
「結婚は別に…。でも、子どもはほしいな〜」。モテない系に限らず、現実の恋愛があまりうまくいかない妙齢の女性からは本当によく聞かれる言葉です。その願望とモテない系の妄想力がタッグを組むと、さあどうなる。
ああ、仮想の相手に、“無償の母性ダダもれ状態”でございます。これはもちろん、決してあぶないことではありませんよ。むしろ、モテない系としては当然の成り行きかもしれません。とはいえ、現実の恋愛も特にない上、仮想の相手にも甘い気持ちがないとなると、ちょっとマズいですよね。なぜかって、100%母性しかないんじゃ、ただの枯れたおばさまってことになりかねないからね。22歳でそれはちょっと早いぜ、姉御!
私が最近はまっているのが、ずばり「年下の男の子」です。俳優では本郷奏多くんや神木隆之介くん、体操の内村航平選手もかなり良いです。ただ、私が彼らを好きだと思う気持ちは、もちろんファン的な要素が一番ですが、「付き合いたい」とかいう甘い気持ちの対象ではないのです。はっきり言って「将来こんな子どもがほしい!」の一言に尽きます。こんな子どもがいたら、母親として何でもしてしまいそうです。ケーキを焼いて帰りを待ち、彼女ができれば大喜びし、悲しいときは頭をなでてあげたいです。想像しすぎて脳内麻薬が出ます。というわけで、恋愛→結婚→出産というプロセスをすっ飛ばした気持ちで「JUNON」をコソコソ立ち読みしています。あぶないですかね? (ひなた・22歳)
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コラム | 2009.07/01 07:30
たとえ彼氏がいようとも、そして彼氏が大好きであろうとも、モテない系は「彼色に染まる」ことができないのだ。モノクロームの世界から抜け出すチャンスはいくらでもあるはずなのに! 「男ができて変わっちゃった自分」が恥ずかしい、という自意識!
モテない系はパステルカラーを避ける傾向がありますが、カラー自体を避けてしまうとは。こうなるとリハビリも大変です。カラーを勧めてくる彼氏の存在は、この上ない好機なのに…。ポイントは、さらりと織り込まれた「男の影響だと思われるだろうし」の一文ですよ。これこそがモテない系の悲しい根幹なのでございます。こうなったらいっそ彼氏を真っ黒に染めてみたらどうでしょう。むしろその方が敷居は低い気がします。
かっこよくスタイリッシュな女性にあこがれ、体形のコンプレックスなどもあり、いつも無難なモノトーンのファッションを好んで着ていました。気づけば全身真っ黒で、真っ黒のカブにメットに真っ黒のリュックで通勤する日々。そんな私が6年間思い続けてきたあこがれの彼氏と付き合うことに。しかし相手はオシャレでアメカジ大好きの年上男性。「似合うから着てみなよ」と勧められるのですが、原色をうまく着こなせるか心配です。あきらかに男の影響だと友人には思われるだろうし、色のある世界を教えてくれた彼氏にホントはどっぷりと染まりたいのに…。相変わらず勇気がなくて、モノトーンを選んでいます…。(wanpaku・27歳・クリエーター)
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コラム | 2009.06/03 07:30
年下の男子を相手にするときって困りますよね。どうしてもタメ口になるし、かといって親しげになりすぎて「狙ってる?」って思われるのは心外きわまりない。それならいっそのこと、愛想ない女子ってことで…。
モテない系が年下男子と接する場合はどうしても、そっけなくて怖いお姉さんか、あるいはオトコ気バリバリお酒グビグビの肝っ玉姉御になってしまう。だって「ふつうに親しくする」ってどうやったらいいか分かんないもん、しょうがないよ。お局認定、大いに結構。ああ、こうして今回も恋愛対象外と認定されるわけですが、ま、別にいいよね。もともと年下男子に興味ないし!といって強がればダメージはいつもどおり少ないですよね。
私は面倒見が悪い方では決してないのですが、職場に新しくやってくる新人男子に話しかけられません。なんか新人を狙ってるみたいで……。向こうから質問してきてくれたら何でも教えてあげるし、もしオフィスに誰もいない状況になったら「仕事慣れた?」とかいろいろ話しかけてもいいんだけど……なんて、われながら自意識過剰だと思います。たぶん、そっけなくて怖いお姉さんだと新人諸君には思われてるはず(涙)。(そろばん姐さん・33歳・商社)
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| 2009.05/07 07:30
