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2008年01月25日

MacBook Airの実機とiPod nanoの“春の新色”を体験!

近日発売予定の「MacBook Air」。あの薄さとデザインに興味を引かれて発売を待っている人も多いと思いますが、アップルさんのご協力でシティリビング編集部に実機が届いたので、実際に触って確かめてみました。

話題のMacを体験できる!ということで、シティリビングのスタッフもかなりの人数が集合。見守る中、“お約束の封筒”の中からMacBook Airが登場すると、「うす〜い! すご〜い!」と歓声が上がりました。テレビやネットでさんざん写真は出ているけど、実機を目の当たりにした時のインパクトは相当なもので、「うわ、買う買う、これ買うわ」と、まだ触ってもいないのに思わず口走ってしまう人も。

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●触って初めてわかる“なじみ感”

さて実機をチェック。カタログの数値で見ても、その薄さはあまり実感できないけど、実際に触るとやはり「本当に薄い!」と感動してしまいます。ただ単に薄いだけではなく、ボディ全体が柔らかい曲線を描いているので、道具として手に持ったときに非常になじみます。「薄い」ということももちろんだけど、この手に持ったときのなじみ方が非常に気に入りました。机の上に置いて操作するよりも、膝の上や片手に持って使っていたいという気にさせてくれます。ボディの下に指が入りやすいので、机の上で移動するときも、さっと持ち運べるのが便利。



USBポート、外部モニターポート、音声出力ポートはフタを開けると出てきます。ポートを使わないときは収納されるので、見た目もスッキリ。



モニターを開くときは、指で液晶パネルを持ち上げるだけ。ラッチがないのでスムーズに開きます。キーボード側のボディの端に切り込みが入っているため、隙間に指をねじ込んで開いたり、ボタンを押したりしなくていいので、片手でも簡単に開きます。



アダプターはボディの下に入り込むような感じで接続します。コネクターは差し込むのではなく、マグネットでひっつくようになっている「MagSafe」という仕組みになっているので、コードを引っかけて本体ごと下に落としてしまったりという危険もありません。



アダプターの大きさは意外と盲点なわりに、超重要です。中には弁当箱やろ!っていうくらいのアダプターもあったりしますしね。MacBook AirのアダプターはノートPCとしては最小クラスといってもよく、iPod用のACアダプターくらいの大きさと重さしかありません。初代のMacBook Proのアダプターと比べると半分くらいのサイズになってます。



キーボードはかなりしっかりしており、キーを押してもペコペコしないので、MacBookやMacBook Proのキーボードと比べても打ちやすいです。ぼくは普段デスクトップ用にはアルミの純正Macキーボードを使っているんですが、それに近い感触でした。トラックパッドはマルチタッチに対応するためにパッド部分が大きく拡がったのに対して、ボタン部分は半分くらいの幅になっています。



●新機能について

外付けドライブを利用しなくても、他のPCのドライブを間借りしてアプリケーションをインストールしたり、CDから取り込んだりできるという新機能「Remote Disc」について、少し詳しく聞いてみました。

まず、Remote Discが利用できるのは、OS X 10.4.10以降またはOS X 10.5、WindowsXP/Vistaの環境であること。つまり、ドライブを間借りする方のPCが、この条件を満たしている必要があります。例えばOS X 10.3の古いMacを持っていて、そのドライブを利用しようという場合は、そのままでは使えないのでまず10.5にアップグレードしないといけないということです。10.5のパッケージは1万4800円なので、この場合は素直に外付けドライブ(1万1000円)を購入したほうが早そう。

また、Boot Campを使ってMacBook AirをWindowsで起動している時は、Remote Discは使えないとのこと。MacOSで起動しているときだけしか使えません。ということで、Boot Campを利用することを考えている人は、外付けドライブが必須になりそうです(というかそもそもWindowsをインストールするのに外付けドライブは必要だけど)。ただし、Remote Discを利用して、DVD起動でMacOSの再インストールは可能。ちなみに、専用の外付けドライブは、専用品なのでMacBook Air以外では利用できないそうです。逆に他メーカーのドライブは、ドライバの対応次第でMacBook Airで利用できるかもしれない、とのこと。

また、旧Macから新Macに環境をそっくりそのまま移行できる「データ移行アシスタント」は、FireWireポートが搭載されていないので、無線LANを使って移行するようになりました。USBを利用しての移行には対応していないので、旧環境でも無線LANが使える必要があります。


