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| ルーマニアの家庭料理 ピーマンの肉詰めシチュー |
| 今回は、ルーマニアを旅行中にスパイした家庭料理のレシピをご紹介。 とはいえほとんどの人にとって「ルーマニアってどこ? どんな国?」という感じではないかと思われるので、まずはざっと代表的要素の羅列をば。
というわけでここで紹介するのは、「とつぜんだからごちそうはできないよ」と奥さんのマリアナがブツブツ言いながら作ってくれた、ふつうの家庭料理でございます。はっきりいって超簡単。 |
| ピーマンの肉詰めシチュー(アルデイ・ウンプルツィ)の作り方 |
大きめの鍋に水を入れ、とにかくある野菜を適当にほうり込んで煮る。トマトは必須。
バケツ型になるように、ヘタの部分を切って種を抜く。
ハンバーグのタネ作りとほぼ同じ。米はザルで洗ってから使う。
野菜スープの鍋に |
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| ただの肉詰めも米が入ればルーマニア風 |
「ただのピーマンの肉詰めじゃん」と言われてしかるべし単純な料理ですが、ありそうでなかった味わいをもたらしてくれるのが不思議なところ。ポイントはどうやら米にありそうです。野菜スープをたっぷりふくんでふくらんだ米がソフトな食感をもたらし、野菜のエキスと挽き肉のアブラのうまみがじゅわ〜っと口の中に広がるんですね。ルーマニアの名物料理にサルマーレというロールキャベツがあるのですが、これは豚挽き肉をキャベツの漬物で巻いたもの(ブドウの葉で巻くバージョンもあり)。これもやはり具に米が入るのが特徴で、「具として米が活躍する」点がトルコ・ギリシャ・イタリアなどと共通しております。 アルディ・ウンプルツィはフランスパン・白ごはん・ビール・ワインいずれにもマッチ。子供にもウケるので、我が家では肉じゃがと並ぶ頻度で食卓に上っております。 安価なのにメインにもなる。作りおきもできる。秋冬のパーティーにもぴったり。 初めて食べる人には「へえ〜っ、ルーマニア料理!」「米が入ってるんだー」と珍しがられる上、ほとんどの人が本場のを食べたことがないおかげで上手・ヘタも問われない。おすすめですわよ。 |
| 蛇足コーナー おまけエピソード |
生の挽き肉をマリアナがこねているときの話。 肉に興味を持った娘のミラベラが、ボウルに手を突っ込まんばかりの勢いでテーブルによじ登り、「カルネ(肉)! カルネ!」と騒ぎました。 さてマリアナはどうなだめるのか、興味をもって眺めていた私。ふつうならここで「ダメよ、まだ生なのよ、食べられないからね」とでもなだめるのであろう。 ところがマリアナのとった行動は違った。生の挽き肉をむんずと指に取ってミラベラの鼻先につきつけ叫んだ、このように↓。 実はこれが、のちに私の子育てのひとつの指針となったのであった。 |
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