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「息もできない」

息もできない

監督:ヤン・イクチュン 出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファンほか
シネマライズほか全国順次公開中(配給/ビターズ・エンド、スターサンズ)

公式サイト
http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/


愛することを知ったチンピラの再生が
切なく、悲しく、やがて心が温まる

 ヨン様人気に端を発した韓流ブームは去ったけど、韓国映画の底力たるや恐るべし。と、思わせたのが俳優ヤン・イクチュンの監督デビュー作である本作だ。

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2010.03/24 | 

「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」

ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
(c)2010フジテレビジョン/集英社/東宝/ FNS27社

監督:松山博昭 出演:戸田恵梨香、松田翔太、田辺誠一、鈴木浩介、荒川良々、濱田マリほか
全国東宝系で公開中(配給/東宝)

公式サイト
http://liargame.jp/


マンガ・深夜ドラマ・そして映画
根強いファンを味方に、進化する究極の物語

 先日、恵梨香と会った。久しぶりの彼女はますます大人になっていた。私の監督した映画「恋極星」の主演女優、戸田恵梨香。彼女を「あ、この娘(こ)出てくるだろうな」と漠然と見ていたドラマ。それが深夜に放送していた「ライアーゲーム」だった。もちろん私の映画のキャスティングに、彼女が浮かんだのもこのドラマでの印象が大きい。ざん新な音楽と照明、深夜ならではの制約のなか、セットも映像も個性的で、やる気が伝わってくるドラマだった。一生懸命な恵梨香の演技も光っていたのを覚えている。

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2010.03/17 | 

「NINE」

悲しみよりもっと悲しい物語
(c)2009 The Weinstein Company. All Rights Reserved.

監督:ロブ・マーシャル 出演:ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ステイシー・ファーガソン(ファーギー)、ケイト・ハドソン、二コール・キッドマン、ソフィア・ローレンほか
3月19日(金)から、丸の内ピカデリー1ほか全国公開(配給/角川映画、松竹)

公式サイト
http://nine-9.jp/


女たちの意地と駆け引きに女力アップ!
オスカー俳優集結の豪華絢爛ミュージカル

 まつげも胸もおしりも色気も目力も、もっとグンと上げなくては!と見終わった瞬間から自分に喝を入れてしまうのが映画「NINE」だ。監督のロブ・マーシャルは女の“ザ・対決”にたけている人。「シカゴ」「SAYURI」ときて、今回は映画監督グイド・コンティーニの愛をめぐる女たちの戦いの物語を描いている。

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2010.03/10 | 

「悲しみよりもっと悲しい物語」

悲しみよりもっと悲しい物語
(c)2008 CORE CONTENTS MEDIA ALL RIGHTS RESERVED.

監督:ウォン・テヨン 出演:クォン・サンウ、 イ・ボムス、イ・ボヨンほか
シネマート新宿ほか、全国順次公開中(配給/エスピーオー)

公式サイト
http://morethan-b.com/


韓国映画の真骨頂
切なくて切なくて・・・でも美しい純愛物語

 いろいろ見てきたけど、やっぱり韓国映画の真骨頂は純愛物語だと思う。主人公の生い立ちや環境、設定に違和感を抱いても、気がつくと最後にはどっぷりハマってしまっている。今回だって両親のいない高校生の二人が一軒家で共同生活をしているし、もちろんと言うべきか不治の病にもかかっている。最初は女性のあまりの無神経さにいら立ち、感情がついていかなかったが、途中からはその愛に、その悲しみにグーッと引き込まれて涙が止まらなかった。切なくて切なくて、でも美しくて。それが「悲しみよりもっと悲しい物語」。

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2010.03/03 | 

「しあわせの隠れ場所」

人間失格
(c)2009 ALCON FILM FUND, LLC ALL RIGHTS RESERVED

監督:ジョン・リーハンコック 出演:サンドラ・ブロック、ティム・マッグロウ、クイントン・アーロン、キャシー・ベイツほか
2月27日(土)から、新宿ピカデリーほか全国公開(配給/ワーナー・ブラザーズ映画)

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/theblindside


タフで心優しき南部女性と巨漢少年が
紡ぎ出した、奇跡のような実話に涙

 日本ではイマイチ人気がないアメリカンフットボールが個人的には大好きで、毎年スーパーボールの放送にウキウキ。だから右利きクォーター・バック(QB)の死角を守るレフト・タックル(LT)の重要性は熟知していたし、「ボルティモア・レイブンズ」のマイケル・オアー選手も知ってはいたが、本作で彼の数奇にして幸運な半生を知り、正直驚いた。

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2010.02/24 | 

「人間失格」

人間失格
(c)2010「人間失格」製作委員会

監督:荒戸源次郎 出演:生田斗真、伊勢谷友介、寺島しのぶ、石原さとみ、小池栄子、坂井真紀、森田剛、石橋蓮司、室井滋、大楠道代、三田佳子ほか
2月20日(土)から、角川シネマ新宿ほか全国公開(配給/角川映画)

公式サイト
http://www.ns-movie.jp/


繊細な人間ゆえの弱さと美学。しかし、
こんな危ない男性、そばにいてほしくないかも

 三島由紀夫、芥川龍之介、そして太宰治。昭和を代表する天才的な作家や、ゴッホをはじめとする海外のアーティストは「死」にあこがれや美、または繊細な者ゆえの美学を感じていたように思う。それは十代の青い時代に感じる、生きていることに対する憤りと似ているように思う。天才と呼ばれた彼らは、そのピュアな感性を持ったまま大人になってしまった、ある意味社会に順応できない未完な部分を持つ悲劇の人々なのかもしれない。そんな天才の一人、太宰治の「人間失格」は誰もが知る作品。今回その微妙なニュアンスの、危ない色香漂う主人公、大庭葉蔵をジャニーズの生田斗真が演じている。美しい生田君が20代から60代のさまざまな女優たちとかかわっていくのだが、どの年代とも全く違和感なく、自然な妖艶(ようえん)さで、みずみずしく演じている。

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2010.02/17 | 

「恋するベーカリー」

恋するベーカリー
(c)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

監督:ナンシー・マイヤーズ、出演:メリル・ストリープ、アレック・ボールドウィン、スティーブ・マーティン、ジョン・クラシンスキーほか
2月19日(金)からTOHOシネマズ日劇ほか全国公開(配給/東宝東和)

公式サイト
http://www.koibake.com/


ママジェネの恋愛映画ブーム到来
あなたは許す? 認めない?

 毎年、バレンタインデーシーズンは良き恋愛映画が集中公開されるけど、今年は例年のテイストとちょっと違う。アラフィフ、いや、それ以上の60代をヒロインに、私たちのママジェネレーションの恋愛映画が続々公開されるのだ!

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2010.02/10 | 

「インビクタス/負けざる者たち」

インビクタス/負けざる者たち
(C)2009 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

監督:クリント・イーストウッド、出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモンほか
丸の内ピカデリーほか全国公開中(配給/ワーナー・ブラザース映画)

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/


傷ついた国家と国民をラグビーで再生させた
非暴力主義の偉人に敬礼!

 反アパルトヘイト(人種隔離)の闘士として27年間も服役した後で大統領となったネルソン・マンデラ。多くの努力で“世界の孤児”だった南アフリカを救い、ノーベル平和賞も受賞している。本作は彼の偉業の一部をつづる実話ドラマだ。

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2010.02/03 | 

「ゴールデンスランバー」

ゴールデンスランバー
(C)2010「ゴールデンスランバー」製作委員会

監督:中村義洋、出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之ほか
▶1月30日(土)から、東宝系で全国公開(配給/東宝)



誰に起きてもおかしくない
ある意味究極的に怖い、おかしな話

 ある日突然、全くのぬれぎぬで普通の市民が首相の暗殺犯に仕立て上げられていく。見えない大きな力に追い詰められていく主人公を、堺雅人が思いっきりリアルに、面白く悲しく、やりきれなさにまみれた感情で見事に演じている。

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2010.01/20 | 

「(500)日のサマー」

(500)日のサマー
(C) 2009Twentieth Century Fox

監督:マーク・ウェブ、出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネルほか
▶TOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開中(配給/20世紀フォックス映画)



これぞアメリカ版、草食系男子の恋愛奮闘記 
決め手にかける男子と肉食系女子は必見

 仕事柄、年中恋愛映画を見続けていると、出会って→いろいろあって→事件を乗り越え→一時別れたりして→それでもゴールイン!というおなじみの展開に、「またかぁ」と辟易(へきえき)してしまう。だから、この映画を見たときは「おー、恋愛もこういう見せ方をすると、サスペンスだなぁ」とスリリングな構成にワクワク。というのも「(500)日のサマー」は、日めくりカレンダーをモチーフに、グリーティングカード会社に勤めるコピーライターのトムと、同僚のサマーの恋愛風景がシャッフルして示されるのだ。

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2010.01/13 | 

「牛の鈴音」

牛の鈴音
(C)2008 STUDIO NURIMBO

監督:イ・チュンニョル、出演:チェ・ウォンギュン、イ・サムスンほか
12月19日(土)から、シネマライズ、銀座シネパトス、新宿バルト9ほか全国公開(配給/スターサンズ、シグロ)

公式サイト
http://www.cine.co.jp/ushinosuzuoto/



発展を求めるあまり、ゆがんできてしまった現代に深く突き刺さる
 “リンリン”と牛が顔を動かすたびに、心地よい優しい鈴の音が響く。今でも耳の奥で鳴ってるようだ。監督は「大地を耕し 子を養った すべての牛と父親にささぐ」という思いを込めて、この作品を撮ったという。ゆっくりと流れる時の中で、深く心を通わせたおじいさんと年老いた牛のドキュメンタリー映画「牛の鈴音」。

