エンターテインメント
俳優、お笑い、ミュージシャンetc…にインタビュー
星村麻衣
星村麻衣
歌を聴いてくれた人の“ひかり”になれたら最高です

 4歳からピアノを始めた少女が歌手を志したのは高校2年生のとき。aikoや椎名林檎らの女性“シンガーソングライター”が楽器を弾き、うたう姿に衝撃を受け、「私にはピアノがある。自分の曲をみんなに聴いてほしい」と強く思ったと言う。それが、歌手星村麻衣の始まりだった。

 星村さんは、今人気のテレビドラマ「Tomorrow〜陽はまたのぼる〜」の主題歌「ひかり」をうたっている。自ら作詞作曲を手掛けたこの曲には、強い思い入れがあるそう。

 「ドラマは、数十億円の赤字を抱えた地方の病院を舞台にしたもの。主題歌を作るために、ドラマのモデルとなった病院を実際に訪れ、お医者さんや事務長さんなどに話を伺いました。今まで作ってきた曲は恋愛など自分に身近なテーマのものが多いので、事前にリサーチすることはありませんでした」。あらかじめ書いておいた歌詞は、現場で話を聞いた後何十回も書き直したそう。

 「想像していたよりも、地方医療の現実はずっと厳しいものでした。でもみんな前向きなんです。この病院のために、患者さんのために、という気持ちがすごく強くて、信じる気持ち、きずなのすごさを感じました。そんな姿を見て浮かんだのが“ひかり”という言葉。希望や愛、力の源になるひかり…。そんな思いを曲に込めました」


8月20日リリースの新曲、「ひかり」
8月20日リリースの新曲、「ひかり」
1223円(SMEレコーズ)

 星村さんの力の源は、愛犬のミニチュアダックスフント、マリリン。「私の気持ちが分かるみたいで、悲しいときはなぐさめてくれるし、本当に癒される。マリリンからたくさんパワーをもらっています」。そして未来の希望は、自分の歌を聴く人たちに夢を与えること。「私が椎名林檎さんを見て感動し、歌手を目指したように、私の歌を聴いて何かを感じてくれたり、希望を持ってもらえたら何よりうれしいです。誰かの“ひかり”になれたら最高ですね」

PROFILE

1981年4月18日、島根県松江市生まれ。4歳でピアノを始め、大学までピアノを学ぶ。高校2年生のときにシンガーソングライターを志し、2002年7月に「夏色のキャンパス」でデビュー。その後ドラマ「電池が切れるまで」の主題歌「ひまわり」、「恋するハニカミ!」テーマソング「瞬間、ストロボ。」などをリリース。8月20日にドラマ「Tomorrow〜陽はまたのぼる〜」の主題歌「ひかり」を発売。ドラマのテーマである地方医療の問題を勉強し、作詞作曲に取り組んだ意欲作。10月30日(木)に、渋谷duoでのワンマンライブも決定
取材・文/瀧澤由美(シティ編集部) 撮影/安田知樹 ヘアメイク/ MIZUHO(vitamins)
[情報掲載日:2008.8/20]