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2006年01月30日
今さらだけどYahoo!とライブドアが似すぎている件について

“虚業”ともっぱら評されているライブドアだけど、ライブドア本体にもPCソフトの販売やサーバー事業といった“実業”の部分ももちろん存在します。
編集部でも標準エディタとして8年以上愛用している「Jedit」というテキストエディタや、メールソフトの元祖とも言える「Eudora」などの実用ソフトをはじめ、海外の優れたゲームソフトの日本語版をたくさん販売(開発ではない)してくれていたりするので、PCユーザーにとってはパブリッシャー(ソフトを流通させる業者)として重要な存在になっています。Mac用のソフトの取り扱いが多いのも、堀江元社長がMac好きだからだと風の噂に聞いたことがあるしね。ITが身近な人間にとっては、決して「何やってるのかわからん」会社というわけではないです。
そんなライブドアの中でも、「ポータルサイト」は最重要の事業として位置づけられていたということ。色んな話題作りもポータルサイトの集客に繋げるためだったらしいけど、実際に利用している人なんているのか? 「Yahoo!とライブドアのサイトが似ている」ということはわりと以前からよく言われていたけど、どこまで似ているのか? と思い、実際に比べてみたらあまりに似すぎていてなかなか面白いので、“おもしろポイント”をぜひ紹介していこうと思います。
●トップページ
まず「Yahoo!JAPAN」と「livedoor」のトップページ。ポータルサイトなので多数のジャンルが並列で並ぶような構成というのはどこも無意識的に似通ってしまう可能性がある…という言い訳があったとしても、ここまで似てしまう構造的・技術的な必然性はないと思います。たぶん上の「livedoor」のロゴをこっそり「Yahoo!」に変えても、気づかない人が多いのでは。他のポータルサイト「exite」や「Infoseek」にはポータルだからといってこのような類似性は感じられません。
まず赤い印で囲まれた「NEW!」という文字。黒に黄色の縁取りというデザイン処理が同じです。Yahoo!のほうはリズムを付けるように若干上下にずらしたりしている点で工夫が見られます。
次に検索窓の横にある「検索」「辞書」というボタン。livedoorでは「ウェブ」「ブログ」「画像」ボタンになっているけど、グラデーションで角が取れているデザインと、黒い文字に白い影という処理が同じです。ちなみにどちらも天地21ピクセルと、サイズまで同じになっています。
右側の見出しが並ぶ欄の下の方に行くと、Yahoo!では「特集」「お知らせ」「Yahoo!モバイルのQRコード」という配置になっているけど、livedoorの方でも「特集」「お知らせ」「livedoorモバイルのQRコード」という並びになっています。ジャンルの並びまで同じになるという構造的・技術的な必然性はどこにもないのは言うまでもありません。また、この欄の横幅はどちらも224ピクセルと、全く同じサイズになっています。220とか230なら偶然同じになったと言えるけどねぇ〜。
また画面の下のほうにある「便利ツール」の並び順もだいたい同じです。
●通販ページ
「Yahoo!ショッピング」と「livedoorデパート」を比べてみます。
このサイトもレイアウトはだいたい同じだけど、Webサイトの場合はレイアウトが似通うのは技術的にも構成的にも仕方ないことです。で、これはページのヘッダーの部分ですが、でもこれは似すぎかな〜。
●ビューティページ
「Yahoo! ビューティ」と「livedoor ビューティライフ」です。Yahoo!ではこのページには上部にタブが現れますが、livedoorのほうも同じようなタブが出てきます。
このタブはYahoo!のどのジャンルのページにもあるわけではなく、ビューティだけこのデザインのタブが出てくるんだけど、livedoorのほうも律儀にこのジャンルだけこのタブが出てきます。
●辞書
「Yahoo!辞書」と「livedoor辞書」です。辞書なので、ここでオリジナリティを出すのは難しいですね。検索窓があって辞書のジャンルがあって…という構成は、たいがい同じになってしまうと思います。
しかし「新語探検」まで同じにすることはないんじゃないかな…。どちらも「JapanKnowledge」という会社が提供しているコラムを掲載しているので、内容は同じです。まるでYahoo!からこのページがOEMで提供されているかのようです。あと全体の色も似てますね。ただし検索できる単語数はYahoo!の方が多いようです。
●Yahoo!だけじゃなかったパクった似ているサイト
Yahoo!だけでなく、他のサイトから“インスパイア”されたと思しきサイトもあります。「mixi」は日本で最も多く会員を集めているソーシャルネットワークサービス(SNS)ですが、ライブドアにも「FrePa」という後発のSNSサービスがあります。会員登録するのにものすごく抵抗がありましたが、怖いもの見たさで中を見てみたかったので、思い切って登録してみました。ちなみに招待制ではないので、誰でも登録すれば入会できます。
おそらく企画書に「mixiに似たデザインで」と明記されているに違いありません。
サイト内はこんな感じです。
レイアウトが似ているのはもちろん、「メッセージ」や「日記」といったツールバーの並びや、mixiの特徴である「足あと」という項目名まで同じです。
また「キーワード検索」欄の横にあるジャンル指定のボタンも、どこかで見たな〜と思ったら、ポータルサイトにも使われているYahoo!からパクったボタンをそのまま使っているようです。
Frepaの方はだれもフレンドがいない(笑)ので、フレンド欄は空欄になっていますが、フレンド欄の下にコミュニティ欄があるというレイアウトが同じです。
![]()
そもそもロゴからしてこれですからね。
※「PostPet」は、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社の登録商標です。
mixiのトップページの画像は使用権フリー素材集「彼女たちの休日2」というシリーズに入っていて、誰でもお金を出せば利用できる写真が使用されています。でも写真自体がオリジナルのものではないとはいえ、mixiはSNSに対して「女性受けする明るい爽やかなイメージ」というデザインコンセプトを作り上げました。それに乗っかろうとしているのは間違いないでしょう。
いや、ものづくりをしている人間がこれではねぇ…。ライブドアは前身のオン・ザ・エッヂがホームページ制作から成り上がった企業だから、Webデザインについても老舗のはずなのに、なんでこんなことになってしまったんでしょうか。
●みんなあんまり気にしてない?
で、ここまでいろんな部分が似ているのに、あまり大きな問題にならないのはどうしてなのか?ということを考えると、やはり「誰も使ってないから」だということなのではないかと推測されます。話題があるたびにライブドアのサイト自体のページビューは上がるけど、実際にブログ以外のサービスを利用している人は驚くほど少ないのでは。
またYahoo!やmixiにとっても、「競争相手ってほどでもないから別にいいや〜」と考えられている可能性もあります。デザインの類似性について裁判を起こしたとしても、レイアウト自体に著作権が認められるのは今までの例からもかなり難しいことだと思われるので、争うことに労力を費やすのも無駄だという判断なのかもしれません。ユーザーから見ても、ここまで似ているんだったらあえて劣化コピーを使う理由もなく、初めから素直にオリジナルを使えばいいだけの話。真似をすることで自分の首を絞めているということになります。
“いい部分”をどんどん取り入れるというのは良いことだと思うけど、オリジナルを超えるものがなければ全く意味がないことは当たり前のことです。ライブドアのサイトからは、とりあえずポータルサイトとしての体裁を取り繕って、内容は二の次という印象しか受けないし、さらに事件でのイメージダウンで媒体としてのポータルの価値も激減したと思われるので、いっそのこと閉鎖してサイトの構成を大幅に見直す必要があるのでは…って別にぼくが言うことでもないけどね。
ライブドアの中の人たちには、自社の数少ない“実業”を見直して、大事にしてほしいもんだと思います。
投稿者 dennou : 17:30
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2006年01月26日
小さく、薄く、軽くなった「ニンテンドーDS Lite」
お店では品切れが続いて、一部プレミア価格もついているくらい人気になっている「ニンテンドーDS」に、早くも改良版が登場します。
今どこのお店に行っても売り切れで、なかなか買えない状況になってしまっている様子の「ニンテンドーDS」。年末の「もっと脳を鍛える」や「どうぶつの森」などの発売で、本体を手に入れたいと思っている人も多いのでは。今日ビックのゲーム売場に行ったら、レジ前に並んでいた10人くらいの人(サラリーマン風)が全員「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」を持っていたのがちょっと面白かったです。電車の中でDSを広げているサラリーマンが増えそう。
そんなDSに改良版が登場! 買えずに待たされていた人はラッキーな情報だけど、年末に買った人はちょっと悲しいかも。従来モデルに比べると重さが275gから218g、厚みが28.9mmから21.5mm、サイズが横148.7×縦84.7mmから横133.0mm×縦73.9mmと、かなりスリムで軽くなっています。ちょうど「ゲームボーイアドバンスSP」のように、シンプルな長方形になりました。画面の輝度も4段階で調整が可能です。
「Lite」という名前は普通は廉価版、簡易版といった意味でつけれられることが多いけど、従来機の上位版という位置づけになっており、値段は1万6800円と、1800円だけ高くなっています。従来機も併売される予定だけど、そんくらいなら絶対Liteのほうがいいよな〜と思ってしまう値段差なので、事実上のモデルチェンジと考えてもいいんじゃないかと思います。そのうちカラーバージョンも増えてくるだろうしね。でも一番売れていて出荷数を拡大しないといけない時期に、あえてモデルチェンジを発表する意味があるのかな?とも思います。3月2日発売。
「ニンテンドーDS Lite」(ニュースリリース)
http://www.nintendo.co.jp/n10/news/060126.html
投稿者 dennou : 18:30
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デジタル放送対応の工事で悩んでいます

現在、マンションのオーナーとしてマンション全体に某社のCATVを引いています。最近、デジタル放送化に伴い、その工事を勧められています。ただし、この工事がとてもくせもので、その後のメンテナンス契約を結んだ場合は、無料ですという売り込みの方法で、メンテナンス契約をしつこく進めてきます。2タイプあり、月7万円か、12万円とびっくりするような金額です。このメンテナンスに入らないと、何か故障等が発生した場合は、全てオーナーの負担になるから入った方が得ですというセールストークで、早く契約をと執拗に迫ってきます。
正直、自分も勉強不足で判断できかねています。2011年になるとデジタル放送で見れなくなるから、今のうちに工事をした方が混雑しないで済むということも言っていました。どのように対処したら良いでしょうか。
(東京都 たまきちさん)
「デジタル放送の工事」というのは、個別のお宅じゃなくてマンション全体の共聴設備の工事のことだと理解します。まずデジタル放送受信のために必要な工事というのは、総務省の地上デジタル放送に関するサイト内のQ&Aで解説されています。これによるとUHFの電波が伝送できる設備なら、そのまま受信できるか、もしくはアンテナや増幅器の設置が必要になるケースもあると書かれています。まあどちらにせよ、そんなに大がかりなことになるものではないっていうことやね。「今ある設備ではデジタル放送は受信できないのか?」「改修が必要な場合は、どんな改修が必要なのか?」ということを、まずちゃんと確認する必要があると思います。必要なら他の業者に調べてもらうのも手です。
それで“大がかりでもない改修”にともなうメンテナンスに、月に7万円とか12万円という料金がかかるっていうのは、普通に考えるとちょっと高すぎるんじゃないかと思います。今現在CATVの設備を使用しているのに、単にデジタル放送対応にすることで、特別なメンテナンスが必要になるとはちょっと想像できないです。なにか特別なオプションを追加で契約するという内容になってないのか気になるので、メンテナンスの明細や、実際に修理になる場合にはいくらかかるのかという費用も調べたほうがいいですね。
数十戸規模のマンションでも、1戸あたり月数千円の費用負担になるほどの大がかりなメンテナンスが、単なる共聴設備に必要なのかどうかというのは大きな疑問なので、例えば他のメンテナンス業者(「共聴設備 メンテナンス」などで検索できる)から見積もりをとってみるとか、自分で調べられる範囲で検討したほうがいいでしょう。一応行政にも「関東総合通信局」という相談窓口があるよ。
そのCATV会社は、“テレビを見るのに必要な宅内点検”と称して家に上がり込むという手法で、有料契約の勧誘活動を頻繁に行っていたり(点検商法といって、勧誘を事前に告知しないのは違法行為)、デジタル放送のパススルー化をズルズルと引き延ばしたりというような、ユーザーから見ると問題行動の多い企業でもあるので、ちょっと注意したほうがいいかも。「●●になると混むから今のうちに」っていうのは、いかにも勧誘のときに使われる常套句だよね。テレビのデジタル化は避けては通れない道ではあるけど、それに乗じた商売には乗せられないように気を付けて!
