いやあ、相撲ファンでなくとも、僕たち関係者も手に汗握るほど、本当に気合の入った一戦だったよ。この勢いが、春場所まで持ち越されるはず。朝青龍もこの春場所は「完全復活初優勝」を狙って、より気合が入るだろうしね。
両横綱を倒そうと、三役陣(大関・関脇・小結)が、どれだけかきまわしてくれるかが楽しみだね。ただ、大関陣の千代大海・魁皇・琴欧洲・琴光喜たちが、いまひとつ元気ないからなあ。
注目の取り組みは、「朝青龍VS稀勢の里」。先場所、朝青龍を土俵下まで吹っ飛ばした稀勢の里に、朝青龍もプライドを掛けて、全力で行くだろうから、面白いだろうなあ。
あと、注目しているのは豪栄道。まだ上位陣の雰囲気に慣れていないけれど、慣れてくれば力を出せると思うんだ。それと豊響にも注目だな。彼みたいなあんこ型(体重が重いタイプ)が、自分の体を生かして相撲を取れば、これまた面白いんだけどね。
新進気鋭の豪栄道と、小兵ながら土俵際で粘る相撲で、大関取りを狙う安馬の取り組みも、力が拮抗していて面白いんだ。とにかく、この春場所は、きっと盛り上がるはず!
ほかにもがぶり寄りが得意な「琴奨菊」、小兵ながら朝青龍相手に善戦し、勢いに乗ってる「豊ノ島」、豊真将や栃煌山などなど、若手日本人力士がジワジワと力をつけて、横綱、大関に挑戦中! 要チェックですよ♪