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2009.12/16 | 

「ジュリー&ジュリア」

ジュリー&ジュリア

監督:ノーラ・エフロン 出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ、リンダ・エモンドほか
12月12日(土)からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開(配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)

公式サイト
http://www.julie-julia.jp/

フランス料理で人生を切り開いた、女性二人のドラマチックな物語
 平凡な人生と友人への劣等感にうんざりし、「何かしなくちゃ」と思い立つジュリー。彼女は、「ジュリア・チャイルドの料理本に書かれた524のレシピを365日かけて制覇し、過程をブログにつづる」と決意する。挑戦するうちにジュリーは自身の内面と対峙(たいじ)しはじめ、やがてブログも評判となり…。

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2009.12/09 | 

「カールじいさんの空飛ぶ家」

カールじいさんの空飛ぶ家
(C)DISNEY /PIXAR

監督:ピート・ドクター 共同監督:ボブ・ピーターソン 製作:ジョナス・リヴェラ 製作総指揮:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン
12月5日(土)から全国公開(配給/ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン)

公式サイト
http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/



カールじいさんみたいに死が二人を分かつまで愛してくれる人いませんかぁ〜?なお話
 ちょっとなめていた。アニメでしょ? 先月紹介した「戦場でワルツを」もそうだったけれど、見ず嫌いはまずいと思った。なんだか最近アニメが変わってきているみたい。多種多様なメッセージが込められた奥深い話もあるのだ。

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2009.12/02 | 

「倫敦(ロンドン)から来た男」

監督:タル・べーラ 出演:ミロスラヴ・クロボット、ティルダ・スウィントンほか
12月12日(土)からシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開(配給/ビターズ・エンド)

公式サイト
http://www.bitters.co.jp/london/

映画の原点である光と影の美しさを満喫 ハンガリーの鬼才による白昼夢に酔う
 最近はハンディーカメラの発達もあり、生っぽい映像や疾走感あふれるカメラワークが多いけれど、だからこそ、昔ながらの光と影の芸術的なアングルで構築された映画を見たい、と欲するときがある。これにとことんこたえてくれるのが「倫敦(ロンドン)から来た男」。原作は「メグレ警視」シリーズで知られるジョルジュ・シムノンの同名の小説。

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2009.11/25 | 

「つむじ風食堂の夜」


(C)2009「つむじ風食堂の夜」製作委員会

監督:篠原哲雄 出演:八嶋智人、月船さらら、下條アトム、スネオヘアー、田中要次、芹澤興人、生瀬勝久ほか
11月21日(土)からユーロスペースほか全国順次公開(配給/ジョリー・ロジャー)

公式サイト
http://www.tsumujikaze.jp/

平凡な毎日にも風は起きているのかも ほっこり心温まる映画
 秋の夜長、ミルクティーでも飲みながら小説をゆっくりめくるように、ほっこり心温まる本の世界をスクリーンで楽しむことができる「つむじ風食堂の夜」。ロングセラーの吉田篤弘の同名小説を映像化、本の目次がそのまま映画にも付いているちょっと不思議なカタチ。

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2009.11/18 | 

「イングロリアス・バスターズ」


(C)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

監督:クエンティン・タランティーノ 出演:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、ダニエル・ブリュールほか
11月20日(金)からTOHOシネマズ日劇ほか全国公開(配給/東宝東和)

公式サイト
http://i-basterds.com/


インモラル? でも抵抗できない面白さ オタク監督タランティーノの底力!
 第二次世界大戦中にナチスがユダヤ人に行った残虐非道な仕打ちを糾弾する映画は多く、見るたびに強い憤りを覚える。が、クエンティン・タランティーノ監督の新作「イングロリアス・バスターズ」には意表をつかれた。

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2009.11/11 | 

「戦場でワルツを」


(C)2008 Bridgit Folman Film Gang, Les Films D'ici, Razor Film Produktion, Arte France and Noga Communications-Channel 8. All rights reserved

監督:アリ・フォルマン 美術監督・イラストレーター:デイヴィッド・ポロンスキー
11月28日(土)からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開(配給/ツイン・博報堂DYメディアパートナーズ)

公式サイト
http://www.waltz-wo.jp/


衝撃的な事実をもとに、監督自らの心の中に潜む、罪と罰と傷を描いた作品 
 人は往々にして、言いたくない過去や、思い出したくない現実を抱えている。今回紹介する映画は、そんな深く傷ついた1人の青年兵士が、後に映画監督となり自らの過去を描いた衝撃的なドキュメンタリーアニメ「戦場でワルツを」。

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2009.11/04 | 

「脳内ニューヨーク」


(C)2008 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved

監督:チャーリー・カウフマン 出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、ミシェル・ウィリアムズ、サマンサ・モートン、キャスリーン・キーナーほか
11月14日(土)からシネマライズほか全国公開(配給/アスミック・エース)

公式サイト
http://no-ny.asmik-ace.co.jp/

久々に頭をフル回転させる超難解劇。でも、中身は切ない恋愛映画です
 最近、分かりやすい映画がはんらんする中、久々に脳みそをフル回転してもなお、「???」とけむに巻かれてしまう、手ごわい映画に出合った。「脳内ニューヨーク」である。そもそも、プレス資料に書かれているストーリーと、自分が見て、解釈したストーリーがまるで違う(笑)。見た観客の数だけ解釈が存在するような、現在と過去、現実と幻想が行きかう、複雑な入れ子状態の映画なのだ。

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2009.10/28 | 

「沈まぬ太陽」


(C)2009「沈まぬ太陽」製作委員会

監督:若松節朗 出演:渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二ほか
10月24日(土)から全国公開(配給/東宝)

公式サイト
http://shizumanu-taiyo.jp/

強く強く励まされたような気がした 信じる道を進む、その生き方でいいんだよと

 広大なサバンナに輝く夕日がスクリーンを赤く染める最後、強く強く励まされたような気がした。信じる道を進むあなたの生き方は、それでいいんだよと。胸の奥深くからいろいろな思いがわき出す、スケールが大きくダイナミックな映画らしい映画、絶対にスクリーンで見るべき!

 山崎豊子の「沈まぬ太陽」を原作に、文庫5冊が3時間半にまとめられている。スケールの大きさは、ストーリーの素晴らしさと人間の感情をこまやかに描ききっていることから生まれるのはもちろん、間に10分の休憩を挟むという上映時間、日本だけでなくパキスタン、イラン、ケニアでのロケの敢行にも表れている。

 そして映画「ホワイトアウト」を手掛けた若松節朗監督のもとに結集したスタッフに、出演者も実力派ばかりで豪華。主人公の恩地元には名優・渡辺謙、恩地の同僚ながらも、たもとを分かちエリート街道を歩む行天四郎に三浦友和。恩地を慕いながらも行天の愛人である三井美樹に松雪泰子、恩地の妻りつ子に鈴木京香。さらに政府から企業の再建を任された国見正之を石坂浩二が。香川照之に木村多江、宇津井健の演技も印象深かった。

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2009.10/21 | 

「パイレーツ・ロック」


(C)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

監督:リチャード・カーティス 出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、ビル・ナイ、リス・エヴァンス、ニック・フロスト、ケネス・ブラナーほか
10月24日(土)からTOHOシネマズ六本木ヒルズ・みゆき座ほか全国公開(配給/東宝東和)

公式サイト
http://www.pirates-rock.jp/

人生に必要なのは、権威じゃなくロック! びんびんの反骨魂が伝わる青春コメディー
 ビートルズやローリング・ストーンズ、それにパンクやモッズを生んだ国、イギリス。でも、1966年にBBC放送でロックを流していい時間はわずか45分だったそう。マジっすか? 当時のイギリスに海賊ラジオ局が乱立したというのも納得だよね。この映画は、そんな違法局から流れるロックを聴いて豊かな感性を培った、リチャード・カーティス監督の感謝状といえる作品だ。

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2009.10/14 | 

「アンを探して」


(C)2009 Zuno Films グランジュテ

監督:宮平貴子 出演:穂のか、ロザンナ、ダニエル・ピロン、紺野まひる、高部あい、ジョニー・サー、吉行和子ほか
10月31日(土)からシネカノン有楽町1丁目ほか全国順次公開(配給/シネカノン グランジュテ)

公式サイト
http://www.grandjete.jp/lookingforanne/

一度は行ってみたい「赤毛のアン」の島
おばあちゃんの初恋を探しに行く旅へ


 最近、肩書がますます増えてくる私の職業だが、写真家やメディアプロデューサーとして、もうかなり長い年月、カナダ大使館やカナダ観光局とも仕事をしてきた。なので、小説「赤毛のアン」の舞台となったプリンス・エドワード島にも、何度か訪れたことがある。大都会派でない限り、シティ読者に絶対お勧めな旅行先である。ルーピンという花が島中を覆う春。島の住宅がこぞって飾りつけ、雪に覆われた島自体が、ロマンチックな場所と化す12月。氷上のゴマちゃんにも会えちゃうから、女性ならアンに興味のない人も、必ず満足する場所。

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2009.10/07 | 

「母なる証明」


(C)2009 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

監督:ポン・ジュノ、出演:キム・ヘジャ、ウォンビン、チン・グ、ユン・ジェムン、チョン・ミソンほか
10月31日(土)からシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国公開(配給/ビターズ・エンド)

公式サイト
http://www.bitters.co.jp/hahanaru


韓国のイケメン俳優、ウォンビンの美しさと
“妖演”と新境地におぼれる


 イケメン俳優の宿命として、その美貌(びぼう)ばかりが取りざたされ、どうしても内面の表現力や演技力を正当に評価されることが少なく、それ以前に内面を深く掘り下げるような設定の役柄が来ないということがある。そんな傾向に嫌気がさし、美男子俳優はいつしか汚れ役を喜んで演じるようになり、「もったいないなぁ」なんてことにもなりがちだ。で、韓国のイケメン、ウォンビン君である。日本では深田恭子ちゃんと共演した、2002年の日韓合作ドラマ「フレンズ」で知っている人も多いはず。韓国の大ヒットドラマ「秋の童話」では、ヒロインをけなげに見守る財閥の末っ子御曹司というおいしい役で女の子のハートをわしづかみにした彼。2005年に兵役に行き、そこでヒザのケガが悪化して退役。リハビリも含め4年の沈黙を経て、このたび約5年ぶりの主演映画で復帰を果たした。

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2009.09/30 | コメント (0) | 

「妻が結婚した」


(C)2008 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved

監督:チョン・ユンス  出演:ソン・イェジン、キム・ジュヒョク、チュ・サンウクほか
9月26日(土)から新宿バルト9ほか全国順次公開(配給 /CJエンターテインメント)

公式サイト
http://www.mnetjapan.com/married/

「彼とも結婚したい」ってどういうこと?
でも、もてあそびっぷりが気持ちがいい!