●感性に訴えかける、“モノ”としての存在感は抜群

実際に触ってみると、ポートが少ない、ドライブがない、などの細かいスペックを理解していたとしても、「だからどうした」という気にさせてくれる魅力があります。上級者が2台目のモバイルPCとして使う、というのももちろんアリだけど、初心者が1台目の”最初のPC”として購入するというのにも、過不足がないんじゃないかと思いました(もちろん外付けドライブも一緒に買う必要がありますが)。

ぼくなんかはわりとすぐにスペックで判断してしまって、「アレをするにはコレが足りない」などと考えてしまう方なんだけど、よくわからない人が見た目で選んで買ったとしても、メールやネット、デジカメ写真の整理など、“普通の人がやりたいこと”をやる分には、スペックが問題になることはほとんどないはず。モバイル用途ではなく、メインPCとして必要十分な機能を備えていると思います。

あとは、これだけ無線を活用するんだったら、iPod touchとも無線で同期できたら完璧ですよね。ぜひ対応して欲しいです。


●iPod nanoの新色も


新たに追加されたiPod nanoの「ピンク」も登場。かなり鮮やかなピンクでインパクトが強いので、ピンク好きな女性へのプレゼントとしても喜ばれそうです。男性からのホワイトデーのお返しに、なんてどうでしょうかね?


アップル「MacBook Air」http://www.apple.com/jp/macbookair/


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投稿者 dennou : 10:00 | コメント (0) | トラックバック
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2008年01月22日

DVDレコーダーのドライブ交換にチャレンジ!

デジタルレコーダーで録画したものを久しぶりにDVDに焼こうとしたら、DVDドライブが全然メディアを認識しなくなっていました。サポートセンターに電話をしたらけっこうな修理代金が取られるということがわかったので、自分でドライブ交換にチャレンジしてみました。

2年ほど前に購入したハイビジョンレコーダー「日立 Wooo DV-DH500W」は、ダブルチューナーでハードディスク容量も大きいので、けっこう便利に使っていました(以前の記事)。録画した番組は「見て消す」派なので、今までDVDに焼いたことも数えるほどしかなかったけど、どうしてもDVDに焼いておきたい番組があったので、久しぶりにCPRM対応のDVD-Rを買ってきて、さあダビングしよか、とメディアを突っ込んでみたら、何回やっても「使用可能なメディアを挿入してください」などと表示されて全く認識してくれません。

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「DV-DH500W」。当時はデジタルダブルチューナーというのは珍しく、かつ大容量HDD&低価格でお買い得機種だったんですけど…。

DVDクリーナーがあったので何度か試してみたけど、症状は変わらず。そもそも再生専用のDVDソフトを入れても、認識するまでに5分くらいかかるという異常な遅さです。これはどう考えてもドライブがおかしくなってしまったようなので、ネットで何か情報がないか探してみたところ、どうもこの機種はDVDドライブの不具合が非常に多いようで、いたるところに書き込みがありました。いわゆる“ハズレ”の機種だったようです。


●自分でできることは自分でやってみる

日立製のレコーダーは自社製のDVDドライブ(当時の日立LG)を搭載しているというのに、この不具合報告の多さは何じゃ!と思いつつ、サポートに電話してみると、保証期間が切れているので出張料・技術料と部品代で1万5千円かかるとのこと。ほとんど使わないDVDドライブのために、そんな金額はとても出せません。そもそも使ってないのに何で壊れるねんな、って話ですし。

でもどうしてもダビングしておきたいんです。そこで、DVDドライブなんてPCパーツショップとかで5千円もしない値段で売ってるから、交換するだけだったらPCを組むより簡単とちゃうの?と思ったので、とりあえずパカっと開けて調べてみました。

外側のネジを外して開けてみると、中身は意外なほど単純でした。大きなものはHDDとDVDドライブがあるだけで、接続もPCと同じATAケーブルと電源ケーブル。使われている製品もレコーダー用のカスタム製品ではなく、型番が違うくらいで中身はPC用と全く同じもののようです。専用品じゃなくて汎用品をそのまま使うほうがコストダウンにつながるから当然といえば当然ですよね。

ドライブの型番を見ると日立LG製の「GDA-4164L」(ATAPI接続)となっています。検索してみると、全く同じ型番のPC用の製品はないけど、名前が似ている製品ならいくつも発売されているので、LG製の似たようなドライブを買ってきてスコっと交換したら何とかなるんやろ〜、と思い、近くのPCショップに行って買ってきました。

