2007年02月27日
電脳さとしの「IKEA入門」
住スペースへの文庫本の侵食が止まらずどうしようもなくなってきたので、重い腰を上げてIKEAに行ってきました。
以前の記事のとおり、日々増殖を続けている文庫本が居住可能な床面積をどうしようもなく侵食し続けていることと、実家の改築にともない、危うく廃棄されそうになっていたドラゴンボール(全巻)等の大量のマンガを救出してきたことと、そしてこれから揃える予定のドラえもん(全巻)等を収納するには、大きな書棚が絶対的に必要だという結論に達しまして、遅ればせながらIKEAに行ってまいりました。
周りの人が「やっぱりIKEAだよねー」「まだ行ってないの!?(バッカじゃないの!?)」(注・カッコ内は筆者)「ウチの近所にもIKEAができたらいいのに」などと洗脳されているのを見ていて、これは恐ろしい店が日本にもやってきた、明日は我が身か〜と身を震わせていたのですが、いざ必要に迫られて行ってみると、想像に違わぬ、全くもって恐ろしい空間であるということがわかりました。
何が恐ろしいかというと、まずIKEAで買い物をするには「IKEA鉄の掟」に従わねばならないのです。鉄の掟とは
その一 ミートボールには死んでもジャムをつけて食べる
その二 在庫は死んでも自分で探す
その三 買った物は死んでも持ち帰る
これに従わない者や、前回の記事の回答のような「ルールにこだわらない者」には死あるのみなのです。普通の家具店のように「あー兄ちゃん兄ちゃん、これとこれ包んで、ウチまで送ってや。明日届くんかいな?」などと店員さんに言うと速攻で拉致されてしまいますので、日本流のお店での買い物に慣れた人は注意して下さい。
まずお店に入ると老若男女、すべて2階からのスタートとなりますが、その前にIKEAファミリーカードを作っておかなければいけません。自分は何日も前から周到な準備を積み重ねてきたので、手元には事前にIKEAのサイトで申し込んで送られてきたカードがあります。
カードには19ケタの個人認識番号が記されており、以降は番号で呼ばれることになります。1時間に一度点呼がありますので、自分の認識番号を忘れないようにしましょう。番号が呼ばれたら返事の前と後には「サー」をつけて「サーイエッサー」と大きな声で返事をします。
入り口でメモと鉛筆を手に取ったあとは、ぞろぞろと人波にもまれながら通路を歩きます。各家具は実際の部屋のようにコーディネートされており、プライスタグには在庫の場所が記されているので、人波にもまれながら必死にメモします。ここでメモしておかないと1階で在庫を探せなくなるので皆必死です。メモしないと死あるのみなのです。
しかし店内の導線は非常に優れており、あっちに行ったりこっちに行ったりすることなく、なんとなく人波にもまれて歩いているだけで、全てのジャンルを網羅して見ることができるのには非常に感心しました。
そのまま人波にもまれていくと、2階の最後のゾーンにはレストランがあります。ここでは掟その一「ミートボールには死んでもジャムをつけて食べる」に従います。

ミートボールはおいしかったです。ジャムは正直微妙ですが掟に従わないものには死あるのみなのです。
掟その一をクリアーした後は、ようやく1階に降りることができます。ここでは生活雑貨や照明器具などが超絶価格で販売されています。日本のデザイン雑貨のお店の1/3とか1/5くらいの値段で買えるのです。とくに照明などはスタンドライト1200円とかテーブルランプ690円とかシーリングライト990円とかいう超絶価格なので大量に買ってしまったのですが帰ってから電球が別売りなことに気づいて気絶しました。が、電球は100均で買ってくればいいんで無問題です。
そして最後のゾーンは在庫ゾーンです。ここは高さ20メートルくらいある天井近くまで家具が積み上げられたゾーンで、先ほどメモした情報をもとに必要な家具を取りそろえます。上のほうに積んである家具をどうやって取るかというと、初めて聞いた人は皆驚くと思いますが、家具と家具の間をよじ登っていくのです。はしごやリフトなどといった便利なものはここにありません。セルフサービスが基本のIKEAでは、このような超絶的に危険な作業ももちろん自らで行います。
「さあー見てろーパパはあそこのソファーを取ってくるぞー!」などといってよじ登っていき、見事頂上近くにまで到達しているパパもちらほら見受けられれますが、実際に下に降ろそうという段階でソファーもろとも地面に落下してしまい、楽しい休日の買い物が一転して悲劇になっている場面もよく見受けられます。が、ここではそれは気にしないで淡々と自分の必要なものを取りそろえると良いでしょう。お目当ての書棚は幸いにも最下段にストックされていたので、先ほどのような悲劇は起こらずに済みました。ほとんどの場合は最下段にストックされているようですが、上段まで取りに行かなければならないと判明した場合は命の覚悟が必要になるようです。
ここで掟その二は無事クリアーです。
