エンターテインメント

オフィスライフ指南

テーマ vol.07「テレビ」 ::: 大久保 :::

テレビに出るのが原因で…

 シティ読者もテレビでバラエティーをよく見ているようですが、私の同僚も、恐らくバラエティー好きでしょうね。なぜ恐らくなのかと言うと、現在テレビの話なんかをできる同僚はおらず(会社にて孤立状況)、なぜ孤立してしまったかというと、これまたテレビが原因で…

 さかのぼること7年前。当時の私はSV(スーパーバイザー)。管理者的立場で、新人アルバイトの研修もやったりしていました。その日も、朝から新人20人相手に研修。このころから、めちゃイケに出だしていたため、バレると嫌だなと思いつつ研修室へ。研修室へ一歩入った途端、嫌な雰囲気を察知。その日の新人どもは、なぜか若い大学生が多く、しかも、コンパで「飲め飲めコール」を何パターンもしそうな軽いタッチの。

 とりあえずあいさつをしないといけない。「本日、導入研修を担当します、大久保です」。なるべく「大久保」を小声でぼやっと言ってみたが、数人がガヤガヤしだした。

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唯一の話し相手。会社の近くに住むジョン

 「えっ? 大久保ってあの大久保さんじゃない?」「めちゃイケの? まじで?」「誰? 誰? 大久保って?」「ほら、光浦の相方の」「えっ? 光浦ってコンビなの?」

 この私を説明するに当たり、光浦さんを出してくるのも好きじゃないのに、結果、それでも分からないってどういうことだ。普段あまり怒らない私が、雨で靴下の先が微妙に湿っているのも手伝い、言ってやった。「今は仕事中です。関係ないことは話さないでください!」 効果はあり、ピタッと静かにはなった。

 その後、その新人の何人かと一緒に働くことになったが、トイレでこっそり、遠慮しながら、「こんなとこですいません、実は私大久保さんのファンで…」って言ってきてくれる優しい子にも、「仕事中なんで」と全く臨機応変ゼロの態度をとり続けてしまい…。

 優秀な新人の皆さんは学習し、徐々に私に話しかけなくなり、今では「おはようございます」&「お疲れさまでした」以外聞いたことがありません。もちろん、自分でまいた種ゆえに、私の口からテレビの話なんかできるはずもなく。

 そりゃ、話したいときもありますよ。坂口憲二さんと共演した翌日とか、興奮冷めやらずで超自慢したかったのに。

 同僚の皆さん、ぼちぼち時効でしょ。話しかけてくれたら、全然話すから。めちゃイケの裏話とかあるよ。誰か私に話しかけてください。

テレビの話ってみんな好きだよ。私も。

2007.11/07 10:00 | コメント (0) | トラックバック (0)

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プロフィル

オアシズ
(光浦靖子/大久保佳代子)
1971年、愛知県生まれ。1992年8月、幼なじみであった2人が大学のお笑いサークルでコンビを結成。現在、「めちゃ2イケてるッ!」(フジテレビ)などにレギュラー出演中。著書に「不細工な友情」(幻冬舎)。