投稿者 dennou : 17:00
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2006年01月25日
Xbox360「プロジェクト ゴッサム レーシング3(PGR3)」で“ぶらり新宿散歩”
晴れた日はやっぱりお散歩! さて今回は、“眠らない街”こと新宿を散歩してみようと思います。といってもこの寒い中、外に出るのはメンドクサイしできれば引きこもっていたいので、ここは画面の中で済ましておくことにしました。
ついカッとなって購入して以来、FFXIのサービスが開始されるまではほぼ休眠状態にあると思われるXbox360ですが、超リアルというウワサのレースゲーム「プロジェクト ゴッサム レーシング3(PGR3)」は、ニューヨークやラスベガス、新宿などの街並みを完全に再現しているというのが大きな売りだそうです。ハイビジョン画質で馴染みのある街並みがどんな感じで表現されているのか気になる! 箱庭好きとしてはその街並みを見るだけでもソフトを買う価値があるだろう! ということで買ってきました。レースはあくまでオマケです。
さて今回のお散歩は西新宿の高層ビル街にある、新宿野村ビル前から出発です。左奥に損保ジャパン本社ビルが見えます。なんというか…リアルすぎる! 歩道のあたりなんか写真そのまんまという感じですな。
そのまま新宿駅方面にブラブラと歩く…というか走って行くと、西口のバスターミナルに到着。小田急百貨店とビックカメラがあります。スタートしたばかりなので寄り道せずに、小田急とビックカメラの間を左に曲がります。
JRに沿って北新宿方面に少し走ると、「新宿大ガード」が見えてきました。
ガード下をくぐると靖国通りです。ちょっと振り返ると…EPSONの大きな看板が見えます。
左手が歌舞伎町の繁華街。まだ陽の高いうちはそんなにアヤシイ雰囲気ではないですね。しかしこの看板…すごすぎる…。
ちょっと路駐して吉野家で豚丼でもかっくらってきます。
せっかく近くにきたのでアルタ前にも寄っていきます。笑っていいともはやってませんでした。
まだお腹がすいているので、新宿中村屋でカレーを食すことにしました。ついでに隣のTSUTAYAでビデオも借りていきます。
おっと、ティファニーでお土産でも買っていこうかね。ティファニー、ティファニーっと、あれ、この変にあったはずだけど?…って「JEWELRY」かよ! 大人の事情なのか!?
三越前を通り過ぎて明治通りの伊勢丹前の交差点を通過します。
またまた小腹が空いたので、「追分だんご」で団子でも食べていこうっと。…むむ、追分だんごがあるということは…隣のビルにはひょっとして…ドキドキ…。
あった! ありました! 弊社の新宿事務所も完全再現です!
たしかに目玉マークを確認できます! シティリビングも3年くらい前まではここにあったんだよね〜。おそらくゲーム(しかも海外の)に登場したのは弊社の歴史においても初めてのことだと思われます。
社の存在を確認できたことに満足しつつ、世界堂で画材でも買って…
天気もいいので新宿御苑でスケッチでもしようかな。
などと思いつつ、右折して甲州街道の坂を登ります。新宿駅南口が見えてきました。右手にルミネとフラッグスが見えます。
もちろん左手には新宿タカシマヤとNTTドコモビルが見えます。
新宿駅南口の前を通り過ぎて、再び西新宿方面に。
甲州街道を進んでいくと、右手に新宿パークタワーが見えてきました。今日の宿はやっぱりパークハイアットですか!? お散歩お疲れ様でした!
【今日のお散歩コース】

●散歩の感想
正直ここまで完璧に再現されているとは驚いた! しかも製作したのが日本じゃなくて海外のゲームメーカーということにさらにビックリです。西は都庁から東は明治通り付近までの新宿一帯が再現されているので、今通ってきたコースだけじゃなくて自由に走り回ることができるというのもすごいです。米国人の異常なまでのこだわりに、ある種の畏怖さえ感じるほどで、作った人は箱庭とかジオラマとか大好きなんだろうな〜と思います。
でもここまでリアルなんだったら道路を走るだけじゃなくて、自由に歩き回ったり実際にお店の中に入って買い物できたりしたらすごい楽しそう! そんなゲームあったらずっとやってみたい! 外に出なくてもよくなるかも! …ん? なんかそういうのって実際にあったような気が…。
目 を 覚 ま せ ! そ れ が 現 実 だ !