できれば古いモデルのほうが何となくうまく行きそうな感じがしたんだけど、店頭には新しいモデルしか置いてなかったので、あまり深く考えずにATAPI接続の「GSA-H58N」を購入(4980円)。間違えてシリアルATA対応のドライブを買ってしまわないように注意。

DVDドライブはHDDと一緒にネジで止めてあり、HDDも一緒に外す必要がありました。基板のネジとケーブルを外すと金属製のシャーシごとカパっと取り出せます。難易度はPCにドライブを取り付けるのとほとんど変わらない感じなので、PCのパーツ交換や自作ができる人なら全く問題なく交換できると思います。

買ってきたドライブをそのまま取り付けると、トレイの前面部分のベゼルが引っかかってトレイが出てこないので、旧ドライブのベゼルと交換しておきます。爪で引っかかっているだけなので簡単に外せます。


●新しすぎるドライブはダメ?

交換作業は30分ほどで終了。起動も問題なし。ためしに再生用のDVDを入れてみると、すばやくちゃんと認識してくれます。「おぉ、成功か〜!?」と思ったところ、DVDを入れ替えようとOPENボタンを押すと、なぜか「OPEN」のあとにすぐに「LOAD」と表示されて、トレイが出てきてくれない…。どうもOPENボタンを連打したように認識されているみたい。

何とか取り出そうといろいろ試したら、いったん電源を切って、OPENボタンをずっと押しながら起動するとトレイが出てきてくれました。むむ、微妙な操作性だ…と思いつつDVD-Rを入れてみると、ちゃんと認識してくれます。

トレイを開けるのにウラワザみたいな操作をしないといけないけど、何とか使えるか?と思い、いざダビングを開始すると、開始してからすぐ「DVDを認識しません」とのエラーが。どうも失敗のような気がします。2年前のレコーダーなので、「GSA-H58N」は新しすぎて良くなかったようです。ドライブを制御している「ファームウェア」がレコーダーと合わなかったのかもしれません。


●ためしにPCのドライブと入れ替えると…!

やっぱりそう簡単にはいかんか…と思って、ふとこの前新たにパーツを追加したPCを見てみると、そういえばこのPCのドライブ「GSA-H44N」も日立LG製でした。去年の秋に買ったやつなのでけっこう新しめだけど、やってみる価値はあります。「H44N」をPCから取り外して、かわりに今回買った「H58N」に入れ替えれば、無駄にならなくてすみそうです。

再びレコーダーの筐体を開けて、ドライブを交換。今度は慣れているのでサクッと作業終了しました。DVD-Rを入れてみると…認識OK。フォーマットも完了し、ダビング開始…うまくいきました! OPENボタンを押すとちゃんと出てきてくれます。これは大成功! ダビングしたものは、PS3に入れてみるとバッチリ再生できる(PS3はデジタル放送を録画したDVD-Rと-RWに対応しているのです)ので、何も問題はなさそうです。

「H44N」と「H58N」は半年くらいしか製造日が変わらないんですが、「H44N」は成功、「H58」は失敗というわけです。機種によってけっこう違うものなんですね。オークションなどで無理に旧モデルを探さなくても済んだのは幸いでした。


●やる時は自己責任でお願いします。

ネットで見てみると、DVDドライブだけでなくHDDも容量の大きい物に交換している人も多いみたいです。500GBのHDDでも1万円前後で買えるから、成功すればコストパフォーマンスはかなり良く、これは魅力的です。レコーダーの中にはHDDを2台積めるようになっているものもあるので、交換ではなく増設するというのも手かも。その際にはネット上で十分情報を収集してから実行してみてください。「レコーダー ドライブ 交換」などで検索すると、参考になるサイトがたくさん出てきます。

昔のレコーダーは専用品が多くて簡単には改造できないようになっていたけど、最近のものはコストダウンのために、汎用品をそのまま使って組み上げていることが多いので、こういった“DIY”もできるようになったんですね。ユーザーとしてはありがたい傾向です。

保証期間が切れたあとに故障して有償修理になったり、容量がどうしても足らなくなってきたら、自分でやってみるのも良いかもしれません。ただし、自己責任でお願いしますよ!


