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「女性だから働けない」…思い込みが歯止めをかけていませんか? 「女性だって働く」そう発想を転換してみましょう。まずは言葉にしてみて。きっと何かが変わります。
いよいよ少子高齢化の危機感が政策の上でも、「仕事と育児の両立支援」にむけて拍車がかかってきましたね。が、私の耳に届く30歳前後の独身の女性たちの声は25年前とまったく変化がない! とは、こりゃいかに?です。
たとえば「私はとても仕事と家事の両方はできないと思って、仕事辞めました」「仕事の代わりはいるけれど母親の代わりはいませんし」「主人がオレの稼ぎの中でやっていけないのか?と言うので」などなど…。
そして、あまり大きな決断もなしに、「何となく職場をやめる」人があとを絶ちません。
ところが、育児に専念する生活の孤独感、社会からの取り残され感は、職場経験の長い人ほど深刻になっています。職場にとどまっていれば、昨今の両立支援策の恩恵にあずかれることもあるのに、一端家庭に入ってしまうと社会的支援策も届かず、ただただ、「夫の理解の範疇での活動」に限られているのが現状です。
閉塞感の強い人ほど、(仕事向きな人ほど)家庭内ストレス・育児ストレスは強く、夫婦間の軋轢(あつれき)が大きくなり、ケンカが絶えない。育児と家事に満足している人は、帰りの遅い夫を待つだけの生活の中で、過剰に育児、教育熱心になってしまう。
日本の女性の主婦像のゆがみが大きくなっていると思いませんか?
スロービジネスを説く私としては、「女性も仕事する」とうあたりまえ感をまず、世間(社会)がもち、女性のひとり一人が「私も仕事する」と選択・決定してみようよと願います。そうするときっと、何かが変わるはず。
たとえば、子どもの看護・親の介護の時に女性が付き添うのがあたりまえという発想はなくなるはず、結婚式のスピーチで「(夫の)仕事のよりよき理解者として温かい家庭を守ってください…」は、夫、妻両方に対するメッセージであるはず、転勤や残業や長期出張の予定は、「家族で相談してきます」とあたりまえに言える仕事社会が生まれるはず、などなど…。
「女性だって仕事する」。それは、自分自身の感性を大切に、環境に優しく、持続可能な活動を求めて、私たちのひとりひとりのあたりまえの幸福を求めていく、ということ。
制度の不備、親からのしつけ、自分自身の既成概念、いろいろあるでしょうが、とにかく「女性(私)だって仕事する」と言い切ってみようよ。それを言い切ることで、結婚相手の選択、家庭を持つ地域、環境の選択、育児の方法の選択、職場の選択……きっと何かが変わります。言葉の魔力を試してみませんか?
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