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2006年10月27日

“ボーナス”じゃなくて“ローン”です

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MNP関連でケータイ業界は盛り上がっていますが、それにしても混乱するのはソフトバンクの料金に関する話。26日には「端末も全機種0円」と、新たな“予想外”も登場したけど、「そんなことを大きく宣伝してもいいの!?」と思ってしまいました。

26日に新たに発表されたのは、「端末の購入も全機種0円」という内容。孫氏自らが量販店の店頭に立ち、「全機種(新規・機種変)¥0」と書かれたフリップを手に誇らしげに説明したけど、どうもすっきりしませんでした。

その理由は、詳細が明らかになった「新スーパーボーナス」が原因。上記の「端末0円」というのは、新スーパーボーナスに加入したときの代金で、実はほんとに0円で端末が買えるわけではなく、単に分割で端末の代金を支払うだけというもの。確かに購入時に支払う頭金は0円だけど、購入代金がタダになるというわけでは全くないのです(下の方に小さい文字で注釈が書いてあった)。

以前の記事でも書いたように、新スーパーボーナスは27ヶ月単位の契約の縛りがあって、契約から3ヶ月後に24回に渡って分割払いをするというもの。一度契約すると、約2年間は同じ機種を使い続けないと、追加で多額の出費を強いられるという仕組み。実態はスーパー“ボーナス”じゃなくてスーパー“ローン”ってわけです。

24回の分割払いになるということで、新規に契約するときの負担感はなくなるものの、ローンで買うということを「0円」と称するのはかなり問題なのではないかと思います。このようなアピール方法がまかり通るのであれば、「マンション0円!」「新車が0円!」などと、頭金が0円だったらなんでも同じように言えるということに。ユーザーが都合の良いように間違って解釈してくれることを期待するような、不誠実さを感じます。まさに「おいしい話には裏がある」というわけですね。

まあ、ソフトバンクの端末はもともと店頭価格がかなり安いので、分割といっても月あたりの価格は大したことのない金額なんですけど。2年も同じ機種を使い続けていれば、今までもタダかそれに近い金額で機種変更できてましたからね。

ほんとのところ、資金的にも設備的にも他社に比べて余裕があるはずのないソフトバンクが、根拠もないのに非常な安価でサービスを維持できるということはありません。どこかを安くするからには他でバランスを取らないと成り立たないわけです。今回発表された一連のサービスをよく解釈してみると、「別に今までとそんなにかわらないよな…」という内容が多く、単に「0円」を切り口にしたアピールに変えているだけ、という印象なので、ソフトバンクに興味のある人は、自分にとって本当にオトクなのかどうかをちゃんと確認したほうがいいですね。新機能にあんまり興味がなくてケータイを変えるのは2年に1度くらいで、周りにもソフトバンクを使っている人が多くて、ずっとソフトバンクを使い続けたい、という人にとってはいい内容かもしれません。

しかし、孫氏の「ケータイの料金をわかりやすくしたい、ゼロからリセットしたい」というアピールに、おもいっきりツッコミたいと思っているのは、ぼくだけじゃないと思います。


[関連記事]
「わかりにくさ全開のソフトバンク新料金プラン」

投稿者 dennou : 2006年10月27日 16:30
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コメント

初めまして。
この記事をトラックバックさせていただきましたが、
サーバーの接続が悪かったのでトラックバックが3つになってしまいました。
申し訳ありませんでした。

投稿者 ふみ : 2006年10月27日 17:30

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