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2006年07月19日

ソニーの新ハイビジョンハンディカムはDVDとHDDに対応

テレビやレコーダーのハイビジョン製品の普及が進んでいるけど、ビデオカメラの世界もハイビジョン化が加速。大ヒットしたテープ式のハイビジョンハンディカムに続いて、記録媒体にDVDとHDDを採用したモデルが登場しました。

ソニーが発表した新ハイビジョンハンディカム「HDR-UX1」は、ブルーレイなどの次世代DVDではなく、現行のDVD(8cm)にハイビジョンで記録できるビデオカメラ。2005年に発売された「HDR-HC1」とその後継機「HC3」は、家庭用のハイビジョンビデオカメラとして、コンパクトで安価なDVテープに記録できるということでヒットしました。しかし通常のデジタルビデオカメラでは、すでにテープだけでなくDVDやHDD、メモリーカードなど、記録メディアが多様化しており、ハイビジョンの世界でもその流れに対応するべく開発されたとのこと。DVDを記録媒体に採用することで、操作性などの面でテープよりも扱いやすくなっています。

また同時に記録媒体に1.8インチの30GB HDDを採用した「HDR-SR1」も発表。こちらはハイビジョン画質で最長約11時間(LPモード時/5Mbps)もの長時間録画が可能、最高画質(XPモード/15Mbps)でも約4時間録画可能ということで、記録時間の面で不利なDVDモデルの弱点をカバーする製品。ハイビジョンでHDD搭載ということで、現時点ではまさに“最強”のビデオカメラといってもいいのでは。




「HDR-UX1」(写真上)と「HDR-SR1」。UX1のDVDドライブ部分に円形のモチーフが使われているところが本体デザインの違いです。


「HDR-UX1」の録画可能時間

録画モード
1回だけ録画
繰り返し録画
録画時間
DVD+R DL
(2層記録)
DVD-R
(片面/両面)
DVD-RW/+RW
(片面/両面)
HQ+(12Mbps)
約27分
約15分/約30分
約15分/約30分
HQ(9Mbps)
約35分
約20分/約40分
約20分/約40分
SP(7Mbps)
約45分
約25分/約50分
約25分/約50分
LP(5Mbps)
約60分
約32分/約64分
約32分/約64分



「ハイビジョンは次世代DVDで」というのが暗黙の了解のようになっていたのに、なぜ現行のDVDでハイビジョンの記録が可能になったのか?という秘密は、新しい記録フォーマットが採用されたため。新ハンディカムに採用されたのは「AVCHD」という規格で、この規格はDVDだけではなくHDDやメモリーカードなど、多様なメディアに対応しており、ハイビジョンの映像を圧縮して、画質は同程度のままで容量を半分以下にできるというもの。DVDレコーダーで言うところの「XPモード」程度の容量でハイビジョン映像が記録できるという、非常に圧縮効率の高い規格です。




AVCHDで記録された映像。通常のHDVで撮影された映像と比較してもほとんど遜色のない画質で、十分な高画質を保っていました。



さて気になるのが、このビデオカメラで撮った映像は、本体以外のどんな機器で再生や編集ができるの?ということ。発表では「ブルーレイドライブ(BD)を搭載した機器」、例えばBD搭載のVAIOや未発売のプレイステーション3などでのみ再生が可能で、一般的なDVDプレーヤーやレコーダーでは再生は不可。BDの規格にはこのAVCHDへの対応が定義されており、これから発売される予定のBD搭載機器ならほぼ再生できるそうです。スゴ録など、現行のDVDレコーダーなどで再生が可能な機器を発売する予定はないそうで、これは少し残念な点ともいえます。もし現行のレコーダーでAVCHDでの録画が可能な機種があれば、ハイビジョンの記録に次世代DVDを使う必要なくなるので、かなり面白いというかありがたいんだけど、そういった予定は全くないらしいです。まあ次世代DVDの普及に思いっきり水を差すことになるから無理もないかも。





会場には再生機器としてBDプレーヤーやプレイステーション3も展示されていました。



編集に関しては、本体に搭載されているUSB端子経由でPCにファイルを転送し、付属の「Picture Motion Browser」でイン/アウトのカット編集が可能。また本体の「ワンタッチディスク」ボタンを押すだけで、PCのDVDドライブを使用して12cmDVDにそのままコピーすることも可能です。ただしこの機能で作成したDVDは、もちろん通常のDVDプレーヤーでは再生できないし、PC上での再生も相当高いスペック(具体的にはペンティアム4/3.6GHz以上、インテルCore Duo1.66GHz以上)が必要とのこと。DVDは作れるのに、並みのPCでは見ることすらできないという状況だそうです。ハイビジョンをデコードするのにはかなりのCPUパワーを必要とするというわけですね。




本体にはHDMI出力端子とD端子(D3/D1)、S映像/コンポーネント映像出力端子が搭載。HDMIケーブルかD端子ケーブルで接続すれば、対応テレビでハイビジョン画質が楽しめます。もしHDMI“入力”端子付きのハイビジョンレコーダーがあれば(今発売されてたかどうかわからないけど)映像をレコーダーに移せそうな気が…。



連続撮影時間は付属のバッテリー使用時で1時間35分(UX1)/1時間40分(SR1)、実時間で50分/55分と短めなので、予備のバッテリーは必須かも。市場推定価格はUX1(DVDモデル)が17万円前後で9月10日発売、SR1(HDDモデル)が18万円前後で10月10日発売。

この機種の投入で、2006年末にはSDとHDのビデオカメラの比率を50%超にするのが目標だそう。ハイビジョン放送を一度見るともう通常のテレビには戻れないように、ビデオカメラもハイビジョン画質を味わってしまうと、もう普通のには戻れないという魅力があります。再生環境にまだ問題はあるものの、次に買うのならビデオカメラもぜひハイビジョンにしたい!

「HDR-UX1」
http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PRODUCTS/HDR-UX1/

「HDR-SR1」
http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PRODUCTS/HDR-SR1/

投稿者 dennou : 2006年07月19日 19:30
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コメント

きょう、ここで製品加速♪
きょうさとぬが記録したかったの♪

投稿者 BlogPetのさとぬ : 2006年07月20日 12:25

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