| HOME > キャリア > カイシャの小羊 コラム |

これはワーキングマザーに、やっとやっと仲間入りした私の最近のツ・ブ・ヤ・キ。結婚から17年、昨年5月30日に41歳で初めて子供を授かった私。しかも双子。予定日よりも1カ月早く産まれてしまった彼らは、当然小さい。体が小さいと当然、口も小さい。よって変な話、オッパイの乳首が口に入らない。
だから母乳をしぼるか粉ミルクに頼ることになった。 でも小さいのでいっぺんに沢山のミルクは飲めず、生後7カ月の今でも夜中の授乳は3時間おき。おまけに二人のリズムはバラバラなので毎晩徹夜状態が続いている。そのまま朝の光の中、大慌てでゴミ出し、洗濯、離乳食作り…。そんな愚痴を妹にこぼすと「それはお姉ちゃんが欲張っているんだから自業自得だよ。しょうがないじゃん。仕事辞めたくないんでしょ」と、的を得た答え。ヤツには愚痴はこぼせない。
そうなのだ。私の場合は長年の不妊治療などを経てのことなので、当然こうなることは分かっていたこと。しかも会社ではちゃんと産休や育児休暇も取れる。しかし、私の場合は産後合わせて3カ月程度の休みしか取らなかった(といっても打ち合わせや、なんやかんやの問い合わせで電話は毎日鳴るし、休んだとは言えなかった)。
それは、やりかけの仕事を抱えていたことや、自分の手がけている番組が気になっていたことなどもある。特にテレビ番組のプロデューサーをしていると自分じゃないと分からないことがいろいろあるのだ。妊娠、出産はテメエの勝手、そんなことで回りの皆さんに迷惑をかけてたまるもんかい! と、いきがって休まなかったのだ。
「そうは言っても子供がふびんですよぉ。子供に罪はないんですから」とは休める権利を2年間ばっちり休み、最近復帰した28歳の後輩女子社員。うわ〜仕事するって罪かい。そう思いながら毎日、子供の朝と寝顔しか見ていない自分の仕事を考える。そうなのだ、ワーキングマザーは仕事に復帰してから(または妊娠という事実を知った日から)、仕事と育児の両立に誰もが悩み、時に迷い苦しみながら何とか折り合いをつけて行くのだ。
「でも私って何のために仕事をしているんだろう。」 これは子供を持つ前から、時々ぶつかる私の私への質問。その問いかけは子供を持ってから確実に増えた。仕事が楽しいから? 楽しいかなあ。稼がなくてはいけないから? それはその通り! せっかく積んだキャリアだから? 入社18年いろいろあっても頑張ってきたもんな…。専業主婦も大変そうだしな。いくら子供がかわいくても私は息が詰まるかな? 心の問いかけは終わらない…。
そしてどれもこれも決め手となる確実な答えは出ない。それでも毎週恒例、日曜日の夜になると“さあ、この1週間の予定はどうなっていたかな?”などと次の日の準備をする私はウキウキしている。もちろん、いつもウキウキするわけではないが少しでもこの気持ちがあるうちは、なんとかやって行こうと思う今日この頃です。
このエントリーのトラックバックURL: http://www.citywave.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2637