平安神宮ってどんなイメージですか?「朱色って感じ」「市内の中心部から離れている」など、平安神宮度ほぼゼロの吉川真代さんと谷本知美さんは、もちろん平安神宮に来たのは初めて。社殿を参拝したあと、神苑へ向かおうとすると、「あれ、平安神宮ってここだけじゃなかったの?」と2人。…神苑というね、庭があるんですよ。さぁさぁ行きましょう!
神苑は社殿を囲み、南・西・中・東の4つのゾーンで構成された約1万坪(3万3000平方メートル)の回遊式庭園です。神苑入り口に足を踏み入れると、そこが南神苑。有名なしだれ桜の大群を過ぎると、現れるのがチンチン電車です。「なんでこんなところに!?」という2人に、ちょっと説明。このチンチン電車は、平安神宮の創建と同じ明治28年、京都市内に敷設された電車。こういった縁があり、廃止になった年から展示されているんですよ。
順路に従って、西神苑から木々が茂る涼しい小道を通り、初夏にはアヤメやカキツバタが咲き誇る中神苑、東神苑へと進みますが、とにかく池が多い! 実は、この池にもちょっとした秘密があるんです。
池の水は琵琶湖疏水から引き込まれているため、琵琶湖の直系種であるニゴロブナやタナゴなどの淡水魚や貝が入り込んでいます。 つまり、琵琶湖の生態系がそのまま移動している“ミニ琵琶湖”というわけ。いまや琵琶湖では絶滅が危ぐされている種が、ここには残されているんですよ。とはいえ、池を見ている2人の口から出るのは「コイ、多いな」「大きい亀がいるな」。琵琶湖の影は最後まで見つからず、なのでした。
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| 「平安神宮」 |
| 「神苑を手がけたのは、近代日本庭園の先駆者とされる庭師の小川治兵衛。臥龍(がりゅう)橋という飛び石には、豊臣秀吉が造営した三条大橋と五条大橋の橋脚が用いられています。今でいうリユースの精神ですね」 |
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吉川さん
「自然がいっぱいだから、癒やされました〜。意外な広さは、本当に驚きです」 |
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谷本さん
「神苑を出た途端、現実に引き戻された感じでした。中では、ノンビリ気分だったので。でも、社殿がある空間も広々としていいですね」 |
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| 平安神宮 |
午前8時30分〜午後5時30分(夏季)
[拝観料] 600円
[問い合わせ] 075(761)0221 |
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| (左から)谷本知美さん、吉川真代さん。「この奥に神苑があるなんて知りませんでした」 |
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| チンチン電車の廃線は昭和36年。2人が生まれるず〜っと前ですね |
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| 東神苑の栖鳳池にある泰平閣で、琵琶湖の絶滅種に思いをはせる(?)2人 |
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| 南神苑の桜は、川端康成の「古都」や谷崎潤一郎の「細雪」にも登場しています |
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| 中神苑の「蒼龍(そうりゅう)池」。この臥龍橋をピョンピョン渡るのも楽しそう(時季によっては渡れない場合もあります) |
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