| ●怖がらず、ロマとの出会いを楽しむぐらいの気持ちでいこう! |
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| 集団でワーッとくるロマはすごい迫力なので、はっきりいって怖い。しぶといし、ふてぶてしいし、中には「ケッ」とツバをはいてくる輩なんかもいて、身が縮み上がる思いになることもあります。 |
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| でも、気後れしては負けです。 |
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| 私はあるときから気持ちを切り替え、いっそ彼らとの一騎打ちをひとつの楽しみ、ヨーロッパ旅行の洗礼と考えることにしました。 |
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| 「来るぞ来るぞ〜来い来いロマロマロマ……」と思っているとあら不思議、彼らが現れないとむしろさびしいというぐらいの気持ちになる。 |
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| で、実際周りを囲まれたら待ってましたとばかりに「おりゃあああ」と追っ払う。すると、彼らはあっけないほど早々に去ったりする。というわけでみなさんにも旅行前に覚悟を決めることをすすめます。 |
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| ドロボーになんか出会いたくないのは山々ですが、実は私は、都会で出会うロマのたくましさをちょっとたのもしく思っていたりもします。 |
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| 文筆家のみやこうせいさんは著書「ルーマニアの赤い薔薇」(日本ヴォーグ社刊。名著!)の中で、おもにトランシルヴァニア地方のロマについてではありますが、こう書いておられます。 |
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| 「ロム(ロマ)は、はっきりいって天と地の支配者、あるいはあらゆる文明人よりも高度な自然の一部。ロムがこの世にいなかったら、どんなに淋しく味気ないことだろう。(中略)いつかある村の入り口にロムの女が座っていて、やがて立ち去り風景が急にあおざめたのを鮮烈に思い出す」 |
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| 都会のロマ、田舎のロマ、時代の流れもあって鮮やかな花柄スカーフをまとわなくなったロマもいれば、定住の道を選んだロマもある。ひとことでロマといってもいろいろですが、「いちどお手合わせ願おう!」ぐらいの気持ちで、いっそその出会いを楽しもうではありませんか。 |
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| もちろん、貴重品・カメラ対策は万全に。手ごわい相手ですからね |