しかしこの書棚、高さが200cmもあります。大きな家具を運べるようにカートが用意されているのですが、カートの荷台をはるかに大きく超える大きさで、重さも相当あります。自分より大きくて重い書棚をカートにどうやって載せて運ぶか、というのは非常に難しい問題なのですが、「どうやって載せたらいいんですか?」と店員さんに聞くのは、IKEAの掟を破ってしまうことになり、速攻で拉致されてしまいますので恐くて聞けません。
臆病な目でキョロキョロと周りの人のやり方を観察しつつ僕が編み出したのは、カートを積んである家具のすぐ脇に置いてズリズリと引きずり降ろすというやり方です。持ち上げなくていいのでさほど力のない方でも載せることができると思います。そして無事に会計を済ませることができました。
鉄の掟その三によると、さらにこれを死んでも持ち帰らないといけないのですが、もちろん持って帰る気マンマンで来たのですが、ウチの車は普通の乗用車なのでどうやっても載せられないことに気づきました。万事休す。
しかしこのような愚かな客がいるということを見越して、IKEA様は配送カウンターを用意して下さっているのです。店員さんに「これを配送してほしいんですけど…」と恐る恐る頼んでみると、さすがのIKEAでも客の命まではとらないようで、にこやかに対応してくれました。
がしかし、書棚は1個6900円と超絶価格だったのですが、掟を破ってしまったために港北から国分寺まで5900円という、懲罰的に高い送料を徴収されてしまいました。1個だけ買って送ったのでは、せっかくの超絶価格も無意味になってしまいますので、同じ物を2個、3個と買うか、いっそのこと買わないでおきましょう。「buy or die(買うか死か)」という感じです。
普通の家具店では書棚1個の価格で書棚2つとDVD棚が買えたので、結果的には超絶的に安かったんですが、IKEAの恐ろしさを身をもって体験した1日でした。関西方面にお住まいの方は次は神戸と大阪にできるそうなので、オープンした暁にはぜひ体験してみてください。
(この文章には一部フィクションが含まれています)
IKEA
http://www.ikea.com/ms/ja_JP/
投稿者 dennou : 19:30
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2007年02月19日
「インターネット ルール&マナー検定」を受検してみました

(財)インターネット協会という、そのものずばりの名前の団体が主催している「インターネット ルール&マナー検定」というのがあるということを日経の記事で知ったので受けてみました。
「インターネット」なんていう、あまりにも“そのもの”の名前がついていると、かえって怪しい団体なのではないかと疑ってしまいますが、総務省や経済産業省が関連した団体だということで身元は確かなようです。
「インターネット ルール&マナー検定」にはこども版と大人版、ビジネス版が用意されていて、いつでも受検できるようになっています。制限時間は6時間。制限時間が長いのと、ネット上での検定なのでブラウザの別ウインドウで調べながら回答することもできるので、気軽に受検できるのではないでしょうか。また受検には個人情報の入力は不要です。
「こども・大人・ビジネス」と3種ある試験の中で、受検するのはもちろん「こども版」! 大人パワーががどこまで通用するのでしょうか!?
見たか大人パワーを! なんとか合格しました! モラルの正答率が低いところに「あぁ、まぁ、そうなのかなぁ」と自覚を促されます。ちなみに間違えたのはこんな問題です。
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正解は(1)ですが、普段から何事も自分で試してみないと判断できないと思っているので思わず(2)を選んでしまいました。
そして一番心に刺さったのが以下の選択肢なのですが。
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「ノールール!ノードラッグ!アンドロックンロール!」という感じですか!? こんなパンクでロックでハードボイルドな小学生がいたら、ぜひ友達になりたいです! 僕も掲示板にこんな風にかっこ良く書き込めたらなーと思いました。
あとついでにビジネス版も受けてみました。
間違えた問題ですが、
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これは微妙? 商標を無断使用すると商標権の侵害となるというのは当然だけど、それがカフェの店名としてつけられたらどうなのか?ということなんですが、サービスが異なるためとくに問題はない、という(1)が正解。なんだけど、もし商標の権利者が役務として「飲食店」も登録していたらアウトになるので、これだけの情報だと判断できないのでは?と思いました。だって本業と関係ない不動産業とか中古車販売業なんかに、たくさん手を出してるIT企業もあったじゃないですか!あったじゃないですか!
