2006年12月19日

今どき“マイナスイオン”なんて言ってたらまずいんじゃない?

リアルフリートが展開する「amadana」というデザイン家電のブランドには興味があるのでたまにサイトをのぞいているんだけど、その中の新製品で「イオン式サイレント空気清浄機」というのがありました。

すごく小さくて、小型のラジオみたいな外観でなかなかいいんじゃない?と思い、こんなに小さくてどうやって空気をきれいにするんだろうと機能説明を読んでいたら、以下のような記述がありました。


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[コロナ放電でしっかり集塵]
コロナ放電による空気清浄機です。
ちりやほこりをマイナスに帯電させ、集塵板でしっかりキャッチ。
+(プラス)が−(マイナス)の電気に引き寄せられる原理を利用し、高圧放電により、ちりやほこりを帯電させて集塵する仕組みのイオン式空気清浄機です。
森林や滝のそばで多く存在すると言われているマイナスイオン。
心地よい空間を演出します。

●コロナ放電とは
二つの導体の間で局部的に高電圧が生じたとき、空気の絶縁が破壊されて発生する光を伴う静かな放電現象です。
コロナ放電により、空気中の酸素分子がマイナスに帯電し、それにより空気中の水の分子が引き寄せられてマイナスイオンが発生します。
マイナスイオンの発生により、プラスに帯びている空気中のごみを囲み、それがプラスを帯びている放電極の前面にある集塵板に付着してごみを吸収します。
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コロナ放電うんぬんで集塵する、というのは、要するに静電気でほこりを吸い付けるというだけの話を、いかにも科学的な表現でもって語っているわけですが、そのためにファンがなくて静かだということ。静電気だけで部屋中の空気の集塵をしようと思ったら、めちゃくちゃ強力な静電気がいるんじゃない? 近くにいたらビリビリするんじゃないの?と思ったので、さらに詳しく調べようと「FAQ さらに詳しい技術情報はこちら」をクリックしたのですが、「404 Not Found」となってページが存在していませんでしたので詳細はわかりませんでした。

そして上記の説明に突然「マイナスイオン」という言葉が出現しているのにもちょっとクラクラしました。

マイナスイオンに対する一般的なイメージとしては、森林とか滝のそばみたいに、ひんやりとして気持ちいいー!てな感じでしょうが、実は物質の定義がないものであり、「マイナスイオン」なる化学物質は存在しないということになっています。いちおう科学的には、マイナスイオンは「空気負イオン」というものがそれに当たるとされていますが、業者によって定義や役割はまちまちです。

それにマイナスイオンてのはもう何年も前に、いくつもの公的機関から「こっちの実験では効果や効能が認められないものだから、それを表示するのであればちゃんと根拠を示せ」という通達が出されています。つまり「インチキ科学用語」というお墨付きを得ている言葉で、マイナスイオンの“効果”を標榜する商品はソフトバンクの広告でも話題になった「景表法」に触れる可能性がある、ということになっています。最近では、東京都が11月に出した報道発表資料があります。

●東京都生活文化局
「科学的根拠をうたったネット広告にご注意!"『マイナスイオン商品』表示を科学的視点から検証しました"」
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/11/20gbr500.htm

この資料によれば、そもそも「マイナスイオン」なる物質は、定義がまちまちで実体がないものなので本当は検証しようがないけど、ここは「空気負イオン」ということにして検証してみましたが、いずれも機器によるイオンの発生やその効果・効能が認められるものはなかった、ということになっています。

ここで、「あれ?大手家電メーカーでもマイナスイオンで除菌とか言ってるのってたくさんあったと思うけど、あれは大丈夫なの?」という疑問を持っている方も多いと思います。昔から「ファジーなんたら」「ニューロンなんたら」などと新しい売り文句をいくつも開発してきただけあって、変わり身の早さはさすがです。すでに「マイナスイオン」という直球を投げているところはほとんどありませんが、代わりのイオンをすでに「発明」済みです。

【各社の標榜しているイオン効果】

●ナノイーイオン(松下)
 メガアクティブイオン(松下)
●プラズマクラスターイオン/除菌イオン(シャープ)
●アレルオフイオン(日立)
●プラズマソルジャーイオン(東芝)

なんかめちゃくちゃ強そうな兵器みたいな名前が並んでいて面白いです。東芝なんかは、イオンが悪玉菌と戦う兵士みたいなイメージなんでしょうか? でも謳っている効果自体は昔のマイナスイオンとそう変わらないんですけどね。

各社の説明を読んでいると、それなりの検証機関の実験で効果を得ているという表示がされているけど、そもそもの物質の定義とかがあいまいなので、いまいちよくわかりません。いち消費者に効果が判断できるものではなく、「こんなのインチキだ!」などと断定はできないので、否定するものではないのですが、これらの効果を過大に評価して購入の検討材料にするということは避けた方が賢明かと思われます。


東京都のレポートでも、消費者へのアドバイスとして、

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消費者は、一見、科学的な根拠に基づくかのようにみえる効果・性能をうたった表示であっても、これをうのみにせず、多角的に情報を収集したり、東京都消費生活総合センターに相談するなどして、商品・サービスを合理的に選択していく必要がある。
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と締めくくっています。結局はそういった悪意がある(とまではいかないにしても、誠意のない)企業から身を守るには、いろんな情報を自分で集めて総合的に判断しなさいよ、ということです。

今年の夏にガソリンが高騰したとき、「燃費向上グッズ」と称した製品がかなり売れたということもありました。科学的な根拠のない製品を何万円も買い込んで、「これでガソリン節約できる!」と喜んでいた人がニュースで取り上げられてたりしましたが、何万円分もの節約効果を得るには、一体何千リットル給油しないといけないんだということとか、そんな効果があるんだったら車メーカーが即採用しているはず、とかいうことを露とも考えないとは、大変おめでたいことですなあ、などと思っていたわけですが、普段の身の回りにも忍び寄る「インチキ科学」製品には気を付けないといけませんね。

とくに女性の皆様! ほとんどの人が興味があると思われる美容・ダイエットの分野に関しては、このようなインチキ科学がまかり通っていますので、十分ご注意ください。

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2006年11月30日

東京の地下通路に、あの旭山動物園が開園!

東京駅の京葉線へ続く地下通路「東京駅アートロード」に、日本でもっとも有名な動物園といえる旭山動物園が開園。忙しい通勤時に“ほっとする場所”になりそうです。

この「アートロード」、ちょうど毎日通勤に歩いているんですが、行く先を見渡すと遠くが霞んでいるくらいにやたらと長い一直線の地下通路で、脇にお店があったりするわけでもなくまさに「地下通路」という感じ。薄暗い蛍光灯の下をトボトボと歩いていると気分も滅入ってくるというもんですが、今回なんとそこに旭山動物園が開園するとのこと。ただし“生”ではなく、ソニーのブルーレイレコーダーとフルHDの液晶大画面テレビを利用した“ハイビジョン”動物園なのです。


延々と続く通路の先には…!?

●「映像で見ても意味がない」と考えていた

開園のセレモニーには、旭山動物園の小菅正夫園長が登場。小菅園長は、「動物の様子を映像で見るなんて、意味がないと思ってたんですよ。生で見るのが一番に決まってる」と、いきなり元も子もないコメントを。以前インターネットでのストリーミング中継を開始したものの、個人的には「ネットでみてもしょうがないなー、生きた動物は目の前で見なきゃ」と思っていたとのこと。しかし、東京のある人から「会社につくと、毎日動物の様子を眺めてほっと一息ついてから仕事をして、それが励みになっています」という手紙をもらってから、考えが変わったそう。「通勤の場所で毎日動物の様子を見て楽しんでもらえるとうれしい。ハイビジョンの映像だと、写真や肉眼では気づかないような動物の毛並み、小さなキズの様子まではっきりわかるので、たいしたものです」と語りました。



次にソニーの西谷清氏が、「京葉線の長い通路は退屈なので、ブルーレイレコーダーと液晶テレビの映像で、皆さんに楽しんでいただけるのではないかと考えています。動物園の映像も楽しいですが、後ろにはソニーの製品も並んでいますので、こっちの方も少しは見ていただければ…」と、控えめなコメント。この旭山“ハイビジョン”動物園の映像には、12月8日発売のブルーレイディスクレコーダー「BDZ-V9」と、フルHD液晶テレビ「BRAVIA」などが使用されているとのこと。



●水槽が壁の向こうにあるみたい!

会場にはペンギン館、ホッキョクグマ館、アザラシ館、オランウータン館の4つが設置されていて、それぞれリアルな動物の様子がハイビジョンの映像で見られるようになっています(中継ではない)。実際に見てみると、非常に精細な映像のおかげで、まるで水槽のガラス越しに生で見ているような感覚。通勤時に思わず足を止めてボーっと見入ってしまい、遅刻してしまわないように注意しないといけませんな。イベントは12月17日(日)まで開催。付近に来たときにはぜひ楽しんでください。


有名な“空中散歩”をするオランウータンの生態についてうれしそうに話す小菅園長。しきりに「普段見えないところが見えるんだよ! これはすごいね〜」と語っていました。


「旭山ハイビジョン動物園」
http://www.sony.jp/products/Consumer/BD/event_community/event/03.html

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2006年10月16日

発想“は”面白い 人の重みで発電する「発電床」実験がJR東京駅でスタート

JR東京駅で、改札口を通る人の重みを利用して発電するという「発電床」の実験がスタート。クリーンな夢のエネルギーが実現するのか!?

