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直木賞候補作品『鼓笛隊の襲来』
[小説]著者:三崎 亜記 出版社:光文社
先日、発表された直木賞候補作品の中に
『鼓笛隊の襲来』を見つけました。
非常に面白い作品だと感じていたので
候補になった事は本当に嬉しくて。
Bookcafeに感想をUPしなければ!!
という使命感がフツフツと湧き上がりました(笑)
常識に囚われがちな私達の感覚を
試すかのような、心地よい短編集です。
私達の日常に似て非なる物語の中で
戦後最大級の鼓笛隊が上陸したり
本物のゾウが滑り台だったり
お隣の街が浮遊都市だったり
突飛なアイディアに思える設定も
物語の舞台や人間の持っている気持ちは
現実社会となんら変わりないので、
いつの間にかあるべき自然現象を恐れてしまったことや
遠距離恋愛の切なさに切なくなったり、クスッと思ったり。
きっと読む人読む人に
ちいさな気づきがあると思います。
短編集であることに加えて、
思わず噴出したり、
耐え切れず涙が出てしまう、という作品では無いので
通勤電車の中で読む本としてもオススメです。
私はこの三崎さんが描き出す
ちょっと日常を90度傾げて見たような世界観が大好きで。
-------以前こちらで紹介したショートショート『ねにもつタイプ』と同じタイプかも。
私達の日常だって見方を変えれば
もっと不思議で不可解で面白い事が転がっているに違いない!
他の候補作品は読んだ事が無かったのですが
さて、どの作品が受賞するのか楽しみです。
トリッピー
| 07/05 10:14
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http://www.citywave.com/book/2008/07/post_288.html