 妻が結婚した。主語の「妻」はすでに結婚している女性の表現であって、その「妻」が結婚する? どういうこと? そんな疑問から気になっていたこの映画は、私の想像をはるかに超える、従来の結婚観にとらわれない、新しい愛の形を軽快に描いていた。原作となった同名小説の邦題は「もうひとり夫が欲しい」。離婚して再婚するのではないのだ、もうひとりというのが、なんとも欲張り! そんなこと考えたこともなかった…。

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2009.09/24 | コメント (0) | 

「ウォッチャーズ」


(C)2008 Homecoming the Movie LLC

監督:モーガン・J・フリーマン  出演:ミーシャ・バートン、マット・ロング、ジェシカ・ストループほか
9月26日(土)から新宿バルト9ほか全国順次公開(配給 /トルネード・フィルム)

公式サイト
http://www.watchers.jp/

「ただ愛されたいだけ」女はタチ悪し、情の濃度を感知できない男性に見せるべし!

 一夜の情事を運命の出会いと思い込んだ揚げ句、凶暴化する女性を描いた「危険な情事」。女の妄執に世界中の男性が肝をつぶした当時は、「深情けの女には気をつけろ」が男性諸氏の合言葉だった。でも女性にリードされるのがむしろ好ましいという草食系男子が増殖する昨今、そのイエロー・カードは忘却のかなた。ミーシャ・バートンが愛の逆切れ女を演じる「ウォッチャーズ」は、そんな時代にぴったりの作品かもしれない。

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2009.09/16 | コメント (0) | 

「男と女の不都合な真実」

監督:ロバート・ルケティック 出演:キャサリン・ハイグル、ジェラルド・バトラー、エリック・ウィンター、ジョン・マイケル・ヒギンズほか
9月18日(金)からTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開(配給 /ソニー・ピクチャーズ)

公式サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/theuglytruth/

恋愛と性に関する、男と女のリアルで過激な本音バトル

 映画「P.S.アイラヴユー」で、ロマンチックで理想的な深い愛を持ったワイルドマンを演じたジェラルド・バトラーが、下品でエッチな恋愛コメンテーターとして、恋や愛、そしてセックスについて清いあこがれを持つ者に、「理想は虚像!」と喝を入れまくっているのが、映画「男と女の不都合な真実」。

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2009.09/09 | コメント (0) | 

「幸せはシャンソニア劇場から」


(C)Cos Aelenei

監督:クリストフ・バラティエ 出演:ジェラール・ジュニョ、カド・メラッド、クロヴィス・コルニアック、ノラ・アルネゼデール、ピエール・リシャールほか
9月5日(土)からシネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国公開(配給 /日活)

公式サイト
http://www.chansonia.jp/

古き良きパリの町並みと音楽にうっとり…コーラス」のスタッフ集結の名音楽劇

 映画の冒頭、小さな路地からカメラが上がっていき、やがてふかんからフォブールというパリ郊外の下町の光景が映し出される。それが箱庭のようで愛らしく、1936年のパリなど行ったこともないのに、「懐かしい!」と胸いっぱいに。異邦人の私でさえこんな具合だから、本場のパリっ子はこの映画をとても愛し、昨年のフランス映画界の大ヒットとなった。

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2009.09/02 | コメント (0) | 

「グッド・バッド・ウィアード」


(C)2008 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

監督:キム・ジウン 出演:イ・ビョンホン、チョン・ウソン、ソン・ガンホ、ユン・ジェムンほか 
8月29日(土)から新宿バルト9、TOHOシネマズシャンテシネほか全国公開(配給 /CJ ENTERTAINMENT、ショウゲート)

公式サイト
http://www.gbw.jp/

隣の国から、膨大な製作費を掛けた
豪華なアクション映画がやってきました!


 パンフレットの見出しは「ムチャクチャデイイノダ!」。未曾有の不景気の時代、閉そく感を突破するには難しいことは考えずに、ムチャクチャでいってみよう!ということらしい。隣の国から、韓国映画史上最高額ともいわれる膨大な製作費を掛けて作られた、豪華なアクション映画がやってきました。韓国では2008年に600万人以上を動員し大ヒットとなった「いい奴、悪い奴、変な奴」が「GOOD BAD WEIRD」とタイトルを変えて上陸。何がスゴイかって、その出演者。どう並べて書いていいか迷うほどの顔ぶれは、タイトル順にいくと「GOOD」のいいヤツが「私の頭の中の消しゴム」「デイジー」のチョン・ウソン、「BAD」の悪いヤツは「甘い生活」「JSA」のイ・ビョンホン、「WEIRD」の変なヤツは「シークレット・サンシャイン」のソン・ガンホ。それぞれが役にピッタリ。

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2009.08/26 | コメント (0) | 

「96時間」


(C)2008 Europacorp - M6 Films - Grive Productions

監督:ピエール・モレル 製作:リュック・ベッソン 出演:リーアム・ニーソン、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイスほか
8月22日(土)からTOHOシネマズ 有楽座ほか全国公開(配給 /20世紀フォックス映画)

公式サイト
http://movies.foxjapan.com/96hours/

声高に褒められないかもしれないけれど、
今夏一番のスカッとさわやかな快作


 今から20年ほど前、好きな映画を尋ねられたクリエーターやおしゃれピープルたちが一様に「グラン・ブルー」と言い切る時代があり、猫もシャクシもベッソンさまサマなのがすげぇ〜カッコ悪いと思っていた。「ジャンヌ・ダルク」あたりから馬脚を現し、最近はすっかりB級アクションの人となっていた彼の製作作品を褒める日が来るとは、自分でも想定外というか、青天のヘキレキというか…。

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2009.08/19 | コメント (1) | 

「コネクテッド」


(C)2008 Emperor Motion Picture(International)Limited, Warner China Film HG Corporation & BNJ Armor Entertainment Limited.All Rights Reserved.

監督:ベニー・チャン 出演:ルイス・クー、バービー・スー、ニック・チョン、リウ・イエほか 
8月1日から新宿武蔵野館ほか全国順次公開(配給 /ブロードメディア・スタジオ)

公式サイト
http://www.connected-movie.jp/

中国映画が初めてハリウッドリメークに挑戦した画期的作品

 私事で恐縮ですが、今年の春公開された私の監督作品、戸田恵梨香主演の「恋極星」で、なんと上海国際映画祭の新人監督部門にノミネートされ、上海に行ってきました。悔しくも最優秀新人賞は逃しましたが、とてもいい経験をさせていただきました。そのときに受賞したのは中国人の監督。で、今回紹介する映画「コネクテッド」も中国、香港作品なのですが最近中国映画が面白いことになっているのです。なんと「コネクテッド」は、ハリウッド映画のリメーク作品なのです。

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2009.08/05 | コメント (0) | 

「サマーウォーズ」

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(C)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS

監督:細田守 声の出演:神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、富司純子ほか 
8月1日(土)から新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズほか全国公開(配給 /ワーナー・ブラザース映画)

公式サイト
http://s-wars.jp/index.html

日本のアニメはここまで進化している!? 現代アートと歴史がごった煮の家族映画

 タイトルの「サマーウォーズ」は「スターウォーズ」の語感にかけていると思うのだけれど、かつてのルーカスやスピルバーグ映画のように久々に家族でワクワクしながら楽しめる大作だなぁと思う。

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2009.07/22 | コメント (0) | 

「クヌート」

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DOKfilmFernsehproduktion (C)Zoo Berlin

監督:マイケル・ジョンソン 日本版ナレーション:藤井フミヤ 構成:塩野米松 監修:小宮輝之(日本動物園水族館協会会長・恩賜上野動物園園長)
7月25日(土)から角川シネマ新宿ほか全国公開(配給 /角川映画)

公式サイト
http://www.cinemacafe.net/official/knut-movie

どんな環境でも生きぬいていく命の強さ、呼び覚まされる本能のすごさ

 愛らしい姿を見て癒やされました。そして見終わった後、命について自然について考えさせられました。仕事で疲れた夜に、ぬいぐるみのような、生まれたばかりのホッキョクグマの赤ちゃん「クヌート」は私の心をふっくらとさせてくれました。どんな生き物も一人・一匹では生きられない。赤ちゃんは、周りからかわいがられるように無条件に愛らしく生まれてくるんですね。

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2009.07/15 | コメント (0) | 

「モンスターVSエイリアン」

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Monsters vs. Aliens TM & (C) 2009 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved.

