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2007年11月05日

ドコモ905i/705iの発表会に行ってきました

11/1(木)に都内ホテルで行われたドコモの新機種発表会。905i/705iの全23機種が一斉に発表され、来年までのラインナップを一度に見ることができました。

●全機種が“全部入り”に!

今回発表になった905iシリーズの大きな特徴は、なんといっても全機種「海外(GSM)対応」「ワンセグ」「GPS」「ハイスピード(HSDPA)」に対応したということ。今までこれらの機能は、一部の機種が対応していたに留まっていて、全ての機能を網羅した“全部入り”のものはなかったのですが、今回は905iの標準機能として全機種が対応しました。今まではドコモのラインナップでは、「デザインはこの機種がいいけど、ワンセグがない!」みたいなことが多かったので、そのような悩みがなくなるというのはとても良いです。

また、液晶画面がワイドQVGAからワイドVGAへと、解像度が倍になっているというのも大きな進化。高解像度になったので、文字や写真のキレイさが格段にアップしています。これは誰が見ても「キレイになったな〜!」と思えるほどの進化で、文字などは印刷物並みのなめらかさで表示されます。

※派生モデルとなっているN905iμ、SO905iCS、P905iTV、SH905iTVを除いた905iシリーズ6機種という意味

まずワンセグに関しては、904iシリーズではF904iのみが対応という貧弱なラインナップだっただけに、ワンセグ待ちだった人にはかなりうれしいニュースだと言えるのではないでしょうか。

「海外(GSM)対応」は、海外で通話できる範囲がかなり限られる「3G」形式だけでなく、世界の隅々まで普及している「GSM」形式に対応したことで、普段のケータイを世界のどこに持って行っても“ほぼ”通話ができるようになりました。今までGSMに対応していたのはごく一部の機種のみだったので、海外旅行や出張の機会の多い人にとっては非常に便利になります。「海外対応」という点については、他のキャリアに比べて大きく差をつけることになりました。

「ハイスピード」は、今までのFOMAに比べてダウンロードの速度が格段にアップした「HSDPA」という方式に対応したということ。iモードやフルブラウザでのサイトの閲覧がサクサクできるようになり、着うたなどのダウンロードも短縮されるので、今までよりもかなり快適にネットが使えるようになるのではと思います。

さらに、905iシリーズの大きなポイントは、これらの機能追加だけではなく、端末の購入方法が変わるということ。販売奨励金がなくなって端末価格が高くなるかわりに、基本料金が安くなって割賦販売(ローン)が利用できる「バリューコース」が利用できるようになります。905iシリーズ以降の端末を購入するときは、この「バリューコース」か、2年契約という条件のついた「ベーシックコース」のどちらかを選んで買うことになります(詳しくはドコモのサイトを参照)。




●各端末の印象は?

[D905i]

デザインにはほとんど変わりがないものの、若干厚みが増して重くなっています。ワンセグが入ったので仕方ないのかもしれないけど、「薄いスライド型」というのがDの良さだっただけに、これは惜しいところ。キーの表面がすこし凹凸のあるデザインになっているので、今までよりも押しやすくなっています。

これはDに限らず、905iの全機種がキーについてはかなり押しやすくなったという印象。薄型化の弊害で、キーがフラットになっているものが多くて打ち間違えることも多かったのですが、905iシリーズではそのような端末は見られず、どの機種も微妙な隆起をつけることで打ちやすさを確保しているようです。

[F905i]

F904iよりも直線的でシャープなラインで、シルバーの縁取りのおかげか高級感のあるデザインになりました。画面が横に回転する「ヨコモーション」の採用で、ワンセグ視聴も快適です。「らくらくホン」シリーズに採用されている「スーパーはっきりボイス」「ゆっくりボイス」が採用されたことも特徴。付加機能がどんどん強化されていく中で、通話という基本的な部分もしっかり改善していくという姿勢は必要ですよね。