本日からJR東京駅丸の内北口の改札口の床に、黒いシート状の「発電床」が設置されました。発電床というのは、改札口を通過する人がこの床を踏むことで、シートの中に組み込まれた「圧電素子」が振動するのを利用して発電するという仕組み。東京駅といえば、1日あたり70万人以上もの人が乗り降りするという巨大駅だから、この力を発電に利用できるとすれば、もしかしたら相当なものになるかもしれません…!?。

JRによれば、東京駅のすべての改札に導入すれば、100ワット電球を十数分間つける程度の電力が得られるということ。これを以前の記事「夏の電気代を考えてみる」で計算したのと同じように、電気代に換算してみましょう。

電気代は1kwhという単位で計算します。1kwhというのは、1000ワットの電気を1時間使うといくら、という単位。だいたい1kwhが20円前後なので、発電床で得られる発電量が100ワットで15分間とすると、


20円×0.1kwh×0.25時間=0.5円
(※家庭用の電気料金の場合)

つまり、東京駅全体でなんと1日あたり0.5円もの節電効果になるというのです!! 1日で考えると決して多くはないですが、1年だと182.5円、1万年だと182万5千円にもなると考えると、その節電効果の大きさがわかるというものではないでしょうか。




本日14時頃の発電量。「3628Ws」と表示されています。1Ws=1/3600wh(1Wの電力を1秒間使えるという単位)だそうで、つまり1ワット/時間を大きく超えるということに。ちなみにこの電光パネルにどれだけの電力を消費しているかということを考えるのは、全く野暮というものですね。

しかしコストのこととかを考えると、とてもじゃないけどやっていられないけど、このような実験に真面目に取り組む姿勢は大事だと思います。もしかしたらすごい可能性があるかもしれませんしね。まさにリアル世界に“元気玉”を実現したといえるのではないでしょうか。どうせなら発電量のパネルも具体的な数字じゃなくて、「オラにみんなの力を分けてくれ!」という感じで、元気玉の大きさで表示してくれたらといいと思いました。

[関連記事]
「夏の電気代を考えてみる」
http://www.citywave.com/dennou/archives/2006/08/post_69.html

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2006年10月06日

ケータイを漢字辞書代わりに使うと書くときに混乱してしまうかもしれない

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社会人になると物理的に文字を書くという作業が少なくなって、漢字も忘れがち。「あの字はどんなだったかな〜」と忘れてしまったときには、ケータイで変換して調べるということも多いんじゃないかと思います。

ケータイやPCに限らず、デジタル機器で文字を調べたときに、「あれ、この字ってこんな形だったかな?」って思うことはないですか? 「この棒はまっすぐではなく斜めだったような」「ここってくっついてたっけ?」などと、違和感を感じることがたまにあります。

これは、デジタル機器が表示に使用しているフォントに原因があります。まあデジタル機器に限らず、印刷物もそうなんだけど、一般的によく使われるゴシック体や明朝体が、書き文字とは字形が異なることが多いということに気づいている人は、少なくないと思います。

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という感じで、いわゆる教育漢字といわれる範囲の中でも、字形の異なるものがわりとたくさん見つけられるのです。

なぜこのようなことになっているのかというと、印刷物に使われる日本語書体は、1文字が限られた正方形の均等なスペースにデザインされるので、細い線がつぶれてしまわないようにとか、見た目の揃い方や並んだときの視認性を優先させたりとか、いろんな理由があるのではないかと思いますが、これは別に「違うのがおかしい」というわけではなく、文字は情報を伝える手段でありますから、その文字が“その文字”としてちゃんと認識されるのであれば、それはそれで正解であるといえるでしょう。

で、大人ならこのような小さなことで、そうそう混乱することもないかとは思いますが、子供の場合は少し事情が違い、皆にアホかと思われるかもしれませんが、僕が小学校の低学年の時、自分の名前をひらがなで書くときに真剣に悩んでいたことがあります。

それは自分の名前のことで、「さとし」と書くときに、学校では

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と習いますが、巷にあふれる印刷物では

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と表記されていることがほとんどなのです。むしろ

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は世の中では少数派であるといえ、これはどっちが正解なのか?と混乱し、日和見主義の自分としては世の趨勢に迎合するべく、書き文字なのにわざわざ「さ」と書いていたことがあるのです。

しかしこんなふうに思ってしまう子供が世の中には少なくないようで、低学年向けの教科書では、上記の例に出した「教科書体」と呼ばれる書体が採用されていることが多いです。これは普通の明朝体とは違い、できるだけ書き文字の「はね」や「はらい」を取り入れて、本来の字形に近いものになっており、文字を学習中の子供が読んでも混乱しないように配慮されているという書体です。

そこで思ったんですが、最近は低学年の児童でも、ケータイやPCなどのデジタル機器を日常的に利用することが多いと思われるので、わからない漢字などがあると、まず辞書よりもそっちを使って調べるということが多い、もしくは増えてくるんじゃないでしょうか。そうやって調べた漢字はデジタルフォントで表示されるわけで、そこでやっぱり混乱する子供も出てくるんじゃないかと思います。

なので、これからはケータイにも(とくに子供向けには)教科書体が必要になるケースもあるんではなかろうかと思って調べてみたら、なんとすでにありました。






061006_rakurakuphone.jpg
FOMAらくらくホンIII



そっちかよ!
(まあ教科書体は楷書体の一種ですから、高齢者には親しみやすいというのもありますけどね)

「モリサワの教科書体、アウトラインフォントで携帯電話に搭載」
http://www.mdn.co.jp/index.php?option=com_content&task=view&id=649&Itemid=78

教科書体を採用する、という判断は素晴らしいと思いますが、
キッズケータイにも搭載したほうがいいんではないかと思った次第でした。


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2006年09月20日

電化製品の故障が続いて困る

Xbox360を始め、なぜか最近になって電化製品の故障が続くようになりました。

Xbox360は修理からすぐ戻ってきたものの(以前の記事参照)、その後すぐに4年ものの電子レンジが故障。見た目は全く問題ないのですが、「重量センサー異常」という症状が出て、全く使えなくなってしまいました。修理窓口に電話すると、約10日後の訪問修理になるとのこと。

10日も電子レンジなしの生活は、はっきり言って厳しいです。その電機会社の本社工場は自宅からほど近い場所にあるので、「この距離で10日かかるんかい!」などと納得できない気持ちを抑えつつ(距離は関係ないですが…)、コンビニでゴハンを買ってしまい、「あ、しまった!電子レンジ壊れてた!」と思い出して慌ててこのゴハンをどうやって温めようかと思案して、「いっそのことチャーハンにしてしまおうか」などと考えたけれどやっぱりメンドクサイので、炊飯器に冷たいゴハンを入れて「保温」にして30分待つという結論に落ち着いたりしていました。だったら最初からゴハン炊いたほうが良かった!

ほんとに不便だったので、真剣に電子レンジのバックアップ機の必要性を検討した次第です。パソコンは2〜3日なくても生活にはなんら支障はありませんが、生活に本当に必要な白物家電にこそ予備機が必要かもしれません。洗濯機が壊れたりすることを考えるとぞっとしますよね。

実は去年も同じ症状で修理しているので、修理に来た方に「去年も同じ症状で壊れたんですけど」と尋ねたところ、「あ〜普通に使ってても壊れるんですよね、この部分は」とのこと。回答が率直すぎます。普通なら「あまりないですね〜」や「普通は壊れないんですが…」などと責任を回避するような言い方でお茶を濁すところですが、よっぽどこの症状が多くて辟易していたのでしょうか。次に壊れたらこのメーカー以外の製品に買い換えようと思いました。

次に壊れたのは2年物のビデオカメラ。上の写真のように画面が緑一色になってしまい、実際に撮影できる映像も緑一色です。今までに撮影した映像は、本体のモニターでちゃんとカラーで見られるので、おそらくCCDが壊れてしまったのだと思われます。幸いにも量販店の5年延長保障に入っていたので、修理代はかからなくて済みそうだけど、ほとんど使っていないのに…と不思議に思っていました。まあ持ち運んだ拍子におかしくなったのかも。

窓口に持って行かないとな〜と思いつつ、兄が使っていたパナソニックのSDビデオカメラのコンパクトさに興味を引かれ、「以前はSDカードが非常に高かったのであまり実用性がないと思ってたけど、秋葉原では2GBのSDカードが今や5000円以下で買えるから、十分使い勝手も良さそう。これはメーカーのサイトをチェックしないと!(買い換えもアリか…?)」と、やにわにテンションが上がり、パナソニックのサイトをなめ回すように見ていたら、壊れたと思っていたビデオカメラがリコール対象製品だったことが判明。CCDの製造上の不具合による症状でした。なんだ、買わなくて済んだのか…。