あまりにリアルすぎるのも危険かもしれません。
Xbox360用ソフト「プロジェクト ゴッサム レーシング3(PGR3)」
http://projectgothamracing3.jp/
投稿者 dennou : 16:00
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2006年01月24日
ちょっと悲しかった「コニカミノルタがカメラ事業から撤退」という記事

1月19日に報道された「コニカミノルタがカメラ事業から撤退」という記事は、コニカにもミノルタにも少なからず愛着のある身としては、ちょっと悲しかったです。
フィルム式からデジカメへと時代が移って、カメラ業界の再編が進む中で、とうとう老舗メーカーがカメラそのものから撤退するというショッキングなニュースは、カメラ愛好家じゃなくても感慨深いものがあるかもしれません。もともとコニカミノルタは、コニカとミノルタがカメラなどの光学機器のテコ入れを視野に、2003年に経営統合してできたという経緯があるけど、結局それらは足を引っ張るだけという状況(BCNランキングによる解説)が続き、このような結果になってしまったようです。
昔から熱心なユーザーってわけじゃなかったけど、小学生のときに買った反射式天体望遠鏡がミノルタで、そのときに初めてミノルタという名前を知ってから、常に何かしらの製品は使い続けていたように思います。初めて使った一眼レフカメラがミノルタの“世界初オートフォーカスカメラ”こと「α7000」で、コンパクトカメラもコニカの「Big mini」をよく使っていたし(Big miniで写真集を出していたHIROMIXっていうのもいたな…)、そういえばコニカって昔「小西六」っていう名前でサクラカラーなんてのもあったな〜それに今のスクウェアエニックスも、昔はその小西六の子会社で「小西六エニックス」なんていう時代もあったねぇ…その後「コニカエニックス」になって独立したんだっけ。「ドアドア」とか出してた頃がなつかし〜! カメラとは関係ないけど。
…っと、思わず回想モードに入ってしまいました。これではまるで会社自体がなくなってしまうみたいじゃないですか! 危ない危ない、なくなるのはカメラ事業だけですので念の為。
というかそれより何より、今一番愛用しているデジカメがそのコニカミノルタの「DiMAGE A200」なんですよ! このイカしたデジカメの後継機種がもう出ないなんていうのは、あまりにも悲しすぎます。他人事のように言ってる場合じゃありません。
この「DiMAGE A200」は僕にとってはまさに“理想のデジカメ”で、広角28ミリからの光学7倍ズームレンズ搭載、しかももっさりした電動ズームじゃなくて手動ズームを採用して、スパッ!とズームできたり、CCDシフト式の高度な手ぶれ補正機能を搭載していたり、液晶モニターが「バリアングルモニター」で角度を自由に変えられたり…と、イカすポイントをいくらでも挙げられるようなナイスカメラです。それぞれの機能自体はわりと珍しいものではないけど、それらを全部盛り込んだカメラはこれしかなかったんですよ。派手じゃなくて、ナチュラルでコントラストが低めな画質もわりと好きだし。取材で写真を撮る時も、会場内の暗いところで高倍率ズームを使うことが多いので、手ぶれ補正が非常に役立ちます。
コンパクトデジカメとしてはハイエンドに位置するカメラ(でも今はかなり安くなっている)なので、大ヒットするようなものではないけど、「一眼レフは必要ないがコンパクトじゃ用を足せない」というような層のハートをガッチリつかむ要素が詰まっていて、A200は“隠れた名機”のような存在なのです。発売されて約1年が経つけど、あと2〜3年は十分現役でいけそうな実力です。
…というように、ちょっと宣伝しておいてどこかのメーカーで似たようなのを出してくれないかと期待してみるしかないかな〜。αシリーズなどの一眼レフデジカメはソニーが引き取るようだけど、コンパクト機もできればどこかにお願いしたいところ。できればキヤノンあたりに、消えてしまった「Power Shot G」シリーズの新機種として出して欲しい! このタイプのデジカメは、レンズ交換が必要ないような一般人にとっては一眼レフよりも使い勝手がいいと思うので、ぜひラインナップを残して欲しいです。
投稿者 dennou : 16:00
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2006年01月23日
“ビデオカメラの本命”ソニーからもHDDビデオカメラが登場

ビクター(2005年7月19日の記事)、東芝(同9月29日の記事)に続いて、ソニーからもHDDビデオカメラが登場。ビデオカメラ市場ではまだまだ元気なソニーがHDD方式に参入したことで、本格的な普及が期待できそうです。
ソニーが発表したデジタルビデオカメラ「DCR-SR100」は、30GBの1.8インチHDDを搭載しており、高画質モードで約7時間20分、最長で約20時間50分の長時間録画が可能。USB2.0でパソコンと接続し、本体のボタンを押すだけで簡単にDVDにダビングできる機能を備えているのが特徴です。
液晶モニターはワイドテレビと同じ16:9の画角で、タッチパネル式の操作が可能。音声は内蔵マイクで「5.1ch」のサラウンド記録が可能で、ステレオよりも臨場感のある音声が楽しめる「ドルビーデジタル5.1クリエーター」を搭載しています。静止画はメモリーカードではなくHDDに記録する方式になっているので、静止画ならほぼ無尽蔵に記録できるといっても過言ではないかも。
今はDVDカメラがヒットしているけど、「高画質ではごく短時間しか記録できない」「メディアの単価が非常に高い」といったデメリットがありました。その不満を解消してくれるのがこのHDDタイプ。ビデオカメラ市場ではトップシェアを誇る「ハンディカム」シリーズにHDD搭載モデルが登場したことで、今までわりと“すき間的”な商品だったHDDビデオカメラが、より一般的なものとして認知されることになりそう。どうせならパソコンとの連携だけでなく「スゴ録」などのDVDレコーダーと連携するような機能もあればよかったけど、そこはこれからのラインナップに期待したいです。価格はオープンプライス(市場推定価格13万5,000円前後)、3月3日発売予定。
ソニー「DCR-SR100」
http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PRODUCTS/DCR-SR100/
投稿者 dennou : 17:00
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2006年01月19日
auが本気で音楽配信サービスに参入! 4GBHDD搭載モデルや「desgin project」ケータイなどを見てきました
auが、パソコンやケータイでダウンロードした音楽を楽しめるサービス「LISMO」を開始すると発表。合わせて同サービスに対応した新機種が登場しました。都内で行われた発表会には「仲間由紀恵 with ダウンローズ」も登場し、音楽ケータイをアピールしました。
●全端末で音楽を楽しむ環境を統一
auが1月下旬から開始する音楽サービス「LISMO」(au LISTEN MOBILE SERVICE)は、今までの「着うたフル」とは異なり、全ての端末で同じ再生ソフト「au Music Player」、楽曲管理ソフト「au Music Port」を使って、パソコンとケータイで音楽の共有や転送ができるというもの。ケータイで「着うたフル」としてダウンロードした曲だけでなく、パソコンでCDから取り込んだ曲、新たにサービスを開始する音楽配信サイト「DUOMUSIC STORE」からダウンロードした曲を、ケータイ上とパソコン上で同じように楽しめるようになっています。今まではこのあたりの使い勝手は機種ごとにまちまちだったので、これを全て統一することでauの音楽サービスとしての一体感を出していくとのことです。
同時発表の7機種は全てこの「LISMO」に対応しており、同じ操作体系で音楽を楽しむことが可能。本体に同梱されるUSBケーブルと「Music Port」を使用して、電話帳や画像、音楽などのデータをパソコンにバックアップすることができます。
左から「W41T」「neon」「W41H」「W41CA」「W41K」「W41S」「W41SA」。統一された環境で音楽を楽しめるというのはユーザーにとってはありがたいです。1月下旬から順次発売予定。
●コミュニケーション機能を充実させた音楽再生ソフト
「au Music Player」には、音楽版SNS(mixiのようなソーシャルネットサービス)ともいえる「うたとも」という機能があり、プレイリストの公開などを通じて他のユーザーとコミュニケーションをとれるというのが特徴。曲の感想やランキングだけでなく、「今自分が聴いている曲と同じ曲を聴いている人が、他にはどんな曲を聴いているか」ということなどもわかるので、自分好みの曲を探すときの参考にできるのが便利。
「iTunes Music store」には自分の作ったプレイリストを公開できる「iMix」という機能があるけど、それに似た機能を取り込んだというイメージです。
楽曲管理ソフト「au Music Port」では、CDからの取り込みや曲のダウンロード購入、ケータイの電話帳やメール、画像、音楽などの内部データのバックアップが行えます。つまり音楽機能を使わないとしても、auの「LISMO」対応ケータイには全てバックアップソフトとUSBケーブルが付属するということになるので、かなりオトクだといえるかも。
「au Music Port」での曲の管理画面。上の道路が表示されている部分はフラッシュでアニメーションし、曲名が表示された看板が通り過ぎたりと、遊びの部分もあります。
ケータイで「着うたフル」としてダウンロードした曲もパソコンに転送して再生できるようになったというのもポイント。もしケータイを買い換えたとしても、電話番号が同じであれば再度ケータイに書き戻すことができるようになっています(他人のケータイなどには転送できない)。ただしパソコンでの「着うた」の再生には、著作権保護上ケータイをケーブルで接続しっぱなしにしておく必要があるというのがちょっと残念。
また、独自のファイル形式を採用しているため、すでにパソコン内にあるMP3やAACなどの音楽ファイルを取り込むこともできない(変換しての転送も不可)ので、新たにライブラリを作る必要がありそう。曲の購入代金は、クレジットカードを使わなくても月々の料金と合算して支払うこともできます。
「DUO MUSIC STORE」の配信曲数や価格はまだ未定で、J-POPの人気曲や新曲を中心としたラインナップになるそう。音楽好きにはちょっと物足らないかもしれないけど、ヒットチャートを追っかけるにはいいかもしれません。
今回発表された中で注目なのは、4GBのHDDを内蔵した「W41T」と、au design projectの第5弾として「INFOBAR」の深澤直人氏がデザインした「neon」の2機種。実際に触ってみました。
●初のHDD搭載ケータイ「W41T」
「W41T」の印象としては、とにかく「ブ厚っ!」ということ。28ミリという厚さは、今どきのハイスペックケータイとしては飛び抜けた数字というわけではないけど、第3世代もこなれてきてスリム化しつつある今、インパクトのある厚さといってもいいです。「iPodとケータイの両方を持ち歩くよりはマシか〜」と自分に言い聞かせないとつらいかも。
横から見ると厚さがわかるかな?