キーも大きくなって押しやすいです。

F904iユーザーのみにわかってもらえるポイントとしては、カメラ機能で、全てのピクセルサイズで横画面での撮影が可能になっていました。904iでは、画面を横にした状態でも表示される画像は縦画像でしかなぜか撮れなかったので(特定のピクセルサイズのみ横表示されていた)、これは小さいようで大きな改善です。あと「プライバシーモード」はフォルダの非表示が可能になるなど、さらにパワーアップされています。

[N905i]

一見して「あ、いいな」と思ったのがN905i。PCのキーボードのような凹凸のある「PCライクキー」を採用することで、一定のストロークが確保されているので、入力がとても快適です。キー入力で選ぶならNでしょうか。

シンプルなラインでまとめられている中で、手に持つ部分は角に丸みがあったりとデザイン上の変化もあり、突出してはいないけど実用度が高く、長く飽きずに使えそうな印象です。

[P905i]

見た目の変化では一番引きが強いのがこれ。縦だけではなく横にも開く「Wオープンスタイル」を採用しており、ニンテンドーDSや小型のPCのような状態でワンセグが利用できます。

端末下部についているヒンジは、出たり入ったりする不思議な仕組みになっていて、縦に開くとき(通常の開き方のとき)はヒンジは引っ込んだ状態になるので、通話の邪魔になったりすることはありません。横に開くときだけピョコっと出てきて引っかかるようになっています。

[SH905i]

SHといえば“AQUOSケータイ”なのに、なぜかワンセグ対応じゃなかったSH904iですが、905iはちゃんとワンセグ対応です。ただし、薄さを優先したためか画面がクルっと回転する「サイクロイドスタイル」ではなく、SH704iと同じで画面をひねって裏返す方式になっています(「サイクロイドスタイル」はSH905iTVで採用)。AQUOSケータイといえばあの形、と思っている人にとっては少し残念かも。


画面の上部にはボタンがあり、ワンセグ視聴時の裏返しスタイルでも一部の操作ができます。

[SO905i]

なんと、あの「ジョグダイヤル」が復活! SOのジョグダイヤルとPoBOXの組み合わせが最強の入力環境だと思っている人も多いかと思いますが(ぼくもその一人ですが)、これはうれしいニュースです。そこでさっそく入力を試してみました。が、なんか…微妙に慣れが必要かも。

ジョグダイヤル部分が凹んでいて、そのまわりを十字キーが囲んでいるという形になっているのですが、ジョグダイヤルが小さいのと凹んでいることから、若干クリクリしにくい感じ。さらに周りのフチ(十字キー)が指に引っかかるので快適さがマイナス、という印象です。ジョグダイヤルと薄さ・十字キーとの共存を考えたらこうなったという良く考えられたデザインだとは思うのですが、昔のような快適さはもう望むべくもないんでしょうかね〜。

ちなみに外部メモリーはメモリースティックではなくmicroSDです。


[N905iμ]

90xシリーズ最薄をうたうモデル。ただし残念ながらワンセグには非対応です。見た目の一番の特徴はなんと「キーがない」ということ。線状に突起しているのはキーではなく“仕切り”で、文字がプリントされている部分がキーになっています。見た目にはいかにも「押しにくそう〜」と思ってしまうのですが、意外や意外、仕切りの突起があるためか、入力に関しては問題なく、今薄型モデルによく採用されているようなシート型のキーよりもずっと押しやすかったです。

とにかく薄くてスタイリッシュなのが欲しいけど、性能には妥協できない! ライバルには差をつけたい! ワンセグみたいな遊びの機能はいらない! というヤンエグ?な人におすすめです。

●705iシリーズにも注目機種が

来年発売の705iシリーズにも、注目したい機種がいくつかありました。

[D705iμ]

今となっては貴重になったストレート型の端末。スリムでメタリックなデザインがとにかくかっこいいです。単なるポッチになってしまったボタンが押しやすいのかどうかが気になるところですが…。

[N705i]

リアルフリートが展開する「amadana」ブランドのケータイ。木目の限定モデル(5000台限定)が、70年代のラジオやステレオみたいな“家具調”という感じで惹かれます。

