エンターテインメント
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観客の思考とともに舞台を作り上げたい

舞台 「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」
脚本・演出家、俳優 長塚圭史

 脚本、演出、俳優をこなし、マルチな才能で日本の演劇界を引っ張る長塚圭史。彼が1年間のロンドン留学を終え、主宰する演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」の新作「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」で、舞台に帰ってくる。「ロンドンでいい演出家になる方法は、いい俳優と仕事をすることだと言われた。今、俳優たちとワークショップを重ねて新たなやり方を試みていますが、皆と刺激し合い、作品のアイデアをシェアすることが楽しくて仕方ないです」
 今回の舞台では、一人の作家が、ある事件をきっかけに過去、現在、未来と対峙していく。「今まで通り、毒や暴力、セックスを絡めた物語になると思う。きれいごとの話は大嫌いですから(笑い)」
 数年前、劇場の様子を見て驚いたことがあるという。「口を開けて刺激だけを待っている観客が多くなった。このままじゃ日本の演劇界はやばいと思う。僕は刺激物を与えるのではなく、観客に創造力があると信じて、皆の思考とともに舞台を作り上げたい」

2月23日(火)、24日(水) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

日時/ 2月23日(火)、24日(水)、全3回
作・演出 /長塚圭史
出演/光石研、山内圭哉、中山祐一朗ほか
料金/ S席6300円、A席4800円(全席指定)
問い合わせ  キョードーインフォメーション 電話06(7732)8888

「劇場は物語をもらえる場だけではなく、普段考えないような知識を得たり、今考えていることをさらに深める場所。いろんな体験があっていいと思う」