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非情なレイオフ、夫の転勤、働く母の過酷な日々。何もかもうまくいかない…。こんな壁にぶつかったら、どうしたらいい?
どうしてわたしだけこんな目にあわなきゃならないの…。
なんで人生思うようにならないのだろう・・・。
受験、恋愛、就職…。
欲しいものは分かっているのに手に入らない。
なぜ? なぜなの? 神様、なぜわたしだけを見放すの?
…青春時代を引きづっている若き悲劇のヒロインは、エネルギーがありあまって、思いっきりこの世の終わりのような失意のどん底へおちていく…。しかし、彼女の若さは彼女をじーっといじけさせてはいない。若き悲劇のヒロインは、機転をきかせ、進路変更をし、趣味を変え、男を変え、新しい環境に新しい価値観を見出し、つよく、あかるく、たくましく生きていくのでありました…。
みなさん、そんな経験がありませんか? 2・30年生きていれば、そんな若いころの挫折のひとつやふたつ、勲章のようにして生きているよね。
社会人デビュー前の「壁」は、人間形成に多大な影響を与え、あまたにある人生の選択肢の中から自分の適正に合った道を示してくれる。思い通りにならなかったとしてもそれは、自分らしい新しい始まり。後から思えば、懐かしい自分の1ページ目になっている。ページを重ねながらこれでめでたしめでたしのハッピーエンドがやってきたらいいのだが、そうは問屋がおろしてくれないのが女のサガ。女の人生は、ドラマチック。試練は再びやってくるのよね。
第二の壁は、立派な社会人に成長後の「わたしの人生なかなかいいかんじ」なときに突然やってくるんだな。
結婚! ディンクス! 毎日充実! …と思ってたら夫の転勤。
結婚! 出産! 育児休暇! …のあとに続くは、働く母の過酷な毎日。
だからわたしは結婚しないで留学! キャリアアップ! 外資系転職! …と思ったところで
非情なレイオフ…
なんでこうなるの! せっかくうまくいっていたのに!
若かった悲劇のヒロイン時代と違い、キャリアもお金もプライドも身につけてからの環境の変化は、女の身にこたえます。うまくいっていた自分の人生がいじくりまわされる。せっかく築いてきたものが砂の城のように壊れていく…ような気がしちゃう。
「ま、いいか。ここまでがんばったんだから」
わたしたち女性は、この第二の壁を前にすると「あ、壁だ。止まらなきゃ」
と赤信号気分でストップしがちじゃないかなあ? 今までの自分に終止符を打ち、まったく違う役回りで生きていっちゃおうとしがちじゃないですか?
しかし、それは、もったいない! あなたの人生は、まだまだこれからがおもしろくなるのに! 社会はあなたのような有能な女性を必要としているのに!
第二の壁は、立派になったあなたをやりこめるために現れるのではないのです。
「あなたの人生は今、岐路にさしかかっています。どう転んだらいいか試してごらん」
と第二の壁は、わたしたちが突進してくるのを待っているのです。
いままでの経験を大事に抱えて突進し、どうおもしろいアングルに跳ね返って新しい道を築いていくか試すために壁が現れるのです。
女の人生―結婚、出産、育児に介護…、いろんなしがらみがあなたを束縛し自由を奪っていくような気がするかもしれないけれど、今までどおりにキャリアを保っていけないかもしれないけれど、壁を赤信号と思うべからず! わたしたち女性は、さまざまな環境に順応し磨かれてさらに優秀になっていくのです。いろんなしがらみを背負った女性がいろんなカタチで社会に進出しつづけていればこそ、女性にやさしい社会環境が整っていくってものでしょう。
女の壁は、各方面から突然現れるけれど壁の手前でめげないで! 壁が現れたら「まってました!」と助走をつけてどーんと突進しよう! 思いっきり跳ね返ろう! そこからまたおもしろい人生がはじまるのだ!
わたしも想定外の結婚、異国暮らし、二児の母親家業にへこたれそうになりながらも
「うおーっ」と吠えながら突進して自分にチャレンジし続けてます。
あなたもファイト!
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