監督:ロブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン 声の出演:リース・ウィザースプーン、セス・ローゲン、ヒュー・ローリー、ウィル・アーネットほか
◆7月11日(土)から新宿ピカデリーほか全国公開(配給 /パラマウント ピクチャーズ ジャパン)

公式サイト
http://www.mon-eri.jp/


ユニークな設定や小粋なセリフに爆笑─大人こそが楽しめるSFアニメ

 宮崎駿作品が世界に高く評価されたせいか、海外アニメに対して“上から目線”な日本人は少なくない。「海外アニメ=子供っぽい」なんて思っていた人は本作を見て、目からウロコが落ちるかも。

 物語はかなり簡単。挙式を控えたスーザンが謎のいん石と衝突し、巨大化。モンスター秘密基地に隔離された彼女は、“ジャイノミカ”と命名され、うっかりゴキブリと合体した天才科学者や全身ゼリー状のボブたちと協力し、地球破壊を狙うエイリアンと戦う羽目になる。

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2009.07/08 | コメント (0) | 

「MW-ムウ-」

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(C)2009 MW PRODUCTION COMMITTEE

監督:岩本仁志 出演:玉木宏、山田孝之、石田ゆり子、石橋凌ほか
7月4日(土)から丸の内ルーブルほか全国公開(配給 /ギャガ・コミュニケーションズ)

公式サイト
http://mw.gyao.jp/


主演作が続く玉木宏の最新作は、とにかく…ひたすら“悪いヤツ”

 小さな島の人々を大量虐殺するという衝撃的なシーンから始まる、映画「MW-ムウ-」は、手塚治虫生誕80周年を記念して作られた作品。彼の作品は後の人類に警鐘を促すかのような社会現象や問題が組み込まれている場合が多い。以前も手塚治虫の予知能力を感じる作品には驚かされるという話を書いたが、今回の作品にも世界を震え上がらせた、日本のカルト集団の事件をほうふつとさせるキーワードが、組み込まれている。

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2009.07/01 | コメント (0) | 

「扉をたたく人」

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(C)2007 Visitor Holdings, LLC All Rights Reserved

監督:トム・マッカーシー 出演:リチャード・ジェンキンス、ヒアム・アッバスほか
6月27日(土)から恵比寿ガーデンシネマ、吉祥寺バウスシアターほか公開(配給 /ロングライド)

公式サイト
http://www.tobira-movie.jp/



地味俳優と言わないで。
オスカー候補の名優が案内するジャンベと移民の奥深い世界


 米国史上初めてゲイを公表した政治家を演じた「ミルク」のショーン・ペンや、老体にムチ打ってプロレスラーを力演した「レスラー」のミッキー・ロークに注目が集まった先のアカデミー賞だけど、実はこの人も主演男優賞候補でした。リチャード・ジェンキンス。

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2009.06/24 | コメント (0) | 

Livespire「愛と青春の宝塚 恋よりも生命よりも」

Livespire「愛と青春の宝塚 恋よりも生命よりも」

映像監督:長嶋永知、青山賢治 出演:紫吹淳、湖月わたる、彩輝なお、貴城けいほか
7月4日(土)から銀座・丸の内TOEI2ほか全国順次公開(配給/ソニー)

公式サイト
http://www.livespire.jp/ai-takarazuka/


宝塚に興味がないという人も、女性として共感できる部分が多いはず

 良かったなと思った舞台をもう一度見たいと思ったことはありませんか? 公演中であれば足を運べますが、公演が終わってしまうと同じメンバーで再演というのはなかなか難しいですよね。DVDだと迫力がちょっと物足りないし…。でも、うれしいことにいま舞台を映画化するという動きが広がっているんです。

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2009.06/17 | コメント (0) | トラックバック (1)

「ターミネーター4」

ターミネーター4

監督:マックG、出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシングトン、アントン・エルチン、ブライス・ダラス・ハワード、ヘレナ・ボナム・カーターほか
6月13日(土)から丸の内ピカデリーほか全国公開(配給 /ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)

公式サイト
Terminator4.jp

「人間とは?」と問いかける、深遠かつエキサイティングなSFアクション

 パソコンがフリーズするたびに、もしや機械の反乱?なんて考えがチラリと頭をかすめる電脳系が苦手な私にとって、「ターミネーター」シリーズが描いてきた危機感はかなりリアル。その第4弾は“人類に敵意を抱いた機械たちが核戦争を引き起こし人類は絶滅寸前”という、これまでと同じ設定の2018年を舞台に、ジョン・コナーとサバイバーたちが人類再生のために戦う物語だ。

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2009.06/10 | コメント (2) | 

「人生に乾杯!」

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(C)M&M Films Ltd.

監督:ガーボル・ロホニ、出演:エミル・ケレシュ、テリ・フェルディ、ユディト・シェル、ゾルターン・シュミエドほか
6月20日(土)からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開(配給 /アルシネテラン)

公式サイト
http://www.alcine-terran.com/kanpai/

年金暮らしの老夫婦が巻き起こす痛快な強盗物語

 平均寿命が伸びている現在において、老後への不安はどこの国も抱える問題。特に弱者に優しくない日本では、お金を持たない老人は年を取ったら死ぬしかないような法案が通ってしまったりする。今回の映画はハンガリーの映画だけど、同じように身につまされるような話。といっても暗く沈みこむだけの映画ではない。要所要所でクスッと笑えるのだ。

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2009.06/03 | コメント (0) | 

「eatrip(イートリップ)」

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(C)2009スタイルジャム

監督:野村友里、出演:浅野忠信、UA、内田也哉子ほか
10月10日(土)から恵比寿ガーデンシネマほか全国公開(配給 /スタイルジャム)

公式サイト
http://eatrip.jp/

人々の記憶に残る「食」とは何?
食を巡る旅を描く美味なるドキュメンタリー


 この映画を作った野村友里さんは、人と人を楽しく結びつける食のありようを模索する「eatrip」を主宰している。彼女の活動は多岐にわたり、カフェブームのきっかけを作った「MAKE YOUR CAFFE」の著者で、フードコーディネーターで、料理の専門学校の講師でもあり、最近は食育にも力を注いでいる。また、FMラジオのDJや雑誌で食を巡る連載をしているほか、食を題材にしたアート活動も展開するなど、とても多才な方だ。

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2009.05/27 | コメント (0) | 

「ハゲタカ」

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(C)2009 映画「ハゲタカ」製作委員会

監督:大友啓史、出演:大森南朋、玉山鉄二、栗山千明、高良健吾、遠藤憲一、松田龍平、中尾彬、柴田恭兵ほか
6月6日(土)から全国公開(配給 /東宝)

公式サイト
http://www.hagetaka-movie.jp/

鷲津が今度は世界を相手に戦う、
その会議室をのぞくことができる


 「M&A」「TOB」「ホワイトナイト」…こんな言葉を、経営や株を知らない私のようなOLでも理解できるようになっている。年功序列・終身雇用が崩れた日本の企業は、数年前から国内・海外のやり手ファンドの標的にされ、企業経営が生ぬるいと不意を突かれた。何を隠そう私の働く会社も渦中に巻き込まれ、何者かも何をしたいのかも分からない経営者に代わるかもしれないという恐怖を感じたことがある。あのころから、会社員であれば、誰もがいつ巻き込まれるか分からないという危機感が生まれたのか、NHKで2007年に放送された企業買収をテーマにしたドラマ「ハゲタカ」は、厚みのある脚本を克明に描き出す映像で人気を呼び、数々の賞を受けた。そして待ち望まれた続編は映画になった。

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2009.05/20 | コメント (1) | トラックバック (1)

「お買いもの中毒な私!」

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(C)Touchstone Pictures and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.

監督:P.J.ホーガン、出演:アイラ・フィッシャー、ヒュー・ダンシーほか
5月30日(土)から丸の内ピカデリーほか全国公開(配給 /ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン)

公式サイト
http://www.movies.co.jp/okachu/


ハッピーを手に入れる魔法のカードには、利用限度額がありました!?

 不況のさなか、グッチやシャネルのショーウインドーを横目に、H&MやGAPといったプチプラ・ショップでお買い物する女性が急増中。トレンド感の演出は大切だけど、気がつけば借金漬けなんてドツボにはまりたくないし…。と、普通の感覚の女性ならば、ストップをかけるショッピングこそがハッピーの源という編集者レベッカの、自分発見と成長を描くのが「お買いもの中毒な私!」だ。

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2009.05/13 | コメント (0) | トラックバック (1)

「ミルク」

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(C)2008 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

監督:ガス・ヴァン・サント、出演:ショーン・ペン、エミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリン、ディエゴ・ルナほか
シネマライズ、シネカノン有楽町2丁目、新宿バルト9ほか全国で公開中(配給 /ピックス)

公式サイト
http://milk-movie.jp/


たった一人の政治家が起こした、センセーショナルな歴史

 ずっと以前、オーストラリアのシドニーで、たまたまゲイのパレードに遭遇したことがある。そのとき、ゲイの方から「このパレードの発祥はサンフランシスコなんだよ」って聞いたことがあった。今回紹介する映画は、世界に同様のムーブメントを巻き起こした張本人、ハーヴィー・ミルクの自伝的映画。正直、今回の映画を見るまでは、私はこの方の名前は知らなかった。しかし、ずっと以前、ニュースで「サンフランシスコで同性愛者の人権が認められて結婚できるようになった」という話を聞いたことがあったのを思い出し、彼のことは知らなくても、彼の起こした事実は、間接的によその国の一般人である私の脳内記憶にもあるってことを知り、すごい人だったんだなってあらためて感心した。

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2009.05/07 | コメント (0) | 

「グラン・トリノ」

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(C)2009 Warner Bros. Entertainment Inc. and Village Roadshow Films(BVI) Limited. All Rights Reserved.