「壊れたと思ったら、まずメーカーのサイトをチェックする、というのが基本だった!」ということを再度確認した次第です。「自分を疑うよりもまず相手を疑え」ということですな。しかしユーザー登録をさせるのなら、こういったお知らせはメールじゃなく郵送で送ってほしいです。登録することでメーカーの新製品のお知らせが頻繁に来るけど、そういったメールはほとんど見ないから、もしそこにリコール情報が書いてあっても気づかない可能性が高いです。

あと購入した量販店も購入履歴を把握しているはずなので、製品に不具合やリコールが発生したら、お店からも連絡があったら親切だな〜と思います。販促だけじゃなくて、サポートにもちゃんと個人情報を利用して欲しいですよね。修理でお店に足を運んだ人が何か買ってくれるかもしれないし、ある意味これも販促の一種とも言えるかもしれません。

次は何が壊れるか…とガクブルする日々です。


[関連記事]
「Xbox360が壊れた」
http://www.citywave.com/dennou/archives/2006/07/xbox_360.html

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2006年08月11日

夏の電気代を考えてみる

「えぇっ!? 1万5千円!?」と、7月分の電気ご使用量のお知らせが来てちょっとビックリしている今日この頃。梅雨明けが遅れたり涼しい日が続いたので、今月はあんまりいかないんじゃないかと思ってたんですが、何が原因なの!?とちょっと計算してみました。

1万5千円という数字を見て、ひょっとしてウチには普段は見えない人がたくさん住んでいるんじゃないかと思わず疑ってしまったけど、ウチはいたって普通のマンションです。電化でガスを使わない分、調理やお湯を沸かすための電気代が上乗せされているんだけど、それでも1万円くらいは純粋に他の電化製品で消費している模様。たしかにちょっとはデジタル機器が多いとはいえ、なんかおかしい、ここは計算して確かめてみます(あまり詳しくないので間違いがあったら突っ込んでください…)。

まずは普段使っている電化製品の消費電力をチェック。夏の一番の電気食いといえばエアコンだけど、今使っているのは14畳タイプのもので、消費電力は約850Wとなっています。次にプラズマテレビが約400W。デジタルレコーダーが意外と少なくて約60W。そしてPCと各種ゲーム機ですが、デスクトップのPCは自作でゲーム用のビデオカードを増設しているため、だいたい300W程度(普通のPCならこの半分以下、ノートなら1/5程度ですが…)。ゲーム機はXbox 360が約150W(プレイ時)で、プレイステーション2が約30W。

一日の生活を考えると、まあ平日の日中はあまり電気代がかからないとして、夜間と休日はエアコンをかけっぱなしでテレビも付けっぱなし、その間PCやゲーム機で遊んだりするという感じです。

電気代の計算ですが、1kWh(1kW/1時間)という単位で計算されるということ。だいたい1kWhが20円くらい。ということは、合計で1000Wの電化製品を1時間使うと20円かかるというわけです。上の例ではエアコンを1時間使うと、20円×0.85kWh(850W)=17円ってことですね(温度設定によって変わるそうですが)。エアコン付けながらPCで調べものをしながらゲームする、ということをよくやってしまうので、それだけで1時間あたり850W+300W+150W=1300W=1.3kWh、つまり20円×1.3=26円くらいかかります。あ、これでは1カ月に換算するとけっこうな金額になってしまうかも。

計算するために基本的な生活モデルを作ってみます。

[平日]使用時間消費電力
テレビ5時間400W×5=2000W
ゲーム機2時間150W×2=300W
PC2時間300W×2=600W
エアコン7時間850W×7=5950W
 8850W(=8.85kW)
電気代 20円×8.85kWh=177円

[休日]使用時間消費電力
テレビ8時間400W×8=3200W
ゲーム機3時間150W×3=450W
PC3時間300W×3=900W
エアコン16時間850W×16=13600W
 18150W(=18.15kW)
  20円×18.15kWh=363円


平日22日、休日8日で計算してみると、

177円×22日+363円×8日
=3894円+2904円
=6798円

テレビ、PC、エアコンでこの金額。この他に基本料金が2000円くらい(電化だとこれが高い)。そらトータルで言ったら15000円も超えますわな…。

しかし! このような現実を目の当たりにしても、電化製品の申し子としては安易な節電に走ったりはしない!

例えばよく「待機電力がもったいないからコンセントを抜いておいたほうがいい」と言われるけど、最近の電化製品は待機電力が0.1Wなどと、非常に節電が進んでいるものが多いです。0.1Wだと1日で2.4W=約1.5円/月、年間でもたったの約17円! 誤差の範囲です。こんなレベルではコンセントを抜き差しする労力、使いたい時に即座に使えないという時に感じるストレスのほうがよっぽど無駄だと思えるので、まあシーズンオフにエアコンのコンセントを抜いておく程度で十分でしょう。

また考え方によっては、エアコンを節約して暑い中を悶々と過ごすよりも、1時間につきたった17円で快適に過ごせるのなら喜んで払うというのもアリではないでしょうか。また寝室に設置するような6〜8畳タイプのエアコンなら消費電力も500W程度だから、1時間あたり10円。寝苦しくて夜中に起きてしまい寝不足になるくらいなら、100円払って夜通しかけっぱなしで快適に過ごしたい!と思ってしまう方です。

しかしテレビの消費電力は意外とデカかった。液晶はプラズマより省電力というイメージだけど、現行モデルなら同じ画面の大きさで比較すると、“大食らい”という意味ではそんなに差はないです。たとえば37型液晶のシャープ「アクオス LC37BD1W」は標準的な使用条件での年間消費電力が177kWh(×20円=3540円/年・295円/月)、同じく37型プラズマのパナソニック「VIERA 37PX60」が209kWh(×20円=4180円/年・348円/月)となっており、月あたりで50円程度しか差がありません。大画面テレビを使っている時点で大きな電力を消費していることにかわりはなく、液晶を選んだからといって「エコロジー」とか「省エネ」に貢献しているわけではないことに注意したいです。

テレビはなんとなく長い時間付けてしまうけど、見てないときはまめに消そうと思った次第でした。液晶にせよプラズマにせよ、大画面テレビを使用中の方はお気を付け下さい。


東京電力「電気料金単価表」
http://www.tepco.co.jp/e-rates/custom/shiryou/tanka/dentou-j.html

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2006年07月31日

会社のネットが遅くて仕事にならない

以前から会社のインターネットの回線速度が非常に遅く、「これではまるでダイアルアップで接続しているようだ」などと思っていたのですが、このたびその原因が判明いたしました。

今どきの会社のネット環境といえば、当然ブロードバンドな高速回線で動画も(その気になれば)見たい放題、会社でネットは見られるから家では別にいいか〜という人もいらっしゃるかと思います。

ところがわが社(シティリビング)といえば、ひとつのページを開くのにも十数秒、いつまでたってもページ内の画像が表示されないなど、まるでインターネット黎明期のダイアルアップ接続並みの速度で、間違えてトップページがフルフラッシュのサイトにアクセスしてしまった場合などは速攻で「HTML版」をクリック連打する、もしくは速攻で「閉じる」ボタンを押して閲覧をあきらめる、などの苦難の連続を強いられる環境です。アプリケーションやファイルのダウンロードなど夢のまた夢、(実際にやる人はいないでしょうが)ネット上でのファイル交換などを行った場合、「ダウンロード終了まで あと3日」などと表示されることは想像に難くありません。

当然わが社は情報発信業とも言うべく、新聞や雑誌の発行を生業とする企業でありますから、しかるべきネット接続環境が構築されているはず、これだけ遅いのは何か事情があるんだろうなどと思っていたのですが、このたび恐るべき事実が発覚いたしました。

先日、いつものように苦難に耐えながらのネット閲覧にいそしんでいると、突然ページの表示が止まってしまい、ウンともスンとも言わなくなってしまいました。このような場合、ルーターに問題があることがほとんどなので、ルーターを再起動すべく、サーバー室への侵入を試みることにしました。



室内に入り、サーバーラックの中に設置されているルーターを探します。
ルーター、ルーターっと……。











あった…!!

…!!!?







エ、ADSL…((((;゚Д゚)))!?