2回言ってみました。
これも考えすぎで間違えてしまいました。正解は(1)です。設問では「IDとパスワードを口頭でCさんに話していました」と書いてあるけど、「勝手に話していた」とはどこにも書いてないので、もしかしたら仕事で使うメールなのでBさんが不在のときにもチェックできるようにあらかじめAさんに教えていたのかも?(こういうのってよくあるよね?)と考えて変なのを選んでしまいました。選択肢は全部「勝手に他人に教えると」と書いてあって、もちろん勝手に教えると違法だろうけど、選択肢で勝手に設定を追加するのはよくないんじゃないでしょうか。
それにしても、基本的なネットのリテラシーを手軽に再確認できるというのは良いと思いました。Winnyで情報漏洩の騒ぎなんかを起こした人には、こういったテストで合格するまでPCを触らせない、みたいな刑罰があってもいいんじゃないかな〜と思います。
インターネット ルール&マナー検定
http://rm.iajapan.org/
投稿者 dennou : 15:30
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2007年02月16日
「きれい」と「高精細」はどっちがきれいなの?
インクジェットプリンターで写真を印刷しようと思って設定をいじっていたら、このような画面が出てきて非常に悩んでしまいました。
写真などは時間がかかっても常に最高級の品質で印刷したいという気分なので、「はやい」か「きれい」かを選べと言われれば迷うことなく「きれい」を選べるわけですが、出てきたのがこの画面。はたして「高精細」と「きれい」の、どっちを選べばよりきれいにプリントできるのか、皆さんわかります?
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ちなみに普通紙だと「きれい」「はやい」になっているので理解が早いです。
自分の頭でいくら考えても全然わからないので、普段読まないマニュアルを何度も読み返したんですが、どちらがどういう条件でプリントされるのかはどこにも書いていません。
でも、どうせなら「よりきれい」にプリントできる方を選びたいというのが人の性。そこで「精細」という言葉の意味の正確な理解に努めるべく、辞書を引いてみました。
せい-さい【精細】
[名・形動]細部にまで注意が行き届いていること。きわめてくわしいこと。また、そのさま。「−な調査」
(Yahoo!辞書より)
余計にわからなくなってしまいました。精細というのは「細かく詳しい」という意味だから、べつに「きれい」の上位に位置するわけでもないし、ましてや相反する言葉でもありません。どちらかといえば、同じくらいの意味あいで使われる言葉なんじゃないかなーと思います。ただ言えるのは、「どっちを選んでもそこそこきれいなんだろうな」と、想像できるということだけです。
そこでエプソンに問い合わせてみました。
さとし「『高精細』と『きれい』は、どっちがきれいなのでしょうか? 『はやい』と『きれい』ならどっちの方がきれいなのかわかるんですけど、マニュアルを読んでもどういう条件で印刷されるのか書いてないんですよねー」
エプソン「えーと…、そうですね、調べますので少しお待ち下さい」
エプソンの方にとっても、「こっちのほうがきれいに決まってるだろう!」というような、自明のことではないようです。
エプソン「(数分後)お待たせいたしました。写真用紙の印刷では、基本的にどれを選んでもきれいに印刷できることから、『きれい』という表現を使っていますが、『高精細』のほうがより高い解像度で時間をかけて印刷するので、結果的に『きれい』よりもきれいに印刷できることになります」
ということ。よりきれいに印刷したいときは「高精細」を選ぶといいそうです。メーカーとしては「ウチんとこの製品はどんなモードでもきれいなんですよ!」と言いたいのはわかりますが、使う方の立場としては、「標準画質(はやい)→高画質(おそい)」みたいに並んでいた方がわかりやすいですよね。それ以上の情報を求める人にとっては、その印刷条件についても記述があればなお良しです。
印刷設定だけで無駄に時間を費やしてしまいました。
投稿者 dennou : 13:30
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2007年02月15日
もしもボックスはパラレルワールドへの入り口!? ドラえもんで学ぶ「やさしい量子力学」
自分の中でのドラブームは沈静化するどころかますます盛り上がってきており、このままではこの春公開の「ドラえもん のび太の新魔界大冒険」を観に行かないわけにはいかない! と思い詰めて、では今からその予習をしておこうと旧作の「魔界大冒険」をDVDで観ていたところ、そこに重要な科学理論が奥深いテーマとして含まれていることに気づいて「うーむ」と唸りました。
「魔界大冒険」のストーリーを簡単に言うと、魔法にあこがれたのび太が「もしもボックス」を使って魔法の世界を実現させたところ、その世界の地球に他の星から悪魔が人間を支配しようと攻めてきて、それをみんなでいつも通りやっつける、という話です。
