« パワーアップして魅力が増したiPod touch | メイン | MacBook Airの実機とiPod nanoの“春の新色”を体験! »
2008年01月22日
DVDレコーダーのドライブ交換にチャレンジ!
デジタルレコーダーで録画したものを久しぶりにDVDに焼こうとしたら、DVDドライブが全然メディアを認識しなくなっていました。サポートセンターに電話をしたらけっこうな修理代金が取られるということがわかったので、自分でドライブ交換にチャレンジしてみました。
2年ほど前に購入したハイビジョンレコーダー「日立 Wooo DV-DH500W」は、ダブルチューナーでハードディスク容量も大きいので、けっこう便利に使っていました(以前の記事)。録画した番組は「見て消す」派なので、今までDVDに焼いたことも数えるほどしかなかったけど、どうしてもDVDに焼いておきたい番組があったので、久しぶりにCPRM対応のDVD-Rを買ってきて、さあダビングしよか、とメディアを突っ込んでみたら、何回やっても「使用可能なメディアを挿入してください」などと表示されて全く認識してくれません。

「DV-DH500W」。当時はデジタルダブルチューナーというのは珍しく、かつ大容量HDD&低価格でお買い得機種だったんですけど…。
DVDクリーナーがあったので何度か試してみたけど、症状は変わらず。そもそも再生専用のDVDソフトを入れても、認識するまでに5分くらいかかるという異常な遅さです。これはどう考えてもドライブがおかしくなってしまったようなので、ネットで何か情報がないか探してみたところ、どうもこの機種はDVDドライブの不具合が非常に多いようで、いたるところに書き込みがありました。いわゆる“ハズレ”の機種だったようです。
●自分でできることは自分でやってみる
日立製のレコーダーは自社製のDVDドライブ(当時の日立LG)を搭載しているというのに、この不具合報告の多さは何じゃ!と思いつつ、サポートに電話してみると、保証期間が切れているので出張料・技術料と部品代で1万5千円かかるとのこと。ほとんど使わないDVDドライブのために、そんな金額はとても出せません。そもそも使ってないのに何で壊れるねんな、って話ですし。
でもどうしてもダビングしておきたいんです。そこで、DVDドライブなんてPCパーツショップとかで5千円もしない値段で売ってるから、交換するだけだったらPCを組むより簡単とちゃうの?と思ったので、とりあえずパカっと開けて調べてみました。
外側のネジを外して開けてみると、中身は意外なほど単純でした。大きなものはHDDとDVDドライブがあるだけで、接続もPCと同じATAケーブルと電源ケーブル。使われている製品もレコーダー用のカスタム製品ではなく、型番が違うくらいで中身はPC用と全く同じもののようです。専用品じゃなくて汎用品をそのまま使うほうがコストダウンにつながるから当然といえば当然ですよね。
ドライブの型番を見ると日立LG製の「GDA-4164L」(ATAPI接続)となっています。検索してみると、全く同じ型番のPC用の製品はないけど、名前が似ている製品ならいくつも発売されているので、LG製の似たようなドライブを買ってきてスコっと交換したら何とかなるんやろ〜、と思い、近くのPCショップに行って買ってきました。
できれば古いモデルのほうが何となくうまく行きそうな感じがしたんだけど、店頭には新しいモデルしか置いてなかったので、あまり深く考えずにATAPI接続の「GSA-H58N」を購入(4980円)。間違えてシリアルATA対応のドライブを買ってしまわないように注意。
DVDドライブはHDDと一緒にネジで止めてあり、HDDも一緒に外す必要がありました。基板のネジとケーブルを外すと金属製のシャーシごとカパっと取り出せます。難易度はPCにドライブを取り付けるのとほとんど変わらない感じなので、PCのパーツ交換や自作ができる人なら全く問題なく交換できると思います。
買ってきたドライブをそのまま取り付けると、トレイの前面部分のベゼルが引っかかってトレイが出てこないので、旧ドライブのベゼルと交換しておきます。爪で引っかかっているだけなので簡単に外せます。
●新しすぎるドライブはダメ?
交換作業は30分ほどで終了。起動も問題なし。ためしに再生用のDVDを入れてみると、すばやくちゃんと認識してくれます。「おぉ、成功か〜!?」と思ったところ、DVDを入れ替えようとOPENボタンを押すと、なぜか「OPEN」のあとにすぐに「LOAD」と表示されて、トレイが出てきてくれない…。どうもOPENボタンを連打したように認識されているみたい。
何とか取り出そうといろいろ試したら、いったん電源を切って、OPENボタンをずっと押しながら起動するとトレイが出てきてくれました。むむ、微妙な操作性だ…と思いつつDVD-Rを入れてみると、ちゃんと認識してくれます。
トレイを開けるのにウラワザみたいな操作をしないといけないけど、何とか使えるか?と思い、いざダビングを開始すると、開始してからすぐ「DVDを認識しません」とのエラーが。どうも失敗のような気がします。2年前のレコーダーなので、「GSA-H58N」は新しすぎて良くなかったようです。ドライブを制御している「ファームウェア」がレコーダーと合わなかったのかもしれません。
●ためしにPCのドライブと入れ替えると…!
やっぱりそう簡単にはいかんか…と思って、ふとこの前新たにパーツを追加したPCを見てみると、そういえばこのPCのドライブ「GSA-H44N」も日立LG製でした。去年の秋に買ったやつなのでけっこう新しめだけど、やってみる価値はあります。「H44N」をPCから取り外して、かわりに今回買った「H58N」に入れ替えれば、無駄にならなくてすみそうです。
再びレコーダーの筐体を開けて、ドライブを交換。今度は慣れているのでサクッと作業終了しました。DVD-Rを入れてみると…認識OK。フォーマットも完了し、ダビング開始…うまくいきました! OPENボタンを押すとちゃんと出てきてくれます。これは大成功! ダビングしたものは、PS3に入れてみるとバッチリ再生できる(PS3はデジタル放送を録画したDVD-Rと-RWに対応しているのです)ので、何も問題はなさそうです。
「H44N」と「H58N」は半年くらいしか製造日が変わらないんですが、「H44N」は成功、「H58」は失敗というわけです。機種によってけっこう違うものなんですね。オークションなどで無理に旧モデルを探さなくても済んだのは幸いでした。
●やる時は自己責任でお願いします。
ネットで見てみると、DVDドライブだけでなくHDDも容量の大きい物に交換している人も多いみたいです。500GBのHDDでも1万円前後で買えるから、成功すればコストパフォーマンスはかなり良く、これは魅力的です。レコーダーの中にはHDDを2台積めるようになっているものもあるので、交換ではなく増設するというのも手かも。その際にはネット上で十分情報を収集してから実行してみてください。「レコーダー ドライブ 交換」などで検索すると、参考になるサイトがたくさん出てきます。
昔のレコーダーは専用品が多くて簡単には改造できないようになっていたけど、最近のものはコストダウンのために、汎用品をそのまま使って組み上げていることが多いので、こういった“DIY”もできるようになったんですね。ユーザーとしてはありがたい傾向です。
保証期間が切れたあとに故障して有償修理になったり、容量がどうしても足らなくなってきたら、自分でやってみるのも良いかもしれません。ただし、自己責任でお願いしますよ!
[関連記事]
“デジ×デジ”のダブル録画がとにかく便利! 日立のハイビジョンレコーダー「Wooo DH500W」
iPod touchで買い物がとめどなく連鎖してしまいました
投稿者 dennou : 2008年01月22日 12:30
固定リンクURL:http://www.citywave.com/dennou/2008/01/dvd_4.html
はてなブックマークに追加
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.citywave.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2510