監督:クリント・イーストウッド、出演:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーレイほか
4月25日(土)から丸の内ピカデリーほか全国公開(配給 /ワーナー・ブラザース映画)

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/


これがイーストウッド最後の演技!? アメリカ人の正義を問いただす

 クリント・イーストウッドが俳優を引退すると宣言した。ご本人の心変わりがない限り、この「グラン・トリノ」が映画館のスクリーンで彼の演技を見る最後のチャンスになってしまう。惜しいなあ。でも、御大も78 歳。劇中では相変わらずかくしゃくとして、悪や不正を許せない真っすぐな男を演じているが、今回の役柄は人生の最期を模索する男の役。老いを強く意識した内容になっている。

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2009.04/22 | コメント (2) | 

「アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜」

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(C)2008 Showbox/Mediaplex, Inc., United Pictures, SooFilm & ZIP CINEMA. All Rights Reserved.

監督:ミン・ギュドン、出演:チュ・ジフン、キム・ジェウク、ユ・アイン、チェ・ジホほか
4月18日(土)から恵比寿ガーデンシネマ、シネカノン有楽町1丁目ほか全国順次公開(配給 /ショウゲート)

公式サイト
http://www.antique-movie.com/


韓流好きの人にはたまらない! 注目の俳優がそろったぜいたくなキャスト

 おいしそうなケーキがたくさん出てきておなかイッパイ、俳優さんはカッコよすぎて胸イッパイ。その間に人生の挫折、夢、家族、生きることなどたくさんのことを考えさせられる欲張りな映画。日本のコミックがまた韓国で映画化されました。原作は170万部のセールスを記録し、日本でもドラマやアニメになっている、よしながふみさんの「西洋骨董洋菓子店」。ここのところちょっと物足りないと感じることの多かった韓国映画の中で個人的に久々のヒット。なんといっても韓流好きの人は注目のキャストです!

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2009.04/15 | コメント (0) | 

「ある公爵夫人の生涯」

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Copyright (C) 2008 Paramount Vantage,a Division of Paramount Pictures,All rights reserved.

監督:ソウル・ディブ、出演:キーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズほか
4月11日(土)、Bunkamura ル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿タイムズスクエアほか全国公開(配給 /パラマウント ピクチャーズ ジャパン)

公式サイト
http://www.koushakufujin-movie.jp/


男の身勝手が許される階級社会を生きた女性に同情

 世界で10本の指に入るような、リッチでステータスの高い男性と結婚するとしたら、浮かれる女性の方が多いだろう。この映画は、18世紀後半にそんな玉の輿(こし)婚をした公爵夫人ジョージアナ・スペンサーの人生を描く実話ドラマ。

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2009.04/08 | コメント (0) | 

「レッドクリフ Part II ー未来への最終決戦ー」

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(C)2009, Three Kingdoms, Limited. All rights reserved.

監督:ジョン・ウー、出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイーほか
4月10日(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開(配給 東宝東和/エイベックス・エンタテインメント)

公式サイト
http://redcliff.jp/


ジョン・ウー監督らしい、信義と愛と炎が満載の映画

 私がまだ子供だったころ(?)、NHKの人形劇「三国志」にはまり、後に漫画の「三国志」を読んだので、大筋のあらすじは分かっていたのだが前作「レッドクリフ Part I」は見逃していた。なので、直前にDVD で I を見て、予習をしてから II に臨んだのだが、歴史物はいかに登場人物を早く覚えストーリーに集中できるかが、作品を楽しむコツ。お話は孫権(チャン・チェン)に仕える、連合軍の指揮官・周瑜(トニー・レオン)と金城武演じる、同盟を結んだ劉備軍の天才軍師・孔明の男の友情と信頼を軸に展開される。天下統一と周瑜の妻・小喬(リン・チーリン)を奪い取らんとする野望を持ち「赤壁(レッドクリフ)」を落とそうとする宿敵、曹操(チャン・フォンイー)相手に2人は勇敢に立ち向かう。

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2009.04/01 | コメント (0) | 

「スラムドッグ$ミリオネア」

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(C)2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation

監督: ダニー・ボイル、出演: デーヴ・パテル、フリーダ・ピント、イルファーン・カーンほか
4月18日(土)、TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開(配給/ギャガ・コミュニケーションズ)

公式サイト
http://slumdog.gyao.jp/


アカデミー賞制覇はダテじゃない! 主人公の驚異のサバイブ力に学べ

 年末に本作を見たとき、「メゲてる場合じゃない!」と力がみなぎる思いをした。それはきっとアカデミー会員も、不景気であえぐアメリカの観客も同じ感覚なのだろう。

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2009.03/25 | コメント (1) | 

「マリア・カラスの真実」

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(C)Publifoto - OLYCOM

監督:フィリップ・コーリー、出演:マリア・カラス、アリストテレス・オナシス、ルキーノ・ヴィスコンティ、ジャクリーン・ケネディほか
3月28日(土)、渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開(配給 セテラ/マクザム)

公式サイト
http://www.cetera.co.jp/callas/

マリア・カラスの人生、同じ女性として胸の詰まるシーンも

 マリア・カラス、誰もが一度はその名前を耳にしたことがある20世紀を代表する歌姫。わたしはそのギリシャ彫刻のような顔立ち、ファッショナブルな洋服やオナシスとの恋愛話、社交界をチョウのように飛び回るイメージから、華やかでスキャンダラスな女性だと思っていた。この映画はそんなマリア・カラスを成功したオペラ歌手としてではなく、一人の女性として当時の映像、歌声、インタビューなどにナレーションをつけて53年の生涯をドキュメンタリーで丁寧に描いていく。

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2009.03/18 | コメント (0) | 

「恋極星」

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(C)2008ミツヤオミ/講談社・「恋極星」製作委員会

監督:AMIY MORI、出演:戸田恵梨香、加藤和樹、若葉竜也、吹越満、熊谷真実ほか
3月14日(土)、シネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館ほか全国公開(配給/日活)

公式サイト
http://www.koikyoku.com/index.html


動く写真集のような美しさに感動! AMIYさんの記念すべき初監督作

 仕事柄かなりの本数の映画を見ているほうだと思うが、久々に涙がポタポタとこぼれ落ちる作品に巡り合った。それは、シティリビングのシネマコラムを定期的に書いてくださっている写真家・AMIY MORIさんの初監督作品「恋極星(こいきょくせい)」。このラブストーリーは特に恋愛中の人に見てほしい。好きな人への一生懸命な行動が相手の心に響き、小さな奇跡を生む…。涙なくしては見られないはず。

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2009.03/11 | コメント (0) | 

「ダウト -あるカトリック学校で-」

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(C)2008 Miramax Film Corp. All Rights Reserved

監督:ジョン・パトリック・シャンリィ、出演:メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマンほか
3月7日(土)、TOHOシネマズ シャンテ/Bunkamuraル・シネマほか全国公開(配給/ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン)

公式サイト
http://www.movies.co.jp/doubt/

根拠のない疑惑が生み出す結果を考えさせる人間ドラマ

 木からリンゴが落ちるのを見たニュートン少年が「なぜ落ちるの?」と考えたのが、万有引力の発見につながったという逸話は有名。疑問を持つのはいいことなのだが、一字違いの“疑惑”となると別。何かを疑うことは実にあいまいで、怖い結果を生むことにもなりかねない感情と痛感させられたのがこの寓話(ぐうわ)的ドラマだ。

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2009.03/04 | コメント (0) | トラックバック (1)

「フィッシュストーリー」

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(C)2009「フィッシュストーリー」製作委員会

監督:中村義洋、出演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、大森南朋ほか
3月20日(金・祝)、渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋ほか全国公開(配給/ショウゲート)

公式サイト
http://fishstory-movie.jp/


いくつもの時代がクロスする、バカバカしくて…でも、ありえる話

 今、目の前で起きていることは、きっとずっと前に誰かが想像していたことかもしれない。例えば、手塚治虫さんのマンガの中には、50年も前に描かれたものなのに、たくさんの“今”が組み込まれていたりする。今回紹介する映画「フィッシュストーリー」は、その誰かの想像していた未来に、思いもよらぬ偶然と、バカバカしい誤解や、くだらないけど、ツンと目頭が熱くなるノスタルジーが組み込まれている。

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2009.02/25 | 

「シリアの花嫁」

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監督:エラン・リクリス、出演:ヒアム・アッバス、マクラム・J・フーリ、クララ・フーリほか
2月21日(土)、岩波ホールほか全国順次公開(配給/シグロ、ビターズ・エンド)

公式サイト
http://www.bitters.co.jp/hanayome/

花嫁と家族の決意から、イスラエルの現状が見えてくる

 私たちは普段、何げなく“境界線を越える”という言葉を使うけれど、場所を変えるとそれがこんなにも決意を込めた行為になるとは。「シリアの花嫁」の舞台は中東のゴラン高原。イスラエルとシリアの間に挟まれた場所で、面積は東京都の約半分。乾燥地帯の中東にあって、平均標高が600mもある高原は冬に雪が降り、その雪解け水が周辺の地域の貴重な水源となっている。だからこそこの場所を巡っての紛争は絶えず、1974年以来、イスラエルの占領区とされている。

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2009.02/18 | コメント (0) | トラックバック (2)

「シネマ歌舞伎 刺青奇偶」

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(C)2009 松竹株式会社

作: 長谷川伸、演出: 寺崎裕則、出演:中村勘三郎、坂東玉三郎、片岡仁左衛門ほか
2月28日(土)、東劇ほか全国順次公開(配給/松竹)

公式サイト
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/irezumi/


勘三郎のおとこ気、玉三郎の色気、仁左衛門の迫力。歌舞伎を映画で

 「負け犬の遠吠え」という本には、「負け犬は歌舞伎などの伝統芸能鑑賞にハマる」とあった。落語が好きな私はドキッとしたが、やはりいいものはいい。文化は自分たちを通して未来へつないでいかなくてはいけないと思う。歌舞伎座が2010 年4月の公演を最後に120 年の歴史にひとまず幕を下ろすというニュースがあり、さよなら公演も始まった。今は若手俳優も粒ぞろい、歌舞伎以外で活躍している人も多く、一度見てみたいという人も多いだろう。でも歌舞伎座のチケットはお値段的にも時間的にも敷居が高い…。そう私と同じように感じている人にぜひおススメしたいのが「シネマ歌舞伎」だ。松竹が歌舞伎の舞台を臨場感そのままにスクリーンに映し出すシリーズの10 作目は2008 年4月に上演された「刺青奇偶」(いれずみちょうはん)。

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2009.02/12 | コメント (0) | 

「チェンジリング」

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(C)2008 Universal Studios . ALL RIGHTS RESERVED.

