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2006年10月11日
来年春にもブルーレイ・HD DVDの両方が記録再生できる機器が登場しそう
映画ソフトやプレーヤー、レコーダーが発売を迎えて、規格争いがこれから激しくなっていきそうな次世代DVD。消費者としては、規格が統一されなかったのは残念だけど、そんな悩みが早くも解消されそうです。
次世代DVDの両方の規格の記録・再生を実現するのは、NECエレクトロニクスが10日に発表した新しいLSI。このLSIをレコーダー・プレーヤーに使えば、ブルーレイとHD DVDの両方はもちろん、現行のDVD・DVD-RAM・DVD-RW・CDなど全ての記録方式で読み書きができるということ。
今発売されている製品では、ブルーレイ機器ではブルーレイのディスクしか再生できないし、HD DVD機器ではHD DVDのソフトしか再生できないようになっています。例えばディズニーは今のところブルーレイ陣営に属しているから、ディズニー映画はHD DVD用のソフトは発売されないかもしれません。もしかしたら、HD DVD機器を購入した人はディズニー映画を楽しめないかもしれないという可能性もあります。
とにかく規格が分裂した状態というのは、消費者にとって不便であるというだけではなく、映画会社にとっても両規格に対応した映像ソフトを作らないといけない手間とコストがかかったり(そしてそのコストは価格に反映される)と、デメリットが非常に多いのです。それが解決されるというのは素晴らしい!
そこで思い出されるのは、DVDレコーダーの普及期のこと。DVDレコーダーにも同じような規格争いがありました。「DVD-RAM」か「DVD-RW」のどっちがいいのか?ということで、松下・東芝のRAM陣営と、パイオニア・シャープのRW陣営に分かれて一時期争っていたことがあり、「いかに我々の規格が優れているか」についてメーカーもユーザーも熱く語っていたものでした。
しかし全規格に対応したドライブが普及したおかげで、そんな話も全く無意味になり、今やどっちのドライブを使っているかなんてことが話題になることもなくなりました。このLSIが普及すれば、次世代DVDも同じようなことになるかもしれません。
とにかく、次世代DVD機器がまだほとんど市場に出回っていない段階で発表されたのは、非常にいいタイミングだったと言えるのではないでしょうか。チップの量産開始は来年春ということで、実際に製品になるのもそう遠くない時期と思われるので、どっちかを買おうかな〜と検討している人は待ったほうがいいですね。両陣営はユーザー無視のプライド争いにこだわらずに、両規格に対応した機器を速やかに発売してほしいです。
NECエレクトロニクス(ニュースリリース)
http://www.necel.com/news/ja/archive/0610/1001.html
投稿者 dennou : 2006年10月11日 13:00
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