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俳優、お笑い、ミュージシャンetc…にインタビュー |

若手俳優の中でも、独自のペースとスタイルで前進し続ける加藤和樹さん。二枚目のイメージが強い彼が、コメディータッチの役柄で新境地に挑んだのが、オムニバス映画「髪がかり」。自分に自信のない若者が、不思議な理容師に髪形を変えられたことで生き方を変えていく作品で、入社試験に落ち続けて負のオーラ漂う青年から、植木等さんをほうふつさせる“明るいお調子者”へと変身する就職浪人の俊介を好演しています。「最初は初のコメディーということで、自分をどこまで捨てきれるのか不安があったんです。だけど、監督の要求に応えようとするうちに、“もっとできるんじゃないか”という気持ちに変わっていきました」
確かに劇中での吹っ切れ方は、“本当にいいの?”と思ってしまうぐらいに痛快だし、昭和の喜劇俳優を思わせる髪形や服装も、クールなイメージを打破する衝撃的な姿です。「変身後の姿を初めて鏡で見たときは自分でもショックで(笑)。だけど、格好や行動はダサくても自分が正しいと信じたスタイルを貫く彼の生き方はかっこいいと思うんです。見てくれた方にも、自分らしく胸を張って生きることの大切さをわかってもらえたらうれしいですね」
今回の役を演じたことで、あらためて“自分らしさ”の重要性を感じたという加藤さん。実は彼にも同じように悩んでいた時期があったそう。「俊介は入社試験の面接で、マニュアル通りの受け答えしかできずに落ち続けている。僕も上京したてのころ、自分の意思を言葉にできず悩んだ時期があって…。だけど、人に言われたことをしていても可能性は広がらないし、他人と同じことをしていても意味がない。自分なりの考えがないと周囲は振り向いてくれないし。この役を演じて、オリジナリティーを持って“加藤和樹”というブランドを確立しなければダメだなと再認識しました」
自分らしさを軸に、未知なる可能性を広げていく加藤さん。唯一無二の俳優として羽ばたいてく今後の活躍が楽しみです。
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