「W41T」は東芝製で、同社のgigashot(2005年9月29日の記事)にも採用されている4GBの0.85インチHDDを搭載しています。大容量を活かして約2000曲の楽曲の保存ができ、本体を閉じていても専用の静電タッチキーを使用して、選曲などの操作が可能と、音楽プレーヤーとしての使い勝手を重視した作りになっています。フル充電時の再生可能時間は約8時間とのこと。また4GBのうち512MBはパソコンの外部記憶として使用できます。
ただし動画の再生には対応していないので、iPod Videoのようにメディアプレーヤー的な使い方はできないということ。auの音楽配信のビットレートは48kbpsと、かなり小さいサイズなので、音楽だけで4GBというのはちょっともったいないかもしれません。
W41Tの主なスペック | |
サイズ | W50×H106×D28mm |
重量 | 150g |
連続通話時間 | 約210分 |
連続待受時間 | 約280時間 |
連続音楽再生時間 | 約8時間 |
充電時間 | 約130分 |
画面サイズ | 約2.4インチ |
カメラ画素数 | 有効323万画素 |
カラー | フィーチャーグリーン/ビートブラック アンビエントホワイト |
●「au desgin project」の新モデル「neon」
「neon」は『「INFOBAR」で“スティック型の究極の形”を実現したので、今度は折り畳みを』(auデザインディレクター小牟田氏)と、約2年前から開発が進められたそう。とにかくシンプルなデザインで、ぱっと見にはただの長方形の物体にしか見えません。しかし背面パネルにはLEDが埋め込まれており、折り畳むたびに色んなアニメーションが再生され、かなり目をひく仕掛けになっています。昔のデジタル時計のようなレトロな感じの表示パターンで、これはなかなか味わい深いです。
この端末をデザインした深澤直人氏は、今の日本のプロダクトデザイン界では“最重要人物”ともいえ、タカラの「±0」など、手掛けた商品が常に話題になっています。「できるだけ単純な形にしようとデザインしたが、実際にこんなに“何もない”というデザインが実現できて、これほどうれしいことはない」(深澤氏)とのこと。シンプルにすればするほど、デザインの破綻をごまかすことができなくなるので、細部にわたって計算し尽くされた、完成度の非常に高いデザインだと思います。
デザインコンセプトは“どこかで目にしたことがあるようなもの”で、シンプルだけどソリッドで固い長方形ではなく、つみ木をイメージした角のやわらかさが表現されています。色も「工業製品ではほとんど使われることがないが、世の中にはよくある色」(深澤氏)の水色をメインカラーとし、安心感を与えるやさしい感触を表現したということです。
LED表示は単なる飾りではなく、卓上ホルダにおくとクロック表示になる、といった実用性も備えています。「何もないところに浮かび上がる」ようなLEDの表示体を実現するのは、技術的にもかなり困難だったそうです。
キー部分は完全にフラットになっており、プリント文字の視認性も高く、大きくて押しやすい構造。実際に触れると少しグラグラと“遊び”があり、手探りでも個々のキーを判別できるようになっています。
neonの主なスペック | |
サイズ | W50×H89×D23mm |
重量 | 125g |
連続通話時間 | 約180分 |
連続待受時間 | 約260時間 |
充電時間 | 約110分 |
画面サイズ | 約2.4インチ |
カメラ画素数 | 有効130万画素 |
カラー | mizuiro/shiro/kuro |
今回の発表で感じたのは、「着うたフル」で“いちおう”日本での音楽配信の先鞭をつけたと言われているauが、“黒船”のiPodに本気で対抗するべく立ち上がったようだ、ということ。他のキャリアではまだ個々の端末にまかせっきりになっている音楽機能を標準化したり、サービス自体も単なる音楽配信だけではなく、コミュニケーションで広がりを見せていくようなものになっていたりと、よく考えてあるな〜と思いました。これはiPodが「iTunes」と「iTunes Music Store」の組み合わせで独自の世界の広がりを形作っているように、auでもひとつの“auの音楽ワールド”を作っていきたいということだそう。「オーディオプレーヤーではiPodがすでに高いシェアを握っているけど、携帯電話は数千万台という単位で普及するものなので、後発といっても十分競争はできる」と考えているそうなので、これからこのサービスがどこまで普及するか、注目したいところです。
au(ニュースリリース)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0119/index.html
投稿者 dennou : 19:30
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2006年01月17日
今まで使ってきたパソコンたち その4

LC475で印刷物を作るのはいい加減限界を感じてきたので、もっと性能の良いパソコンを手に入れることにしました。そこで選んだのが「PowerMac 8500/150」というマシンです。
ゲームやネットへの接続はなんとかこなしてくれていたLC475だったけど、印刷物をDTPで作るにはかなり無理のある性能でした。例えばA4のカラー写真入りの印刷物を作るには、実寸で350dpiという解像度で画像を扱う必要があります。A4の半分の大きさくらいに写真を配置しようと思うと、画像のファイルサイズだけでも数十MBくらいになってしまうので、20MBしかメモリーを積んでいないLC475ではファイルを開くことすら困難ということに。
そこで、新たなパソコンを購入することを決意。今のように「入門機種でもそこそこなんでもできる」というような時代ではなく、DTPが可能なくらいのスペックの高いものを選ぼうと思うと、かなり思い切った金額を投資しないと買えるものではありませんでした。
「PowerMac 8500/150」という機種は、当時のMacの中でもかなり性能が高いにもかかわらず、比較的値下がりしていて手の届きやすい機種でした。それでも本体だけで25万、17インチのモニターが10万、キーボードやモデム、増設メモリーで5万、印刷会社への印刷データ入稿にはMOを使うのが一般的だったので、MOドライブで5万…と、学生にとっては半年分のバイト代をほぼ全て突っ込むような、えらく高い買い物になってしまいました。大学もそろそろ卒業にさしかかっていて、就職のことも考えないといけない時期だったので、「こりゃ趣味で終わらせたらもったいない、仕事にしないとモトが取れんな〜」などと考えていました。
PowerMac8500/150のスペック | |
発売日 | 1996年5月 |
CPU | PowerPC 604(150MHz) |
メモリ | 16MB |
グラフィックス | 1024×768ドット/32768色 1280×1024ドット/256色 |
ドライブ | 3.5インチFDD×1 (1.44MB) HDD 1.2GB 8倍速CD-ROM |
価格 | オープン (25万円くらいで購入) |
さすがにLC475に比べると圧倒的な処理速度で、大きなカラーのデータでもスイスイとレイアウトできるようになり、その頃からよく依頼されるようになってきた小劇団の芝居のチラシや、イベントのポスターなどを作ることができました。インターネットもISDNで接続できるようになって、14.4Kbpsのモデムで繋いでいた頃に比べるとずっと快適に使えるようになりました。
結局そうやってチマチマ作っていた印刷物がこの会社に入るきっかけになったので、今までのパソコン人生の中ではもっとも重要な役割を担っていたということになるかもしれません。「自分にどうしても必要だ!」と思ったら、自分の身の丈よりもいくぶん大きな投資をするのもいいもんだな〜と感じた次第です。
このパソコンは会社に入ってからもしばらく使っていました。拡張性が非常に高かったので、お金があるとメモリをボチボチと追加したり、ビデオカードを増設したり、果てはCPUを交換したりと「外見はそのままだけど中身は別物」のような状態で4年くらい働いてくれていたんだけど、新たなマシンを購入したことで、実家のオカン用として第2の人生を歩むことになりました。
(その5につづく)
投稿者 dennou : 16:30
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2006年01月16日
Macがインテルになると、Windowsにも影響がある!?
1月11日の記事で書いたように、MacのCPUがインテル製に変更されることになったけど、これはMacユーザーだけではなくてWindowsの世界にも影響があることかもしれません。
MacはモトローラとIBMが共同で開発した「PowerPC」というCPUを長く使っていました。CPUだけではなく、CPUが配置される基板なども独自規格のものを使っていて、Windowsパソコンと同じなのはメモリーやHDD、ドライブのような汎用の部品だけだったので、ハード的には長らく“鎖国”のような状態だったわけです。
今回CPUがインテル製に変更されるにあたって、その基板(チップセットという)もWindowsパソコンとほぼ同じものが採用されることになりました。こうなればMacとWindowsパソコンで違う部分というのは、「搭載されているOSだけ」ということになります。
ということは、当然思いつくのは「新しいインテルCPUのMacに、Windowsをインストールするとどうなるか?」ということ。iMacやMac miniのようにユニークなデザインのマシンを見て「これでWindowsが動いたらな〜」と指をくわえて見ていたWindowsユーザーも多いかもしれません。MacもWindowsもよく使う身としては、非常に興味のあるところです。
当然アップルでもそういった可能性を認識していて、製品担当の話によると「特にWindowsのインストールを制限する仕様ではない」そうです。つまり、パッケージ版のWindowsを用意すれば、MacをWindowsマシンとして使用できるということに! 例えばWebデザインの世界では、動作確認用にMacとWindowsを別々に用意しているということが多いけど、それも1台で済むことになるというように、2つのOSが使用可能というのは実用上のメリットもけっこう多いのです。もちろん、Macのデザインには惹かれているけど、仕事上の理由で仕方なくWindowsパソコンを使っているという人にもアピールする話だというのは言うまでもありません。ただし、その逆の「MacOSをWindowsPCにインストールする」というのは無理だそうです。またOSを起動させる仕組みの制限上、WindowsXPでは不可で、年内に発売予定の「Windows Vista」じゃないとインストールできないっぽいです。
(わかる人にはわかる説明…WindowsXPの起動にはBIOSが必要だけど、インテル版のMacにはBIOSが搭載されておらず、MacOS Xの起動にはEFIを使う。Windows Vistaは起動にBIOSを必要とせず、同じくEFIで起動するため)
これが本当に可能なことなのであれば、WindowsのパソコンではWindowsしか使えないけど、MacならMacOS XとWindowsの両方が使える、というように「ツブシのきくパソコン」として人気になるかも!? まあMacの魅力というのは本体のデザインだけではなくて、OSやソフトの使い勝手も含めてのことなんだけど、Macの世界が盛り上がるのはいいことだと思います。「WindowsがプリインストールされたMac」というようなセットを販売するショップが出てくると面白いかも。実際に手に入れた時にはぜひ試してみたいです。
投稿者 dennou : 15:00
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2006年01月13日
“デジ×デジ”のダブル録画がとにかく便利! 日立のハイビジョンレコーダー「Wooo DH500W」

自宅でもやっと地上デジタル放送が受信可能になり、アナログ放送を見なくてもよくなったので、ついにハイビジョンレコーダーを購入することに。アナログ時代とはひと味違う、デジタル放送時代のレコーダーに必要なものとは?ということを考え、その条件を唯一満たしていたのが、日立の「Wooo DH500W」でした。
●ハイビジョン録画時代に必要な条件とは?