「メガネ男子」という、モテない系女子が好みそうなジャンルが定着してきました。しかし、だからといってメガネをかけてりゃなんでもいいわけじゃない。ブームがどうあろうと、モテない系にはそれぞれに譲れない部分があるのだ。
「メガネ男子」、もうジャンルとして定着した感がありますね。しかしモテない系は、ブームのものが定着したと同時にそれに安易に便乗する人たちを嫌悪するのだ! m-rock さんのこの身勝手な嫌悪(いい意味で。笑)はまちがいなくモテない系属性ですよ、おめでとう! 「メガネの男子は、必ず私の思う“メガネ男子”のコンセプトに沿った形でメガネをかけるように! それ以外は認めない!」…って、勝手すぎ。でもその気持ち、超同意。
メガネをかけた男性、というのは、異性を意識し始めたころから好ましく思える存在でした。ところが昨今「オシャレとしてのメガネを楽しんでいる男子」が増殖したことで私の中に、ある種の不快感がわいてしまったのです。「メガネってこんなに喜々としてかけるもんだったかしら」。私の愛したメガネ男子はその大部分が仕事中、授業中などの必要時にかけて、それ以外のときは外していなかったかしら。パートタイムメガネでも生活に支障がない人は、できれば必要時以外は外して持ち歩いていてほしいのです。かけたり外したりする一連の姿にときめきを感じる女子がいることを昨今の「オシャレメガネ男子」は気づかないのでしょうか!(m-rock さん・29 歳・派遣社員)
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コラム | 2009.04/01 07:30
オトナの女は、くだらない下ネタのギャグなどにはまゆをひそめつつも、自分のセクシーな部分は自覚しているものです(たぶん)。しかし、モテない系ってまるっきり逆なんだよな。
下ネタ芸には笑ったりするくせに、なぜか現実的な自分の下着とか水着のこととなるとやけに恥じらうモテない系。皆さまは性に対してまだ過剰反応な、小学校高学年くらいの乙女なのです。ハタチを過ぎても、いやミソジになってもこの感覚は抜けまい。モテない系とはつまり加齢乙女。なんてかれんなのでしょう!…と思うのは私だけかもしれないや。不思議なことに、彼氏やダンナができても、きっとこの感覚って続くんだよね…。
いきなりですが、下着のことを「ブラ・パンティー」と呼べません。なんか恥ずかしいんです、卑猥(ひわい)なカンジがするんです。私が呼ぶとき、ブラは「ブラジャー」とか「ジャーブラ」、パンティーは「ぱんつ」。ブラだのパンティーだの、己らは亀仙人か!?とツッコミたくなります。(ハルさん・25歳・会社員)
この前、ある雑貨店に行きたかったのですが、そこに行くには水着のコーナーを通らないといけませんでした。「おまえが水着!」とは誰も思ってないんでしょうが、どうしても水着ゾーンを通ることができませんでした。結局、雑貨店には遠回りして行ったのですが、こんな私はモテない系に属するんでしょうか?(kaさん・22歳・広告デザイナー)
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コラム | 2009.03/04 07:30
モテない系はディープな趣味を持つことが多いものですが、読書や映画や音楽など、一単語で言い表せるものならまだマシなほう。理解されにくい趣味のほうがいっそう深入りするし、趣味にかける情熱も高まってしまうようで。
食品サンプル集め。…確かにマイナーでディープな趣味ですけど、十分に薄めればモテ要素としても使えますよ! だって、いっそ流行に乗ったことにすれば、デコスイーツで「かわいい」と言われる可能性さえあるじゃないですか。どう扱うかはあなた次第なんですよ! …でも、ふだんから薄めずに原液で振りまいてるような感じなんだろうなあ。私はそういうあなたが大好きですがね。
子どものころから、食品サンプルが好きで好きでたまりませんでした。今では部屋中がコレクションであふれています。最近、デコスイーツなどのプチ食品サンプルも若い女性に人気があるといいます。私もその流行に乗ったと思われるのではないかと思うと、本当に気に入らない。私は自分の信念を貫いて生きてる!と大声で主張したい、でもあんまり主張できない。そんな私の今一番のお気に入りは天ぷらのストラップなのですが、なんせこれがリアル。いや、そこが私は好きなのですが、リアルすぎる天ぷらのストラップをケータイにつけ、「それ何?」と聞かれた途端に、待ってましたとばかりに食品サンプルの素晴らしさを語り出す、そんな女がモテるわけもなく…。(天麩羅さん・23歳・事務職)
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コラム | 2009.02/04 07:30
