エンターテインメント

オフィスライフ指南

 私の周りにいる、少数の人間に聞いたアンケート結果発表です。「できれば安くすませたいものは?」と「これだけはケチれないというものは?」
 まずアンケートをとったのは、ゲイのお友達。けっこうイイ会社に勤める36歳サラリーマン。ちなみに、会社ではカミングアウトしておりません。「そうねぇ…」と、いつもの、もったりとした口調で答えてくれました。

 「ケチるのは食事。食べなきゃいいのよ。ケチれないのは、入場料。…いやぁねぇ。当たり前じゃんっ!」と、なぜか、はしゃぎながら、私の腕をペチンとたたきました。「入場料」といっても分かりませんよね。なんと申しましょうか…。そちらの組合の方々が集まる、お見合いパーティー会場の入場料…キレイに言えば、そんな感じです。食欲よりも性欲を取るようです。「分かりやすいわね」と言うと、「そうなのよ。彼氏と別れたから、今のアタシは娼婦よ」と気持ち悪いことを言っていました。彼は普段(カミングアウトしていない相手の前)は、口数の少ない、ちょっと難しそうな雰囲気の、文化系イイ男といった感じです。けっこう女子にも人気があるようです。女子に好かれる度に、「アタシのこと男として見てんのよ。気持ち悪いっ!」と怒っています。

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原稿書きで手放せないモノ

 続いてアンケートをとったのは、30代後半のバリバリのキャリアウーマンです。本当にバリバリ働きます。1日3時間しか寝ないそうです。この人がすごいのは、ちゃんとダンナと子供がおり、家庭が円満だということです。そして、よく遊ぶということです。合コンにも参加します。というか、主催します。下ネタが大好きで、人前で裸踊りができる、大変、肝の据わった女性です。上から下までブランドで身を固めていることが、嫌味ではなく、笑いにつながります。そんな人が答えてくれました。
 「ケチるのは、自分のモノケチらないのは、人のモノ
自分の食べ物、化粧品、洋服などケチることはできるけど、家族の、特に子供の口に入る食べ物は絶対にケチれないんだそうです。人にあげるプレゼントもそう、自分の都合でワンランクダウンなんて絶対にできないそうです。「見栄っ張りってことになるのかなぁ?」とも言っていました。

 「明日どうしようってほど、お金に困ったことがないからなぁ…。ちょっと、答えにくいよね。うち、実家もそこそこ金持ちじゃん?」 こんなことを言っても許される彼女は、なんというか、いつも楽しそうに、力いっぱい生きていて、何があろうが、ケチるという行為をするような未来は訪れない、そんな気がしました。 「ケチれないもの…思いついた! 車!」 車こそぜいたく品で、一番に削るような気がするのだが…。「私、やっぱ見栄っ張りじゃんねえ」ギャハハハハと笑っていました。

 ちなみに、今、私がケチれないものは、食費です。食べることが、唯一の楽しみです。

ケチれないモノは…お恥ずかしい。

2007.06/20 10:00 | コメント (0) | トラックバック (0)

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プロフィル

オアシズ
(光浦靖子/大久保佳代子)
1971年、愛知県生まれ。1992年8月、幼なじみであった2人が大学のお笑いサークルでコンビを結成。現在、「めちゃ2イケてるッ!」(フジテレビ)などにレギュラー出演中。著書に「不細工な友情」(幻冬舎)。