ぼくが考えていたハイビジョンレコーダーに必要な条件というのは、とにかく「大容量である」ということ。地上デジタル放送のハイビジョン番組では約17Mbps、BSデジタル放送では20〜22Mbpsというビットレート(1秒当たりのデータ量)で放送されています。これは4.7GBのDVD1枚に換算すると30分程度しか記録できないくらいの大きなデータ量で、よく使われているSPモードの4〜5倍の容量になる(実際にはDVDには記録できないけど)ので、アナログ時代と同じ感覚で選ぶと、意外なほど短い時間しか録画できないことに驚くことになります。HDD容量を4か5で割った数字で考えると、アナログのレコーダーに近い感覚でわかりやすいかも。
なので、160GBや200GBといった“小容量”だと、せっかくのハイビジョン放送を画質を落として録画しないといけなくなるハメになる可能性が。それだとハイビジョンレコーダーの意味が半減してしまう! デジタル放送はチャンネル数も多いので、活用するのであればできれば400GB以上は欲しいところです。「DH500W」は500GBの大容量HDDを内蔵していて、ハイビジョン画質でも50時間の録画が可能になっているので、この条件にはぴったり当てはまります。
●巷にあふれる“ダブル録画”のワナ
また「デジタル放送をダブル録画(2番組の同時録画)ができるか」ということも非常に重要でした。BS/CS/地上と相当数のチャンネル数があるデジタル放送では、録画したい番組が重なる可能性はアナログよりもずっと高いので、ダブル録画というのはデジタル時代のレコーダーには必須の機能だといえます。
しかし巷のハイビジョンレコーダーでは、「ダブル録画が可能!」とうたっているのに、「デジタル×アナログ」のダブル録画は可能だけど「デジタル×デジタル」のダブル録画はできないという製品がほとんど。今のところ日立とシャープ製品だけがデジタルのダブル録画に対応しています。デジタル放送を見られる環境では、アナログで録画する意味というのはほとんどない(あるとすれば、コピー制限されたくないのであえてアナログで録画するという場合くらい)ので、「デジタル×アナログ」をダブル録画と称するのはユーザーの誤解を招くおそれがあります。
メーカー別のダブル録画の組み合わせの可否 | |
アナログ×デジタル | アナログ×デジタルと デジタル×デジタル |
松下/東芝/パイオニア/ソニー | 日立/シャープ※地上デジタルのみ |
「デジタル×デジタル」のダブル録画を実現するには、高価なデジタルチューナーを2つ搭載する必要があるので、製造コストがかなり高くなってしまうという問題があり、アナログを捨てきれないメーカーにとっては「デジタル×アナログ」で当面はお茶を濁しておこうか、ということのようです。
デジタルのダブル録画を重要視すると、自動的に松下・東芝・ソニーといった「レコーダー御三家」は外れてしまうことに。選択肢としては日立かシャープということになるけど、シャープはダブル録画できるのは、片方が地上デジタル放送の場合のみと、中途半端な仕様になっています。真のダブル録画を実現しているのは日立のみ。
アナログ放送のレコーダーではかなり出遅れていて、製品に対するイメージというのもほとんどなかった日立のレコーダーを検討するというのは、ちょっと抵抗があったというのは事実。だけど、デジタル時代になって世代が変わったことで、アナログ時代の製品の評価やイメージが一旦リセットされているというのも確か。その中で、いち早く「デジタル一本槍で行く!」とばかりに、デジタル放送に力を注いだ日立製品は注目に値します。
また、HDDやデジタルチューナー、DVDドライブなど、ほとんどの部品を内製できるというのも日立の特色で、これはコスト面ではかなりの強みになっています。実際に「Wooo」は他メーカーの製品に比べてかなり安く、ちょうど価格.comでは500GBモデルでも10万円を切るという破格値になっていたので、通販でゲットしました。量販店では値引き後(ポイント込みの実質価格)で10〜11万円程度で販売されています。500GBのハイビジョンレコーダーが、3年半前に40GBのレコーダーを買ったのと同じ価格で買えるとは…いい時代になりましたな。
●実際の使用感は?
本体のデザインは黒を基調としたもので、ツヤのある質感。他のレコーダーと比較しても薄型で軽いので、これだけのボディに大容量と高機能を詰め込まれているのが驚きです。
接続端子はD端子のほかにHDMI端子、光デジタル端子、LAN端子、iLink端子、USB端子、デジカメ用のSDメモリーカードスロットを搭載。テレビにHDMI端子があるのなら、ケーブル1本で映像と音声をデジタル接続できるHDMIで接続するのがいいでしょう。
LAN端子は東芝のRDシリーズのように他の機器へ映像を転送できるわけではなく、単にデジタル放送の双方向通信にのみ使うということ。iLink端子へのDVカメラの接続は不可で、D-VHSなどの他の機器へハイビジョン番組を転送するのに使います。USB端子には文字入力用にPC用のキーボードを接続したり、カードリーダーを繋いでデジカメ画像を閲覧したりできます。ただしデジカメ画像に関しては、HDD内に取り込むことはできないようになっています。
デジタル時代には重要なHDMI端子を搭載。LAN端子がデータ放送にしか利用されないというのはもったいないです。
付属するリモコンは一見するとゴテゴテしている印象だけど、よく使うボタンは中心下部にある円形のカーソルボタン周辺に集中しているので、操作性は良い方だと思います。液晶ディスプレイに現在選択している放送波が表示されるのでわかりやすいのもグッド。むむ、しかし何かに似ている…。
というか、どう見てもモビルスーツです。本当にありがとうございました。
円周状の「ジョグリング」が動力パイプに見えてきます。リモコンをデザインした人がガンダム世代だということは間違いなさそうです。
全面パネルが青く光るのも、好きな人にとっては好きなポイントだと思います。このイルミネーションは設定で消すことができるのでご安心を。
番組の予約は、デジタル放送はEPG、アナログ放送はGコードまたは時間の手入力で行います。アナログ放送はEPGに対応していないという割り切った仕様なので、アナログ放送もまだ録画したいという人は注意したい点です。自宅の環境ではアナログ放送のアンテナ線はもう繋いでいないので、アナログに関する機能は不問。逆にこの“割り切りっぷり”がこのレコーダーの性格をはっきり表していて、気持ちがいいと感じられます。
EPGで予約した番組については、「毎週録画」や「平日のみの録画」に変更したり、録画画質を変更することも可能。帯で録画した番組は自動的に番組のタイトルがついたフォルダに分かれて整理されるという「ワケ録」という機能があり、ドラマなどをたくさん録画していても、再生したい番組に簡単にたどりつくことができるというのがとても便利。
録画した番組を見るには「ディスクナビゲーション」ボタンを押します。サムネールの動画がうっとうしいというのであれば、シンプルなリスト表示を選択することも可能です。番組を削除するときには一度“ゴミ箱”に移されて、ゴミ箱を空にするまではずっと本体内には保存されるという方式で、完全に削除するにはさらに別のメニューから指示する必要があり、少し手間はかかるけど、間違って削除してしまう危険性もありません。また、操作がわからなくても「おしえて」ボタンを押すことで基本的なメニューが出てくるので、そこからたどることが可能。
文字も大きくて読みやすい「おしえて」メニュー画面。とりあえずこのボタンを押せば基本的な機能が使えるので、操作に慣れた後も便利ボタンとして利用できます。
番組の再生は、HDDやDVDへの録画中の追っかけ再生はもちろんとして、デジタル放送のダブル録画中でも、他の番組を再生することができます。途中で停止して電源を切った後でも、次に同じところから再生できる「レジューム機能」もあります。
●ダブル録画には少し注意が必要
ダブル録画できる機種の特徴として、録画時に2つあるレコーダーのうちどちらかを選ぶというものがあるけど、この機種でも「R1」か「R2」の2つのレコーダーを選択するという方式になっています。「R1」と「R2」は全く同じ仕様ではなく、「R1」でのみアナログ放送の録画とエンコード処理が可能。ここを理解するのはちょっとややこしいけど、「R1」での録画中は「R2」を使ってのアナログ放送の録画やDVDへのダビングができない、と理解すればいいです。「R2」はデジタル放送のTS録画(ハイビジョン画質での録画)にしか使用できないので、TS録画にはR2をメインに使ってR1をできるだけ空けておくようにしておけば、実際の利用上で制限を受けることは少ないと思います。しかし他メーカーの製品に見られるような、あらかじめHDDをアナログ放送用とデジタル放送用の領域にわけておく必要があるといったよくわからない制限はないので、容量をフルにアナログ・デジタルの両方に使うことができるのは良い点です。
●気になった点は?
まずハイビジョンレコーダーの全体的な印象として、アナログ時代よりも動作が少し“もっさり”になってしまっているということがいえます。これは日立に限らず、ほとんどのメーカーに当てはまること。例えていうなら、ドコモのケータイでPDCからFOMAに乗り換えた時のような感覚(わかる人にはわかるかな…)です。起動時間も1分程度と少し遅め。アナログ用レコーダーと比べると格段に高度な処理が必要だけど、ちょっと処理性能が追いついていない感じがするので、ここは改善してほしいポイントです。ただイライラするほど遅いというわけではないので、実用上困るということはないかと。
他には内部処理が複雑になった影響なのか、しばらく使っている中ですこし不安定になったこともありました。「CMスキップ」を続けて押していると、再生が中断してしまったということが1回、録画した番組で、途中まで音声が記録されていなかったということが1回と、ちょっと安定感には欠ける印象。ただしハイビジョンレコーダーは、放送波を使って内部ソフトのアップデートが可能という利点もあります。PCを普段使っている身としてはフリーズやバグには慣れているので、デジタル機器に完全な安定感は求めてはいないけど、これから改善されることを期待したいです。
●“ハイビジョン録画”重視の人におすすめ!
デジタル放送の本格的な普及が始まり、HDDレコーダーの市場はメーカーはすでにアナログからハイビジョンへと足場を移しつつあるけど、「まだすこし様子見とこうか」的なものが多い中で、この製品は「アナログでは出遅れたけど、デジタルでは一番とってやるぜ!」みたいな日立の意気込みが感じられます。今のところ唯一の“デジタルダブル録画”を実現した機種であり、アナログ放送の録画機能は「とりあえずアナログも録れます」みたいな割り切り方なので、アナログ放送を“捨てられる”人にとっては、今のところベストバイと言えるのでは。おそらく他メーカーも次のモデルからは「デジタル×デジタル」のダブル録画を採用してくるはずなので、その時にいかにリードできるか、というのが課題になってくるのでは。上位モデルには「1TB」(=1000GB)という製品もあり、デジタル放送を存分に楽しむのに最適なシリーズだと思います。ぜひこの機種を使って、このようなユルい番組たち(http://www.citywave.com/dennou/archives/2005/08/bs.html)をバリバリ録画していきたいです!
