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スポーツ界で輝いている選手をピックアップ
試合直前の歓声とコール…
自分だけがもらえる幸福な瞬間
【ボクシング】内藤大助 (宮田ジム)
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内藤大助/ボクシング
内藤大助

1974年8月30日、北海道生まれ。164cm。中学時代に受けたいじめのトラウマを克服するためにボクシングを始める。本格的にプロボクサーを目指し宮田ジムに入門。1996年10月にプロデビュー。全日本フライ級新人王、日本フライ級王座、東洋太平洋フライ級王座を獲得したのち、2007年7月に3度目のWBC世界フライ級タイトルマッチに挑戦。ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)を破り、悲願の世界チャンピオンの座を勝ち取る。同年10月の亀田大毅(協栄)戦では、12回判定勝ちにより初防衛に成功。今年3月8日、ポンサクレックに判定勝ちし、V2を達成

http://naito.moura.jp/

 内藤大助。3月に2度目の防衛を果たしたWBC世界フライ級チャンピオン。初の自叙伝で彼は、中学時代の壮絶ないじめ体験から、世界の頂点に立つまでの心情を素直につづっている。特に試合時のキモチの描写は鳥肌もの。

内藤大助/ボクシング

内藤大助の自叙伝「いじめられっ子のチャンピオンベルト」(1300円、税別、講談社)

 「試合前は不安で仕方がない。いや、殴り合いなんて全然怖くないの。ボコボコにされても勝つならいくらでも殴られていい。負けたらどうしよう、ぶざまな負け方をするかもと想像するのが怖い」

 内藤が負けたのは37戦で2回。その1回は“1回34秒KO負け”という世界戦での最短記録となる苦いもので、一時引退を決意したほど。その体験が、試合前の不安をより深くかきたてる。

 しかし、それでも試合に立ち向かえるのは? 「“入場です”とコールされて、(内藤の入場曲である)<Romanticが止まらない>が流れた瞬間、わきあがる歓声とナイトウコール。これを聞くと、わーっと勇気が出てきて、最高だ!幸せだ!と思う。この瞬間だけは、どんな金持ちだって買えないからね」

 ぶざまに負けた経験があるから、声援をもらったとき、勝利したときにより強く幸せを感じられる。さらに、日々の苦しい練習に耐えられるのは“いじめ”があったから。「いじめは本当にあってはいけないこと。ただ、あのときよりつらくないじゃんと思うとトレーニングも頑張れるから、プラス思考に利用している。昔いじめられていた、こんな小っちゃい男を応援してくれる人たちの気持ちが本当にうれしいから、次の試合を頑張る。それがオレの目標です」 

撮影/崎元栄一郎 文/宮澤亜美子

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ビッターズホームページ 今回、内藤大助さんがチャリティーオークションに提供してくれたのは、サイン入りWiiのゲームソフト「はじめの一歩 THE FIGHTING!Revolution」。なぜゲーム? 詳細はビッダーズホームページ(http://www.bidders.co.jp/city)を見てね! この落札金はシティOL-AIDの活動を通じジョイセフに寄付します。

[情報掲載日:2008.4/16]
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