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女性のからだは女性ホルモンによって、良くも悪くも左右されています。このホルモンは私たち女性にとっての絶対的権力者のようなものかもしれません。
女性ホルモンは、女性の「月経」を支配しています。さらには女らしさを演出するすべての機能(髪・肌・声・性・気分・各種臓器機能)の調整役を果たし、女性の感情や体調の波にも大きく影響します。月経前にイライラしたり体調が悪かったりは誰でも経験したことがありますよね。この波をできるだけ上手に乗り切るには、基礎体温表をつけ、その時々の「心と体の変化」を記録する習慣をお勧めします。「それって避妊法としては不確実でしょ?」。いえいえ、基礎体温は妊娠や避妊の目的だけでなく、「体調と感情の波」を知るためにも有効なのですよ。
基礎体温は、その名のとおり、私たち女性の生活と感情を彩る基礎の基礎。その時々の人間関係や出来事に関係なく、月経前や月経中はブルーな気持ち、排卵期は明るくハイテンションな気分に誰でもなります。例えば、決まってその時期になると、大切な人にイライラをぶつけ、嫌みの連発、危うくケンカ別れするところだった! あるいは、できない、辞めたい、家出したいなど後ろ向きな感情にとらわれて思考が堂々巡りするなどなど。
不調な波の解決策には2つあります。
ひとつ目は、毎月の心身と感情の波にあわせ、調子が悪いときこそ意識的に、関係性の悪化や、仕事の出来不出来の影響を小さくする努力をすること。悪い方へ悪い方へ認識する「癖」を知り、それをやめて「良い認識=プラス思考」に変えるのです。
ふたつ目は、できるだけ女性ホルモンが活発に活動し、うまく機能する環境に身を置くような人生選択を繰り返すこと。女性のストレス耐性は、情緒的支援が十分でないと弱くなり、自分を理解してくれる、会うと心が落ち着く、信頼できる人がいると、強くなります。それが「恋人」であれば一番ですが…(いつも支えてくれる恋人がいるとは限らないし)。
転配属、転職、友人などの選択を迫られたときは、「自分にとって気持ちいい。体にラク」な方を選択します。もっと言うと、批評、悪口などで自分がストレスを感じる人は寄せ付けないという選択。それは、お金や、肩書、世間体などよりもっと重要な物差しなのです。時には、自分には合わない!とキッパリあきらめることも大事。そんなときこそ、今、誰の、何の支援が必要かを見極めて、率直に助けて!と声をあげること。助けを求めるのは恥ではありません。「一番適切なタイミングで、適切な支援を求められる私はエライ!」と自分を褒めてあげましょう。「その基準(スタンダード)は自分自身が持っている」と。
だから、ちょっと面倒くさいけど「基礎体温」を測り、心身を観察し記録することを積み重ね、心と体を客観的に知る手立てをマスターしましょう。それは自分を知り、セルフコントロールする武器のひとつになるはずだから。あ! 家計簿をつける、あの要領でいいのですよ。
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