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2006年07月24日
音楽を聴くことがいっそう楽しくなる ソニーの高音質イヤホン「MDR-EX90SL」
オーディオプレーヤーで良い音を楽しむためには、イヤホンを変えるのが最も効果的です。今までいくつかのイヤホンを使ってきて、「これだ!」と思ったのがソニーの「MDR-EX90SL」。自分にとって最も“良い音”が鳴るイヤホンでした。
本体に付属しているイヤホンで聴くことを否定するわけではないけど、まああくまでオマケのようなもの、少しお金を出せば格段に高音質の環境が手に入れられるので、本当に音楽を楽しみたいのならそれはもったいないです。“良い音”(好みの音)というのは人によって全然違うので、自分にあったイヤホンを探すというのも、なかなか楽しいですよ。
自分としては、通勤時に音楽を聴くことがほとんどなので、電車の中などのわりと周りが騒がしい環境が多いです。だから遮音性の高い耳栓型(カナル型)のイヤホンで、低音がしっかりと出るものを好んで使っていました。周囲のノイズが多いと、シャカシャカする音楽の高音部だけ残ってベースなどの低音部が聞こえづらくなるので、もっぱら遮音性と低音重視だったわけです。そこで長く使っていたのがソニーの「MDR-EX71SL」というイヤホン。実売価格が4000円台半ばと手頃で、多少低音が派手な印象があるものの、同程度の価格帯では一番好みの音が出ていました。
ただ、お気に入りではあったものの、どうも音質のクリアさには欠ける部分がありました。楽器のひとつひとつまでをクッキリハッキリ再生する、という性質のイヤホンではなく、じっくりと音楽を楽しむというのにはあんまり向いてないかも?と感じ始めたので、また新たな“良い音”を探すことにしました。
そんなときに発売されたのが、ソニーの「MDR-EX90SL」。原音に忠実な再生を使命とする、レコーディングスタジオ用のモニターヘッドホンの設計コンセプトを、インナーイヤホンの世界に持ってきて作ったという、ソニー渾身のイヤホンです。見た目にもアルミの削り出しボディで、なかなか高級感もあります。
ただ価格が実売1万円程度と、オーディオマニアでない人間にとってはちょっと二の足を踏む金額。しかしこれはかなり絶妙な価格で、今4〜5千円程度のイヤホンを使っていて必ずしも音質に満足していない人が、次にステップアップするのに出せるギリギリの金額であるとも言えましょう。「イヤホンに1万円か〜。高いとは思うけど、確実にいい音が出るのなら、出せない金額ではないかも。高級感もあるし」と考えさせる価格です。海外製の高級イヤホンが数万円という価格で販売されているけど、それらと比べると格段に安いというのもポイントです。
発売後しばらく様子見をしていたら、どこに行っても売り切れ! 量販店にかかる「入荷未定」の札がいつまで立っても消えない上に、ネット上の評判を見ても「すごくいい」「万人におすすめ」「ソニー万歳」みたいな評価が多かったので、これはぜひ買わねば!と思い続けていたものの、全然買えなかったので結局忘れてしまっていました。
最近になって友人が「ソニーのアレは買ったの? なかなか良かったよ」とさらっと言うので「むお〜、いつの間にか忘れとった! アレはもうどこでも買えるのか!? 明日行ったら買えるのか!?」と言ったら「どこでも並んでるよ」とのことだったので「いつの間にそんな状況に…じゃあ明日買ってくる!」と速攻で買ってきました。
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パッケージもかっこいいです。ハードケースの持ち運び用イヤホンケースが付属するというのも高級イヤホンならでは。普段本体にイヤホンをグルグル巻きにしている人でも、このイヤホンは丁寧に扱わないと!という気にさせてくれます。
で、使ってみての感想ですが、結論から言うと「もうこれでOK」というイヤホンが現れた!と感じました。中音域から高音域が非常にクリアで、楽器のひとつひとつの音色がはっきり聞こえるために、曲の立体感(臨場感)が際立つという感じ。アコースティックギターや管楽器の音が、よりツヤが出てキレイに聞こえます。
音を言葉で説明するのは非常に難しいけど、例えていうなら普通のブラウン管のテレビからハイビジョンの液晶テレビに買い換えたときのような驚き(ちょっと大げさだけど)です。聴き慣れた曲でも「あれ、この曲ってこんなに丁寧なアレンジだったの!?」などと、曲自体の印象が変わったりすることもあります。低音域も「71SL」に比べてもしっかり再生されて迫力があるので、ジャンルを問わずいろんな音楽の再生に対応できるイヤホンだと言えるんじゃないでしょうか。
ボリュームをさほど上げなくても個別の音がはっきり聞こえるので、音漏れを気にするような電車の中でもさほど心配はないかも。ただし普通のカナル型よりは音漏れが大きいので、普段聴く音量でどれくらい漏れているかを確認しておいたほうがいいでしょう。
このイヤホンを使ってみたら、今まで使っていたイヤホンが、いかに“音が出ていなかったか”ということがわかりました。オーディオの世界は天井知らずで、何十万円どころか何百万円もするようなスピーカーが売られているけど、そういった製品を求めるマニアの心情がちょっとだけ理解できたかも。「気軽に音楽を聴くのに、べらぼうに高いお金を出したくはないけど、いい音で聴けるに越したことはない」という人には、このイヤホンは最適だと思います。
ソニー「MDR-EX90SL」
http://www.sony.jp/products/headphone/mdr-ex90sl/
投稿者 dennou : 2006年07月24日 13:20
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コメント
私ももっぱら通勤時に音楽を聴いているので
音漏れは気になりますねぇ。
1万かぁ、ちょっと試して見たいけど
壊れた時のショックを考えると・・・。
でも気になります(p_-)
投稿者 nyao : 2006年07月27日 11:53
確かに音漏れがすごい。
しかし、この音質は、良いとしか言いようがないです。
耳が小さいので少し圧迫感がありますが、なれると良いヘッドホンと感じられると思います。
投稿者 apricot : 2006年07月27日 19:01
音漏れはカナル型じゃない普通のイヤホンくらいのレベルはありますね。
ちょっと気を付けないといけませんな。
前に使ってたEX71SLでは、耳穴に入れるパッドは中サイズを使ってたけど、
90SLでも同じように中サイズを使っていたら耳が痛くなってしまったので、
小サイズに変えたら装着感もばっちりでした。
普通のカナル型とはちょっと入り方が違うのかな。
投稿者 電脳 : 2006年07月31日 10:17
