
今回のテーマは「職場の整理・整頓」。シティ読者の皆さんは、どちらかと言うと整理・整頓できない同僚に迷惑被っているようですが、私は逆。同僚のY君(今回も念のためうそイニシャル)の完ぺき潔癖主義に迷惑被っています。家のCDやDVDの、パッケージと中身がほとんど合っていない私と合うはずがなく…。
Y君は、32歳、独身、実家暮らし。やせ型のメガネの色白のヒゲ薄めの顔ツルツルやさ男。オスとしての魅力ゼロ。私的には、どんな毛でもボーボーのがまだあり。何なら「おふくろさん」騒動のK氏の耳毛のが断然魅力的。Y君、神経質そうな外見に勝るとも劣らず、中身が超ちまい。かつて一緒のチームだったとき、効率よく業務を行えるよう共通ルールを決めた。といっても、Y君が一方的に決めたのだが。簡単に言うと、この資料はこのファイルへ、この案件は処理したらこのトレーへとか。いやいやルールを決めても忘れることはあるじゃないですか? 人間だもの。しかしY君に、相田みつを的感覚はまったく通じなかった。

ある日のこと。私が資料を指定のファイルへ入れ忘れ、机に置きっぱで帰ってしまった。単純明快ケアレスミス。翌日、朝イチでY君が私のところへ来て、注意らしきものを言いだした。感情ゼロのビー玉のような目で私を見据え、「確認の意味も含め聞くんだけど、どうして決められたファイルへ入れないんですか? 自分の記憶が確かなら、このルールについて了解しましたよね? だから大久保さんは、知っててやらなかった? それとも自分の勘違いで、このルールの存在そのものを知らなかったんですか? もし、知っててやらなかった場合、この方法に何か問題を感じ、うまくいかないと思うなら、どうしたいのか具体的に挙げてください。ルール決めのとき、特別意見を言わなかったから、問題を感じてない、もしくは意見がないと解釈したのですが、そこのところは…(続く)」
このお経にも近い、まったく心に入ってこない音声を聞きながら、つまり右から左へ聞き流しながら思ったのは、「私、絶対この男無理だわ。絶対、トイレとか便座のふたまで閉めるタイプだ。で、こっちが閉めないとネチネチ言うんだよ。私、大概の男はイケるって自負があったけど、こいつは無理。このシオカラトンボとキスできるかって…あー無理無理絶対無理〜」。私にもイケない男がいると実感した瞬間でした。
男は便座上げっぱなしくらいが良い
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