読者・今川真由美さんが訪ねたのは、「地元・和歌山の素材を使ったイタリアンを」とシェフの小林寛司さんが開いた一軒家レストラン「アイーダ」。イタリア各地で4年間修業した小林さんが思い描いたのは、現地で出合った「わざわざ行くレストラン」です。
主役に選んだのは地元野菜。レストランの隣に作った畑や、近くの農家、野菜を中心とした直売所「めっけもん広場」で手に入れる野菜はどれも苦味や強い香りをもったものばかり。通常はメーンと思われる肉も、ここでは野菜の持ち味を引き出すための脇役です。
写真のサラダには、アスパラガスをはじめ、タンポポやルッコラ、チコリ、ディルといった、まさに摘み草がたっぷり。アスパラガスの温かみでとけた煮こごりをソースにしていただきます。
3月からは念願だったという、一部屋だけのオーベルジュもお目見えしました。建物の一角には自家製バーニャカウダなどが並ぶ小さなショップもあって、わざわざ足を延ばしたくなる仕掛けも盛りだくさんな一軒です。 |