これはamadanaの店頭かネットショップで、高級イヤホン同梱で6万3000円で販売されるとのこと。


●会場にはCMタレントも勢揃い!したんですけど…

発表会では、「DoCoMo 2.0」のCMに出演中の長瀬さん、浅野さん、妻夫木さん、瑛太さんら8人のタレントが登場。超人気のタレントが勢揃いするということだけあって、マスコミの数も通常よりもかなり多かったです。が、大人の事情によりネットでは写真が一切掲載できないので、残念ながらお見せすることができません。

が、エピソードを一つ紹介すると、「ケータイでの撮影は禁止」と何度もアナウンスされていたにもかかわらず(報道だからケータイで撮っているほうが非常識なんですが)、写真を撮っている女性が何人もいたので、司会の人が「ケータイでの撮影は行わないでください」と注意したところ、妻夫木氏が「ケータイのCMなのにねぇ?」と苦笑していたのが面白かったです。

※ジャニーズ事務所所属タレントの写真はWeb掲載が一切禁止になっています

●結論・905iシリーズはかなりおすすめ!

今回の905iシリーズは、ワンセグなどの“高付加価値”な機能が標準装備になり、「多くの人に求められる機能がどの機種にも備わっている」という状況になりました。今までは端末を選ぶときに「デザインを重視するか、機能を重視するか」と、どちらかを妥協しないといけないということもあったけど、これからはあまり悩まなくても良さそうです。

また、どの機種も液晶画面が今までよりも格段にキレイになっていたり、キー入力がしやすくなっていたりと、カタログやスペック値ではわかりにくい部分の改善が顕著だったことも印象的です。他キャリアとの競争のために、単に新機種のラインナップの幅広さや色数で勝負するのではなく、ユーザーの使いやすさというところにちゃんと手を入れてきたというのが良いです。

デザイン面でも、D705iやamadanaケータイみたいなデザインコンセプトなモデルだけではなく、平均値がググっと上がったような印象を受けました。auではdesign projectのインパクトがあまりに強いので、「デザインの良いケータイといえばau」というイメージになっているけど、実際のところdesign project以外のラインナップはわりとフツーのデザインです。905iのデザインはインパクトはそれほどではないけど、今までのモデルをブラッシュアップして使いやすくした完成度の高いデザインになっています。

ただひとつ気になったのは、液晶が高精細になりすぎて、ワンセグの画質の粗さがけっこう目立つようになったということ。ワンセグの解像度が320×240ピクセルのところを、905iシリーズの液晶は864×480ピクセルと、倍以上の解像度があるので、画面一杯に表示させるとかなり引き延ばして映すことになってしまいます。

ハイビジョンの大型テレビでアナログの地上波放送を見るとかなり粗く見えるのと同じような感じで、いままでは液晶のほどほどの粗さであまり気にならなかった低画質が際立ってしまうようになりました。これは高画質化の副作用という感じですな。むしろ、ここまで高解像度になったら、ワンセグじゃなくて普通の地上デジタル放送に対応することを期待したいです。まだまだ先の話だろうと思うけど。

ただし左右幅が864ピクセルもあると、フルブラウザでほとんどのサイトが原寸表示できることになるので、HSDPAの採用とともにネットの使い勝手は飛躍的に高まりました。ケータイでバリバリネットを使う人にとっては、905iへの買い換えは必須とも言えるかもしれません。

今までとは買い方が変わり、ほとんどのケースで2年間は同じ端末を使わないといけなくなるということで、これからは「2年間は機能的にも陳腐にならずに、飽きずに使えるケータイ」ということが端末選びの重要ポイントになってくると思います。905iシリーズはその条件を十分に満たしているといえるのではないでしょうか。

NTTドコモ「905iシリーズ」
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/905i/

投稿者 dennou : 2007年11月05日 14:00
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コメント

いつから店頭にでるのしょうか?

投稿者 じゅん : 2007年11月13日 13:29

11/26から順次発売予定だそうですよ。
もう店頭にはモックが展示されてると思います。

投稿者 電脳 : 2007年11月13日 22:01

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