小学生のころに劇場に見に行ったのに、ストーリーを完全に忘れていて初見と同様に楽しめた、というのにも驚いたけど、それよりも驚いたのが、「もしもボックス」が「もしもの世界」を実現させるための道具なのではなくて、実はパラレルワールドに移行するための道具であった、ということです。これはドラミちゃんの何気ない説明から判明しました。
つまり、もしもボックスで「もしも○○がなかったら」と話すと、現実の世界がそのように変化するのではなく、パラレルワールドの一つの「現実に○○がなかった別の世界」に自分たちがスライド移行するというわけです。映画の中でも、悪魔が攻めてきたことから再度もしもボックスを利用して、元の世界に戻ろうとするわけですが、「そんなことをしたらこの魔法の世界はどうなるの?」というのび太の質問に、ドラえもんとドラミちゃんが「この世界はこのまま続いていくので問題はちっとも解決しない、悪魔に捕まったジャイアンやスネ夫たちも助かるわけじゃない云々」という回答をしているのです。これってちょっと恐くなくなくないですか!?
そしてパラレルワールドというのはSFの世界の話だと思われていますが、実は原子や素粒子といったミクロの世界を研究する量子力学の世界では、この問題について真面目な議論が続いているのです。そこでわたくしめは数学や物理の素養も全くない“理系素人”ですが、読者の方々を彼方に置き去りにしてでも、僭越ながらこの解説に挑んでみたいと思います!
●白でもあり黒でもある、不思議な状態とは!?
量子力学で行われる実験で、次のように例えられるものがあります。
(1)箱の中に白の石か黒の石かのどちらかが入っている。ただし、フタを開けてみるまでは、中に入っているのが白の石か黒の石かはわからない
(2)実験者がフタを開けて中に入っている石の色を観測する
(3)これを繰り返す
中に入っている石の色が完全にランダムだとすれば、1/2の確率で白、または黒が入っていることになります。しかしこの例に近い量子力学の実験では、観測した結果が白または黒だったとしても、フタを開けて確認するまでは白でもあり、黒でもあったという、確かな痕跡があるそうなのです。
つまり、フタを開けるまでは中の石は白でもあり、黒でもあったのだけど、フタを開けて誰かが観測した瞬間に白か黒に決定してしまった、と考えないと、つじつまが合わないということになるのです。
確かに考え方としては、誰かが中の石を確認するまでは、白である確率と黒である確率はそれぞれ1/2なのですが、それはあくまで確率論としての話。箱の中にある石の色は誰かが見るまでもなく、すでに決定しているはずで、現実にそんなことがあるんだろうか?という疑問が生じますが、ミクロの世界の実験では数々の客観的な証拠から、確かにそのような状態にあったと推測されるのです。
ではなぜそのような現象が起こるのか。これは「観測問題」として取り上げられる現象で、人が“見る”という行為によって白か黒かどちらかに決定するのだ、という解釈(バカバカしいと思いますが超真面目な科学的な話です)や、人間にはまだ理解できないだけで、実は決定される要因がどこかに存在しているのだ、という解釈など、様々に議論されていますが、この観測問題は未解決となっています(この問題を考えるための例として、シュレーディンガーの猫という有名な例題があります)。
SF好きの人なら妄想したことがあるかもしれませんが、「実は自分が何かモノを見ている間だけそのモノが存在していて、自分が見ていない間はそれは存在しないのだ」と考えるようなことが、実際にミクロの世界ではあるのではないかということなのです。
で、この「白か黒に決定した状態」というのを量子力学では「波動関数が収縮した状態」というのですが、収縮する前は「白でもあり黒でもある」という重ね合わせ状態になっています。白か黒か、という2通りの場合なら、箱の中にあるのが白である世界と黒である世界の“2つの世界”しかないわけですが、これが8色だったらどうなる? さらに64色だったら? 4096色だったら? もしかして65536色だったらどうなりますのんかいな!? ということになります。
ここでさっきの「パラレルワールド」に繋がってくるわけです。波動関数が収縮する前には、白でもあり黒でもあり赤でも青でも緑でもあるという状態が同時に存在していて、「白い石」が観測されたこの“現実世界”以外にも、「黒い石」が観測された他の世界が同じように存在する、という考え方があるのです(エヴェレットの多世界解釈)。実際の量子力学で主流なのは、このようなSFロマンチックな考え方ではありませんが、真面目に議論されているうちの一つの考え方です。
つまりもしもボックスとは、量子力学的に言うなら「波動関数の収縮状態を自在に選択できる装置」ということになります。「もしも宝くじが1億円当たったら!」ともしもボックスに話すと、「現実に宝くじが1億円当たった状態に収縮(決定)している別の世界」に移動するというということになるんですね。だから元の世界(宝くじが当たっていない世界)は、自分も含めて何の影響もなく続いていることになるわけなので、これは切ない話です。