この丸の内の事務所には約100人のスタッフと、同数以上のPCが設置されているわけですが、その100台のPCのネット接続を担うのがこのADSL回線だというわけでした。12Mプランだとしたら1台あたり0.12Mbps(120Kbps)…。
離島じゃあるまいし東京のど真ん中でこの速度ってどうなんですか!? えぇ? どうなんですか!!(>会社の人)




gooスピードテスト」で図ってみたらこんなスコアです。ぜいたくは言いませんから携帯でもメガの時代なのでせめて小数点以下というのはカンベンしてほしいです。

投稿者 dennou : 15:50 | コメント (5) | トラックバック
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2006年07月14日

一日じゃ回りきれない「東京おもちゃショー2006」レポート

東京ビッグサイトで、7月15日(土)、16日(日)の2日間で一般公開される東京おもちゃショーに、何か面白いものはないかな〜と行ってきました。

ビッグサイトの西1〜4ホールまでを使って、3万5,000点以上の国内外のおもちゃが展示されるという機会を逃すわけにはいかない!ということで、会場で気になったおもちゃの数々をレポートしていきます。

まずはバンダイブース。大きなおともだちを大興奮させる数々のキャラクターを抱えるおもちゃ界の雄ともいえる存在ですが、ブースに入ると歴代の合体メカや仮面ライダー、ガンダムたちが勢揃いしてお出迎え。


これだけでも大きいおともだちは大喜びでしょう。





なつかしい「ゴールドライタン」が豪華に復活! 小学生のときに大好きなおもちゃでした。しかし6体セット28,500円って、まさに大人買い価格だね〜。




アリの生活をシミュレートできるという「ant's life studio」。巣を作ってエサを取ってきたり女王の世話をしたりするアリの生態を手のひらの上で観察できます。なごみ系ですね。7,980円で11月中旬発売予定。




この「ガンプラ」の箱が積まれているのを見るだけで興奮するという人も少なくないはず。ミニチュアのガンプラがミニチュアのガンプラの箱にパッケージされている「ガンプラコレクション」。これはぜひコンプリートしていきたいです。300円で今秋発売予定。




三英貿易から発売の「おいでよ どうぶつの森」ぬいぐるみ各1,260円。12月に映画化されるということで、おもちゃの数も一気に増えそうです。




ニンテンドーDSを立てたまま遊べる「らくらくDSスタンド」。なかなか便利そうです。DSとDS Lightの両方に対応。




超巨大で精巧な作りのミレニアムファルコン(スターウォーズ)。なんと48万円。




同じくスターウォーズからR2D2の巨大フィギュア、と思いきや、なんとゴミ箱になっています。両足の間のペダルを踏むと頭が開くという仕組み。これは欲しいかも! 値段は未定。




エポック社の「TV-DARTS」。テレビにつないで遊ぶというダーツです。ダーツの的とテレビをケーブルで繋ぐと、テレビの画面にスコアなどが表示されるというもので、これはかなり面白そう。




16種類のゲームがプレイでき、4人分のデータが保存できます。家でも本格的なダーツで遊びたい人には最適じゃないでしょうか。




金属のプレートを組み合わせていろいろなものを作ることができる「デルタックス」シリーズに、天空の城ラピュタのロボット兵が発売。あのジブリ美術館の屋上でたたずんでいるロボットです。宮崎駿といえば、やっぱりメカだ!というような、ラムダやシータが好きな人にはたまりません。8,000円で10月28日発売。





セガトイズのブースにて。自宅で楽しめる本格プラネタリウムとして大ヒットした「HOMESTAR」がグレードアップ。星がカラーで見えるようになりました。11月下旬発売予定で29,925円。




精巧なミニチュアのグランドピアノが自動で演奏を奏でる「グランドピアニスト」。ジャズ、クラシック、ポップスなど100曲がプリインストールされています。外部入出力端子がついていて、ミュージックプレーヤーをつなぐとスピーカーから音楽が再生され、リズムにあわせて鍵盤が動くようになっています。39,900円で12月上旬発売予定。




同じくセガトイズ。UFOキャッチャーでゲットできる恐竜キングのフィギュアですが、「なんか見たことあるようなトリケラトプスだな〜」と思って友人のT氏に電話すると、「あぁ、それ俺(が原型作ったやつ)っす」とのことでした。さすがプロ、いろいろ作っていらっしゃいますな。ゲーセンで見かけたらチャレンジしてみようと思います。




タカラトミーのブースにて。30本のゲームが内蔵されている「ポケットドリームコンソール(P.D.C)」。2インチのカラー液晶搭載で、携帯ゲーム機として遊べるだけでなく、テレビと繋いでも遊べるというところがポイント。液晶は高精細で明るく、かなりきれいという印象。


ゲーム内容はファミコン以上、スーパーファミコン以下という感じだけど、DSやPSPを買うほどではないが手軽に遊べるゲームが欲しいという人にはいいかも。8,400円で8月発売予定。




数独専用のゲーム機「kazzle?」。ペンタッチで解答できるのでプレイしやすそう。このような頭脳トレーニング系のゲーム機がかなり多く発売されています。3,675円、発売中。




各種スイッチを取りそろえて、スイッチマニヤのあなたも大満足!の「Switch Switch」。トグルスイッチ、ボタン、ロータリースイッチ、キースイッチという“スイッチ四天王”を、思う存分操作してください。ただし実用的な機能はいっさいついてません。7月発売で各840円。




む、おもちゃショーで陶芸!?と思ったら、家庭でろくろを回して陶芸ができるというトミー「ろくろ倶楽部」の実演。


ろくろや粘土、うわ薬などがオールインワンのセットになっていて、即陶芸が楽しめます。粘土を乾燥させたらオーブンレンジで焼くと完成。これはかなり楽しそう! 10,500円で9月発売予定。




おなじみの「せんせい」だけど、進化した「2カラーせんせい」はなんと赤と黒のカラーで描ける! これはちょっとすごいんじゃないですかね!? 2色で描けるという仕組みは、どうやってるのか全く想像できませんが、ヒントとしては「N極とS極を使っているんですよ、フフフ。これ以上はちょっと…」とのことでした。3,675円で8月発売。
ラクガキしたのはぼくじゃありません。




今回最大の注目商品です! タカラトミー「秘密基地をつくろう!」シリーズ。USBで接続するPCの周辺機器ですが、単なる飾りではなく、すべてPC上の操作と関連しているというもの。




秘密兵器その(1) ストームブラスター
つまりUSB扇風機ですな。しかしただの扇風機じゃありません。PC上でファンの向きを操作できます。「カバーオープン」をクリックするとカバーが「ウィーン」と開いて風を送り始め、PC上のコントロールパネルで旋回を制御できるというギミックを搭載。動きが凝っていてかなり面白いです。5,985円で9月発売予定。


秘密兵器その(2) ファイヤーランチャー
要するにアプリケーションが起動できる「ランチャー」です。各ボタンに起動したいアプリケーションを登録しておけば、ボタンを押してレバーを引くとアプリケーションが起動するという仕組み。ただ起動するだけじゃなく、いちいち派手なエフェクトとサウンドと共に起動するのが楽しすぎます。3,990円で9月発売予定。


秘密兵器その(3) グリッターパネル
PCの情報を表示するLEDパネル。表示される情報はうそっぱちじゃなく、ちゃんとCPUの稼働状態や時刻を表示しています。また自作のメッセージなども表示させられるということで、行き先表示板のようにも使えるという実用性もあるかも!? 5,985円で9月発売予定。


秘密兵器その(4) エマージェンシーボタン
自爆装置か脱出装置かどっちなのか!? 写真はボタンが出たままになっているけど、普段はシャッターが閉まっています。シャッターボタンを押すとシャッターが開いて中のボタンが押せるようになり、赤いボタンを押すとPCがシャットダウンするというギミックです。これもボタンを押すと派手なムービーとエフェクトが流れます。3,990円で9月発売予定。

どれも“いちおう”実用性を備えた周辺機器ということで、かなりそそられます。特に「ストームブラスター」は普通に扇風機として便利そう。でも会社で使うと、男子には受けても女子には絶対に引かれると思いますのでこっそり遊んでください。




キーボードの使っていないキーにかぶせて楽しむという「キーボードフィギュア」。たくさん置いてあればあるほど仕事をしてないという証拠になりそうです。各200円。
(c)DISNEY




ハピネットブースにて、むかねこ様も出展されておられました。商品のラインナップも豊富です。


「シティリビング連載中」とのPOP、まことにありがとうございます。




会場では幅広い層が楽しめるおもちゃが満載で、半日だけでは自分の目についたおもちゃをさらっと流してみることしかできないくらいでした。会場には子供が遊べるスペースなどもあるので、梅雨空の蒸し暑い屋外で遊ぶよりも楽しく過ごせそうです。

東京おもちゃショー2006
http://www.toys.or.jp/toyshow/

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2006年07月12日

“一休さん”級のトンチ話 「ローマの休日」DVDの販売差し止めが却下された問題とは?