●オマケ ハイビジョンレコーダーならDVDもハイビジョン画質で見られるのか!?
実はハイビジョンレコーダーの中には、普通の映画DVDソフトでも“擬似的”にハイビジョン画質にして再生するという機能が備わっているものがあります。「HDMI端子」を搭載したレコーダーのほとんどの機種で、この端子を使ってテレビと接続することで、DVDの低い解像度をハイビジョンの解像度にアップ(アップスケーリングという)できるようになっており、「DH500W」にもこの機能が搭載されています。今使っている「VIERA」にもHDMI端子が搭載されているので、ここはぜひ効果のほどを試してみたいところ。
さて本当にハイビジョン相当の画質になるのか!? もしなるのであれば、これはかなりオイシイ機能と言えそうだけど…。
結論からいうと、ハイビジョン相当とは言えないものの、普通にD端子で接続するよりはチラツキやエッジのギザギザが解消され、それなりに高画質になるということがわかりました。もともと低い解像度を高い解像度にして再生するということは、「ない部分の映像情報を作る」という補完処理が行われるということ。そのため少しフォーカスが甘くなるので、本当のハイビジョン放送のようにディテールくっきり、という画質にはならないです(元々の情報がないので当たり前)。多少粗くてもエッジがクッキリハッキリしているほうがいい、という人もいると思うので、「断然こっちのほうがイイ!」と言えるものでもないです。「アップスケーリング」はあくまで付加機能として考えて、過度な期待をするものではないかも。
日立「Wooo DV-DH500W」
http://av.hitachi.co.jp/deck/product/dvdh1000w/toru/index.html
投稿者 dennou : 20:00
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2006年01月12日
auのケータイで声で目的地・乗り換えを検索できる「声de入力」
auのケータイで、声で目的地や電車の乗り換えを検索できる「声de入力」のサービスが2月上旬から開始。「EZナビウォーク」の中の機能のひとつとして提供されます。
目的地まで地図で案内してくれるナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に、ケータイに向かってしゃべるだけで、目的地や電車の乗り換えを案内してくれるという「声de入力」の機能が追加。これはケータイに向かって「丸の内から表参道」などとしゃべれば、音声認識で乗り換え案内を表示してくれるというように、文字入力をしなくても簡単に検索ができるというものです。サービス内容としては、住所・地名・主要な施設名での検索、電車の乗り換え・時刻表の検索が可能になっています。
「品川から横浜まで、明日の15時に出発」「新宿から八王子までの終電」のように、ある程度融通の利く検索が可能になっているのも特徴。歩きながら文字入力するのは危険だけど、声で検索できるのであれば、画面に集中しなくてもいいので、外出先などで便利に使えそうです。
サービスの利用には有料の「EZナビウォーク」(210円/月または315円/月、95円/24時間)に登録する必要があり、端末とサーバーで連携して音声認識を行うので、パケ割適用時で1件あたり約3〜5円程度のパケット代がかかるそう。端末だけで音声認識を行うには、かなりの処理性能が必要になるところを、サーバー側で主要な認識処理を行うことでその問題をクリアしているとのことです。既存の端末では利用できず、2月上旬以降に発売になる「EZナビウォーク」対応端末から利用可能になります。
さて音声認識といえば、「ホンマに使えるんかいな?」というような疑問を持つ人が少なくないはず。パソコンでも音声認識で文章が入力できるというような周辺機器やソフトがよくあるけど、ごく一部の人に使われているだけで決してメジャーといえるものではないもんね。
それにケータイで普通にメールを使いこなしている人であれば、「声でしゃべるよりもキーで打ったほうがよっぽど早いだろう!」と、突っ込みたくなるに違いありません。長い文章なら声で認識してくれるとかなりラクだと思うけど、「東京」や「渋谷」みたいな単語で検索する時に、わざわざ声で入力するというメリットというのはどのへんにあるんかいな?と思いつつ、実際に端末を試してみました。
まず検索のスピード。発声からだいたい15〜20秒くらいで検索結果が帰ってきます。ちょっと遅いです。説明によると「ほぼリアルタイムに認識処理を行う」とのことだったけど、処理から結果が帰ってくるまでの間隔はリアルタイムとはほど遠い印象。ただしこれは端末側の性能によっても変わってくるとのこと。そして肝心の認識率は、室内で比較的静かな環境にもかかわらず誤認識が多く、「なんでこうなるの?」というケースが多く見られました。発声に慣れていないせいかもしれないけど、正しく認識する率としては7割くらいという感じです。技術としては周辺の雑音を測定して分析処理を変えたりと、今までのものよりもかなり高精度になっているということだったんだけど、その優位性はあまり感じることはできませんでした。
おそらくこのサービスは文字入力をあまり得意としない(機械をあまり得意としない)人をターゲットとしたものだと思うんだけど、そういった人にとって十数秒待たされての「音声認識の失敗」という結果は、機器に対してさらにネガティブなイメージを抱かせてしまうのではないかと思います。“音声認識に適した”発声方法に慣れる必要があるというのも負担を感じさせるかもしれません。どんな人にも便利にサービスを使ってもらうための入り口としてはとてもいいとは思うんだけど、まだまだ完全な技術といえるものではないので、今後の発展に期待したいです。
KDDI(ニュースリリース)
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0112/index.html
投稿者 dennou : 16:30
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2006年01月11日
Macユーザーに朗報! 今までよりも“4倍”早くなった「Macbook Pro」と“2倍”早くなった「iMac」が登場
以前からアナウンスされていた「インテルCPU搭載Mac」がついに登場(インテルのニュースが続くけど…)。旧機種に比べて最大で4倍早いという劇的な性能アップが実現しました。
発表されたのはPowerBookに変わる新機種「MacBook Pro」1.83GHz/1.67GHzと、「iMac」2.0GHz/1.83GHzの4機種。どちらも見た目はほとんど変わらず、中身だけが一新されることになりました。
見た目は変わらないといっても、その性能向上のほどは圧倒的ともいえるものになっています。MacBook Pro 1.83GHzモデルでは、旧PowerBookG4/1.67GHzに比べて約4倍程度の速度向上が実現されているとのこと。グラフィック性能も強化されているので、総合的な能力というのは旧機種よりもはるかに高いというものになっています。仕事でMacを使っている人間にとっては、さほど性能が高くないにもかかわらず、“プロ用”と呼ばれていたPowerBookを、「いつかはすごいPowerBookが出るのでは!?」と願いながらガマンして使っていた人も多いと思うけど、この性能アップはまさに「望んでいたものがついに登場した!」という感じです。
ここまで性能が向上したのは、CPUに「インテル Core Duo」を採用したというのが大きな理由。インテルの新CPUがWindowsのPCと同時にMacにも採用されるというのは極めて画期的な出来事と言えます。
また、MacBook Proには「iChat AV」(ビデオチャット)用のカメラも内蔵。非常に薄い液晶パネルにカメラが内蔵されているというのは驚きです。今までビデオカメラや「iSight」を接続しないと楽しめなかったビデオチャットが手軽に楽しめるというのはとてもありがたいです。
CPUが今までとは全く異なる構造のため、ソフトの互換性の問題が気になるけれど、インテル版のMacOS Xに旧Mac用のソフトを変換しながら動かすための仕組みが搭載されていて、昔購入したソフトでもそのまま使えるようになっています。ただし新CPUの性能を十分に活かすには、インテルMacに対応したソフトが必要で、買い換えやバージョンアップが必要になりそう。
MacBook Pro
CPU:インテルCore Duo 1.83GHz/1.67GHz
15.4インチディスプレイ(1440×900ピクセル)
メモリ:1GB(1.83GHzモデル)512MB(1.67GHzモデル)
HDD:100GB(1.83GHzモデル)80GB(1.67GHzモデル)
ドライブ:DVD±R対応
ビデオ:ATI Mobility Radeon X1600
無線LAN:54Mbps(802.11g)
価格:309,800円(1.83GHzモデル)249,800円(1.67GHzモデル)
2月発売
「MacBook Pro」は1.67GHzモデルがかなりお買い得。1.67GHzモデルでも+1万2千円でHDDを100GBにアップグレードできる(アップルストアのBTO利用)ので、1.83GHzモデルに6万円の価格差分だけの価値を見い出せるという人は少ないのではないでしょうか。
iMacは値段が据え置きということもあり、本当に中身が変わっただけ、という印象だけど、今までと比べて“2倍”も早くなっているのでコストパフォーマンスが非常に高い製品になっています。
iMac
CPU:インテルCore Duo 2.0GHz/1.83GHz
20インチ/17インチディスプレイ
HDD:250GB(20インチモデル)160GB(17インチモデル)
ドライブ:DVD±R対応
ビデオ:ATI Mobility Radeon X1600
無線LAN:54Mbps(802.11g)
価格:209,900円(20インチモデル)159,800円(17インチモデル)
発売済み
また、「リモコンがなくなったのは許せない〜!」と叫ぶ声が多かったのかどうかは知らないけど、iPod用のワイヤードリモコン「Apple Radio Remote」が新発売に。FMラジオチューナーも内蔵されているというオマケも付いています。ただし、やっぱり液晶リモコンにはなりませんでした。iPod(with video)とiPod nanoのみの対応ということで、DockコネクタがあってもこれらのiPod以外には対応していないそうです(実際に使えるかどうかは…わかりません)。5,800円。