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投稿者 dennou : 12:30 | コメント (7) | トラックバック
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2008年01月18日

パワーアップして魅力が増したiPod touch

MacBook Airの発表とともに、iPhoneとiPod touchへの新機能の追加が発表され、即日ダウンロード可能になったので、さっそくアップグレードして試してみました。

今回追加された機能は「メール」「メモ」「マップ」「天気」「株価」の4つ。なんといっても大きいのは「メール」の追加です。残念ながら無料というわけではなく有料(2480円)だけど、今出荷されているiPod touchにはこれらの機能は追加された状態になっているということなので、これから買う人は最初から使えるようになっているはずです。

まず、iPod touchをアップグレードするには、iTunesを最新の7.6にバージョンアップして、さらにiPod touchを接続してファームウェアを「1.1.3」にバージョンアップする必要があります。これをやっておかないと「アップグレードソフトウェア」をダウンロードできないので、もし「どうやってもダウンロードできない!」という人がいたら、最新版になっているかどうか確認を。ダウンロードはiTunes storeにアクセスして、iTunesのアカウントを利用して1クリックで購入する形になっています。


アップグレードしたiPod touchはこんな感じでアイコンが増えてにぎやかになりました。アイコンを長くタッチすると、プルプル震えて並べ替えができるようになっています。さらに、横にスクロールして複数のホーム画面を持つことができます。



メールの設定は非常に簡単。.mac、Gmail、Yahooメール、AOLメールは最初からセットされているので、これらのサービスであれば自分のアカウントとパスワードを入力するだけで即利用可能です。もちろんこれ以外にも自分が使っているプロバイダーを設定することができます。

複数のアカウントを持っているのなら、Gmailに転送して集約しておくのが何かと便利かも。新規メール作成ももちろん可能だけど、画面のタッチで長い文章を入力するのはやっぱりちょっとつらいです。未読メールの数はホーム画面のアイコンにも表示されます。



HTMLメールの表示も可能。添付されたワードやエクセル、PDFファイルも表示できます。表の再現性はかなり高く、自由に拡大縮小ができるので、大きな表でも非常に見やすいです。出先に持って行く自分用の資料なんかは、いちいちプリントアウトしなくてもこれで十分な感じです。


マップはGoogleMapを利用できます。今までもiPod touchのサファリ上で、Webの地図サービスを使えなくはなかったけど、やっぱりひとつのアプリケーションとして使えるというのは便利。タッチ操作での拡大縮小やスクロールもサクサクで、タッチパネルのカーナビの地図を操作するよりもはるかに快適です。ただし、もちろんiPhoneのように携帯のネットワークが使えるわけではなく、無線LANに接続している状態でないと地図は更新されないので、使うとしたら事前に必要な範囲を表示してキャッシュさせておいて、出先で使うという感じでしょうか。


現在地を調べる機能も。見事に会社の位置を特定してくれたのはすごい!けど、これもGPSではなく無線LANの基地局の情報をもとに表示するので、無線LANが利用できる状態じゃないと使えません。街中に自由に使える無線LAN環境があふれているようなところじゃないと、あまり使い物にならなさそう。




天気予報とメモ、株価(日本の市場は見られない)はまあオマケみたいなもんですね。MacOS Xで利用できるウィジェットと同等なので、こういったプチアプリはこれからもたくさん出てきそうです。

2480円のアップグレード価格は、実質「メール」と「マップ」機能にそれだけの価値を見いだせるか、というところにあるかと思うけど、iPod touchをずっと使っていて「これでメールさえあったら十分なのに!」と常々思っていただけに、今回のアップグレードは非常にありがたいです。

あとはPSPみたいに、スカイプなどのIP電話にも対応してくれたら最強ですね〜。

アップル「iPod touch」
http://www.apple.com/jp/ipodtouch/

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2008年01月16日

MacBook Airの○と×

毎年何かしらのサプライズがあるマックワールドエキスポ。今回発表されたのは超薄型の「MacBook Air」でした。驚異的にスリムなデザインでかっこ良くて、無条件に「欲しい!」と思わせてくれるけど、ちょっと冷静になってよく見てみると…