監督:クリント・イーストウッド、出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチほか
2月20日(金)から日劇3ほか全国公開(配給/東宝東和)

公式サイト
http://changeling.jp/

腐敗した政治に勝利した母性愛パワーに敬服!

 最近、母親がわが子を殺害するような事件が増えているが、ひと昔前の子どもたちにとって最大の恐怖は「誘拐」だった。大抵の人は幼いころ親から「知らない人についていってはいけません」と言われた経験があるはず。アンジェリーナ・ジョリーがクリント・イーストウッド監督と組んだ本作は、1920年代にロサンゼルスで起きた誘拐事件を軸に、腐敗した権力と戦った母親の姿を描く実話ドラマだ。

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2009.02/04 | コメント (0) | トラックバック (2)

「誰も守ってくれない」

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(C)2009 フジテレビジョン/日本映画衛星放送/東宝

監督: 君塚良一、出演:佐藤浩市、志田未来、松田龍平、石田ゆり子、佐々木蔵之介、佐野史郎ほか
全国東宝系で公開中(配給/東宝)

公式サイト
http://www.dare-mamo.jp/

罪者の家族をメディアやネット社会から守るという
鮮烈な問題提起映画


 誰かを守るということは、時として自分の命や心をささげることにもなりかねない。その「守る」対象が、家族や恋人など、自分が愛してやまない人ならば、そこまでの思いを持って守ることもできるかもしれない。しかし今回紹介する映画「誰も守ってくれない」は、守るべき人が社会的に許されない罪を犯した犯罪者の家族という、とてもリアルで複雑な状況を描いている。

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2009.01/28 | コメント (0) | 

「ジョッキーを夢見る子供たち」

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(C)2008Groupe Deux

製作:ダニエル・マルケ、監督:バンジャマン・マルケ、撮影:ロラン・シャレ
1月24日(土)、渋谷シアターTSUTAYAで公開(配給/ CKエンタテインメント)

公式サイト
http://jockey-movie.jp/

「I LOVE KEIBA!」な女性にフランスの奥が深い競馬学校事情

 乗馬には心ひかれ、年に数回ホーストレッキングに挑戦してみたりする。教室で聞くと、OLでかなりの腕前の人もいるから、仕事の傍ら乗馬を趣味にする人は案外多いのではと推測する日々。そんな人たちにお薦めしたいのが「ジョッキーを夢見る子供たち」。

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2009.01/21 | コメント (0) | 

「旅立ち〜足寄より〜」

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(C)2008 PLUSMIC CFP

監督: 今井和久、原作:松山千春、出演:大東俊介、萩原聖人ほか
1月24日(土)、新宿トーア、渋谷シアターTSUTAYAほか全国順次公開(配給/エム・エフボックス)

公式サイト
http://www.ashoro-movie.com/

私は松山千春という人が好きになった

 松山千春さんといえば北海道をこよなく愛すアーティスト。伸びのある包容力のある声に力強いメッセージが込められた歌は、私もラジオの番組で何度もかけてきました。「長い夜」「大空と大地の中で」をはじめ、リスナーからのリクエストも多く寄せられます。そんな歌の世界、松山千春という人間、生き方を知ることのできる映画「旅立ち」が公開に。私はこれを見て松山千春という人が好きになりました。

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2009.01/14 | コメント (0) | 

「反恋愛主義」

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監督:クリスティナ・ゴダ、出演:ユディット・シェル、シャーンドル・チャーニ、カタ・ドボほか
12月20日(土)からユーロスペースほか全国順次公開(配給/イースト・プレス)

公式サイト
http://www.hanrenai.com/

ハングリーな現代女性の本音にズバリ切り込むラブコメ!

 仕事はこなすし、女友達とのおしゃべりも楽しいし、街角でナンパされるのもしょっちゅう。恋もするけど、なぜか真剣な関係に発展せず…。男女ともに結婚年齢が上がっている今、仕事と恋のバランスに悩み、「テキトーな幸せなんかじゃ満足できない」という女性が続出中とか。ハンガリーの女性監督クリスティナ・ゴダの新作「反恋愛主義」は、そんなハングリーな現代女性の本音に切り込むラブコメだ。

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2008.12/17 | コメント (0) | 

「その男ヴァン・ダム」

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監督・脚本: マブルク・エル・メクリ、出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、フランソワ・ダミアン、ジネディーヌ・スアレム、カリム・ベルカドラほか
12月27日(土)からシネマライズほか全国順次公開(配給/アスミック・エース)

公式サイト
http://vandamme.asmik-ace.co.jp/

本人自らヴァン・ダムを演じるリアルな男の生き方を描いた映画

 「これはマジな演技か、悪乗りのセルフ・パロディーか…」こんなキャッチコピーを見ていたので、てっきり笑えるブラックジョークコメディー映画だと思って見たのだが、いいかたちで期待を裏切ってくれた今回ご紹介する映画「その男ヴァン・ダム」。

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2008.12/10 | コメント (0) | 

「ザ・ムーン」

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(C) Dox Productions Limited 2007. All rights reserved

監督:デイヴィッド・シントン、出演:アポロ計画の宇宙飛行士たち
2009年1月16日(金)からTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開(配給/アスミック・エース)

公式サイト
http://themoon.asmik-ace.co.jp/

NASAの秘蔵映像がついに公開 月旅行に行った気分を味わおう

 先日、日本にもついに30代のママさん宇宙飛行士が誕生するという発表があった。宇宙航空研究開発機構によると予定では2010年、山崎直子さんがスペースシャトルに搭乗し、さまざまな任務をこなすという。こういうニュースを聞くと、気分だけは宇宙が近くなったようでなんだかうれしい。

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2008.12/03 | コメント (0) | 

「ぼくのおばあちゃん」

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(C)2008「ぼくのおばあちゃん」製作委員会

監督:榊英雄、出演:菅井きん、岡本健一、阿部サダヲ、寺島進、清水美砂ほか
12月6日(土)からテアトル新宿ほか全国順次公開(配給/キノシタ・マネージメント)

公式サイト
http://bokuoba.com/


おばあちゃんと孫の関係は誰にとっても温かいもの

 当たり前の日常にあることは、いつもやり過ごして大切にできない。失って初めて、ありがたみを感じて未練がましくなる。人間関係だって仕事だってモノだって。そんなことを私はずっと繰り返している。祖母との関係もそう。私は祖母を2人とも亡くしているけど、今でも夢見ることがある。ストレスをぶつけてしまったあの日、面倒くさいからと遊びに行かなかったあの日。それでも大きな愛情で包み、ニコニコ見守ってくれていた笑顔にもう一度会って謝りたい。できるなら孝行をしたい。「おばあちゃん」と「孫」の関係は誰にとっても温かいものだと思う。

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2008.11/26 | コメント (0) | 

「バンク・ジョブ」

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(C)2007 Baker Street Investors,LLC. All Rights Reserved.

監督:ロジャー・ドナルドソン、出演:ジェイソン・ステイサム、サフロン・バロウズほか
11月22日(土)、シネマライズほか全国順次公開(配給/ムービーアイ)

公式サイト
http://www.bankjob.jp/

開かれた王室の隠された真実が今、明らかに!?

