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2007年08月21日

2007/08/10【4日目・モンキーマイアフリーマントル〜ジェイミーを探せ!〜】

6時半のセスナで、イルカと触れあえるというモンキーマイアへ向かうため、今日は4時半起床。朝が早すぎてホテルのレストランも開いていないので、前日にサブウェイで買ったサンドイッチで腹ごしらえをして、6時前にはロビーに降りてチェックアウトをします。しかし、外を見てみると雨が降っていて、風もかなり強い様子。

少し不安になりながら、飛行場からの迎えの車を待っていると、6時になっても誰も来ません。ちょっとこれはもしかして?と思っていると、ホテルのフロントに電話がかかってきました。

編集担当の瀧澤が電話に出て、「イエス? イエス?」などと対応していたものの、しばらくして降参。「早口すぎてわからない〜」などと泣き言をいうのを尻目に、読者の高沢さんが代わりに出てくれて、しっかり応対してくれます。高沢さんは実は相当に英語が堪能で、留学経験もあるとのこと。われわれスタッフよりもはるかに頼りになりました…。

電話によると、なんと「今日は悪天候でセスナは飛べません」ということのようで、だから迎えにも来なかったらしい。セスナが飛ばない、なんてことは1ミリも想定していなかったスケジュールのため、ここでモンキーマイアに行けなければ、記事のメインでもあるイルカのカットや、世界遺産などのすてきな風景が全く撮れなくなってしまいます。

当初の予定では、850km北にあるモンキーマイアに飛んで、そこでカズさんと合流し、朝の早めの時間にイルカの写真を撮り、その後クルマで南下しつつ世界遺産のハメリンプールなどを周り、途中のジェラルトンで1泊してパースに戻ってくるというスケジュールでした。午後に天気が回復して、もしセスナが飛べたとしても、予定が半日ずれることで途中で予定していたロケ地をすっ飛ばしてパースに戻ってこないといけません。

会社と連絡を取って善後策を立てたいところなんですが、まだ朝も6時過ぎで誰にもつながりません。とりあえず、モンキーマイアにいるカズさんに携帯で、「セスナが飛べないのでそっちにいつ行けるかわかりません」と連絡を取ります。持ってきたFOMAもしっかり繋がっていて、連絡の手段があるのでとりあえず安心しました。

ホテルのロビーでしばらく呆然となっている5人でしたが、「ま〜飛ばないんだったら仕方ないよね。ぼくらが悪いんとちがうし!」「強行スケジュールだったけど、このおかげでおみやげを選ぶ余裕くらいはできるかも?」などと、だんだん楽観的になってきました。でも、ホテルもチェックアウトしてしまったし、ロビーでこうやってボーっとしているわけにもいかないので、フロントと掛け合って部屋をひとつ返してもらい、そこで一休みすることにします。

そうこうしているうちに、やっと会社と連絡がつながり、協議の結果、セスナで飛ぶのを明日に延期し、替わりに最終日に撮影予定だったフリーマントルのマーケットを今日撮影すれば、帰国を半日ずらすだけで、必要な全てのカットを撮影することができ、今回の任務を遂行できるという結論に。

ガイドブックを見ると、フリーマントルはパース駅から電車で20分くらいで行けるので、これならわれわれ5人だけでも行動できる範囲です。

そこで、カズさんには『こっちは快晴で雲ひとつありませんよー』というモンキーマイアで今日一日をのんびり過ごしてもらうことにして、とりあえずロケに出発することにしました。ただ、今日は再びパースで泊まることになってしまったので、ホテルも予約しないといけないし、帰りの便の変更もしないといけません。そこで頼みの綱のカズさんに全てお願いして、なんとか手続きを済ませてもらいます。

10時過ぎにホテルを出発し、徒歩10分ほどのパース駅に到着。まだまだ雨はかなり降っていますが、なぜかオーストラリアの人で傘を差している人は少数派です。3本しかない折りたたみ傘で寄り添いながら歩いているわれわれを尻目に、みんなずぶ濡れになりながら歩いています。そもそも傘を買おうと思って探してみても、全然売っていません。向こうの人は濡れるのはわりと平気みたいですね。

券売機にとまどいながら、なんとか切符を購入。パースの電車の切符はゾーン制になっていて、そのゾーン内であれば指定の時間までは乗り降りが自由になっている模様。そしてフリーマントルは終点なので、降り忘れる心配もありません。


フリーマントルに到着。小さな田舎駅、という雰囲気です。


拡大地図を表示
GoogleMapが埋め込めるようになったので使ってみました。便利ですな〜。

ここから地図をたよりにマーケットに移動します。カズさんからは電話で「インフォメーションにいる“ジェイミー”という人にロケの話は通してあるので、ひと言声をかけておいて下さい」と言われているので、まずはどこかのインフォメーションにいるジェイミーさんを探します。

目標物が書いてないのでわかりにくい地図をなんとか解読しながら歩いていると、「Tourist Information」という看板が。『ここじゃない?』『とりあえず聞いて見れば?』ということで、瀧澤が窓口にいたおじさんに「ジェイミーさんはいますか? 私たちは日本の雑誌の取材で来ました」と言ったものの、相手には「はぁ?」という感じで全く通じません。どうもここではないようでした。当てずっぽうにもほどがあるんですが。

おじさんは「めんどくさい日本人たちが来た」とでも思ったのか、それなら隣のドアを入ったところにカウンシルインフォメーションがあるから、そこに行ってみなさい、とたらい回しに案内してくれました。そこで次はそのカウンシルインフォメーションとやらに行ってみます。

また窓口のおばさんに、同じく「ジェイミーさんはいますか? 私たちは(以下略)」と尋ねると、ここでもまた通じずに、「はぁ?」と、明らかに変なヤツが来た、という目で見られました。しかも「それは人か? 人なのか?」とまで言われてしまい、明らかにここではないようです。よく考えたら、カウンシルインフォメーションって役所の案内所ってことだから、マーケットとは全然関係ないのですが、その時は「ジェイミーを探せ!」というミッションの遂行に必死になっているため、頭が働きませんでした。


ニッポンの恥をさらしてどうもすみません。


あきらめて再びマーケットらしき場所を探して歩いていると、カメラマン瀧岡さんが「あれ、あれじゃない?」と指を差した先には、フリーマントルのマーケットが!

中に入ってインフォメーションを探します。カズさんが言っていたのは、「マーケットのインフォメーションのジェイミー」という意味で、インフォメーションならどこでもいい、というわけではない(当たり前)ことを今さらながら理解できた次第であります。

インフォメーションとおぼしきドアをノックすると、男性が出てきました。そこで同じく「ジェイミーは(以下略)」と言うと、「イッツミー」と言います。

キタコレ!! ジェイミーを発見!! アルファチームからブラボーチームへ、ただ今から対象を確保する!! そしてミッションコンプリート!! ああジェイミー!会いたかったよ!と飛びつきたくなる気持ちを抑えて、やっと撮影に入ることができました。

雨でも室内なのでとてもにぎわっているフリーマントルのマーケット。野菜・果物などの食品から日用品・雑貨・お土産品など、さまざまなお店が軒を並べていて、何を買おうか迷ってしまいます。

ひととおりの撮影を終えて、次は港まで移動し、昼食を兼ねたレストランでの撮影。朝も早かったし、雨の中を歩き回ったりしたのでもうお腹がペコペコです。

(その2へ続く)

投稿者 dennou : 2007年8月21日 14:30
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