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こんな生活もいいかも!『サウスバウンド』
[小説]著者:奥田英朗 出版社:角川書店
南の島っていいよなぁ…
沖縄は私の憧れの地です。
友達のAちゃんはダイビングをしたいと言って沖縄に移住しました。
Bちゃんは写真を撮りたいと言って同じく移住しました。
私はまだ行ったことはないので余計夢が膨らみます。
悪いことがひとつも思い浮かびません。
青い海、白い砂浜、ハイビスカス、さとうきび畑…
呑んで歌って…
そしてゆっくり流れる時間…
寒いのが苦手な私。
コートのいらない生活。
いいよなぁ…
さてこの本の主人公、上原二郎は中野区から西表島へ…
「誰もが歩む人生に、たいした価値があるととは思えないので
東京での生活を終わりにします」
という母のこのことばと共に。
中野区は私の育った街。
街の描写がリアルですごく嬉しかった。
中野にいた頃の二郎の父は
ダメなおやじだなぁ…
って印象だけだった。
こんな人が自分の父親だったら最悪!
それしか思えなかった。
むちゃくちゃなことばっかり言うし
今流行り(?)の教師泣かせ…
モンスターペアレンツって感じ。
急に沖縄に行くと言った時も突拍子もなく不快な印象。
でも西表島に移住してから急に父がキラキラしてきた。
水を得た魚のように…
なんかこのオヤジいいじゃん…
そう思えてしまった。
一応、筋通ってるじゃん。
カッコいいじゃん。
そして沖縄…やっぱりいいじゃん!
狭いところから飛び出して急に自由になったような爽快感を味わえる小説です。
ただ…これが映画化されたのですが映像にしてしまうとうそ臭くなりそうで
映画の方は観たいとは思いません。
ぜひ、小説の方で想像力を膨らませて読んで欲しいです。
タナ
| 05/17 11:06
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