ひみつ道具ひとつにも、量子力学という奥深いテーマが込められているとは、さすがはドラえもん、さすがは多数のSF作品を手がけておられる藤子・F先生ということですね! そしてこのような考察の後に感じたことは、ドラミちゃんのもしもボックスはキュートな花柄で可愛らしい、ということと、ドラミちゃんのようなお兄ちゃん思いの頼りになる妹がいたらいいのにな〜ということでした。
ドラえもん「のび太の新魔界大冒険」
http://dora-magic.com/index.html
[関連記事]
人生に必要なことは全てドラえもんから学んだ 「みんなのドラえもん展」が開催
http://www.citywave.com/dennou/archives/2007/01/post_96.html
投稿者 dennou : 11:30
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2007年02月13日
3月9日号シティリビングは、お待たせしました「ゲーム特集」!
OLゲーマーの皆様、お待たせいたしました! 3月9日号のシティリビング(東京・横浜版ですが)では1面で、ついに「ゲーム」を特集することに。先週末はその記事の制作で、一時的に編集部がゲーセン状態になっておりました。
DSやらWiiやらのヒットで一般の女性にもゲームが身近になったということで、女性誌紙でもゲームの話題が取り上げられることが多くなってきました。そんな中、コスメやらファッションやらグルメやらの話題の多いシティリビングでも、ついに特集面でゲームを取り上げることに! 何度も企画案を出してはいましたが、時期尚早と周囲の理解が得られずに涙を飲んだことは数知れず。OLの皆様にも、ぜひゲームをもっと身近なものにしていただきたい、という長年の野望だったのです。
その特集内に、読者モニターの方に最新のゲームを一通り体験していただく、というコーナーがあるので、そのために各メーカー様から最新のゲーム機器を供出していただきました。なかなか手に入らないWiiやDSで思う存分遊んでみたい!という編集部員の邪念からではありませんので念のため。用意したのは、PS3、Xbox 360、Wii、ニンテンドーDS Lite、PSPです。
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最新ハードがここまで一同に会する機会はめったにありません! さとし家よりも充実したゲーム環境がオフィス内に実現しました。これだけあれば1週間、いや1ヶ月は余裕で引きこもれそうです。
編集部に来て体験してもらうということで、問題になったのはディスプレイをどうするか。Wiiはともかく、Xbox 360やPS3の次世代っぷりを楽しんでもらうには、ハイビジョン(HD)対応のテレビがどうしても必要なのです。プレゼン用のプロジェクターくらいならありますが、会社にHDテレビなんてのは置いてませんからね〜。そこで「PS3といっしょに、ブラビア君を貸し出してはいただけませんか!?」というあつかましいお願いをSCE様にしたところ、ありがたく貸し出していただけることになりました。なんと“手持ち”で弊社まで26型のブラビアを持ってきていただいた広報の方には大感謝です。
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しかしこのブラビア君に接続されるのはPS3だけではないのです…。「他のゲーム機も出るんですけど大丈夫ですか?」という申し出に快諾いただいたソニー様の懐の広さには感激いたしました。「HDMI、D端子、AV入力と、どんなケーブルでも一度に全部繋いでおけるブラビアってすごいですね!」
PS3で「グランツーリズモHD」と「リッジレーサー」を体験していただくためにダウンロードしようとしたところ、なぜか読者サロンの無線LANではダウンロードが途中で失敗するという現象がおこり、急遽有線LANのある場所にディスプレイと本体を持ち込んでダウンロードすることに。
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側を通る人に「遊んでるんとちゃうっちゅーねん!」と説明するのに必死になってしまいました。
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お借りしたPS3の箱に「大トロ入り」の文字。大トロ→「“60GBモデル”で“どこでもいっしょ”インストール済み」という意味かと思われます。20GBモデルだったら中トロ入りなのか!? お茶目ですな。
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決して遊んでいるわけではなく、Wiiリモコンの接続具合を確認しているのです。読者様にご迷惑をかけないよう、確認もしっかりしないといけません。
そして一通り遊んだ接続を確認したあとは、最新ゲームの数々を体験していただく、という企画の本来の目的はともかく、さとしの今回の最大のミッションは、うら若きOL読者の方には、例のものに、果たして、興味を示していただけるのでしょうかーッ!?ということを確認することであります! サーイエッサー!
