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2007年04月24日
ドコモ904iの発表会に行ってきました(後編)
今回発表になったのは5機種。簡単にチェックしていきます。
●N904i
Nはなんと「WVGA」(480×854ドット)もの高解像度の液晶を搭載。フルブラウザでサイトを表示したときの表示範囲は、他の機種と比べると圧倒的に広く使いやすいです。N独特の「ニューロポインター」と併用すると、かなりPCに近い快適さを得られるのではないでしょうか。904iの中でもNだけは高速通信規格(HSDPA)に対応しているので、フルブラウザでのWeb閲覧用途にはかなり強力な端末です。
デザインも、イタリアのデザイナー、ステファノ・ジョバンノーニ氏とのコラボレーションと力が入っています。シンプルだけど「いい形」をしていて、個人的には色や質感はNが一番好みかも?と思いました。
●SH904i
SHというとアクオスケータイ、というイメージですが、これはワンセグ対応ではないのが残念。なので印象としては「903iと変わらんなー」という感じです。新たに「TOUCH CRUISERパッド」を搭載して、指先をスライドしてポインターを移動させたり、ダブルタップして決定したりという操作方法が追加されています。
しかし会場の誰もが「これは便利だー!」と言っていたのが、「名刺リーダー」という機能。カメラで名刺を撮影すると文字を読み取って電話帳に登録してくれるという、一見地味ながらも、社会人であれば皆欲しいと思うであろう超実用的な機能です。読み取った文字列は、ちゃんと自動的に「名前」「電話番号」「メール」「会社名・部署名」に振り分けてくれるので、項目を自分で指定する必要もありません。この機能だけでSHが欲しいと思ってしまいました。
こんな感じで名刺を撮影すると…
ばっちり100%の認識率でびっくり。たぶん「@が入っているのはメール」「●●社●●部と入っているのは会社名と部署名」みたいなルールで項目を振り分けているのでしょうか。
●F904i
904iシリーズ唯一のワンセグ対応機種。これはドコモのワンセグ対応が縮小になったというわけではなく、903iTVも併売されるという理由からのようです。Fだけはワンセグモデルが出てなかったので、本来なら「F903iTV」として発売されるべき端末だったという感じですね。
液晶画面がスムーズに横にくるっと回転して、ワンセグの視聴はとても快適。しかもワンセグ搭載なのに厚さ22mmと、F903iの24mmよりも薄くなっています(重さは131g→138gと若干増えている)。ワンセグがいいけどゴツいのはイヤ!という人にはおすすめです。
●D904i
今までも薄いという印象だったDですが、904iになってさらに薄くなりました(18.2mm→16.8mm)。特長である「スピードセレクター」(ダイヤル)にも「ターボモード」が追加され、ブラウザのスクロールなどでより速い操作が可能になっています。操作性に関しては、このスピードセレクターのおかげでピカイチだと思います。
しかし、今まで本体側面にあったオープンボタンが省略されており、スライドするには画面を指でスライドさせる方法しかなくなってしまいました。説明によると薄さを優先したからボタンがなくなったというわけではなく、主なターゲットとする女性ユーザーにとっては、ボタンを押すという操作よりも、直に画面を動かす操作のほうがやりやすいから、というのが理由だそうですが、これは人によってかなり評価がわかれるところかもしれません。ボタンを押すと「カシャッ」っとかっこ良くスライドするのがDのだいご味だったんですが。でも実際に操作してみると、今までよりも画面はスムーズに動くようになっているので、スライドするのに支障があるというわけではありません。
●P904i
Pはカスタムジャケットがリニューアルされ、ジャケット交換で見た目の変化だけでなく、背面ディスプレイの見え方も変化するというものになりました。基本的にカスタムジャケットなしでも成り立つデザインになっているので、今までよりもジャケットの存在感が少し薄れたかな?という感じがします。デザイン的にはステンレスやミラーのメタリックな質感が特徴だと言えます。
903iとは異なりボタンがシート状のものに変更され、少し押しづらくなっているのが気になりました。
明言はされていませんが、それぞれ5〜6月にかけて「N→SH→F→D→P」という順に発売される模様です。目玉のサービス以外にも、モバイルバンキングを使いやすいようにインターフェースを標準化した「iアプリバンキング」や、オークションへ簡単に出品できる「楽オク出品アプリ」などの新しい要素が追加されています。
また気になる情報としては、広告キャンペーンも一新されるとのこと。月9クラスのタレントが出演し、中には他社のCMに出演していたタレントも出るそうです。他社に出演というと、「ああ、あの人とかあの人とか…」と想像がふくらむけど、なかなか挑戦的だなーと思ってしまいます。写真のシルエットで予想してみてください。
かなり昔の話ですが、ドコモのCMに出演していた織田裕二がIDO(現au)に移ったという“事件”があったんですが、その仕返しなのかどうかはわかりません。
●新サービスへの疑問
「2in1」は、「MNPで他社から契約を奪えないのであれば、自分のところで契約を増やせばいいんだ!」という“逆転の発想”みたいなところから出てきたサービスのように思えます。「2in1」に加入すると回線契約が増えるという形になるので、ユーザー数は増えなくても契約数は増える、ということになるからです。これを編み出した企画担当者は勲章ものでしょう。ソフトバンクの格安プランに流れてしまっている2台目需要をキャッチするというのは、携帯の契約者数が1億人を超えてユーザーが飽和状態にある今、これからの展開を考えると非常に重要なことだと思います。
しかし、人によっては便利なサービスではあるとは思うのですが、「キャリアの都合」というのがわりと表に出てきてしまっているような気がします。
また、「2in1」や「直感ゲーム」は、ログイン機能やセンサーが必要なのでハード的な対応が必要ということはわかるけど、今回の発表の目玉になるかと思われる定額制の「うた・ホーダイ」に、なぜ904iが必要なのかが今ひとつわかりません。今でもアプリなんかは月額315円くらいでダウンロードし放題だということを考えると、着うたのダウンロードも、ハード的な対応というよりもコンテンツ提供者との契約だけの問題で、ファイルフォーマットも3GPPを使用することから、903iシリーズなどでも対応できるような気がするんですが、どうなんでしょうか。技術的ではなく戦略的な問題で904iからの対応になっているんだったらちょっと残念な気がします。
あとは、どれだけ定額に対応した曲のラインナップを充実できるか、ということに限るのではないでしょうか。全ての着うたサイトの曲が定額でダウンロードできるというサービスでは全くなくて、定額制に対応した一部の曲だけが対応サイトでダウンロードできる(料金もサイトごとに支払う)というものなので、月数千円払ってもダウンロードしたい曲が全然ない、という可能性もあります。着うたのニーズといえば、おそらく「ヒットチャートをどれだけカバーできるか」にかかっていると思うので、それをクリアできれば化けるかもしれませんね。
NTTドコモ「904iシリーズ」
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/904i/
「DoCoMo2.0」サイト
http://docomo2.jp/top.html
投稿者 dennou : 2007年04月24日 16:30
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コメント
電車の中吊りや新聞に、「そろそろ、反撃してもいいですか?」という広告を見かけました。
う〜ん。なるほど。
投稿者 リボン : 2007年05月09日 12:05