「ローマの休日」の低価格DVDへの販売差し止めの仮処分が却下されたというニュース(読売新聞の記事)。「ローマの休日」の著作権は消滅したかそうでないかで争っているという問題なんだけど、その中での配給会社と文化庁の見解がかなりぶっ飛んでいて面白いです。

著作権法では、世の中に作品が発表されてから70年たつと著作権が消滅して、「パブリックドメイン」という扱いになります。これはその作品を共有財産として、誰でも自由に扱ってもよいという考え方で、パブリックドメイン状態の作品は、作者(元権利者)の了解がなくても、自由にコピーしたり配布してもかまわないというわけです。

現在の著作権法に改正されて施行されたのは2004年1月1日で、それ以前の著作権法では保護期間は50年とされていました。つまり2003年末を過ぎた時点で、公開から50年が経過している作品(1953年以前の作品)に関しては、権利が消滅しているので、1953年公開の「ローマの休日」はパブリックドメインであり、自由に扱ってもよいという判断で、廉価版のDVDが多数販売されていました。

この“期間”について具体的に説明すると、1953年公開の映画は1954年1月1日から起算して50年の保護期間を経過後、つまり2003年12月31日をもって権利が消滅する、という判断です。2004年1月1日からは改正著作権法が施行されているので、1日違うだけで20年も保護期間が変わってくるということになり、権利者にとってはかなり大きな違いというわけです。

しかしそこに待ったをかけたのが“元”権利者のパラマウント・ピクチャーズ。同社によれば「03年12月31日午後12時と04年1月1日午前0時は連続しているため、53年作品の保護期間は70年に延長される」という文化庁の見解をもとに、「ローマの休日」の保護期間はまだ終了していないとして、販売禁止の仮処分を求めていました。しかしこのたび、その申し立てはものの見事に却下。でもパラマウント側は「ホームページにも公表されている文化庁の見解の方が正しく、決定には驚いている」として、即時抗告するということ。

「12時と0時が連続している」なんて言われてしまうと、「ふむふむ、なるほど、確かにそう言えなくもないかも!?」などと思ってしまいそうになるけど、しかしこれはどう考えても“へ理屈”でしょう! というか、よく言っても“トンチ”だと思います。

まず「連続している」というのは「31日午後12時と1月1日午前0時は同時刻である」という意味なんだけど、この前提がおかしい。「午後12時」という時間はないんですよ。「午後11時59分59秒」の次は「午前0時」であって、例えば深夜1時のことを25時というように、時間が連続していることをわかりやすくするために便宜上「午後12時」と言っているだけで、実態としての時間は12月31日は11時59分59秒まで。次の0時0分ちょうどから1月1日が始まるわけです。これが時間っていうものの一般的な概念なんではないでしょうか。もしこういった主張がまかり通るとしたら、期限を設定するような規定や物ごとは全部おかしなことになってしまいます。

もともと法律の条文には時間の概念はなく、日付だけが規定されているのに、そこに時間の概念を持ってきて、おかしなトンチまがいの主張をしているのが「文化庁」だということにかなりおどろいたけど、この主張を編み出した人は立派に一休さんになれると思います。しかし裁判官はアニメに出てくる将軍さまのように、トンチでは一杯食わされなかったということで、こっちのほうが一枚上手だったということでした。

「ローマの休日」
http://www.roman-holiday.jp/

文化庁
http://www.bunka.go.jp/

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2006年07月11日

“360度おもちゃ体験!” 今年のおもちゃショーは一般にも公開

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7月13日(木)から開催される「東京おもちゃショー2006」の開催概要が発表に。出展企業は166社、3万5000点以上のおもちゃが東京ビッグサイト大集合します。

3年ぶりに一般公開されるという「おもちゃショー」。基本的にはおもちゃ業界や流通向けの展示・商談会だけど、今年は一般の人が楽しめるように様々なイベントが行われるとのこと。学生時代は梅田の某百貨店のおもちゃ売場で、ずっとアルバイトをしていたおもちゃ好きの自分としては非常に注目したい展示会です。

おもちゃ業界は少子化などの影響もあり、売上も減少傾向にあるそうだけど、その反面IT化や対象年齢層の広がりで、おもちゃのバリエーションも増えており、展示されるおもちゃも幅広いものになっているそうです。また、今年のおもちゃ業界のキーワードとしては「脳を活性化」「キッダルト」などが上げられるとのこと。一連の“脳トレ”ブームはおもちゃにも広がっていて、セガトイズから発売になる「脳年齢 脳ストレス計 アタマスキャン」をはじめ、気軽に遊べる“脳トレ”おもちゃが多数展示予定です。


ニンテンドーDSでも発売予定の「アタマスキャン」。5,775円で8月10日(木)発売予定。


「キッダルト」とは「キッズ」と「アダルト」の合成語で、「子供心を持った大人」「大人になっても子供の心を忘れない人」を対象にしているそう。つまり「大きいおともだち」ってことですな! 経済力を持った「おともだち」は最強の消費者といっても過言ではありません。さとし的にはまさにそのど真ん中ストライクに捉えられているわけですが、このようなおもちゃが増えることは大歓迎であります。


“いちおう”PCの周辺機器である「自爆ボタンUSB」。これを「何に使うの?」という質問はあまりにもナンセンスでしょう! ビビっと来る人にはたまらないという製品です。



背面にはUSBポートがあり、USB2.0のハブとしても使用可能という実用性も備えています。


使用方法。手順を守らないと自爆できないという律儀さがイカす! 質感も高いので今すぐにでも欲しい! キューブから5,250円で7月発売予定。このような大人でも楽しめる製品も多数展示されるのでチェックしておきたいです。


開催中の主なイベントとしては、7月15日(土)13時からテレビ東京の人気番組「出張鑑定団 in 東京おもちゃショー」や、16日(日)10時30分からNHK「いないいないばあっ!」のワンワン(以前の記事参照)が出演する「ワンワンとあそぼうショー」などが予定されています。子供だけじゃなくて大人もいっしょに楽しめるこのイベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

「東京おもちゃショー2006」
開催期間:7月13日(木)〜16日(日)(13・14日は業界関係者のみのバイヤーズデー、15・16日が一般公開日)
場所:東京ビッグサイト
http://www.toys.or.jp/toyshow/

社団法人 日本玩具協会
http://www.toys.or.jp/

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2006年06月20日

DVDレコーダーのハードディスクが散歩番組で埋まる

デジタル放送関連のコメントが続いているので、以前のエントリーの「デジタル放送が見られるようになったらぜひ観ていただきたい番組」を再度上げておきます。

以前のエントリーで「BSデジタルの番組はゆるくていい感じ」というのを書いたけど、今年に入ってデジタル放送対応レコーダーを買ったので、念願だった散歩番組を完全網羅すべく毎日録画に励んでいる次第であります。そうやって録画しているとだんだん消すのがもったいなくなるので、写真のようにレコーダーのハードディスクが埋まってしまい、どうしたもんかというところ。500GBあっても常に8割くらいはこのような番組たちで埋まってしまってます。たぶん何GBあってもこの割合はかわらなさそうな気がするね〜。

アナログ放送ならDVDにダビングするだけで済んでいたけど、デジタル放送はDVDに移すとハイビジョン画質じゃなくなるし、コピーじゃなくてムーブしかできない(ハードディスクからは削除されてしまう)ので、残しておきたい番組ほど移すに移せない状況になってしまいます。これらの番組を完全保存するにはHD対応のブルーレイかHD DVDドライブが必要だけど、これだけすでにハイビジョンレコーダーが出回っている状況を考えると、次世代DVDドライブ内蔵のレコーダーだけじゃなくて、ぜひ今のハイビジョンレコーダーのiLink端子に繋ぐような外付けドライブを発売してほしいです。

そのようにハードディスクを埋め尽くして止まらない番組がNHK BShiの「世界ふれあい街歩き」。ヨーロッパやアジアなど、世界中の街並みを朝から晩まで散歩する、という番組です。

前にも書いたけど、この番組のいいところは「街の中を主観視点(自分の視点)で最小限のナレーションで進んでいく」というところ。よくある紀行番組だとタレントが出てきてあーだこーだ、おいしい〜すご〜いきれ〜いなどとうるさいレポートが入ることが多いけど、そのような散歩気分を妨げるものは一切なし。ナレーションは日替わりで著名なタレントが担当しているものの、あくまで語り口はおだやかで静かなトーンで進んでいきます。

また最近の番組は1カットがどんどん短くなる傾向にあるけど、「ステディカム」という揺れを吸収する特殊な手持ちカメラを使用して、す〜っと歩いていくような画面で1カットを非常に長くとっているので、見ているとゆったりとした気分になれます。

ディレクター曰く、

>例えば実際、路地を本当に歩けば、ある人は「足元の石畳を見つめ」、
>ある人は「家々の窓枠の木の色が気になり」、屋根瓦がいいなと思う人、
>壁に彫られた模様を眺める人、洗濯物に目が行く人、街路樹を見る人、
>皆それぞれ。

>でも他の普通の番組では、大抵、そのシーンで伝える明確な目的に沿って
>「屋根を見てください」「街路樹を見てください」という風に
>映像を組み立てていました。
>「世界ふれあい街歩き」は「目的のない旅」、画面を見る人が、
>それぞれ自由な気持ちで、街のたたずまいを見つめて欲しいのです。

(BSファン倶楽部「世界ふれあい街歩きの“秘密”」より引用。このユニークな番組がどうやって作られているかという制作裏話がコラムで読めます)

遅く帰ってきた平日の夜などに、お茶でも飲みながら見るのが非常におすすめです。


最近NHKのチャンネル数を減らす、という議論が持ち上がっているけど、もしかしてこのような素晴らしい番組までが影響をうけてしまわないかと、とても心配しているんですが大丈夫なんでしょうかね? というかBSデジタルの番組なんて視聴率が悪いに決まっているから真っ先に削減の対象にされそうな予感。NHKのコスト削減の問題がチャンネル削減=番組削減というヘンな方向に向かってしまっているのが残念です。

