「昔は、知らない世界を描いた文章に入り込むのが好きだったけど、今は同じ時代を生きている人の言葉に夢中」と笑う生駒祐子さん。選んだ1冊は、「ありのまま〜ていねいに暮らす、楽に生きる〜」です。法然院の住職・梶田真章さんが語るテーマは、歩く、食べる、掃除する、など生きることそのもの。「無意識にやっているけれど、ひとつひとつに意味があるんだって、驚きを与えてくれます」
この本を読むのは、寝る前や疲れたとき。そのたびに感じ方が変わるそう。「わかりやすく、美しい日本語で書かれているからかな。私がこれから経験を重ねていくと、きっとまた違う感じ方をするんだろうなぁ」
なかには、寺での仕事に関連づけてつづられている章もあって、実際に法然院を訪れて本の内容を思い出すと、「そういうことね」と新たな発見をすることも。生駒さんは、そうやって何度も、何通りにも“本を味わう”人。そうすると、「100倍楽しいですよ(笑)。同じ時代に生きていること、本で触れた世界にすぐに行けることに喜びを感じられる1冊です」。 |
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| 仕事であちこち飛び回る生駒さんは、移動中の読書が多いそう。そんな彼女にとって、カフェで本を読むひとときは、「ぜいたくで、大好きな時間」(撮影協力/ flowing KARASUMA) |

京都生まれ、京都在住。作品集「RESET」(リトル・モア)を出版。イラストの仕事を中心に、着物のデザインなどでも活躍 |
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