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近年の男女平等の進展は喜ばしいことですが、役割意識は大事だと思います。ネット犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)など、未成熟な男性による事件が続く今だからこそ、男子がメンツ=自尊心を傷つけられ、女性(母親)に受容・支持されずに育つ弊害(怒りや恨み)について、注意を喚起したいと思います。
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先回、「手作りより大事なのは、愛と笑顔のある食卓〜」と書きました。でも、家事や料理をすることが最高の愛情表現になることも見逃しにできない事実です。だって、笑顔だけではおなかは満たされないですものね。
そんなわけで、家事の基本、料理のスキルを磨くのにさすがの企画が、このところ目につきます。親子や若者に効率的な家事や片付け、一人暮らしのコツを伝授する「家事塾」や、おしゃれなミッドタウンの中にある、ABCクッキングスタジオにも行ってみました。どれも気軽に簡単に明るく習えるように工夫されているのが特徴カナ。こういう傾向、私はとってもいいと思うのです。
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昨年は、吉兆さんが廃業したり、産地偽装問題など、食糧難世代の感覚では推し量れない事件が続きましたね。食の安全のために手作りが見直されているのはいいのですが、少し気になることがあります。それは、何が何でも手作りでなければという強迫観念にとらわれる人もいるのではないかな、ということ。まさに私がそうでした。「母の手作り」でなければと半ば強迫的に弁当や料理に励んでいた私の子育て共働き時代。子どもの年齢が同じということで「育児友達」をさせていただいていた料理研究家の小林カツ代さんに、「安心なお店と商品を選択すれば、総菜屋さんのコロッケやサラダを並べてもいい。3分待てばできるインスタント食品だって、ほんのひと手間加えて盛り付ければいいの。要は、おいしく食べたい、食べさせたいという愛情の方がずーっと大事よ」と言われて、ホッと力が抜けた感覚を今でもよく覚えています。
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何でもメールで済ませられる時代だからこそ、あえて勧めたいのが、お礼状を出すこと。これをごく自然な習慣として、苦もなく出せるようになればステキです。できればすぐに、遅くても3日以内には出すのがスタンダード。
私がお礼状に目覚めたのは、病院・学校という公務員の職場から一般企業に転職してまもなくのことでした。ビジネスマナーの講座で、最初に教えられたのがこれです。そのときは「フーン、そんなもんかなあ」と思いつつ、何でも教えられたことはやってみる式に努力しただけです。はがきと記念切手はビジネス手帳に欠かさずはさみこみ、公私に関係なく、訪問先からの帰路には、「〜をいただきましてありがとうございました」のお礼状を投函(とうかん)して帰るのが習い性となりはじめたころ、私の筆まめはつとに有名になりました。
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私たちの働く意味は何でしょう。巨万の富を得て、起業家として成功すること? 企業の中で出世すること? それも大事なことかもしれません。でも、誰にでも、結婚や出産、あるいは介護などで、どうしても仕事に全力投球できないときがあります。私もそうでした。
そんなとき、ある先輩からこう言われました。「今は収入よりも働く喜びを感じる職種を優先していい。でも45歳までにはそれなりに稼げる人になるという目標を持ちなさい。更年期になると病気になる確率が高くなるけれど、そんなとき、夫や家族に治療費のことで気兼ねしなくてすむからね」と。当時私は30代。家族と仕事のバランスをとるために、非常勤の仕事しかできず、収入は3人の子供の保育料で消えるどころか足が出ていたころ。乳がんと闘いながらの先輩の話は説得力がありました。
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「プラスのストローク」とは、心理学用語で、ほめ、認め、ねぎらい、感謝し、理解していることを言葉や態度、行動で表現する一連のコミュニケーションスキルのことです。一言でいうとほめ上手。私たち日本人は苦手かな? 育児の講話のテーマでも“ほめ方”より“しかり方”をという要望が多いのが実情。「目が印象的でステキね」「花の水やりを毎日欠かさずに立派ね」「字がキレイね」「今日の服センスがいいね」などということでいいのです。“ほめ育て”された体験のない大人は、しかり言葉は自然に出ても、悪気はないのに“ほめ言葉”が出ないのです。
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長い人生、誰でも人は病気になります。その病気から逃れようとするよりも、いつでも専門家とともに、丁寧に手当てしていく姿勢を持っている人は、病気をも自分磨きの味方にします。病気だけでなく、日常生活でも同じ。他人の力を上手に活用して、いつまでも輝いて生きたいものです。そのためにも5種のブレーンを持つことをお勧めします。
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100歳になっても美しくいられるためには、自分を長持ちさせる「身だしなみ力」がかかせません(100歳まで生きられるはずはないですって? いえいえ、これからは超高齢社会。そんなはずが「ある」から政治や医療制度が困っているんですから…)。それには私たち一人一人の3つの手の技=「手当て」と「手入れ」と「手配」が必要なのだということをお話ししてみましょう。髪や肌や着物・居住まいの手入れを大事にするのは、日本の生活文化の伝統ですね(少しすたれ気味ですが…)
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仏語翻訳家でエッセイストの伊藤緋紗子さん、私は大好きです。ご主人が超多忙な産婦人科医師であるにもかかわらず、今年、50代にして著作数が50冊を超えた旺盛な仕事ぶり。熟年の今、さらにエレガントさは増すばかり(近著「マドモアゼルのお約束」〈ベストセラーズ〉、ぜひご一読を!)。この美しさは何?とインタビューさせていただきました。すると「結婚当初は良妻ぶりを発揮して家事にいそしんでいたのですが、連日連夜の病院からの呼び出しに喜々として出かける夫に、よほど仕事が好きなんだなと感動。で、食べてはもらえぬ料理を眺めていてもしょうがないと、翻訳や取材の仕事を再開したの…」と。納得!
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20数年前、女性が結婚したら専業主婦になるのが当たり前だった時代。「他人にわが子を預けるなんて!」という風潮の中で、女性が育児をしながら何らかの仕事を継続していくという人生を選択するためには、(1)子どもがいても自分の時間を持っていい、(2)そのために他人に子どもを預けてもいいのだという意識変革が必要でした。それができなければ、どんなに育児休業制度が整い、星の数ほどの保育施設ができても、女性は働かない。どうしても、一人一人の女性の認識を変える働きかけが不可欠だという思いから、30年近く前に、マザーリングセミナーを立ち上げました。そして、女性の人生は3つの輪、つまり「仕事」と「家庭や育児」「社会的な活動や勉強」の輪のバランスをとって生きることが大事。時代の変化や家族の変化で、それぞれの輪の大きさ、重なる部分、それらのバランスは変わっていくけれど、どれもゼロにせず、柔軟に生き方選択を重ねていこうと提唱してきました。
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