 元チンピラのテリーはロンドンで自動車修理工場を営むものの、内情は火の車。昔なじみの美女マルティーヌに「絶対、確実」と銀行強盗をもちかけられ…。1971年にベイカー街で起きたものの「国家機密報道禁止令」で封印された銀行強盗事件の全容を描くのが「バンク・ジョブ」だ。王室のスキャンダルが絡んでいると当時からささやかれていたが、当事者の証言をもとに事実を綿密に再現したら、途方もなくドラマチックな映画に仕上がった。

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2008.11/19 | コメント (1) | トラックバック (1)

「ハッピーフライト」

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(C)2008 フジテレビジョン・アルタミラピクチャーズ・東宝・電通

監督: 矢口史靖、出演:田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子、寺島しのぶ、岸部一徳ほか
11月15日(土)、全国東宝系で公開(配給/東宝)

公式サイト
http://www.happyflight.jp/

飛行機を愛する航空関係者たちのリアルで愉快な裏話映画

 どんな職業にも、表と裏の顔があり、華やかな職場ほど、現場は過酷だったりする。今回紹介する映画「ハッピーフライト」は、そういった意味でも、表の顔であるパイロットやCAだけでなく、管制塔や司令部であるOCC(オペレーション・コントロール・センター)にいたるまで、普段知ることのない数多くの航空関係者の職業別大変さや面白さがてんこ盛りで、かなり興味深くて楽しい映画だった。

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2008.11/12 | コメント (1) | 

「未来を写した子どもたち」

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(C)Red Light Films,Inc.2004

監督:ロス・カウフマン、ザナ・ブリスキ、出演:アヴィジット、ゴウル、プージャ、コーチ、マニク、シャンティ、スチートラ
11月中旬、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開(配給/アット エンタテインメント)

公式サイト
http://www.mirai-kodomo.net/


芸術は子どもの運命を変えるか? フォトジャーナリストの奮闘に勇気

 困難な状況にいる人とどうかかわり、どういう形で支援するか、日ごろ模索する人は少なくないはず。その意味で、2005年度のアカデミー賞、ドキュメンタリー部門でオスカーを受賞した「未来を写した子どもたち」は多くを学ぶ内容となっていて興味深い。

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2008.11/05 | コメント (0) | 

「ハンサム★スーツ」

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(C)2008「ハンサム★スーツ」製作委員会

監督:英勉、出演:谷原章介、塚地武雅(ドランクドラゴン)、北川景子ほか
11月1日(土)、渋谷シネクイントほか全国拡大公開(配給/アスミック・エース)

公式サイト
http://handsome-suits.com/



ハンサムってやっぱり幸せなの!? ハンサムって何!?

 「変われるとしたら誰になりたい?」そんな話をすると、美人(ハンサム)になって、モテぶりを味わいたいというのが圧倒的! そんな妄想みたいな話を描いたのが「ハンサム★スーツ」。合言葉は「レッツハンサム!」。「ブスの瞳に恋してる」の放送作家・鈴木おさむが脚本を手掛け、あちこちに隠された仕掛けや展開が想像以上に面白くてロマンチック。でも、夢のような話で終わらせないのはさすがの腕。夢見るブサイク大木琢郎33歳にドランクドラゴンの塚地武雅、スーツを着用後のハンサム、あまーい名前の光山杏仁に谷原章介という配役からして絶妙。

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2008.10/29 | コメント (0) | トラックバック (1)

「ブーリン家の姉妹」

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(C)2008 Columbia Pictures Industries, Inc. and Universal City Studios Productions LLLP and GH Three LLC. All Rights Reserved

監督:ジャスティン・チャドウィック
10月25日(土)、シャンテ シネほか全国TOHOシネマズ系で公開(配給/ブロードメディア・スタジオ)

公式サイト
http://www.boleyn.jp/



男性優位主義者を愛した美人姉妹の悲劇とは?

 ケイト・ブランシェットの「エリザベス」シリーズで現代によみがえったエリザベス1世。処女王として生きる道を選んだ彼女のトラウマのひとつとなったのが、息子に王位継承することに固執した父親ヘンリー8世の存在だ。「ブーリン家の姉妹」は、彼の寵愛(ちょうあい)をめぐる美人姉妹のきずなと確執を描く歴史ドラマである。

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2008.10/22 | コメント (0) | トラックバック (2)

「P.S.アイラヴユー」

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(C)2007 CUPID DISTRIBUTION LLC. ALLRIGHTS RESERVED.

監督:リチャード・ラグラヴェネーズ、出演:ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、キャシー・ベイツほか
10月18日(土)から有楽座ほか全国公開(配給/ムービーアイ、東宝東和)

公式サイト
http://www.psiloveyou.jp/

亡き夫からの愛のメッセージが真実の愛を教えてくれる

 愛する人に抱かれ、その胸の中で眠ることが当たり前だと思っていた人間にとって、ある日突然、その安堵(あんど)感に満ちた場所を失うというのは残酷なこと。でも、人は往々にして現実に失ってみないとそのことに気付けない…。今回紹介する映画「P.S.アイラヴユー」は、包容力を持った夫に甘えきっていた若い妻が、傍らにある愛の深さと、その愛がどれほど自分にとって大切なものだったのかを気付かされるというビター&スイートな話。

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2008.10/15 | コメント (0) | 

「私がクマにキレた理由(わけ)」

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(C)2007 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.

監督・脚本:シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ、出演:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、アリシア・キーズ
10月11日(土)から日比谷みゆき座ほか全国公開(配給/ショウゲート)

公式サイト
http://kuma-kire.com/

ニューヨーク、上流階級の子育て事情を徹底的に暴いちゃいました

 違う世界の住民の生活をのぞき見るのはみつの味。ローレン・ワイズバーガーの「プラダを着た悪魔」しかり、映画監督リドリー・スコットのハウスキーパーを務めた日本人女性の手記「イギリス人はおかしいー日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔」も辛らつだからこそ、面白かったなあ。

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2008.10/08 | コメント (0) | トラックバック (1)

「ブロードウェイ♪ブロードウェイ」

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All Rights Reserved (C)Vienna Waits Productions LLC.

監督:ジェイムズ・D・スターン、出演:「コーラスライン」オリジナルキャスト&スタッフ、マイケル・ベネット
10月25日(土)から全国公開(配給/松竹、ショウゲート)

公式サイト
http://www.broadway-movie.jp/

最近、夢や情熱を忘れかけている人は必見

 「ミュージカル」。感情がいっぱいに詰まった歌に心揺り動かされ、汗ほとばしるダンスにテンションがあがり、さまざまな人生ドラマを見せてくれて、私たちにパワーをくれるもの。自分もいつかステージに立ちたいと夢見たほど大好きな世界。スポットライトを浴び、そのステージに立つということはどういうことなのか…。それも本場ブロードウェイ、ミュージカルに憧れる人すべてが夢見る舞台だったら。

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2008.10/01 | コメント (0) | 

「消えたフェルメールを探して」

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監督:レベッカ・ドレイファス、出演:ハロルド・スミス、レベッカ・スミスほか
9月27日(土)から渋谷アップリンクXほか、全国順次公開(配給/アップリンク)

公式サイト
http://www.uplink.co.jp/kietavermeer/


盗難アートが開く未知の世界に心躍らせて!

 “絵画探偵”という言葉と風変わりな男性の写真に心ひかれて見た作品だが、これが大正解! 盗難アート捜しを軸にしたドキュメンタリーは、盗品売買に絡む思惑やアメリカ初の女性コレクターの華麗な人生など未知の世界に私を誘ってくれた。

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2008.09/24 | コメント (0) | トラックバック (1)

「ウォンテッド」

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(c)2008 Universal Studios.ALL RIGHTS RESERVED.

監督:ティムール・ベクマンベトフ、出演:アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン、ジェームズ・マカヴォイほか
9月20日(土)から日劇1ほか全国公開(配給/東宝東和)

公式サイト
http://www.choose-your-destiny.jp/

美しく強い女が駄目男の人生を変え、世界をも守る

 今回紹介する「ウォンテッド」は、王道をいくハリウッドのアクション大作映画。「ダークナイト」といい、この映画といい、さすがハリウッド。アクションエンターテインメントは、まだまだ他国はまねできなさそう。

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2008.09/17 | コメント (1) | 

「落下の王国」

落下の王国
(C)2006 Googly Films,LLC.All Rights Reserved.

監督:ターセム、出演:リー・ペイス、カティンカ・アンタルー、ジャスティン・ワデルほか
シネスイッチ銀座、アミューズCQN、新宿バルト9ほか全国順次公開中(配給/ムービーアイ)

公式サイト
http://www.rakka-movie.com/

石岡瑛子の衣装×世界遺産の絶景…
これぞ大人のための映像ラビリンス


 彼の奏でる映像のラビリンスに足を踏み入れてしまうと、そこから抜け出せない感覚に陥ってしまう。いやむしろ、出たくないと感じてしまうから、まさに映像の媚薬(びやく)。監督ターセム。デビュー作「ザ・セル」では女性心理学者が潜入する連続殺人犯の潜在意識を見事に映像化し、デミアン・ハーストの「母と子、分断されて」(1993年)の輪切りの牛のオブジェやフランスのアーティスト、ピエール&ジルの肖像画を引用するなど、90年代モダンアートの多彩なイメージがちりばめられていた。

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2008.09/10 | コメント (0) | 

「パコと魔法の絵本」

パコと魔法の絵本
(C)2008「パコと魔法の絵本」製作委員会

監督:中島哲也、出演:役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナほか
9月13日(土)から全国東宝系で公開(配給/東宝)

公式サイト
http://www.paco-magic.com/




ヘンテコで強烈なインパクト、“邦画の新世界”を堪能!

 バツグンのテンポ感にぶっとびのキャラクター設定、まるで極彩色の絵本の中に飛び込んだような映像で、ヘンテコで強烈なインパクト。でも笑って泣いて終わってみると、穏やかな気持ちが残る「パコと魔法の絵本」。舞台が好きな人は「ガマ王子vsザリガニ魔人」の映画化と聞けば胸ときめくハズ。

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2008.09/03 | コメント (0) | トラックバック (3)

「インビジブル・ターゲット」

インビジブル・ターゲット
(C)2007 Universe Entertainment Limited, Sil-Metropole Organisation Ltd., Guangzhou Ying Ming Media Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED

監督:ベニー・チャン 出演:ニコラス・ツェー、ジェイシー・チャン、ショーン・ユーほか
8月30日(土)、シネマスクエアとうきゅうほか全国公開

公式サイト
http://www.invisible-target.jp/





香港映画界“GEN X”世代の成長に感激!