MacBook Air」の実機は、めざましテレビなどでいち早く紹介されていたので、映像を見た人も多いと思います。とにかく薄さをアピールするデザインになっていて、最薄部では4ミリ、最厚部でも19.4ミリという“とんがった”形をしているので、「かっこいい!欲しい!ポチッ!あ、しまった!」と、後先を考えずに思わず買ってしまう人も多いかと思いますが、そのデザインと引き替えに、かなり割り切った仕様になっています。正直な話、22万9,800円のMacBook Airに比べて、性能的には10万円近く安いMacBookの方がだいぶ充実しているので、スペックをよく理解して納得しないと、なかなか手を出せないかも。ということで、「Air」の○と×をまとめてみました。


[MacBook Airの○]
・薄くて軽い(最厚部1.94cm、1.36kg)
・画面サイズ(13.3インチ、解像度1280×800ピクセル)
・マルチタッチ操作対応トラックパッド
・フルサイズのキーボード
・5時間のバッテリー駆動
・充実した無線機能(802.11n対応、Bluetooth対応)

書類が詰まったカバンの中に難なく入れられる薄さだし、モバイル用として十分な大きさと解像度のモニター、iPod touchでも採用されている、画像の拡大やアプリケーションの操作をスムーズにできる「マルチタッチ操作」対応のトラックパッド、今までよりも高速な「11n」対応の無線LAN機能とBluetooth内蔵でケーブル要らず、という、モバイルPCとしては非常に優れた仕様になっています。


ただ、モバイルに最適化するために、そぎ落とされた部分も少なくなくないようです。


[MacBook Airの×]
・DVDドライブが非搭載
・HDD容量が少ない
・CPU速度が比較的遅い
・接続ポートがUSB1ポートしかない
・LANポートがない


「×」の部分は、考え方次第ではどうにでもなる可能性もありますけどね。

まずDVDドライブが内蔵されていないので、アプリケーションのインストールなどには、外付けのDVDドライブを使うか、他のPCのDVDドライブを、無線でのリモート操作で利用する形になります(もちろん、ドライブを利用する側のPCも無線LANが使える状態になっている必要があります)。音楽CDをiTunesに取り込んだりするときにもちょっと手間ですね。

HDD80GBは、今どきのPCとしてはかなり少ない容量。OSと標準アプリケーションの分を除くと50GBくらいしか空いてないので、音楽や写真をモリモリ入れてしまうとすぐに空きがなくなってしまいそうです。BootCampを使ってWindowsをインストールしようとすると、80GBをMacとWindowsで分け合うことになるので、さらに苦しいことになってしまいます。

標準で搭載されるCPUの動作速度は1.6GHz。10万円近く安いMacBookには2.0GHzのCPUが搭載されているので、それよりも2割遅いということになります。1.6GHzでも普通に使うには十分とはいえ、安いPCに性能で負けてしまうのはちょっと悲しくもあります。

ちょっと苦しいのが、外部機器を接続する端子が、モニター端子以外はUSB1ポートしかない、というところ。ただしマウスはBluetooth接続のものが使えるので、使い方を工夫すれば1ポートでもなんとかなるかもしれませんが、PCカードスロットがないので、モバイル用のカードモデムなどが使えないというのは、モバイラーにとっては厳しいかもしれません。またFirewire端子がないのも、映像系のアプリを扱うのには致命的です。

LANポートがないのも苦しい。企業ではセキュリティ保持のためにワイヤレス環境を導入していないところも多いです。出張でワイヤレス環境がないホテルに泊まった場合なども、そのままではネットを利用できないので、別売りのUSB-Ethernetアダプタを使わないといけません。モバイルするのにいろいろアダプターを持ち歩かないといけないのだったら、ちょっと本末転倒になってしまうかも。

「×」の中には、使い方の工夫次第でなんとかなる部分もあるけど、接続端子の少なさみたいにどうにもならない部分もあるので、自分の使い方に合っているかどうかをよく考えて購入する必要がありそうです。


アップル「MacBook Air」
http://www.apple.com/jp/macbookair/


※ちなみにiPod touchの登場の時もそうだったけど、日本のどこにも実機がないような段階で、なんでいつも「めざまし」は特別に実機を紹介できるんだろう?と思い、「何か深い関係があるんですか?」とめざましテレビと関係の深いフジテレビ方面の方に聞いたところ、「タイアップとかではなくて純粋なニュースとして取り上げているので、お金が動いているわけではない。一般ユーザーにアピールするにはめざましテレビが最適だ、とのアップル側の判断があって機材を提供してもらっている」とのこと。確かにPC方面とかに全然興味のなさそうな女子が「すごい薄いパソコンが出たんでしょ?」などと話しているのを聞くと、うまいPRだな〜と思います。