1991年の「PowerBook100」の発売から15年間、ノート型はずっと同じ「PowerBook」という名称でシリーズ展開されてきたので、CPUの変更とともに「MacBook Pro」という名前に変わったのが印象深いです。今後予定されているデスクトップの新型も「PowerMac」から「Mac Pro」、または「Macintosh Pro」という名前に変わるのかな? 「Mac」の正式名称が「Macintosh」じゃなくなって久しいので、個人的には「Macintosh」という名前が復活してほしいけどね。
アップルコンピュータ
http://www.apple.com/jp/
投稿者 dennou : 15:30
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パソコンが“その先へ”と進化する、インテルの新プラットフォーム
企業ロゴも一新して新たなスタートを切ったインテルが、パソコンを使った家庭でのエンターテインメント向けの製品と、ノートPC向けの新CPUを発表。汐留のコンラッド東京でその発表会が行われました。
今回発表されたのは、ネットワークを通じて家庭で映像や音楽、ゲームなどを楽しむための技術「インテルViivテクノロジ」(以下Viiv)と、ノートPC向けのCPU「インテルCentrino Duo モバイル・テクノロジ」(以下セントリーノ Duo)。
「Viiv」というのは、エンターテインメント向けのPCに搭載される機能で、マウスやキーボードを使わなくても、リモコンでパソコンに保存された映像・音楽などのコンテンツや、ブロードバンドの動画サイトの番組などを楽しむことができるというもの。小さなPC用のモニターだけでなく、家庭用の大画面テレビに繋いで楽しめるような操作画面になっていたりと、普通にパソコンを使うときに比べてかなりシンプルで使いやすいものになっています。
OSには普通の「Windows XP」をよりエンターテインメント向けに設計した「Windows XP Media Center Edition」というものが採用されており、基本的には普通のウィンドウズなので、もちろん普通のパソコンとしても使うことができます。「Viiv」に対応したパソコンであれば、普通のパソコンに比べて、より家電に近い感覚でリモコンでの操作ができ、テレビ録画やネットワーク上の他の機器と写真や映像を共有することが簡単にできるようになっているというわけ。デスクの上に置いておくというよりも、リビングのテレビの側に置いておくような使い方が適していると思われます。
「Viiv」のデモを行うインテル デジタルホーム事業本部副社長のドナルド・マクドナルド氏とキャシーさん。プラズマテレビに繋がれたPCでゲーム「フロントミッション・オンライン」をやりつつ、同じPCで隣の液晶テレビに動画を配信しているという作業を行っていたけど、どちらも処理落ちすることなくスムーズにこなしていました。

「Viiv」のロゴ。各パソコンメーカーから発売される対応製品には、これらのロゴが付くことになります。
この「Viiv」に対応したコンテンツとして紹介されたのが、6月1日の記事のようにブロードバンド配信に力を入れている吉本興業の「ZZZ.TV」や、会員数が500万人を超えたというUSENの「GYAO」、エイベックスのアーチストのビデオクリップが見られる「PRISMIX.TV」やオリコンランキングの音楽がダウンロードできる「ORICON STYLE」、ゲームではスクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXI」「フロントミッションオンライン」など。
これらのコンテンツにも「Viiv」のロゴが付き、対応PCでは動作が保証されるということ。つまり、これらを「Viiv」対応PCで楽しむ場合には、画面デザインもリモコン操作に適したシンプルなものになって、キーボードやマウスを使わずにリビングでくつろぎながら楽しめるということです。「Viiv」のロゴは、パソコンや周辺機器、アプリケーションなどの複雑な組み合わせに悩まされることなく、簡単にエンターテインメントが体験できるという“安心マーク”のようなものだと考えるといいようです。
インテルとしてはHD(ハイビジョン)動画の配信も推進していきたいということで、デジタル放送のハイビジョン番組に比べて見劣りがちなブロードバンド番組の中にも、高画質なものが今後増えてくるのでは。もともとPCのモニターというのは家庭用テレビに比べるとかなり高解像度に作られているし、横長のワイド画面を採用したものも増えてきているので、PCでHD解像度の番組を楽しむというのは、方向性としては正しいものだと個人的にも思います。
「Viiv」対応のPCで「ORICON STYLE」にアクセスしているところ。リモコンだけでコンテンツを選ぶことができて、試聴とダウンロード購入ができます。レスポンスもよく快適に使えていました。
次に「Centrino Duo」は、ノートPCの性能を格段に向上させるCPU「インテル Core Duo」を「セントリーノ」に採用したもの。この「セントリーノ Duo」搭載のPCであれば、今までの「セントリーノ」のPCに比べて、約70%の性能アップと約28%の消費電力の削減が実現されています。以前のCPUから世代が一つ新しくなり、1つのCPUの中に“頭脳”が2つ入っているという「デュアルコア」を採用したために、ここまでの性能向上が図れたということ。ノートPCでもデスクトップ並み、またはデスクトップ以上の性能を持ったものが増えてきそうです。

「セントリーノ Duo」のロゴ。これからノートPCを買うのなら、このロゴをチェックしておきたいところ。
「セントリーノ Duo」採用の東芝「Dynabook VX」。インテル Core Duoプロセッサ T2300(1.66GHz)、1GBメモリ、100GBHDDというスペック。
レノボ「Thnkpad X」(参考出品)。「X」シリーズは軽くてキーボードも打ちやすいので、これに「Centrino Duo」が搭載されるというのはかなり魅力的です。インテル Core Duoプロセッサ L2300(1.5GHz)、512MBメモリ、60GBHDD。
投稿者 dennou : 12:00
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2006年01月06日
2006年のデジタル業界はどうなる? (その2)
昨日に引き続き、「2006年のデジタル業界はどうなる?」です。その2は「薄型テレビ・DVD&HDDレコーダー」「パソコン」「デジカメ・ビデオカメラ」を取り上げます。
●薄型テレビ・DVD&HDDレコーダー
昨年12月からの地上デジタル放送のエリア拡大で、都市部ではデジタル放送が大抵の地域で見られるようになりました。「別にデジタル放送なんて興味ないよ」と思っていた人でも、実際にデジタル放送のハイビジョン高画質を体験してみると、「知らない間にテレビってこんなことになってたのか!」と驚くことは間違いないです。
2005年12月5日の記事でも書いたけど、薄型の大画面テレビの値下がりが激しく、32インチでは10万円台半ば、42インチでも20万円台という製品が多くなってきました。今年はトリノ五輪やワールドカップなどのイベントの多い年でもあり、さらに一層の値下がりが進みそうで、テレビの買い換えを考えている人にとっては“渡りに舟”。29型のブラウン管からの買い換えであれば、ぜひ42型以上を狙うことをおすすめします。
大画面テレビの中には「フルHD」という“真のハイビジョン”を実現したテレビも増えてきます。これは1920×1080ピクセルという、ハイビジョン放送の最大解像度をそのまま映し出すことができるというもの。今発売されているハイビジョン対応テレビのほとんどは「1024×768」や「1366×768」といった解像度で、本来のハイビジョン放送を間引いた状態で映しているので、より高精細な映像を楽しめるというわけ。ただし、一般的な視聴距離で見た場合だと、眼が良くないとあんまり見た目の差がなくなってしまうので、「どうしてもフルHDがいい!」という人以外はそんなに気にする必要もないと思います。高解像度を楽しむには、それなりの視力も必要になってくるんですな〜。
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松下電器の「VIERA」50型プラズマのフルHDモデル。当初は高級機として発売され、普及機種とは住み分けることになりそうです。
また、薄型テレビでは、キヤノンと東芝が開発する「SED」という方式のテレビが発売される予定(2005年10月5日の記事)。「ブラウン管並みの高画質」や「省電力」といったメリットがあり、“薄型テレビの本命”とまで言われていたけど、なかなか製品が出てこないうちに液晶やプラズマがどんどん高性能で低価格になってしまったので、今からそれらに対抗するのであればよっぽど低価格か、もしくはマニア向けの“ニッチ製品”として存在するしかなさそうです。普通の人がSEDの発売をドキドキしながら待つ必要はないと思います。
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SEDは良くも悪くも「ブラウン管」のような画質でした。春に発売の予定だったのが、夏までずれるということ。登場がもっと早ければ“台風の目”になっていたかも。
昨年はDVDレコーダーの値下がりも激しく、160GBの入門機種では5万円以下で販売されるものも多くなってきました。でも今年はそういったアナログ機種の価格は下げ止まり、デジタル放送に対応したモデルが中心になってきます。デジタル放送対応モデルでも、昨年の秋に発売されたモデルが10万円を切った頃から価格競争が激しくなり、200GBといった“小容量”モデルでは7万円台というものも出てきているので、薄型テレビと一緒に揃えるという人も多いと思います。400GBや500GBといったモデルでも、店頭価格では10万円を切っていることも多いので、今年レコーダーを買う、または買い換えるのなら、デジタル放送に対応しているかどうかのチェックは必須といえます。
デジタル放送対応モデルを買う場合には、ハイビジョン放送の録画にはアナログ放送のSPモード(高画質モード)の約4〜5倍の容量を使用するので、できれば400GB以上のモデルを考えるようにしたいです。今アナログのDVDレコーダーを使っている人なら、デジタル放送対応モデルを買うときは、ハードディスク容量を5で割った感覚で考えるとわかりやすいかな(デジタルの200GBモデルなら、アナログの40GBという感じ)。もし今使っているテレビにデジタルチューナーが内蔵されていなくても、「D4端子」があればデジタル対応のレコーダーと組み合わせてハイビジョン放送を楽しめるので、テレビの買い換えはまだもう少し先、という人にもおすすめです。
