残業200時間超で過労死
残業200時間超で過労死 「すかいらーく」2人目認定
(2008年 7月 18日 金曜日 産経新聞 東京朝刊 社会面)
外食チェーン大手「すかいらーく」(本部・東京)で店長として勤務していた前沢隆之さん=当時(32)、埼玉県加須市=が昨年10月に脳出血で死亡したのは過度の長時間労働が原因だったとして、春日部労働基準監督署(同県春日部市)が労災認定していたことが17日、分かった。遺族らが厚生労働省で会見し明らかにした。
遺族らによると、高校生だった前沢さんはアルバイトとして平成3年10月から、すかいらーくで働き始めた。18年3月からは1年更新の契約社員として、栗橋店(同県栗橋町)の店長に就任。翌年10月10日、仕事中に体の不調を訴えて入院。同18日に死亡した。遺族による調査では、労働基準法に違反する長時間勤務やサービス残業も常態化。前沢さんは、亡くなる直前3カ月の平均残業時間は月200時間を超えていたとみられる。春日部労基署でも、最終的に前沢さんの長時間労働と死亡との因果関係が認められると判断した。認定は6月13日。
会見した前沢さんの母親、笑美子さん(59)は「名前は店長だが、上司が健康管理などを心配してくれなかったことが悔しい。ほかに悩んでいる人もいると思う。今後も声を出していきたい」と訴えた。
すかいらーくをめぐっては、17年に中島富雄さん=当時(48)=が過労死と認定されている。会見に同席した中島さんの妻の晴香さん(52)は「夫の時、会社に再発防止策の徹底を約束してもらったが、また繰り返された。二度と起こしてもらわないよう訴えていく」と強調した。
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すかいらーく本部広報室の話「正確な内容が入ってきていないので、コメントできない。確認しだい今後の対応を決めたい」