受信料不払いが多い→NHKの収入が減る→コストを削減して乗り切るために、チャンネル数を削減(番組を減らす)→NHKに魅力がなくなる→受信料を払わなくなる、という“デフレスパイラル”に陥るんではないかと思います。なんでNHKを見ない(受信料を払わない)人のせいで、受信料をきちんと払っていてNHKの番組が好きという人が犠牲にならんといかんのだと小一時間…(以下略)。

NHK BShi「世界ふれあい街歩き」
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/

BSファン倶楽部「世界ふれあい街歩きの“秘密”」
http://www.nhk.or.jp/bs/fc/col/tue51004.html

Wikipedia「世界ふれあい街歩き

[関連記事]
「BSデジタルの番組はゆるくていい感じ」
http://www.citywave.com/dennou/archives/2005/08/bs.html

「デジ×デジのダブル録画がとにかく便利! 日立のハイビジョンレコーダーWooo DH500W」
http://www.citywave.com/dennou/archives/2006/01/wooo_dh500w.html

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2006年06月05日

最近の駐車場精算機のハイテクっぷりには驚いた

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ショッピングセンターなどの駐車場で出庫するとき、駐車券が精算済みなら、券を入れなくてもクルマが止まると勝手にゲートが開いて通行可能になるというのが増えてます。

そういう所にクルマを止めるたびに「あれ、なんで駐車券を読み取らないのになんで料金が精算済みってわかんの!? 『この駐車券はこのクルマに乗った人』なんてどっかで誰かがチェックしてるのかな!?」などと不思議で仕方なく、なんでやろ〜なんでやろ〜と考えていた結果、ひとつの結論に達しました。

(1)駐車券が発行されるときに、そのクルマとひも付けるデータが駐車券に記録される(ただしひも付けるにはナンバーなどを読み取る必要がある)。

(2)事前精算機で精算すると、「この駐車券のクルマは精算済み」とコンピューターに記録される

(3)出庫ゲートでナンバーが読み取られ、このクルマは精算済みかどうかが照合される。精算済みならゲートが開く

ということが秘密裏に行われているのではないかと考えたわけです。そこで今度は注意深くゲートを観察していたら、やっぱりありましたよカメラが!(運転してると気づかないんだよね) 家に帰って調べてみると、「ああコレコレ!」というのが見つかりました。写真のようなぶら下げ式のほかに、丸ビルなどの三菱地所系のビルで採用されている、ゲートの横に設置される直立式もあるみたいです。

いや、たしかにちょっと考えればわかることだけど、まさか駐車場の精算機にそんな高度な仕組みが採用されているとは思わなかったので不思議に思ってしまいました。調べてみるとナンバーを文字として読み取っているわけではなく、「画像(パターン)」として認識して照合しているため、ナンバーの汚れなどには影響されにくいそうです(機種によっては文字として認識するものもあるとのこと)。警察が全国の主要な幹線道路に設置している「Nシステム」の簡易版みたいなものと考えたらいいのかな。人によってはナンバーを記録されることを不快に思う人もいるかもしれませんが、個人的には後ろめたいことは何もないので問題なしだと思います(ナンバーというのはそもそも記録されるためのものだし)。

このシステムだと、出口で一旦止まって窓を開けて駐車券を入れる…という手間がないので、出庫待ちのクルマで渋滞するということも少なくなりそうです。大型のショッピングセンターなどだと効果も大きそう。

「このクルマの人は月に10時間以上止めてくれるから30分サービス」みたいな特典があったら面白いけど、駐車管理以外の用途に流用されると困るので、そのあたりの管理はしっかりやっといてほしいです。

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2006年05月25日

上級者になった気持ちでIT用語で会話してみる

今日は新しいパソコンを買ったので、パソコンの得意なサトシ君に設置するのを手伝いに来てもらいました! サトシ君はIT企業に勤めているエンジニアで、ちょっとオタクっぽい(^_^;)けどパソコンなら超得意なのでまかせておけば安心です。

ワタシ「見てみて〜! 店員さんにすすめられて、思わず一番高いの買っちゃった! 映像も記録できて※1すごいんだって〜」

サトシ君「ふむふむ、インテルの最新デュアルコアCPUであるところのコア・デュオ2.13ギガヘルツを搭載し、メモリはDDR2 533メガヘルツの1ギガバイトSD-RAMにテラバイトストレージ、グラフィックカードはジーフォース7600GTを採用しているのですね。これはなかなかすごいPCですよ! 小生としてはこれをさらにオーバークロックしてベンチマークでいかほどのスコアを叩き出すか興味津々でありますよ!」

「え〜そんなことより早くネットに繋げてほしいんだけど…」

「…むむ、承知しますた※2。小生にとってはTCP/IPプロトコルでのネット接続など赤子の手をひねるも同然でありますからね。では早速つないでしんぜましょう。…シャキーン! 接続完了であります!」

「(シャキーンって…擬音!?)あ、ありがとう〜。ところでサトシ君は普段どんな仕事をしているの?」

「普段はもっぱらネットワークインターフェースに関するプログラミングを行うことが多いですね。コーディングはオブジェクト指向でモジュール開発にオプティマイズされていますが、クライアントのロードマップに合わせてビルドするとリビジョンによってはアジャイルなメソッドが取れないこともありますので、コンパイル時にパラメータ調整を行ってからアルファ版、ベータ版のリリースを行うというのが通常※3です。ウェブ2.0でエイジャックスなインターフェースでロングテールを活かし、SNSとのシナジーでインフルエンサーをインクリーズさせたい※4というのが最近のトレンドでありますから、そういったソリューション※5を構築する仕事が多い傾向にあります」

「(…何いってんのかわかんないや)…へ、へぇ〜すごいんだね! ところでプリンターとかの設定もお願いしたいんだけど…」

「もちろんでござる。ではドライバをダウンロードしてインストールしましょう。…むむ、このドライバはベータ版ですか。2ちゃんねるのプリンタ板※6によると確かベータ版には正常に認識しないというバグがあったはず…仕方ない、小生がドライバをリバースエンジニアリングしてコーディングし直してみましょう」

「ドライバーでエンジンを直すの!?」

「(鼻で笑う)フフン、まぁそのようなものですな。(カチャカチャ)ダンプを見ると、このバイナリ部分のスクリプトがうまくローカライズされていない模様…。ここは素直にAPIを使ったほうがよさそうだ。…むむ、このモジュールのパイプライン構造がよくわからんな。やはりソースがないと…!※7

「(ソースが好物なの?)お腹減ったのなら何か作るよ? 焼きそばがいいのかな?」

「いや、大丈夫。逆アセンブルでなんとかなりそうだ…。(カチャカチャ)やはりイチからコーディングするよりも枯れた※8APIを利用したほうが早くビルドできそうだな…」

「なんとかなりそう…?」

「ぬるぽ!!」

「ぬ、ぬるぽ!?(一体何を…!?)」

「危ういところだった…。もう少しでぬるぽ※9に陥るところでした。ここさえなんとかできれば、リコンパイルしてリリースできそうですよ」

「なんとかなりそうなのね、良かった〜」

「そうそう、バグを直すついでにバックドアを設置して、ポートスキャンでゾンビからNASAのルートサーバーへDDoSアタックを行うようにしておきましょう※10。 あとSMTPとPOPのパケットフィルタリングを行って、リモートホストでログを監視できるようにしておきました※11。これで安心ですよ。ムフフ※12

「(なんか便利になったのねよ!?)ありがとう〜! これでバリバリ活用するぞ〜!」

すっかりサトシ君のお世話になってしまった一日でした(*^_^*)

※1 初心者には「すごいこと」の基準に「映像が記録できる」ということを置いている人が多いです。












※2
 基本的にこの手のタイプは2ちゃんねら〜です。現実の会話で2ちゃんねる用語が出るのはヤバい。










※3
 書いている本人も全く意味がわかりませんが…。

※4
 会社のミーティングでこんなことを言えば、週刊ダイヤモンドあたりで最近Web2.0という言葉を知ったオジサンくらいならうまくだまされてくれるかもしれません。

※5
 ソリューションってなんなんだよ! それは自分の会社の商品(サービス)をひとまわり大きなスケールに見せる魔法の言葉。





※6
 情報源は基本的に2ちゃんねる。








※7
 プログラムの元のこと。作成したプログラム(ソースコード)を変換してコンピューターが理解できる形式にすることを「コンパイル」といいます。


※8
 「技術的にこなれて安定した」というのを「枯れた」とよく言います。










※9 ヒワイな言葉じゃなくてプログラミング用語のひとつで、要するにエラーのこと。

※10
 要するに非常に悪いことをしています。

※11
 メールのやりとりを監視できるようにしたと言っています。



※12
 上手くいったので、思わず笑みがこぼれてしまいました。サトシはかなりの悪人です。パソコンの設置は信用できる人にお願いしましょう。

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2006年05月09日

モバイルSuicaで通勤中

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今さらながらおサイフケータイを購入したので、GW明けから「モバイルSuica」で通勤してます。

“わが庭”ビックカメラにおいても「ビックカメラSuicaカード」なるものが登場したので、これをいい機会とSO902iに機種変更して、おさいふケータイデビューしました。