レコーダーのハイビジョン対応は進んできたけど、プレーヤーのハイビジョン対応はこれから。次世代DVDとして知られている「ブルーレイ」と「HD DVD」のプレーヤーとソフトがついに発売になります。今年前半には両陣営ともプレーヤーと映画ソフトを発売する予定で、大画面テレビを購入した人にとっては待ち遠しいのでは? ただ、これらの方式に互換性はなく、「ブルーレイ」のプレーヤーを持っていても「HD DVD」用の映画ソフトは再生できないという状況になってしまうので、どちらの方式が普及するかを見極めてから買おうと思っている人がほとんどだと思います。両陣営が歩み寄ってくれるのが一番良かったんだけどね。ソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション3」にはブルーレイが搭載されるので、ブルーレイ陣営のほうが有利だと言われていたけど、マイクロソフトもXbox360にHD DVDドライブをオプションとして発売すると発表。日本の状況とは全く違い、米国ではXboxの人気は圧倒的なので、消費者としては“勝ち馬”に乗るべく、しっかりと行く末を見守りたいところです。
というわけで、このジャンルのキーワードは「低価格」「フルHD」「次世代DVD」といった感じになりそう。
●パソコン
新しいWindows「Windows Vista」が今年の後半に発売になる予定で、パソコン業界も盛り上がりそう。2001年の「Windows XP」の発売から5年経ち、やっとOSの世代交代が行われることになりました。画面もXPより見栄えするデザインになり、検索機能やセキュリティの強化が行われています。ただし旧型のPCではグラフィックが簡略化されたりと、満足に動かすにはそれなりの性能が必要なので、古いPCを使っている人は買い換えのきっかけになると思います。夏頃にはWindows Vistaに無料でアップグレードできるPCが各社から発売される予定。買い換えるなら「夏モデル」がオトクかも。
CPU大手のインテルからは、ノートPC用に「デュアルコア」という機能を備えたCPUが発表。これは一つのCPUの中に2つの頭脳を持ったようなもので、一度に複数の処理を効率よくこなすことができるというもの。さらにこのCPUは省電力機能も強化されており、「性能向上&バッテリーの持ち時間UP」ということを両立させたノートPCが、この冬のモデルから登場し、ノートPCの世代交代が行われることになります。
Macの世界でも大きな変更が行われます。Macでは今までモトローラとIBMが開発した「PowerPC」というCPUが使われていたけれど、それがインテルのCPUに切り替わることになりました。それに伴ってハードの内容も大きく変わり、より軽量・高性能な「iBook」「PowerBook」などが発売されるはず。インテルCPUと言えばWindowsのPCと同じ構成なので、今までMacでは発売されていなかったWindowsの周辺機器やソフトがMac対応として発売される可能性もあり、Macユーザーにとっても大きなメリットがあるのでは。そろそろ買い換えを考えているMacユーザーは、買い時をよく見極めないといけないので注意したいです。
パソコン業界のキーワードは「Windows Vista」「デュアルコア」「インテルMac」ということになりそうです。
●デジタルカメラ・ビデオカメラ
コンパクトカメラでも必要十分以上に高画素になって、性能競争もひと段落し、もう落ち着いたかな〜と思えたデジカメ。でも昨年は松下電器の「LUMIX LX1」(2005年10月25日の記事)のように、スペックだけではなく「写真を撮る楽しみ」ということを重視したユニークな製品が発売されて、なかなか楽しめました。また「COOLPIX P1」(9月2日の記事)や「IXY DIGITAL WIRELESS」(10月26日の記事)のように、無線LANに対応して画像転送がワイヤレスで行えるという便利なものも出てきました。今年も画素数や液晶モニタの大きさ、バッテリーの持ちといった“デジカメ本来のスペック”以外の部分で勝負したユニークなデジカメが出てきそうです。とくに無線LANへの対応は、デジカメの使い勝手を劇的に変化させるような特徴でもあり、「ワイヤレスデジカメ」というジャンルを作りそう。パソコンへの転送はもちろん、ワイヤレスでプリンターに画像を送ってプリントしたり、メールで送れたりと、とても便利になりそうです。
“変わり種”としては、新年早々コダックから「デュアルレンズ」を搭載したデジカメが発表され、話題を呼んでいます。「EasyShare V570」は、CCDとレンズを2つ搭載しており、一方は23mmというデジカメとしては超広角な単焦点レンズ、もう一方は光学3倍のズームレンズというように、広角とズームを“ウルトラC”で両立させた非常にユニークなものです。今年もこういったデジカメがたくさん発売されると面白いよね。薄型テレビで楽しむのに最適な「16:9」という写真サイズも、もっと普及してほしいです。
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2台のデジカメをくっつけたような「V570」。ある意味“力業”といえます。デジタルならではの新展開かも?
ビデオカメラは、今のところテープ、DVD、ハードディスク、メモリーと4種類の記録媒体があるけど、その中でもハードディスク型が大きく普及しそう。記録媒体にハードディスクを使うメリットとしては、テープやDVDよりも長時間録画でき、頭出しや編集も簡単。DVDレコーダーやパソコンとの親和性も高いというところが挙げられます。このタイプはビクター(4月12日の記事と7月19日の記事)と東芝(9月29日の記事)から発売されているけど、すでに発表されているソニーのハンディカムをはじめ、他メーカーも続々と参入してくることは間違いありません。DVDレコーダーに接続してDVDを簡単に作成する機能など、他製品との連携を売りにしたものが増えてくるのでは。松下電器が発売するメモリー型(9月16日の記事)は、まだ大容量のメモリーのコストが非常に高いため、一部の機種で採用されるに留まると思われます。
というわけで、デジカメ・ビデオカメラのキーワードは「ワイヤレス」「ハードディスク」ということになります。
さて今年も、たくさんの“デジもの”といい出会いがありますように!
投稿者 dennou : 12:30
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2006年01月05日
2006年のデジタル業界はどうなる? (その1)
あけましておめでとうございます! 今年も[電脳ブログ]電脳さとしの部屋をよろしくお願いします。
2005年はとにかくデジタル製品が盛り上がった一年で、薄型テレビやデジタルオーディオなど、大ヒットした製品が多くありました。さて今年、その景気の良さはどこまで続くのか? 2006年のデジタル業界を展望してみようと思います。その1は「デジタルオーディオ」と「ケータイ」について。
●デジタルオーディオ
まず、ここ数年のヒット商品となっている「デジタルオーディオプレーヤー」。今年もメモリー型の大容量化が予定されていて、主流のハードディスク型からメモリー型へのシフトが一層鮮明になってくるはず。メモリー大手のサムスン電子が8GBのメモリーを開発し、オーディオ用としてアップルやソニーへと供給するというニュースが報じられており、現在4GBが最大容量の「iPod nano」や「ウォークマン」に、8GBモデルが追加されることになるはず。
それに対して、ハードディスク型はビデオプレーヤーなどの付加機能がついた「高機能型」が多く、「ビデオもオーディオもなんでも」というような総合的なメディアプレーヤーとしての位置づけになってきており、メモリー型とは住み分けることになりそう。
また、「無線LAN」に対応したものも出てきそうです。東芝の「gigabeat」シリーズにはドックが無線に対応したものが発売されているけど、本体に無線LANチップが内蔵されれば、USBケーブルやドックを使って物理的に接続することなく、PCと連携して曲を転送したりできるのですごく便利です。また、ミニコンポにオーディオプレーヤーを繋いでおいて、パソコンの中にある音楽を無線で再生するということもできるかも? アップルの「AirMac Express」のようなことがオーディオプレーヤー単体でできる、というものも出てくるかもしれません。
というわけで、今年は「大容量メモリー」「動画対応」「無線LAN対応」というのがキーワードになりそう。
●ケータイ
今年は携帯電話業界にとっては大きな節目になりそう。まず12年ぶりに、「BBモバイル(ソフトバンク系)」「イー・モバイル(イー・アクセス系)」「アイピーモバイル(マルチメディア総合研究所)」の3社がキャリアとして新規参入します(サービス開始は2006年から2007年にかけて)。アイピーモバイルはデータ通信に特化したサービス内容になる予定で、ちょっと特殊な立ち位置になるけど、BBモバイルとイー・モバイルの2社は普通の音声通話ができる端末も発売する予定。「Yahoo! BB」などのブロードバンドサービスと連携し、家の中では格安の「無線IP電話」、外では「携帯電話」というように、シームレスに使えるようなサービスが想定されています。イー・モバイルではすでに端末のコンセプトデザインが公開されていて、参入への期待も高まるというもの。ADSLの価格破壊で日本のブロードバンドが一気に普及したように、携帯電話でも格安の定額サービスが普及すれば、携帯電話で「ポッドキャスト」が直接ダウンロードして楽しめるようになったりと、いろんなサービスが出てくる可能性があります。新規参入の事業者にはぜひ頑張ってほしいです。
4月1日からは地上デジタル放送の電波を使ったモバイル向け放送「ワンセグ」が開始。アナログのテレビ放送のように画面が荒れることなく、クリアなテレビ放送が楽しめるようになります。すでにauからは対応端末「W33SA」が発売済みで、ドコモからも「P901iTV」が発売予定。ワンセグのデータ通信機能を活かした双方向サービスも予定されています。これらの端末は昨年の「CEATEC」で展示されていて、実際の動画を見た感触としては、秒間15コマ程度の動きなのでテレビ放送並みとまではいかないけど、小さい画面で見る分にはなかなか楽しめそうなものという感じでした。
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「W33SA」でテレビを映し出している様子。デジタルなので、電波を受信できるところではノイズもなくクリアに映るということ。
さらに「ナンバーポータビリティ」も11月には始まる予定(2005年11月30日の記事)で、それに伴った料金の値下げやサービスの向上が期待されています。これでどれくらいの人がキャリアを変更するのかはわからないけど、強いキャリアがより強く、弱いところはさらに弱く…なんてことにはならないようにお願いしたいところです。というわけで、ケータイ業界のキーワードは「新規参入」「ワンセグ」「ナンバーポータビリティ」です。
その(2)に続く
投稿者 dennou : 15:30
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