重要なのは、他の編集部員に気づかれることなく、いかにさり気なくアピールするか、ということであります、サー! 平積みしたゲームの中から興味をもったものをプレイしていただくということなので、こっそり積んでおくことにしました(私物です)。
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上の拡大写真。さて興味を示していただけるのでしょうか? この続き※は紙面で!(ウソ)
そして取材が終了。今回何が一番手間だったかというと、終わった後にゲーム機を箱に詰めるということでした。開封したゲーム機をもう一度箱に詰めるなんてそうあることじゃないですしね〜。コード類をパズルのように全部箱詰めするのに、1時間もかかってしまいました。
ゲーマーの皆様もそうでない皆様も、3月9日号がどんな特集になっているかお楽しみに!
※ひとこと「これってバイオハザードみたいなやつですか?コワーイ」で終了しました\(^o^)/
[関連記事]
「血の気の多いゲームばかりやっている」
http://www.citywave.com/dennou/archives/2006/10/post_84.html
投稿者 dennou : 14:00
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2007年02月07日
メディアで“悪用”されるデザインとは?
「あるある問題」などで、マスコミが提供する情報についての信頼性が大きく取りざたされています。情報の発信元が信頼できないとなれば、受け手側にはどんな心構えが必要になるんでしょうか?
ニュースでない娯楽番組の場合、そこで提供される情報がいい加減だということは、「あるある問題」以前からよくあったことです。例えば情報番組で「丸の内のOLに人気のお店ベスト5」みたいな企画があったりするけど、そのへんを歩いている何人かのOLさんにインタビューしただけでベスト5をでっちあげる、ということは普通にあります。このケースの場合、例えば「丸の内の企業に勤務するOL150人へのアンケート」というように、サンプリング対象の属性について明記されていれば、まあ信頼するに足りる情報だと言えるけど、何も書かれていない場合は、もしかしたら単に「番組ディレクターの知り合いのOL5人に聞いたランキング」なのかもしれません(「何人に聞きました」と言ってない以上、ウソをついているわけではないもんね)。こういったランキングものは、元となったデータがどういうものかという部分に注意したいですね。
厳密に言うのであれば、「丸の内OLに人気」とあったら、それは何人に対してのアンケートなのか、“丸の内”が示すエリアはどこまでなのか、“OL”にはどういった属性の人までを含むのか、ということを明記するのが情報発信者としての責任ではないかと思います。
学生のころ、テレビの制作会社で働いている先輩から「今自分たちの間で流行ってる映画ってなに?」と電話がかかってきたので、仲間内で話題になっていた映画数本を挙げたところ、その先輩が携わっている映画番組の中で「学生の間で注目の映画ベスト5」という形で回答が使われたことがありました。こんなふうにデータの出自をあいまいにして、番組の企画意図に沿うように作られていることがよくあるので気を付けたいです。
●グラフが表すのは必ずしも“客観的データ”ではない!?
