海外ではやっぱり現金よりカードが安全
現金は盗まれたら終わりですが、クレジットカードなら電話一本で機能を停止できるし、トラベラーズチェックなら再発行が可能。やはり海外では現金以外の支払い手段を用いるのが安全です。でもそうとはわかっていても、こんな噂を耳にして海外でのカード利用を躊躇している人もいるのでは・・・・?「日本に帰国して翌月送られてきた請求書を見たら、使った覚えのないとんでもない額の請求がきていた」というような話。
このようなケースでは次のような要因が考えられます。
(1)店員によってゼロの数や単位を操作された。たとえば1000ペソの買い物をしたのに請求書では1000ドル請求されている、など。
(2)カードを偽造され、自分の知らないところでカードが乱用された。
カード偽造は泣き寝入り不要
こんな話を聞くとカードを使うのが怖くなってしまうかもれませんが、それでもやっぱり現金よりカードのほうがよっぽど安全というのが結論です。もし請求に不審な点があったらカード会社に連絡します。カード会社はあなたが旅先でカードを使った際の明細書(ひかえ)などから調査を開始します。カード偽造などで被害者が泣き寝入りしなくて済む、それがクレジットカードの値打ちなのです。
もちろん、利用者が店で気をつけるべきポイントはいくつかあります。
(1)請求額は正しいか。数字・単位はごまかされていないか。
(2)インプリンター(カードにカーボン紙をのせてガチャッとスライドするやつ、あるいはレジのみぞにピッと通す)作業は一回だったか。二回以上はあやしい。
「有名な老舗だから、高級店だからあくどいことはしないだろう」といった判断はあてになりません。でも、どんな店であれこちらが目を光らせていれば大丈夫。悪党だって厄介な客は敬遠したいですから。
カード会社は頼れる仲介人だ!
カードのメリットはキャッシュレスというだけではなく「トラブった時カード会社が仲介人になってくれる」という点も大きいのです。たとえばサイズを直して後日日本に郵送してもらうことになった洋服がいつまでたっても届かないとします。店に電話や手紙で問い合わせすればいいのでしょうが、どうしても言葉の壁・通信費・素人ゆえ言いくるめられるのではといった不安が頭をよぎります。
というわけで私はまず日本のカード会社に「おたくの加盟店で買った○○がかくかくしかじか」と電話して事情を話すことにしています。ケースバイケースですが、信用第一のカード会社はカード利用時に起こったトラブルについては調査や問い合わせをしてくれるはずです。
カードの特典フル活用でトクしよう
旅行が決まったらカード会社に電話して、旅行者のためのリーフレット(冊子)を送ってもらいましょう(カードの裏に記載されている代表番号でOK)。あなたの行き先に応じた、たとえばハワイなら「ハワイでのカード利用の手引き」というリーフレットを無料で郵送してくれるはずです。
これには旅先でカードを紛失した際の連絡先や事務所の地図が載っているのはもちろん、「カードで割引きになる店・ホテルのリスト」「カードの提示で景品プレゼント」などなど、知らなきゃ損する情報が満載なのです。旅行期間だけ利用可能金額の上限をアップする方法やリボ払いについても詳しく書かれています。
また、大手のカード会社は世界の主要都市に「お客さまセンター」みたいな営業所を設けてカード紛失時の対応以外にもさまざまなサービスを用意しているのですが、これも利用しない手はありません。
たとえば某カード会社は会員用サロンを主要観光都市にオープンしていて、日本語環境を整えたインターネット・コーナーや無料ドリンクなど気軽に立寄れる工夫をしています。何より嬉しいのはべつにカードに関係のない用事でもふらっと立寄れるムードだということ。これらのサロンはたいてい繁華街にあるので、友達との待ち合わせやトイレ休憩など利用価値が高いのです。そういえば「ショッピング中に重い荷物を預かってもらった」なんて人もいましたよ。



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