東日本大震災で尊い命を失われた皆さまのご冥福をお祈りします。また、愛する人や家財を失った方々や、避難所生活を送られている方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
3月11日の地震から、1ヶ月が経ちました。地震が起きたとき、私は東京にいたのですが、その日から世界中のフェアトレード生産者、卸先、サポーターからの安否を心配する声と応援のメッセージが続々と届きました。
メッセージの一部を抜粋してご紹介します。
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●アシャ・ハンディクラフト(インド、草木染め製品など雑貨生産者)
アシャを代表して、お悔やみ申し上げます。地震と津波が日本の海岸を襲った映像を見て、ショックを受けています。私たちも数年前津波を経験したので、被災者の方々の無力感と絶望を想像できます。私たちの思いは、つらい思いをしている皆さんと一緒にあります。何か私たちにできることがあったら、ぜひ教えてください。
●バングラデシュ・デヴテック・アソシエイツ(バングラデシュ、手織り衣料品生産者)
私たちの心は皆さんと共にあり、できることがあったらいつでも協力したいと思っています。春夏コレクションの追加発注分、また秋冬コレクションの生産や来年のコレクションのサンプル作成など、こちらでも一生懸命がんばって進めているので心配しないでください。
●プレダ基金(フィリピン、ドライマンゴ生産者)
日本の皆さんが、この困難を乗り越える勇気と立ち直る力を持っていることを私たちは知っています。そしてとても尊敬しています。何かお手伝いできることがあれば、すぐにでも駆けつけたいと思っています。どうか、連帯、友情、心配の思いを込めたこのメッセージが、皆さんへのサポートにつながりますように。
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途上国のフェアトレード生産者から、「何か必要なことがあったらいつでも言って」というメッセージを読むたび、支援する側にいると思っていた私たちが、今度は応援される側にあることに気づき、フェアトレードの根底にある友情や助け合いといった考え方を改めて実感しています。自分たちが当たり前と思っていた、家族や健康、電気、食事、水などへの感謝を胸に刻み、そして日々の暮らしや環境、エネルギーについても、改めて考え直すきっかけになりました。自分の生活が世界の人々とのつながりに支えられているということを胸に、私たち一人一人が生き方を本格的にシフトするときが来たのだという気がします。
私たちは、フェアトレード団体として、一企業として、日々の活動を続けることに注力し、復興のために努力します。国やコミュニティを超えた絆を大切に、本当に持続可能な社会づくりを目指します。あなたも、ぜひ力を貸してください。
この連載は、今回が最終回となります。1年以上に渡りお付き合いいただいた皆さま、どうもありがとうございました。
また皆さんとお目にかかれる日を楽しみにしています!
愛をこめて
サフィアより
P.S
生産者からのメッセージや、ピープル・ツリーの、東日本大震災にあたっての支援については、こちらからご覧ください。
フェアトレードは、途上国の社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の機会を創り出し、公正な対価を支払うことで、彼らが自らの手で生活を向上させ、経済的に自立できるよう支援します。また、フェアトレードは農薬や化学肥料に頼らない自然農法や生産地で豊富に採れる自然素材と伝統技術を活かしたものづくりによって、持続可能な生産を目指しています。

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