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基本的な能力プラス、自らキャリア形成して、他者に誇れるような専門能力を身につけよう!
あなたは、T字型人間、π字型人間というのを知っていますか?
実は先月、とある会社の新入社員研修で耳にした言葉です。えっ、私が新入社員? すみません。言葉が足りませんでした。社員研修の講師を生業(なりわい)にしている友人に頼まれて、研修講師のアシスタントとしてその研修に参加させていただいたのです。
その昔、私は銀行に勤めていました。そこでの数年間、社員教育を担当するセクションにいましたので、実は新入社員研修の講師は何度となく経験してきました。そこで「ちょっと昔を思い出して手伝って〜」ということになったというわけです。
さて、冒頭のT字型人間、π字型人間ですが、これは社会人として求められる人物像です。Tあるいはπの横棒は、社会人としての基本的な能力を、そして縦の棒(Tは一本、πは二本)は、専門的な能力を表します。
多くの企業では、新卒の採用の場合、基本的な能力があるか否かを大切な採用基準にします。具体的には、人の話を聴くことができるか、自分の考えを相手が理解できるように伝えることができるかなどのコミュニケーション能力にはじまって、物事を論理的に捉えることができるか、考える力はあるか、そこそこのストレスに耐えうる力はあるか、などです。
そして、Tやπの縦棒の専門的な能力は、これからの社会人としての日々の中で、自分自身でキャリア形成してくださいということになります。簡単に言うと、何年たっても、他者に誇れるような専門的な能力が身につかなければ、うちの会社だっていらないし、転職といっても、あまりうまくいかないんじゃないの? だからお給料もらって仕事をしながら、しっかりと身につけてね、という耳の痛い話なのです。
きっとあなたもこんな話を新人時代、しかるべき人から聞いたことがあるでしょう。思い出しましたか?
そんな話を聞きながら、私の縦棒は?と久しぶりに私自身のキャリア形成について振り返りました。そうです。あなたも、振り返ってみてください。縦棒は一本なのか、複数本なのか。もし一本ならば、それはとっても長いのか。複数本あるのなら、それらは有機的に結びついて、新しい価値を生み出しているのか。
え〜っ、何もない? なんと…。
でも、これからでも大丈夫。別の私の友人は40歳を過ぎてから仕事で環境問題に関わるようになり、ダイニングテーブルを書斎に、2人の子供の受験勉強と競うように、そこから猛勉強。仕事を終えてから夜、大学院に通い、40代半ばで修士号、めでたく50歳で博士号を取得し、今やその道のプロです。
よ〜し、私もがんばろっと。
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