●森優子プロフィール
2005.8/17 更新
森優子の楽しむ旅行術バックナンバー
旅の荷作りアイデア決定版(2) スキンケア用品
化粧水を小さい容器にうつしかえずにすむ妙案あり!

 日光や乾燥にさらされる機会の多い海外旅行中は、日本にいるときよりもよっぽど丹念にスキンケアをする必要があります。

 でもその前に立ちはだかるのが、スキンケア用品をどうやって持っていくかという問題。

 具体的には、このような↓

  • 市販の携帯用お泊まりパック
    コンビニなどで売られているもの。少量で無駄がないが、自分の肌に合う銘柄・種類のものが売られているとは限らず、また値段もそれなりに割高。
  • 試供品
    旅行のためにとっておくにも、3泊以上の旅行に間にあうだけの数を揃えるのはけっこう大変。使ったことのない基礎化粧品が肌に合うとは限らない。
  • いつも使っているものを丸ごと持っていく
    すでに愛用しているものは「お徳用」のビッグサイズで買っていることが多いゆえ、携帯には不向き。特にガラスびんは重いし気を使う。

 市販の空容器(旅行用品店・スーパー・無印良品・100円ショップなどで入手可)に移し替えるのが一般的でしょうが、私は「化粧水は一回分をコットンにふくませてアルミホイルでくるんで持っていく」という方法にいきつきました。はっきりいって、超おすすめ。

簡単・安あがり・無駄がない「トラベル用化粧水 使いっきりマイパック」の作り方
  1. アルミホイルを切る
    目安は11×8センチぐらいの長方形。カセットテープのケースや、写真L判ぐらいの大きさをイメージして適当にどうぞ。
  2. その上にカット綿を置く
    中央にカット綿を一枚置く。一回ぶんの化粧水の量が多い人は二枚重ねて。
  3. 化粧水をふりかけてアルミホイルできっちりくるむ
    のカット綿に、いつもどおりにチャッチャッと容器を振ってふりかける。いつもよりチャッを一回多くしておくと、コットンが乾きにくくてより安心。
    すきまが出来ないように、アルミホイルできっちりくるみます。空気を追い出すイメージでぴったりと。といっても、何度も折り返す必要はなし。図のような折り方で充分です。

 このマイパック、二週間ぐらいはゆうにもちます。私の経験では一ヶ月間は乾くことなく、まったく問題なく使えました。揮発性のあるものでなければまず大丈夫でしょう。

 このマイパック、メリットは多いです。
 必要枚数だけを準備できるので無駄がなく、しかも軽くてコンパクト。機内泊や寝台車に乗るさいも、ビーチやオプショナルツアーの一〜二泊などにも、ポーチに必要枚数だけ入れておけばOK。
 また、容器のフタをあけてコットンに含ませて……という作業がないぶん、うんと快適。水びたしだったり、置き場所が少なかったりする乗り物内の洗面所でも、これなら手軽にパパッとつかえます。あらかじめコットンに化粧水が含まれていると、へとへとに疲れていても「化粧水ぐらいははたいてから寝るかー」という気になれるもの。
 いつも使っている基礎化粧品を使える安心感、自宅にあるもので作れるお手軽感。「なんて私はかしこい消費者なんだろう」という感慨にふけれることうけあいです。

※注意点
ただしお弁当用の銀色のヒダヒダの仕切り(金時豆や漬物を入れるやつ)は、アルミホイルの代用品にはなりません。
ふつうのアルミホイルとは材質が異なるのでしょう、折りたたんでもすぐにもとの形状に戻ってしまう、すなわちコットンを密閉できないのでご用心。

なお、乳液やクリームは……

 乳液やクリームも以上と同じ方法で携帯できます。

  • ただしコットンは使わず一回分を直接アルミホイルにのせる
  • あるいは、旅行中に使いそうな量をフィルムケースに入れる(フィルムケースは写真の現像ショップやカメラ屋さんでもらえます。上にフタがかぶさるものではなく、内部に入り込む形状のフタがよい。はずれにくいから)

 …といった方法がおすすめ。

 美容液はもともと容器が小さいし、そのまま持参したほうが品質面でも安心でしょう。

固形石鹸は「フリーザー用ごはん容器」で万事解決!

 洗顔に固形石鹸を使う人も多いと思います。しかし世の中がこんなに進歩していても、石鹸ケースは昭和初期からいっこうに改善されていないのが現状ではないでしょうか。

 旅行用品のコーナーに売られている石鹸ケースは「容器の底に水抜き用の穴があいている」というものばかり。そりゃあ水びたしのままでは石鹸がフニャフニャになるに決まってるけど、これでは石鹸ケースをさらにビニール袋に包む必要がでてくる。ビニール袋に包んだケースは次に取り出したときにはヌルヌルと相
場が決まっています。またビニール袋を取り替えなくちゃ・・・・ああああっ、イライラ!

 そんなストレスから解放されるパーフェクトな容器を、私はスーパーのキッチン用品売り場で発見しました。それはずばり、フリーザー用密閉容器「ごはん用」です。しかも「茶碗一杯ぶん向け」が最高。つまり、残りごはんを茶碗一杯分ずつ冷凍するためのタッパーみたいなもの。見たことのない人にとっては「いっ
たい何じゃそりゃ?」という代物でしょうが、いまや近所のスーパーで必ず入手できる一品です。

 ただのミニサイズのタッパーと異なるのは、電子レンジで解凍したときにホンワカしたごはんになるように、底にスノコがついているという点です。

 そう、これなら石鹸の水がしっかり切れる。ポーチなどに収納する前に底にたまった水をペッペッと捨てる。フタは完全に密閉できるので、たとえ水分が残っていても容器の外に流れ出る心配がありません。

 すでに何年もこの方法で固形せっけんを持ち歩いていますが、これに勝る容器はないと確信しています。

 フリーザー用のスノコつき容器は、ハム用・肉まん用・薄切り肉用・サンマ用などいろいろありますが、いずれも大きさやフォルムに一長一短あり。「ごはん・お茶碗一杯分用」がベストです。

 すでに使って小さくなった石鹸を旅行用にとっておくのが賢明ですが、「新品しかなくて、容器にせっけんのサイズや厚みが合わない」という場合もあるでしょう。ならば、ハンバーグやステーキを食べるときに使うナイフとフォークで手術をほどこしましょう。手が滑らず、包丁やはさみよりも上手くいきます。

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