また、紹介されるデータについて、視聴者(または読者)の理解を助けるためにグラフなどの図表が使われることが多いですが、図表は視聴者に与えるインパクトが大きいだけに、その印象も操作しやすいのです。統計データをグラフ化したりアイコン化してわかりやすくするのはデザイナーの仕事のひとつ(インフォメーショングラフィクスという分野)なのですが、やり方次第では読者に与える印象を、ある意図に沿った形に変えてしまうことも可能です。

これは簡単な例だけど、興味がある人を「興味がある+まあ興味がある」とまとめてしまって、濃い色で文字も大きく太くすることで、実際には「興味がない」人のほうが多いにもかかわらず、全体としては「興味がある」人のほうが多いような印象になっています。データのまとめ方や色・文字の処理で、見た人のとらえ方は大きくかわります。
次の例は、報道やドキュメントなどの硬派な番組なんかでも本当によくあるんだけど、犯罪の増加件数とか、なにかの物事が大きく増減しているということをテーマとして伝えたい場合に使われることが多いようです。

このグラフをぱっと見ると、10年間で件数が何倍にもなったかのような印象を受けるけど、このグラフのキモは波線でグラフの下部分が大きく省略されている、ということ。

左側の縦軸の単位を見ると、グラフが表しているのは1000から1100の間であって、1996年に比べて2006年は何倍にもなっているわけではありません。実際には100件程度しか増えていないのです。割合でいえば10%程度しか増加していないものでも、大幅に増えた、という印象を与えることができます。
こういうグラフが提示されると、番組の企画方針として、わかってて変化の度合いをより誇張したいんだろうな〜、という意図が見えます。棒グラフをこんな形でデザインするのは反則ワザじゃないのか?と思うんですけど、でもこのグラフは報道番組でもかなり頻繁に使われているんですよね〜。昨日某局の夜のニュース番組でも見ました。皆さんもグラフがあったら注意して見ていてください。広告なんかはこの形のグラフの無法地帯かもしれません。
それでも新聞や雑誌など、手元に残る印刷媒体なら何度も見返すことができるので、実際は言ってることと違うじゃないか!と気づくというもんなんだけど、テレビの場合はフリップやスーパーで何秒間か映るだけということがほとんどなので、より誇張された部分に印象が引っ張られやすいのです。
番組の企画意図として、よりテーマを強調して、問題意識を伝わりやすくしたい、というのがあるのかもしれないけど、一般的には客観的なデータだと思われるグラフや図版が、ある意図に基づいて歪曲・誇張されたりするのは、言ってみればデザインの力を悪用したもので、デザイナーとしては非常に腹が立つものです。
そのような“図表の悪用”の数々を紹介している「日本図表審査機構 [JGRO]」というブログもありました。テレビ番組の中で、都合のいいように利用されているグラフをしっかり検証しているのが面白いです。
以前書いた記事の「マイナスイオン」のような疑似科学と同じく、受け取った情報は鵜呑みにしないで、それが正しいものであるのかどうかちゃんと自分で判断できる力をつけたいですね。
日本図表審査機構 [JGRO]
http://grp.cocolog-nifty.com/jgro/
[関連記事]
「今どき“マイナスイオン”なんて言ってたらまずいんじゃない?」
http://www.citywave.com/dennou/archives/2006/12/post_93.html
投稿者 dennou : 13:00
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2007年02月01日
iPod shuffleに4色のカラーバリエーションが追加
極小サイズでお手ごろ価格が魅力の「iPod shuffle」に、新たに4色のカラーバリエーションが登場。ギフトシーズンも近いことで、また人気を博しそうです。
「iPod shuffle」は液晶画面がなく、ランダムプレイ、またはプレイリストをそのまま再生するのが基本というシンプルな使い方しかできないけど、1GBの容量で9800円、重さ15.5gと、気軽に使うには最適なスタイルのiPodです。そんなshuffleにカラーバリエーションが登場。どれも“いい色”なんですが、今までのiPodのラインナップにはない「オレンジ」が採用されたというのがポイントです。オレンジはファッションの分野でも流行色だということで採用されたそう。個人的にも一番欲しいと思える色です。オレンジ欲しい!
1GBもあれば、iTunesのライブラリーの全部は入らないにしても、普段聞いているプレイリストの2つ3つくらいはすっぽり入ってしまうんじゃないでしょうか。すでにiPodを持っている人にとっても「おでかけ用」として使うのにオススメで、これから暖かくなっていく時期に、散歩やジョギングにもぴったりだと思います。1万円以下という衝動買いを誘う絶妙な価格だけに、店頭で見て買わずに済ますのは難しいかも!?
iPod Shuffle
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/
投稿者 dennou : 14:00
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