投稿者 dennou : 15:00 | コメント (0) | トラックバック
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2008年01月10日

10年前のIT環境

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。今年もぼちぼちと更新していきますので、電脳ブログをよろしくお願いします。

シティリビング東京版1/11号の紙面特集は「平成の20年間を振り返る」(電子ブックはこちら)という企画で、OL生活がこの20年でどう変わってきたかというのを紹介しているんですが、今年は平成10年に入社したぼくにとっても丸10年ということで、いちおうの節目にあたります。ということで、入社したころのIT環境をちょっと振り返ってみます。

10年前というのはまだWindows98が出たころで、社員の全員にPCが配備されているということもなく、営業部なんかの机の上には電話しかなかった時代です。ぼくはデザイン職で入ったので、DTPの制作用として与えられたMac(PowerMac G3 MT266)と21インチブラウン管で仕事をしていました。個人だと13インチとか15インチくらいのモニターが普通だったので、「おお、プロが使う機材はやっぱり違うな〜」と感激していました。

紙面の制作は当時でもさすがに手書き原稿というわけではなく、編集部では「ニュースライター」という、ラップトップ型のPC-9801を新聞制作用にカスタマイズしたPC(ワープロ専用機に近い)が使われていて、モノクロのモニターで縦書きで原稿を入力していました。

入力した原稿をレイアウト指定紙と一緒に、モデム経由で電送するか、3.5インチのフロッピーで写植屋に入稿すると、翌日には写真の入っていないモノクロのゲラ(校正紙)が上がってきて、それに赤字を入れて戻すとまた翌日にカラーの校正紙(色校)が上がってくるという、のんびりしたやりとりを繰り返して、実際にカラーで印刷されたものを確認するのに何日もかかっていたというわけです。今だと画面を見ながらテキストを流し込んで色指定して写真を貼り込んで、即座にプリントまでできるので、ほんとうに便利になりました。

一部はDTPで作っていたので、その部分を作るのは今と同じようにMacでサクサクっと作れてラクだったのですが、写植ページの担当になると、いちおうレイアウトはMacで作るんですけど、それをモノクロのレーザープリンターで出力して、それに「本文13Q MM-A-NKL 平66% 字12 行34、キャプ8Q ナールM、見出し34Q ゴナB ツメ、写真ケイアタリ」などと呪文のような文字の指定などを書き込んで、レイアウト指定紙として写植屋に入稿するという遠回りなこともやっていました。今でも一部の老舗系の出版社ではこのやり方でやっているところもあります。

インターネットはまだ全然一般的ではなくて、メールアドレスも一人ずつ支給されていませんでした。会社のドメインの自分専用のメールアドレスが支給されたのはしばらくしてからです。ニフティサーブがまだまだ幅を利かせていた時代なので、テキストデータのやりとりは「Nifty Manager」というニフティサーブ専用のソフトを使って、部の共通のアドレスでやっていました。

インターネットも使えることは使えたけど、ISDNの64Kbpsのダイヤルアップで接続した回線をルーターで全員で共有するような使い方でした。ルーター経由のアクセスなので、誰かがネットにアクセスするたびにダイアル接続が発生して、普通は数万円くらいの電話料金が、ウン十万円もかかっていたこともありました。当時は企業でも専用線を引いているところはまだ少なかったと思います。今となっては専用線という言葉自体が死語ですけどね。

携帯は今となっては考えられないけど、加入者数が4000万人程度で会社員でも持っている人のほうが少なかったです。メールもiモードが始まる前(1999年サービス開始)なので全然普及しておらず、普通のメールではなく1通送るのに10円かかるショートメールとかスカイメールが使われていました。液晶もモノクロで、「おお、漢字表示ができる!」と喜んでいたくらいで、着信音も「着メロ本」を見ながら音符を手入力するようなものでした(ケータイメモリアル参照)。

こうやって10年を見てみると、大きな生活スタイルはそんなに変わらないけど、細かいところはずいぶん変わったな〜と実感します。今実現している技術を考えると、「ここまで進化した技術が、いったいさらに、どうやって進化するの!?」と思ってしまうけど、10年後に見返してみると、「ああこんなショボい機械でよくやってたな〜。今では考えられん!」などと思ってしまうんでしょうね。

投稿者 dennou : 14:40 | コメント (0) | トラックバック
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