モバイルSuica」はSuicaの機能をおサイフケータイに取り入れたもので、通常のICチップを内蔵したSuicaカードと同じように、ケータイをかざすだけで改札を通ったり買い物ができるというものです。NTTドコモとauから発売されているおサイフケータイの全部で利用できるというわけではなく、「モバイルSuica対応」と明記されている機種だけが利用できます(対応機種はこちらを参照)。SuicaはJR西日本のICOCAと相互利用ができるので、大阪に帰省したときにもケータイでそのまま電車に乗れるのが便利。

モバイルSuicaを利用するには、まずJR東日本の発行するクレジットカード「VIEWカード」に申し込む必要があります。VIEWカードにはいくつか提携カードがあり、ぼくが申し込んだのはもちろん「ビックカメラSuicaカード」。ビックカメラのポイント機能がついて、クレジット払いにしてもポイント還元率が変わらないという、ぼくのようなビックのヘビーユーザーにはもってこいのカードです。もちろん今まで貯めたポイントを、そのままビックカメラSuicaカードに移行することも可能。さらにビックのポイントをSuicaにチャージできるので、通常なら換金できないポイントで、現金と同様に食事をしたり電車に乗ったりできるというのがかなりお得です。

つまり、
(1)ビックカメラでよく買い物をする人
(2)JR東日本で通勤・通学している人
(3)モバイルSuica対応のおサイフケータイを持っている人

という条件に当てはまる人にとっては、申し込まない理由がないといっても過言ではないのですよ!

というわけで、「期間中に申し込んで、そのカードで買い物をすれば3%ポイント上乗せ」というキャンペーンに便乗するべく、さっそく申込書を送付。しかしカードの発行までに意外なほど時間がかかり、「もしかして審査落ち!? こんなにビックで買い物してるのに!! ムッカ〜!!」などと心配しつつ待っていると、申込書の発送から3週間経ってからようやくカードが到着。しかしすでにキャンペーン終了間際となっており、結局期間中に買い物することができませんでした。カードの発行には時間がかかるので、キャンペーンの期間もそれを考慮して設定してほしかった! うぉ〜残念。


●ケータイにSuicaを登録する

気を取り直してモバイルSuicaの登録です。モバイルSuicaを利用するには、送られてきたSuicaカードをケータイにも登録するという作業が必要で、まず所定のアプリを3つダウンロードし、次に会員情報を登録するという手順を踏みます。アプリのダウンロードには300〜400円程度のパケット代がかかるようです(パケットパック1000のとき)。



モバイルSuicaの専用サイトからアプリをダウンロードして登録します。アプリを3つも使うというところがちょっと面倒。

この会員情報の登録はケータイでももちろんできるけど、住所氏名電話番号パスワードなどの情報をたくさん入力しないといけないので、あらかじめパソコンでやっておくのがいいでしょう。最初ケータイでちまちま入力していたら、「住所は全角で入力してください」などとエラーが出て最初の画面に戻ったりして(よくあることだけどそっち側の処理で何とかしてくれよ!と思う)キレそうになったので、断然パソコンがおすすめです。

モバイルSuicaの登録時には、今使っている定期券をモバイルSuicaに切り替えることができます。注意したいのは切り替えることができるのはこの会員登録時だけで、あとで切り替えるということはできないということ。さらに、当然のことながら今まで使っていた定期券はモバイルSuicaに移行したあとは使えなくなります。

とりあえずSuicaだけ使って、使いたくなったら定期も切り替えようかな〜などということはできないので、「これからはモバイルSuicaだけで生きていくぜ!」という心構えが必要なのがちょっとプレッシャーだけど、定期を使わないとモバイルSuicaを使う意味がほとんどないので、ここは決心して移行することにします。普段定期券はカバンの中に入れっぱなしなので、忘れるということはまずないけど、ケータイを家や会社に忘れるということはよくあるので、これからはより注意しないといけません。便利になるかわりに、失ったときのリスクも高くなるということですな。

モバイルSuicaで実際に改札を通ってみると、通常のSuica定期券と同じ感覚で通れました。ただ定期券のように改札に「タッチ」していると、すぐに背面ボディの塗装がボロボロになってしまいそうなので、タッチしないで少し浮かせた状態で「ピッ」となるまで静止させるようにして通っています。保護シールなどを貼ればより安心かも。ケータイは普段ポケットに入れているので、定期券を取り出す手間もないのが便利です。

Suica対応の自販機でお茶を買ってみると、その速さと手軽さにかなり感動します。サイフから小銭を出して投入して買うのにくらべると「3倍速い!」という感じ。ボタンを「ピッ」と押してケータイを「ピッ」とかざして商品が「ガチャ」っと出てくるまでの一連の手順に3秒くらいしかかからないので、1本といわず2本でも3本でも買ってしまいそうになります。Suicaカードを使って買うよりも、普段身につけているケータイで買えるということで、いっそう便利に感じました。これからは、もうJRの駅構内ではサイフを開くということはなさそうです。

小銭やカードがケータイに変わった“だけ”なんだけど、小さいように思えて実は意外と大きな便利なんだね〜と感じた次第です。モバイルSuicaを使うには、ある程度の条件が揃う必要があるけど、それらをクリアできるのならおすすめです。4月現在のモバイルSuicaの会員数はまだ約6万人ということで、今ならまだ少しの優越感も味わえるかも?(笑)


JR東日本「モバイルSuica」サイト
http://www.jreast.co.jp/mobilesuica/

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2006年04月27日

初心者になった気持ちでパソコン用語で会話してみる

サトシのブログ[サトシの徒然なるままに…※1

今日はカツヒコ君が新しくパソコンを買ったということで、パソコンの先輩(^_^)vであるこのボクが設置の手伝いに行ってきました!

カツヒコ君が買ったパソコンは、NECのウインドーズを搭載したディスクトップ※2パソコンです。よくわからない人に説明すると、ウインドーズというのはパソコンを動かすための頭脳?(実はボクもよくわかりません…(^^;))他にもマック社のアップル※3というのがあるそうです。

さっそくパソコンの設置にとりかかります。


ボク「まずコードを繋ぐんだよね。電気コード※4をコンセントに差して、テレビ※5と繋げばとりあえずはOKじゃないかな」
カツヒコ君「最近のテレビは薄いんだねぇ〜。じゃあスイッチを押すね。ブチっと。お!電気がついたよ!」
「ウインドーズの画面が出たね。じゃあマウスを使ってディスクトップのアイコンをクイック※6してみてよ」
「この絵をクイックするの? むむ…ホレ!ホレッ!」

「何やってるの?」
「いや、クイックっていうから素早く動かせばいいのかな〜と思ってね」
「(^_^;)カツヒコ君、クイックというのは、アイコンという絵の上でボタンをカチカチっと素早く押すことだよ! クイックには、1回カチってやるのと2回カチカチってやるダブルクイックがあるんだよ、素早く押すからクイック。覚えておいてね」
「さすがサトシ君。先輩恐れ入りますm(_ _)m」



「じゃあ次はインターネットにアクセスしてみるよ」
「あ!それは一緒に買うのを忘れちゃったよ!どうしよう…」
「大丈夫カツヒコ君。このパソコンには無線RAN※7という新しいインターネットが搭載されているから、コードで繋ぐインターネットよりも便利なんだよ!」
「インターネットまで搭載しているのか…最近のパソコンってすごいんだね」

「インターネットにアクセスすると、ワールドワイドウェップ※8をサーフィン※9したり、メールを送ったり、いろんなことができるんだよ。最近では音楽や映画のダウン※10もできるようになって、マック社のアイポッド※11を使えば外でも楽しめるんだよね」
「(ウェップをサーフィンって何がなんだかわからないけど…)なんだかすごそうだ!未来の世界みたいだね」



「そうそう。インターネットにアクセスしてサーフィンするには、まずプロダイバー※12と契約しないといけないんだよ」
「なるほど、なんだかわかってきたよ! サーフィンして溺れてしまったときに、海の中からプロダイバーに助けてもらうんだね?」
「うん、そんな感じだね。じゃあインターネットにアクセスしたときに、ウイルスに感染しないようにウイルスソフト※13をインストロール※14しておこうか」
「パソコンもウイルスに感染するの? 何だか人間みたいだなぁ」
「ウイルスに感染すると、パソコンの中のデータを壊してしまうだけじゃなくて、電気コードを伝わって他の電化製品にも感染してしまう※15から危険なんだよ。トースターでパンが黒こげになったり、冷蔵庫が逆に熱くなったりすると怖いでしょ? だからこうやってウイルスソフトのフロッピーをインストロールしておいたほうがいいんだよ。あとマウスやキーボードを触る前には手を洗うのを忘れずにね。手が汚れていると、そこからパソコンにウイルスが感染するからね※16



「(病気にも気を付けないといけないのか…)うん、わかったよ。フロッピーって昔見たことがあるけど、最近のフロッピー※17はCDみたいに銀色の円盤なんだね」
「そう、このフロッピーは昔のフロッピーの何万枚分のデータが中に入ってるんだよ。最近はもっと大きなデータが入る、DVDというフロッピーも出てきているね」
「フロッピーも進化してるんだね〜」


