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俳優、お笑い、ミュージシャンetc…にインタビュー
草なぎ剛
僕がいるから大丈夫、そう言える男になりたい
1974年7月9日生まれ。SMAP結成から20年目。1991年にCDデビュー。以来、音楽活動、バラエティー番組など多方面で活躍。映画「黄泉がえり」「日本沈没」のほか、ドラマ「海峡を渡るバイオリン」「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕の歩く道」などに出演。「父帰る/屋上の狂人」「瞼の母」(公演中)など舞台でも活躍。現在「SMAP×SMAP」「僕らの音楽2」「ぷっすま」「チョナン・カン2」などのバラエティー番組のほか、ドラマ「猟奇的な彼女」(TBS系)にレギュラー出演中。映画「山のあなた 徳市の恋」は5月24日(土)から、全国東宝系ロードショー

 「僕はモノマネは苦手なんですけど(笑)、今回の徳市(役)に関してはすごくソックリだと思います。でも僕っぽさも少しだけあって、それが僕には新しかった」

 草なぎ剛さん出演の映画「山のあなた 徳市の恋」は70年前の「按摩と女」の完全カバー作品。「オリジナルを何十回も見て、言い回しや振る舞いなど体になじませました」。昭和初期の独特の空気感やリズム、その穏やかさが見る者を癒してくれる。

 盲目の按摩(あんま)という難役に挑んでいる草なぎさん。「目を閉じている芝居だったので、余計なものが見えなくて、かえって演技に集中できてよかったかもしれません(笑)。僕自身も音やにおいに敏感なので、こういう役に向いてたのかもしれない」。徳市は温泉場にやってきたワケありな女性客に恋心を抱く。「最初に彼女をマッサージするシーンがすごく好き。いいにおいだなぁ、東京の人なのかなぁとか想像して、ひかれる気持ちはよく分かります(笑)。徳市はハンディをものともせず人生を楽しんでる。苦難があってもなんとかなるんじゃないか、と思ってる部分は僕とも似ていると思いました」

 「でも、好きな女性に“僕の見えない所へお逃げください”なんてきっと僕には言えないと思う」。“心の目”が見えすぎるがゆえの徳市の勘違いと切なさ。「僕はあそこまで人のことを思いやれないかなぁ。僕はまだ未熟だな」

 そんな草なぎさんがひかれる女性は「ありきたりだけど、元気で健康的な人。明るくて心が健康的な人がいると、元気が伝染する。やっぱり前向きでさわやかな人は好きになっちゃう。それと料理がうまい人。自分も番組で作ってはいるけど、おいしいものを作ってもらえると、男からでもうれしいのに、それが女性だったらヤバイよ(笑)」。

 自らを「まだ子どもっぽくてダメ」と評する。「いつまでも大人になりきれていないなと思うところがあって…。“ツヨポンかわいいね”とか言われちゃう。SMAPだし(笑)、女性をキュンとさせたいじゃない? だから、もっとシッカリと男らしくありたいと思っているんだよね。女性の悩みや不安を、僕がついてるから大丈夫だよって取り除けるようになりたい。この人に言われてもさ…ってならないために、真実味のある説得力を持って女性を守れる男になるのが理想です」

キャスティング・文/かしわぎなおこ(モアナ・サンライズ)
[情報掲載日:2008.5/21]