基本的に「モテ」や仕事への情熱が薄く、趣味にこだわりがちなモテない系は、趣味以外の「アグレッシブ」が苦手だ。だから、モテにも仕事にも熱い「丸の内・外資系」は対立概念です。そんな職場で、さあどうしましょう。
趣味だけでなく仕事にもアグレッシブなのは、モテない系としては珍しいです。確かに負け犬っぽいけど、いいことじゃないか。…でもやっぱり他人がアグレッシブなのはうざいよねー。仕事にも熱けりゃ性欲も強そうな職場の男(浅黒い肌)は当然視界に入るまい。ぜひ、押しの弱いレコ屋系男子(生白い肌)をつかまえましょう。いっそヒモでもいいさ。だから、カバンは断固非ブランド物で貫くべきです。相手に引かれないためにね…。
私は丸の内にある外資系の会社で働いていて、海外出張&残業続き。まさに「仕事に打ち込みすぎて結婚できない」負け犬路線まっしぐらです。同時に根っからのモテない系でもあります。周りが給料をエステや高級カバンに費やす中、私の主な出費は洋楽インディーズバンドの
CD購入やライブ遠征。好きなバンドのためなら海外まで飛んでいきます。ちなみに理想のタイプは週末レコード屋にいるような細めのメガネ男子です。丸の内サラリーマンはアグレッシブ過ぎて苦手です。スーツ細すぎ! クールビズだからって肌はだけすぎ! 彼女のキャビンアテンダント率高すぎ! そんな私はLEON系上司に「カバンくらいブランド物持てば?」と言われ続けてます。(クラゲイタイさん・25歳/外資系営業)
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コラム | 2008.11/26 07:30
記念すべき1通目は悲しき典型例、「のろけ的なことができない」タイプ。モテない系の場合、仮に彼氏がいても、彼氏の自慢なんてとんでもない。彼氏がいることさえなかなか言えません。あわよくばほかの男への乗り換えを狙ってるから? …んなわきゃないよ。
「指輪嫌い」と言い放つさまはまるでわがまま女だが、beeさんはただ「女らしいかわいさ」を見せるのが恥ずかしいだけなんですよね! ああ、のろけなんて、自意識過剰なモテない系にとっては実に恥ずべき行為。指輪一つでも「これはのろけ同然ではないか」と封印してしまうこの奥ゆかしさ。どうにか指輪をするためには、もはやさっさと結婚するしかないっしょ。そこまで事が運べば周りに言わざるをえないもん。勢いッスよ、もう。
ワタシ最近、久しぶりに彼氏ができました。で、何度目かのデートで指輪のサイズを聞かれました。ワタシは、センスがないのでアクセサリーをつけません。指輪も、蒸れるからしません。何よりも彼氏に指輪をもらうからには薬指にはめるわけで、そうすると周囲に「ワタシ彼氏います」をアピールすることになる。ということで、聞かれた瞬間、困った顔して「指輪嫌いだからしない」と言ってしまいました。実際には、もらったらうれしいんだけど。ただ、身につけるのが恥ずかしくて仕方ないだけなんだけど。
ちなみに彼は、同じフロアで働く先輩です。会社で指輪すれば周囲の視線が気になるし、指輪しなかったら彼の視線が気になるしで、まだもらってもいないのに胃がイタイです。(beeさん・25歳)
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コラム | 2008.10/29 07:00
はじめまして。能町みね子と申します。みなさま、世間のモテの波に乗ってらっしゃいますか? ちゃんと秋コーデを取り入れ、この季節油断しがちな肌のお手入れも入念ですか? これは波からあぶれた、入念じゃない「モテない系」のあなたにお届けする、低血圧気味の連載でございます。
なんかモテOLらしくなれない女子たちへ捧ぐ
「モテない系」の女子とは、決してまるっきりモテないわけじゃない。彼氏がいたり、ダンナがいたりすることもある。でも、強大な自意識のために、「モテるために何かをする」ということには非常に抵抗のある人々である。
声もテンションも低め。ゆるふわ巻き髪やパステルピンクの服などは確実に避ける。売れ線の音楽・映画・本などは目に入らず、趣味では独自の道を歩んでしまう。そんな、世間のモテOL路線にはどうしても乗り切れない、ちょっと生きづらいような、でもまあこのまんまでもいっか、みたいな女子のこと。実は左グラフのように、女性の多くを占めているのです(たぶん)。
この連載では、そんな「モテない系OL」からの投稿を、特に励ましもせず、ただいじっていきます。何とぞよろしくおねがいいたします。
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コラム | 2008.10/01 09:40