「あっ!」
「どうしたのサトシ君?」
「インストロールしようとして、間違えてハード※18から必要なものをアンインストロールしてしまったよ!」
「ハードってなに?」
「ハードというのはソフトを貯めておく箱※19。このパソコンは250メガビット搭載でメモリーが512メガヘルツ※20だからだいぶ余裕があるんだけど、余計なソフトがジャマだからアンインストロールしていたら、必要なソフトまで消してしまった…」
「もう動かないの?」
「大丈夫。パソコンに付属していたフロッピーから再インストロールすればいいだけだから…フロッピーはどこ?」
「えーと、買ってきた箱と一緒に捨ててしまいました(^o^)※21
「えーっ!!(T_T)」


お手伝いにいったものの、なんだか迷惑をかけてしまった一日でした(^^)/

※1 自分のブログに「徒然なるままに…」というタイトルをつける前に、「ブログ 徒然なるままに」でGoogleで検索することをおすすめします。

※2
 用語間違いの定番。パソコン用語にはディスクという単語が頻出するために「デスク」を「ディスク」と混同しているようです。しかし「ハードディスク」の「ディスクトップ」と考えると、なんとなく意味が通じるような気もします

※3
 よくわからないことを初心者がなげやりに書くとこんな感じ?

※4
 パソコン用語ではコードは「ケーブル」といいます。たとえ湯沸かしポットのコードでも「電源ケーブル」と呼ぶと、なんだかそれがハイテクな機器に思えてきます。

※5
 昔からモニターのことを「テレビ」という人は多いですが、最近はテレビパソコンが増えているのであながち間違いとは言えなくなってきました。

※6
 定番です。




※7
 LAN(Local Area Network)のことをRANと書くと恥ずかしいので注意しましょう。

※8
 90年代にはWWWという言葉がもてはやされたけど、当たり前になりすぎて今やこの正式名称を見かけることはなくなってしまいました。あと「ウェップ」ではなくて「ウェブ」です。

※9 今使うと微妙な恥ずかしさ度合いでいい感じです。

※10
 ファミリーコンピューターを「ファミコン」じゃなく「ファミリー」と略するようなもので、変な略し方をすると意味が伝わらないので注意。

※11
 iPodを「アイポッド」と書くと、オサレなデバイスも一気に垢抜けなくなって、初心者っぽさ満点です。



※12
 「サーフィン」と組み合わせるとなんとなく納得してしまいます。

※13
 ウイルスソフトをインストールするとえらいことになってしまうので、インストールするのは「アンチウイルスソフト」「ワクチンソフト」にしましょう。

※14
 定番の間違いですが、インストールよりも何だか語感がかわいらしいのでわざと使っている人も多いです。マジ突っ込みするのは初心者かベテランかを見極めてから。

※15・16
 ウイルスの危険性が話題になりはじめた頃は真剣にこう思っている人も多かったです。


※17
 中高年の人はメディアのことを何でも「フロッピー」と言う人が多いです。フロッピーならまだマシですが、ウチの親はCD-ROMはもちろんのこと、映画のDVDやゲームソフトのことも「カセット」と言います。

※18
 パソコン用語で「ハード」というと「ソフトウェア」に対しての「ハードウェア」という意味なので、「ハードディスク」を「ハード」と略すと混乱してしまいます。

※19 例えが投げやりだと余計にわからなくなってしまうので初心者に説明するときは注意。

※20
 初心者用の掲示板などを見ても、ハードディスクとメモリーを混同している人はかなり多いです。細かいことはわからなくても用語を正しく把握するのは脱初心者のための一歩。

※21
 よくわからないものは捨てるのではなく、とりあえず取っておきましょう。

※カツヒコ君は実在のカツヒコ君とは一切関係ありません

投稿者 dennou : 14:00 | コメント (5) | トラックバック
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2006年03月03日

昼休みをアキバで過ごす

会社がある丸の内から秋葉原までは、山手線に乗れば3駅で約10分なので、よくぷらぷらと出かけます。

普通に電化製品を買うなら有楽町のビックカメラが一番近いんやけど、やっぱり安いメディアや周辺機器を探すには秋葉原が一番! というわけで、今日もアキバ散歩してきました。

まず秋葉原駅を出ると、中央通りに並んでいる大型の量販店などはスルーして、「おでん缶」で有名なチチブ電機の角を曲がり、裏通りに入ります。おそらくアキハバラーにとってはここがホントの“中央通り”なんじゃないかな?

昼休みなのでまずは腹ごしらえです。アキバに来るとたいてい「キッチンジロー」でメンチカツ定食を食すことが多いです。定食は850円で、メンチカツ、エビフライ、ハンバーグなどを2品自由に組み合わせて注文できるのでかなりお腹いっぱいになります。


今日はメンチカツ×唐揚げ定食にしました。なつかしい洋食屋という感じの味。もちろんおいしいという意味です。


え〜昼休みなので悠長にあの店この店とふらふらするわけにはいきません。食べた後はピンポイントで目的地へまっしぐら。

DVD-Rやメモリーカードなどのメディアを買うときは「あきばおー」で買います。ここはいつもアキバの中でほぼ最安値なので、時間がないときはいろんな店を回らなくても、ここをチェックするだけでOKです。ここの値段を見ていたら、メモリーカードなんか量販店で買う気が確実に失せると思います。

「奥さん!国産のいいのが入ってるよ!ちょっと見ていきなせえ!」
「あら今日はDVD-Rが安いわね。ちょうど切らしてたところだから50枚ほど買っておこうかしら」

というわけで国産のDVD-R50枚を購入。量販店では3800円程度で売られているものが2768円と激安です。これだけで電車賃のモトが取れるというものです。50枚のDVD-Rはあんなことやこんなことに使う予定です。

次に向かうのは「クレバリー」。PCのパーツ類が豊富で安いお店です。ここもいつも“ほぼ”最安値に近く、店内も比較的広くて商品が見やすいので、時間がないときはここだけに寄るということも多いです。メモリーやHDDが安いお店です。

家のPCのHDDの空き容量が少なくなってしまったので、ここでは250GBの内蔵用HDDを購入。250GBでも1万円ちょいで買えるので、いま一番値頃感があります。去年の今頃は160GBが1万円弱でした。

PCの周辺機器だからといって立派な箱に入っているわけじゃなく、プチプチで包まれたものをビニールに入れて渡してくれるだけなので、コンビニで弁当でも買っているような気分になります。しかし中身は超ハイテク機器なのです。

ここらでそろそろタイムリミット。また会社に戻ってきました。1時間でも1日でも楽しめるのがアキバのいいところですな〜。(ただし楽しめるのは一部の人に限りますが…)


今日の収穫は日立製の250GBHDDとTDKのDVD-R50枚組でした。しめて1万4316円なり〜

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2006年02月27日

アル中になっても当てたい「本生ロボッ庫」

「アサヒ本生」の衝撃的なキャンペーンには、ハートをわしづかみにされてしまいました。

「アサヒ本生」といえば赤・青・ゴールドの3色パッケージで人気の発泡酒ですが、2月20日から「本生ロボッ庫が当たる!」というキャンペーンが開始されたことを知って、思わず買いに走らずにはいられませんでした。

※「本生ロボッ庫」とは…
解説しよう! 350ml缶6本と専用ジョッキ2個を腹部で冷却し、自動缶取り出し機能、アルミ缶プルトップ自動開栓機能、自動注ぎ機能、おしゃべり機能を搭載したスーパーロボットなのである!

「アサヒ本生」に貼られたシール36枚を1口にして応募すると、5000名にこのスーパーウルトラロボットがプレゼントされるというキャンペーンです。家計に優しい発泡酒を購入してさらにスーパーウルトラミラクルロボットが当たるとは、なんて素晴らしいキャンペーンなのでしょうか。

サイトではこのスーパーウルトラミラクルデンジャラスロボットのいかす動きが見られます。



というわけで買ってきました。





家計に優しいはずが、かなり厳しくなってしまいました。
さとしの限界許容酒量においてはこれを消費するのに約2ヶ月半かかる予定です。

…って2ヶ月半もかけて2口かよ! 5月22日のキャンペーン終了までに2口しか応募できないじゃないか! これではとうてい当選もおぼつかない状況です。

これは毎日の酒量を増やすしかありません。今までは夜に1本飲んでいたけど、これに加えて朝に1本グビっと飲ることにします。そしてキャンペーン終了間際にさらに大量購入し、シールだけはがして応募するという大人技を駆使して当選を狙おうと思います。

※「ロボッ庫」は大変極悪かつ、稀に見る凶悪で危険な家計破壊的ロボットですので、皆さんは身の安全のために応募しないようにしましょう。

世界初「本生ロボッ庫」当たる!キャンペーン
http://www.asahibeer.co.jp/hon-nama/robocco/top.html

投稿者 dennou : 14:30 | コメント (13) | トラックバック
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2006年02月14日

音楽を“消費”するサービスに、未来はあるのか?