 90年代半ばにバブルがはじけ、中国への返還問題で活気を失っていった香港の映画界。そんな状況を憂える大スター、ジャッキー・チェンと盟友ベニー・チャン監督が若手スターを起用して作ったのが「ジェネックス・コップ」シリーズ。アクションの切れもよく、笑いも取れて、演技もなかなかなニコラス・ツェーやサム・リーら新世代スターへの期待は高まり、大物スターがハリウッド進出した後の香港映画界を支える基盤のひとつとなった。

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2008.08/27 | コメント (0) | 

「おくりびと」

おくりびと
(C)2008 映画「おくりびと」製作委員会

監督:滝田洋二郎、出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、吉行和子、笹野高史ほか
9月13日(土)から全国公開(配給/松竹)

公式サイト
http://www.okuribito.jp/

日本人が忘れかけている思いやりをやんわりよみがえらせてくれる映画

 今回紹介する「おくりびと」は、久々に心がほんのり温かくなれる、とってもやさしい映画でした。うわべだけのエンターテインメントでは表現しきれない、押し付けではない日本人の愛情「思いやり」を、きちんと描いたこの作品は、ここ最近殺伐とした事件の多い日本には必要な映画かもしれません。

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2008.08/20 | コメント (1) | 

「画家と庭師とカンパーニュ」

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(C)ICE 3_KJB PRODUCTION_STUDIOCANAL_
FRANCE 2 CINEMA_RHO^NE-ALPES CINEMA- 2007/WISEPOLICY

監督:ジャン・ベッケル、出演:ダニエル・オートゥイユほか
Bunkamuraル・シネマほかで全国順次公開中(配給/ワイズポリシー)

公式サイト
www.wisepolicy.com/dialogue_avec_mon_jardinier/

オヤジの庭造りは実直だけど美味!
さすが、フランスの避暑地映画


 季節柄、避暑地映画が気になる。「西の魔女が死んだ」の清里の森の洋館、「ジャージの二人」の北軽井沢の別荘地、見ているだけで納涼の趣。今回紹介する「画家と庭師とカンパーニュ」もパリでの生活に見切りをつけた画家が生まれ育った田舎に戻ってくる話。

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2008.08/06 | コメント (0) | トラックバック (1)

「東京オンリーピック」

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(C)2008 東京オンリーピック連盟/国際オンリーピック委員会

総監督:真島理一郎、監督:江口カン、筧昌也、神風動画、児島徹郎ほか
8月8日(金)〜24日(日)、新宿バルト9で公開(配給/アスミック・エース)

公式サイト
http://www.onlypic.org/

映画でもスポーツの祭典開幕! 体の力が抜けます

 思わず気持ち悪いゆるい笑い声を出して見てしまう脱力系作品。とぼけた実況に想像を絶する映像、「くだらなーい」「おかしー!」という感想と、こんな作品が生み出せる平和な日本と精鋭クリエーターの想像力・制作力・意外さにビックリ。徹底的におバカに見せておいて実はスゴイ才能を見せつけられる第1回の「東京オンリーピック」が、8月8日(金)、北京オリンピックに合わせて開幕(=劇場公開)します。

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2008.07/30 | コメント (0) | 

「敵こそ、我が友 〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜」

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(C)YALLA FILMS - WILD BUNCH - FRANCE 3 CINEMA.

監督:ケヴィン・マクドナルド
7月26日(土)から銀座テアトルシネマほかで公開(配給/バップ、ロングライド)

公式サイト
http://www.teki-tomo.jp/

歴史の闇を生き延びたモンスターと国家犯罪に驚がく!

 第二次世界大戦の終結から60年以上がたつが、欧米諸国はホロコーストの記憶を風化させまいとする努力をしている。1987年に終身刑を言い渡された“リヨンの虐殺者”ことクラウス・バルビーの人生を軸に、あいまいにされた国家犯罪や大国のご都合主義を暴く本作からも、その意識が伝わってくる。

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2008.07/23 | コメント (0) | 

「闘茶 tea fight」

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(C)2008 TEA FIGHT FILM ASSOCIATION

原案・監督:ワン・イェミン、出演:香川照之、戸田恵梨香、ヴィック・チョウ、チャン・チュンニン、細田よしひこほか
シネマライズほか全国公開中(配給/ムービーアイ・エンタテインメント)

公式サイト
http://www.tea-fight.com/

奥深いお茶の世界を
コメディータッチで描いたアジアン映画


 台湾茶ってほんと香りが良いんですよね。実は私、台湾のお茶屋さんから直接送ってもらっていたりもするお茶フリークなのです。で、今回紹介するのは、そんな台湾茶の伝説をキーにした映画「闘茶」。闘茶とは、台湾で宋の時代からある、茶葉の良しあしや香りや味などを競い闘うというもの。

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2008.07/16 | コメント (0) | 

「いま ここにある風景」

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(C)EDWARD BURTYN

監督:ジェニファー・バイチウォル
7月12日(土)から東京都写真美術館ホール、シアターイメージフォーラムほか、全国順次公開(配給/カフェグルーヴ、ムヴィオラ)

公式サイト
http://imakoko.cinemacafe.net/

これは世界最大規模の文明の風景? それとも自然破壊の証明写真!?

 北海道洞爺湖サミットが終わったあとの国際的なイベントといえば、北京オリンピック。まだ振り返るには早すぎるけど、2008年という年を象徴するキーワードとして、「エコ」と「中国」は欠かせぬものだと考えさせられる。

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2008.07/09 | コメント (0) | 

「クライマーズ・ハイ」

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監督:原田眞人、出演:堤真一、堺雅人、尾野真千子、高嶋政宏、山崎努ほか
■7月5日(土)から丸の内TOEI1ほか全国公開(配給/ギャガ・コミュニケーションズ)

公式サイト
http://climbershigh.gyao.jp/

壮絶な新聞の現場に圧倒!


 小学3年生の夏休みに祖母の家で見たテレビに映っていた惨劇、私たち世代でも鮮明に記憶しているだろう。
 1985年8月12日の日航機墜落事故は史上最大にして最悪の航空機事故。そんな大事故の取材に新聞記者としてかかわった作家・横山秀夫のベストセラー小説が原作ということで、注目していた「クライマーズ・ハイ」。事件を追う興奮状態と登山時の興奮を両軸に、原田眞人監督が2時間30分を超える大作に仕上げた。

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2008.07/02 | コメント (0) | 

「近距離恋愛」

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監督:ポール・ウェイランド、出演:パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン、ケヴィン・マクキッドほか
■7月12日(土)から日比谷みゆき座ほか全国公開(配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)

公式サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/madeofhonor/

本当に好きな男性とバディ関係になるべからず!

 80年代後半に青春映画で人気を博したものの、数年前まで「あの人は今?」状態だったパトリック・デンプシー。無精ヒゲがセクシーな脳外科医を演じるテレビシリーズ「グレイズ・アナトミー」で奇跡的復活を遂げた“パトデン”が、久々に主演するラブコメが「近距離恋愛」だ。

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2008.06/25 | コメント (0) | トラックバック (1)

「ブルー・ブルー・ブルー」

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(c)2007 Film Finance Corporation Australia Limited,3DAP Japan LLC, Shadowfire Entertainment Pty Limited,Jour de Fete LLC and Newcastle Pictures Pty Limited

監督・脚本:ダン・キャッスル、出演:ラクラン・ブキャナン、カーク・ジェンキンスほか
■シネセゾン渋谷ほかで全国公開中(配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)

公式サイト
http://www.blueblueblue.jp/

オーストラリアからハリウッドへ─
爽やかイケメンのサーファー映画


 初夏の風が吹き始めた今日このごろ、“海”の香りが恋しくなってきましたよね。今回は、まさにその“海”を堪能できる映画「ブルー・ブルー・ブルー」を紹介。

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2008.06/18 | コメント (0) | 

「ミラクル7号」

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監督・制作・脚本・主演:チャウ・シンチー、出演:シュー・チャオ、キティ・チャン、ラム・ジーチョンほか
■6月28日(土)からシネマスクエアとうきゅうほか全国公開(配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)

公式サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/cj7/

激変の中国の格差を明るく笑い飛ばす
チャウ・シンチーのカッコよさに涙


 オリンピックという目標に向けて、すさまじい開発を進めているお隣の国、中国。バブル期、その後の経済崩壊、ワーキングプア問題など、ちょっと先行く日本としては、高成長の陰で漏れ出てくる反日感情やチベット問題、ネットで渦巻く市民の本音などを垣間見て、何十年も続いてきた町並み、コミュニティー、人間関係を今、急激に壊して大丈夫なのかな、とお節介ながら、思わざるを得なくなる。

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2008.06/11 | コメント (0) | 

「シークレット・サンシャイン」

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(C)2007 CINEMA SERVICE CO.,LTD.
ALL RIGHTS RESERVED

監督:イ・チャンドン
出演:チョン・ドヨン、ソン・ガンホほか
■6月7日(土)からシネマート六本木、池袋シネマロサほか全国順次公開(配給/エスピーオー)

公式サイト
http://www.cinemart.co.jp/sunshine/

信じるものは みな救われるのか?

 豊富な話題で日本公開前から世界中が大注目しているのが、韓国映画「シークレット・サンシャイン」。「第2回アジア・フィルム・アワード」で3冠、「第6回大韓民国映画大賞」で4冠という快挙を成し遂げた作品だ。さらに、主演のチョン・ドヨンは同作で韓国の女優として初めて「2007年カンヌ国際映画祭主演女優賞」を受賞している。監督は「オアシス」で「2002年ヴェネチア国際映画祭監督賞」を受賞したイ・チャンドン。文化観光部長官の職を経て5年ぶりの復帰となる。

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2008.06/04 | コメント (0) | 

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