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俳優、お笑い、ミュージシャンetc…にインタビュー
岡田准一
疑問を持つことをやめたくない
1980年11月18日、大阪府生まれ。B型。95年V6のメンバーとしてデビュー。俳優としても多くのドラマや映画、CMで活躍。「木更津キャッツアイ」はドラマから映画へシリーズ化。そのほか「東京タワー」「花よりもなほ」などの映画や「タイガー&ドラゴン」「オヤジぃ。」などのドラマに出演。現在ドラマ「SP」、バラエティー番組「学校へ行こう! MAX」「VVV6東京Vシュラン2」にレギュラー出演中。「陰日向に咲く」は1月26日(土)から、全国東宝系ロードショー

 「シンヤ(役)に共感はしていない」とキッパリ言う岡田准一さん。「共感できる役かどうかよりも“これまでと違う岡田を見てみたい”とプロデューサーに言われたことが大きかった」

 映画「陰日向(かげひなた)に咲く」の主人公・シンヤは、ギャンブルから足を洗えず借金まみれになり、オレオレ詐欺にまで手を出すが、電話口の老婆に情が移り、だましきれない。「今回はセクシーなしで(笑)」、さえないダメ男を演じている。

 撮影前、原作者の劇団ひとりさんから「君のイメージとは違うよ」と冗談まじりに言われたそうだ。「だからこそ、この作品を汚したくないと思いました。自分の今までのやり方だと、絵にハマりすぎてカッコつけてるように見られがちなので、そうしないよう心がけました」

 ひそかに大事にしたかったと話すのは、「シンヤがパチンコの誘惑に負けてしまう、迷いのシーン」。バスの運転手として、まじめに働いているシンヤが見せる、陰の姿。「まさに人間の陰と日向(ひなた)のポイントだから、どう切り替えればいいのか、表現をかなり考えました。一瞬なんだけど、映画のテーマを象徴する大事なところだと思います」

 “日向”の王道を行く岡田さんに“陰”はなさそうだが、「家の中ではパンツ一丁だったりするので、さえないですよ。そんな格好でテレビを見ているときに、たまに自分のこと が話題になって、例えば“デートしたい男”とかカッコよく言われてたりすると申し訳なくて。今オレ、パンツ一丁で寝転がってんだけどなぁって(笑)。風呂場に行くまでに服を一つ一つ脱ぎ散らかすし。カッコよく思われすぎてる」。

 デビューから13年目、大事にしていることがある。「オレくらいの世代の社会人って、慣れというかパターンみたいのができてくるじゃないですか。こういうときは、こうしとけばいいんでしょ、みたいな。単純に疑問を持つことをやめだすんですよ、もうしょうがないじゃん、て。もちろん社会の中では、慣れも、長いものに巻かれることも必要ですけど、それを当たり前だとか、しょうがない、と思わないで、ちゃんとフラストレーションを持てる人間でいたい。自分の意見が正しいとも限らないんだけど、それが新しいものを生み出すモチベーションになると思うから」

キャスティング・文/かしわぎなおこ
[情報掲載日:2008.1/16]